2021/07/31 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
いつも通り重賞競走から振り返りましょう。
日曜日に新潟競馬の開幕週を飾る直線1000mの重賞競走、アイビスサマーダッシュ[G3]が行われました。
今年は人気が割れ1番人気でも4倍台という混戦模様、1番人気に支持されたのは軽量51キロの3歳牝馬オールアットワンスでした。
注目のスタートは比較的揃っていましたが、うま泉が本命馬にしたモルトライゼは躓きながらのスタート、すぐさま体勢を立て直して先行争いに加わっていきます。
ハナを奪いにいったのは直線1000mを得意としている2番人気のライオンボス、これに5番人気にロードエースも付いていきます。
17頭が外ラチへ向かって中で、1枠1番のバカラクイーンは内ラチに進路を取りレースを進めます。
斜めに走るのはコースロスになるということで、内ラチ沿いを走る奇襲攻撃にでました。
外ラチに集結した17頭は一団となって進んでいましたが、うま泉の本命馬モルトライゼは残り400mで鞍上が手を動かす苦しい展開になりました。
残り200mで抜け出したのは逃げたライオンボスと、3番手で仕掛けを待っていった1番人気のオールアットワンスでした。
残り200mの追い比べを制したのは1番人気の14番オールアットワンスで、ライオンボスは昨年に続き2着となりました。
3着はスタートから内ラチぴったりの奇襲作戦に出た14番人気の1番バカラクイーン、3着に粘り込み、三連単22万340円の立役者となりました。
人気サイドで決着することが多いアイビスサマーダッシュですが、今年は3連単で20万超えの決着となりました。
直線1000mの競馬で、今までは内枠の馬も外ラチまで寄っていく競馬が多かったのですが、今年はバカラクイーンのように奇襲を仕掛ける馬が増えるかもしれません。
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今週は夏の牝馬の戦いクイーンステークスを予想していきます。
夏の北海道シリーズで新馬をデビューさせる名門厩舎も多く、函館・札幌で行われるクイーンステークスにも有力牝馬多く出走してきます。
秋に向けて勢いをつけるのはどの馬か、注目していきたいと思います。
出走予定馬から確認しましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アラスカ | 牝5歳 | 55.0 | 萩原清 |
イカット | 牝4歳 | 55.0 | 上村洋行 |
ウインマイティー | 牝4歳 | 55.0 | 五十嵐忠男 |
クラヴァシュドール | 牝4歳 | 55.0 | 中内田充正 |
サトノセシル | 牝5歳 | 55.0 | 堀宜行 |
シャムロックヒル | 牝4歳 | 55.0 | 佐々木晶三 |
シゲルピンクダイヤ | 牝5歳 | 55.0 | 渡辺薫彦 |
テルツェット | 牝4歳 | 55.0 | 和田正一郎 |
ドナアトラエンテ | 牝5歳 | 55.0 | 国枝栄 |
フェアリーポルカ | 牝5歳 | 56.0 | 西村真幸 |
マイエンフェルト | 牝5歳 | 55.0 | 杉山佳明 |
マジックキャッスル | 牝4歳 | 56.0 | 国枝栄 |
ラキ | 牝4歳 | 55.0 | 小崎憲 |
ルビーカサブランカ | 牝4歳 | 55.0 | 須貝尚介 |
ローザノワール | 牝5歳 | 55.0 | 西園正都 |
昨年は11番人気のレッドアネモスが中団から差し切り、三連単は10万超えの高配当決着となりました。
過去10年で1番人気が5勝と人気馬が力を見せる反面、10番人気以下の馬も4頭絡んでいて、一筋縄ではいきません。
またこの時期は条件戦からの上り馬も多く、力関係の比較が難しくなります。
夏の牝馬戦ですので能力比較も大事ですが、各馬の体調面ももしっかりと把握していかないと、仕留めるのに苦労するかもしれません。
夏競馬も佳境を迎えてきました。
今年は開催日程が異なるので、北海道シリーズも来週まで函館競馬場でレースが行われ、8月14日から札幌競馬場へ移ります。
クイーンステークスも通常は札幌競馬場で行われますが、今年は函館競馬場で行われるので注意が必要です。
前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ヴィクトリアM | 3-4-4-12 | 13.0% | 30.4% | 47.8% |
マーメイドS | 2-2-2-18 | 8.3% | 16.7% | 25.0% |
オークス | 1-0-1-7 | 11.1% | 11.1% | 22.2% |
NHKマイル | 1-0-0-0 | 100% | 100% | 100% |
今回記載しているデータは、2013年に函館競馬場で行われたクイーンステークスを含む、過去10年間のデータです。
過去9年間は札幌競馬場で開催されているデータですので、お間違いのないようにお願いします。
前走レースのデータを見ると、前走で重賞競走やG1競走を使っていた馬が好成績を残しています。
前走が条件戦で勝ったのは、2011年のアヴェンチュラの1頭だけで、前走で1600万下(3勝クラス)を勝ち、連勝でクイーンステークスを制しました。
言い換えれば2012年以降の9年間は、前走で重賞競走を使っていた馬が勝利しているので、上り馬よりは重賞実績のある馬を中心に考える方が良いと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 5-2-2-1 | 50.0% | 70.0% | 90.0% |
2番人気 | 2-0-1-7 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
3番人気 | 0-0-2-8 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
4番人気 | 0-2-2-6 | 0.0% | 20.0% | 40.0% |
5番人気 | 0-1-0-9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
6番~9番人気 | 2-3-2-32 | 5.1% | 12.8% | 17.9% |
10番人気以下 | 1-2-1-32 | 2.8% | 8.3% | 11.1% |
上記の表は過去10年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。
過去10年間で1番人気が5勝、2着2回、3着2回と馬券から外れたのは2017年の1回だけです。
必ずといって良いほど馬券に絡んでくるので、1番人気だからといって敬遠するのは危険です。
今年は1番人気がどの馬になるか分かりませんが、これだけ成績が良いのであれば三連複やワイドの軸馬として、馬券を組み立てていっても良いと思います。
1番人気の馬は確かに強いのですが、2番人気以下の馬を見てみると、1番人気ほど好成績という訳ではありません。
1番人気の強さだけが別格で、それ以外は人気をきにせず狙ってみる方が良いと思います。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3歳 | 3-0-1-10 | 21.4% | 21.4% | 28.6% |
4歳 | 4-5-3-29 | 9.8% | 22.0% | 29.3% |
5歳 | 1-5-6-33 | 2.2% | 13.3% | 26.7% |
6歳 | 2-0-0-22 | 8.3% | 8.3% | 8.3% |
7歳以上 | 0-0-0-1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上記の表は過去10年間に出走した馬の年齢と成績をまとめたものです。
データをみると、3歳、4歳といった若い世代の活躍が目立ちます。
特に勝ち馬という部分では、2011年のアヴェンチュラ(1番人気)、2012年のアイムユアーズ(1番人気)、2017年のアエロリット(2番人気)と3頭の勝ち馬を輩出しており、勝率も21.4%と高い数値を残しています。
この時期の3歳馬は軽量で出走できるので、好結果に繋がっているのかもしれません。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 19-27-22-122 | 10.0% | 24.2% | 35.8% |
ステイゴールド | 17-11-10-81 | 14.3% | 23.5% | 31.9% |
ゴールドシップ | 2-1-5-8 | 12.5% | 18.8% | 50.0% |
上記のデータは過去10年間、函館競馬場の芝1800mで行われたレースに出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
ローカル競馬場でもディープインパクト産駒の強さは目立つのですが、うま泉が注目しているのはゴールドシップ産駒です。
産駒の頭数が少ないので、勝ち馬の数ではディープインパクトに及びませんが、勝率、複勝率ではディープインパクトを上回る成績を残しています。
ゴールドシップ産駒というと長距離血統というイメージですが、スタミナがあるので長く良い脚が使えるタイプが多く、小回りコースの競馬場では、先行するとなかなかバテないという傾向が見受けられます。
複勝率が50%と馬券に絡む可能性が高いので、出走していたら人気をきにせず、狙ってみる価値はあると思います。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
今年のクイーンステークスは函館競馬場で行われるので、函館競馬場のコースに合った馬にも注目する必要があると思います。
函館競馬場の芝コースは洋芝が使われており、洋芝は野芝より耐久性は見劣る品種で、開催後半になると馬場の傷みが進行して、時計の掛かるコンディションになっていきます。
7月3日からスタートした函館開催も、今週の日曜日で10日目となります。
内側の芝の痛みが進行して、外差しの競馬になっているかもしれないので、土曜日や日曜日の午前中のレースをみて、芝の傷み具合を確認した方が良いでしょう。
函館コースは小回りコースですが、平坦の札幌コースとは違って高低差が3.5メートルあります。
平坦なコースとは違って起伏があるので、スピード重視の馬よりもタフな馬場を苦にしないパワータイプの馬が活躍するので注意が必要です。
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■本命馬⇒マジックキャッスル
■穴馬⇒フェアリーポルカ
■対抗馬⇒クラヴァシュドール
◎⑥マジックキャッスル
○①クラヴァシュドール
▲⑤ドナアトラエンテ
△⑫シゲルピンクダイヤ
△⑨テルツェット
△⑩サトノセシル
△⑪シャムロックヒル
☆③フェアリーポルカ
3連単フォーメーション
1着馬:⑥
2着馬:①⑤③⑫
3着馬:①⑤③⑫⑨⑩⑪
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:①⑤
2着馬:⑥
3着馬:①⑤③⑫⑨⑩⑪
点数:12点
合計点数:36点
調教をみていると動きの良い馬が多いので、どの馬を軸にするか悩むけど、先行争いが厳しくなりそうなので、マジックキャッスルの末脚に期待して本命馬にしました。
前走はヴィクトリアマイルで3着と好走、充実期に入った感じのあるマジックキャッスルです。
2走前の阪神牝馬ステークス[G2]では、上り32.4秒という鬼脚を繰り出し2着に突っ込んできており、時計勝負になっても対応できると思います。
どんな展開になっても終いは確実の伸びてくるので、軸馬としては最適だと思っています。
最後方まで下げてしまうと、届かなくなる危険性が出てきますが、中団でレースの流れに乗れれば、差し切れると思うので期待しています。
逆転候補の対抗馬は好枠を引いたクラヴァシュドールです。
阪神JF[G1]で3着、桜花賞[G1]で4着と重賞を勝つだけの力は備わっていると思います。
1週前の坂路調教、函館入りしての最終追い切りと凄く良い動きをしていたので、内々を上手く回ってくれば逆転が可能だと思います。
もう1頭の対抗馬は勢いのあるドナアトラエンテです。
デビューしてから馬券圏外になったのは、2走前の福島牝馬ステークス[G3]の1度だけで、まだまだ底を見せてない感じがします。
北海道への輸送が気になる所でしたが、最終調教も動いていたので調子は良さそうです。
休み明けも苦にしないタイプなので注目しています。