2025/09/13 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉教授です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
今週は競馬は土、日、月の三日間開催、日曜日の阪神競馬場は秋華賞トライアルのローズステークスが行われます。
ひと夏を越えて力関係がどう変わったのか、春の力関係が維持されているのか、それとも新しいヒロインが現れるのか注目の重賞競走です。
ローズステークスは阪神競馬場の外回り、芝1800mで行われます。
2コーナーのポケット付近からスタートし、大きな外回りコースを回ってゴールとなるワンターンの競走です。
阪神競馬場はゴール前に急坂があり、ゴール前の逆転劇が起こりやすく、スピードだけでなくスタミナやパワーが必要な競馬場です。
今週もデータと血統から勝ち馬を導いていきますので、最後までお付き合いいただければと思います。
昨年のローズステークス、血統やデータ、予想などはこちらをご覧ください。
まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アイサンサン | 牝3歳 | 55 | 佐々木晶三 |
ウィルサヴァイブ | 牝3歳 | 55 | 須貝尚介 |
ヴーレヴー | 牝3歳 | 55 | 武幸四郎 |
エリーナストーム | 牝3歳 | 55 | 鹿戸雄一 |
カムニャック | 牝3歳 | 55 | 友道康夫 |
コンドゥイア | 牝3歳 | 55 | 井上智史 |
ジェルブロア | 牝3歳 | 55 | 矢作芳人 |
セナスタイル | 牝3歳 | 55 | 安田翔伍 |
タイセイプランセス | 牝3歳 | 55 | 池上昌和 |
タガノアビー | 牝3歳 | 55 | 千田輝彦 |
ダンツエラン | 牝3歳 | 55 | 本田優 |
チェルビアット | 牝3歳 | 55 | 高野友和 |
テレサ | 牝3歳 | 55 | 杉山晴紀 |
パラディレーヌ | 牝3歳 | 55 | 千田輝彦 |
ビップデイジー | 牝3歳 | 55 | 松下武士 |
フェアリーライク | 牝3歳 | 55 | 笹田和秀 |
マトラコーニッシュ | 牝3歳 | 55 | 池添学 |
ミッキージュエリー | 牝3歳 | 55 | 中内田充正 |
ミッキーマドンナ | 牝3歳 | 55 | 堀宜行 |
ランフォーヴァウ | 牝3歳 | 55 | 福永祐一 |
ルージュソリテール | 牝3歳 | 55 | 藤原英昭 |
昨年は中団から2番人気のクイーンズウォークが、上り33秒5の末脚で差し切り、クイーンカップに続く、重賞2勝目のゴールとなりました。
2着には3番手から粘り込だ7番人気のチェレスタが入り、3着には逃げた11番人気のセキトバイーストが入り、三連単は19万超えの高額万馬券での決着となりました。
前半1000m通過が1分0秒3の平均ペース、後半4ハロンは11秒台のラップが続きますが、稍重の馬場が味方したのか、全体的には前残りの競馬となりました。
昨年は中京競馬場の芝2000mで行われましたが、今年は阪神競馬場の芝1800m、ワンターンの競馬でぺーズも変わってくると思うので、昨年の展開は度外視してもいいかもしれません。
前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
オークス | 6-2-3-35 | 13.0% | 17.4% | 23.9% |
フローラスS | 0-1-0-2 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
1勝クラス | 1-3-1-10 | 6.7% | 26.7% | 33.3% |
上記のデータは過去10年間の前走レースと成績をまとめたものです。
データを見ると過去10年間でオークス組が6勝と半分以上勝っており、2着2回、3着3回と複勝率も23.9%と高い数値を残しています。
これに続くのが、前走1勝クラスを使っていた組で、過去10年間で1勝しかしていませんが、複勝率では33.3%とオークス組よりも好成績を残しています。
今年の出走メンバーを見て、春の実績馬が強いのか、それとも上り馬に魅力があるのか、検討する必要がありそうです。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 3-2-1-4 | 30.0% | 50.0% | 60.0% |
2番人気 | 1-2-2-5 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
3番人気 | 1-0-1-8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
4番人気 | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
5番人気 | 1-0-1-8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
6番~9番人気 | 3-3-2-32 | 7.5% | 15.0% | 20.0% |
10番人気以下 | 0-3-3-63 | 0.0% | 4.3% | 8.7% |
上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。
データを見ると1番人気は過去10年間で3勝、2着2回、3着1回と複勝率も60%と高い成績を残しており、2番人気も複勝率50%と好成績です。
しかし3番人気以下になると、複勝率も20%以下に落ちてしまい、信頼できるのは2番人気までということがいえると思います。
また過去10年間で馬券圏内(3着以内)に好走した30頭をみると、半数に近い14頭が6番人気以下ということが分かると思います。
馬券的な観点からみると、軸馬は上位人気の馬で良いと思いますが、2着、3着は積極的に穴馬を狙ってみた方が好結果に繋がるような気がします。
単勝オッズ | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1.0倍~2.9倍 | 3-2-0-2 | 42.9% | 71.4% | 71.4% |
3.0倍~4.9倍 | 1-2-2-5 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
5.0倍~9.9倍 | 3-0-2-19 | 12.5% | 12.5% | 20.8% |
10.0倍~19.9倍 | 1-1-2-17 | 4.8% | 9.5% | 19.0% |
20.0倍~49.9倍 | 2-3-1-33 | 5.1% | 12.8% | 15.4% |
50倍以上 | 0-2-3-53 | 0.0% | 3.4% | 8.6% |
上記のデータは過去10年間の単勝オッズと成績をまとめたものです。
複勝率を見ると単勝オッズ4.9倍以下の馬は50%と高いのに対し、単勝オッズが5倍以上になると20.8%以下と極端に下がってしまい、単勝オッズ5倍を境に大きな数値の開きを感じます。
当然ですが人気が落ちるほど数値が下がるのはしょうがないことですが、20%以上の差はさすがに大きく感じます。
先ほど人気のデータのところで、1番人気、2番人気の馬は複勝率が50%以上で好成績とお伝えしましたが、単勝オッズが4.9倍以下ならさらに信頼度が増すと考えていいと思います。
また穴馬を探す時は、データを見る限りオッズに拘る必要はないとないと思います。
単勝オッズ10倍以上の馬であれば、複勝利はそれほど変わりないので、買う材料が揃っている馬なら、思い切った穴狙いも有効だと思います。
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 1-1-0-13 | 6.7% | 13.3% | 13.3% |
2枠 | 1-0-1-16 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
3枠 | 0-3-2-14 | 0.0% | 15.8% | 26.3% |
4枠 | 2-2-1-14 | 10.5% | 21.1% | 26.3% |
5枠 | 1-1-1-17 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
6枠 | 2-0-3-19 | 10.0% | 10.0% | 25.0% |
7枠 | 2-1-2-18 | 8.7% | 13.0% | 21.7% |
8枠 | 1-2-0-22 | 4.0% | 12.0% | 12.0% |
上記のデータは過去10年間の枠番と成績をまとめたものです。
データをみると、どの枠も複勝率が10%以上出ていて、枠順による有利不利はないようにも感じます。
レース概要でお伝えしたように、阪神競馬場の芝1800mはワンターンの競走なので、コースロスということだけ考えれば、外枠でもそれほど大きなロスにはならないのかもしれません。
うま泉教授の見立てだと、3枠、4枠の中枠に注目、この枠だと外枠ほどコースロスもなく、前が詰まったり内側で窮屈な競馬になることも少ないので、理想はこの辺りの枠かと思います。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 0-3-1-6 | 0.0% | 30.0% | 40.0% |
先行 | 3-2-3-40 | 6.3% | 10.4% | 16.7% |
差し | 4-2-2-38 | 8.7% | 13.0% | 17.4% | 追い込み | 3-3-4-45 | 5.5% | 10.9% | 18.2% |
上記のデータは過去10年間の脚質と成績をまとめたものです。
脚質はスタートしてから1コーナーまでの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
過去10年間で逃げた馬は1度も勝てていませんが、2016年のクロコスミア(11番人気)、2017年のカワキタエンカ(6番人気)、2021年のエイシンヒテン(12番人気)など3頭の馬が連対しています。
2着に粘り込んだ馬はどの馬も人気薄の穴馬であることからも、馬券的な妙味は思い切ってハナを切った逃げ馬が狙い目になると思います。
上手く立ち回ろうとして2番手に控えるよりも、思いっきりの良さが好結果に繋がるようです。
騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
川田将雅 | 4-0-1-4 | 44.4% | 44.4% | 55.6% |
C・ルメール | 2-2-0-6 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
池添謙一 | 1-1-1-6 | 11.1% | 22.2% | 33.3% |
和田竜二 | 1-0-1-7 | 11.1% | 11.1% | 22.2% |
武豊 | 0-0-2-5 | 0.0% | 0.0% | 28.6% |
上記のデータは過去10年間の騎手と成績をまとめたものです。
データを見ると川田将雅騎手が過去10年間で4勝と勝ち星では一歩抜けた感じになっています。
複勝率を見ると55.6%で川田将雅騎手、川田騎手が手綱をとる馬はどんな人気馬でも注目する必要があると思います。
その他ではルメール騎手、池添謙一騎手、和田騎手、武豊騎手がローズステークスを得意にしており、騎手で買うならこの4人も注目です。
川田将雅騎手が挙げている4勝は全て中内田厩舎の馬、今年は友道康夫厩舎のカムニャックとコンビなので、データには当てはまりませんが、それでも注目した方が良いと思います。
調教師・厩舎 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
中内田充正厩舎 | 4-0-0-3 | 57.1% | 57.1% | 57.1% |
池添学厩舎 | 1-1-0-1 | 33.3% | 66.7% | 66.7% |
上記のデータは過去10年間の調教師と成績をまとめたものです。
データをみると中内田充正厩舎が、2019年のダノンファンタジー(1番人気)、2020年のリアアメリア(3番人気)、2022年のアートハウス(1番人気)、昨年のクイーンズウォークで4勝しています。
騎手データでお伝えしましたが、上記の4勝は中内田充正厩舎と川田将雅騎手のコンビでの4勝、今年の中内田充正厩舎の馬には岩田望来騎手が騎乗しますが注目する必要があると思います。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 5-4-2-21 | 15.6% | 28.1% | 34.4% |
キングカメハメハ | 1-0-2-4 | 14.3% | 14.3% | 42.9% |
キズナ | 1-0-1-11 | 7.7% | 7.7% | 15.4% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
データを見るとディープインパクト産駒が過去10年間で5勝と圧倒的な数値を残しています。
その他の数値をみても、2着4回、3着2回、複勝率も34.4%、過去10年間で32頭出走していますが、この数値はかなり高い数値なので、ディープインパクト産駒がいたら、馬券の抑えには必ず入れるようにした方がいいかもしれません。
その他ではキングカメハメハ産駒、阪神コースはゴール前に急坂があるタフなコースなので、芝で実績のあるパワー型のスタミナタイプの種牡馬は穴馬として要注意です。夏競馬でもコンスタントに的中していた横綱ダービーの勢いは秋競馬になっても止まらないね♪
横綱ダービー(https://yokodabi.jp/)
【9/6~7結果】
3連複 2-6-11 ⇒8,080円 的中!
ワイド 4-8 ⇒12,500円 的中!
3連複 3-7-14 ⇒8,480円 的中!
いつも通りのスタイルで人気馬を軸にどっしりと腰を据えた予想をする横綱ダービーは本当に安定した的中を出してくれます♪
土曜日の3歳未勝利戦は1人気のセイルロケットを中心に人気順に相手を推奨!1000m戦ってスピードだけが重要で、この時期まで勝ち上がれていない馬の力関係ってそのまま着順に現れやすく、近走好走馬で固めた予想が見事にハマっています!
ワイド馬券は上位人気のみで決着したレースをたったの1点で的中しているように少ない点数でも的中率を落とさないのは予想精度の高さが素晴らしいからだよ♪
セントウルSを3連複のフォーメーションでしっかりと的中を果たして好調をうかがえる予想のデキだったと思います!
横綱ダービーの無料予想を皆も堪能してみてね~♪
■本命馬⇒カムニャック
■穴馬⇒タガノアビー
■対抗馬⇒チェルビアット
◎⑪カムニャック
○⑧チェルビアット
▲⑤パラディレーヌ
△⑦ミッキージュエリー
△①ルージュソリテール
△⑩テレサ
△②ミッキーマドンナ
☆⑨タガノアビー
◆3連複フォーメーション
1頭目:⑪
2頭目:⑧⑨
3頭目:⑧⑨⑤⑦①⑩②
合計点数:11点
◆3連単フォーメーション
1着馬:⑪
2着馬:⑧⑨⑤⑦
3着馬:⑧⑨⑤⑦①⑩②
点数:24点
◆3連単フォーメーション
1着馬:⑧⑨
2着馬:⑪
3着馬:⑧⑨⑤⑦①⑩②
点数:12点
合計点数:36点
本命馬はカムニャックです。
過去5戦して3勝していますが、その3勝は全て芝2000m以上のレース、マイル戦のようにスピードが重視されるレースよりも、スタミナを問われる中長距離の方が好走するようです。
今回は芝1800mとオークスよりも600mも距離を短縮しますが、阪神競馬場の芝1800mは、スタートして500m以上の直線を走ってから外回りコースにはいるので、ゆったりとしたペースになりやすいので、この馬には合っていると思います。
またデータ的にみても、G1実績のある馬の方が好走率が高く、ハンデ55キロも背負い慣れているので安定感が増しますし、素直にオークス馬の実力を信じて本命馬にしました。
逆転候補の1頭目はチェルビアット、桜花賞6着の後はオークスへは向かわずNHKマイルカップに出走して3着、スピードの能力が高いことは証明済み、ペースが落ち着きやすい外回りコースの芝1800mなら、200mの距離延長も持つとみて逆転候補の1番手にしました。
もう1頭は穴馬に挙げたタガノアビー、持ち味は直線での強烈な末脚、オークスで見せた末脚はまさに鬼脚、阪神競馬場はタフなコースなので、ゴール前の急坂で他馬が止まるような、一気にまとめて差し切る力を持っているので、逆転候補に抜擢しました。