2022/08/22 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、関屋記念[G3]、小倉記念[G3]のレース回顧はこちらをご覧ください。
今週は夏の大一番、真夏のG1競走ともいわれる札幌記念[G2]が、札幌競馬場の芝2000mで行われます。
今年もG1競走3勝のソダシを始め、海外でG1を制したグローリーヴェイズやパンサラッサが参戦、札幌記念を制して秋のG1競走へ弾みをつける馬はどの馬か注目です。
10年間のデータをもとに札幌記念の傾向を探っていきましょう。
今年の札幌記念、うま泉はこの馬に注目しています!
札幌記念はG1競走2勝のこの馬から狙います。
ここでお知らせです!
私、うま泉教授がツイッターを初めました。
今週の北九州記念[G3]の予想は、ツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
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まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アイスバブル | 牡7歳 | 57 | 池江泰寿 |
アラタ | 牡5歳 | 57 | 和田勇介 |
アンティシペイト | 牡5歳 | 57 | 国枝栄 |
ウインマリリン | 牝5歳 | 55 | 手塚貴久 |
グローリーヴェイズ | 牡7歳 | 57 | 尾関知人 |
ケイデンスコール | 牡6歳 | 57 | 安田隆行 |
サトノクロニクル | 牡8歳 | 57 | 池江泰寿 |
ジャックドール | 牡4歳 | 57 | 藤岡健一 |
ソダシ | 牝4歳 | 55 | 須貝尚介 |
ハヤヤッコ | 牡6歳 | 57 | 国枝栄 |
パンサラッサ | 牡5歳 | 57 | 矢作芳人 |
フィオリキアリ | 牝5歳 | 55 | 清水久詞 |
フォワードアゲン | セ5歳 | 57 | 中野栄治 |
マカヒキ | 牡9歳 | 57 | 友道康夫 |
ユーバーレーベン | 牝4歳 | 55 | 手塚貴久 |
ユニコーンライオン | 牡6歳 | 57 | 矢作芳人 |
レッドガラン | 牡7歳 | 57 | 安田隆行 |
今週は札幌競馬場で札幌記念[G3]が行われます。
昨年は2番人気のソダシが大外枠8番枠から逃げ切り、2着にも牝馬のラヴズオンリーユーが入り、牝馬が1、2着を独占しました。
今年も連覇を狙うソダシを筆頭に、牝馬が4頭登録しているので注目です。
過去のデータから札幌記念の傾向を探っていきましょう。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 0-5-3-2 | 0.0% | 50.0% | 80.0% |
2番人気 | 5-0-1-4 | 50.0% | 50.0% | 60.0% |
3番人気 | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
4番人気 | 1-1-3-5 | 10.0% | 10.0% | 50.0% |
5番人気 | 2-0-0-8 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
6番~9番人気 | 1-3-2-34 | 2.5% | 10.0% | 15.0% |
10番人気以下 | 0-1-1-51 | 0.0% | 1.9% | 3.8% |
今回記載しているデータは、過去10年間の札幌記念のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。
G1級の馬が揃う札幌記念ですが、過去10年で1頭も勝ち馬が出ていないという不思議な現象が起きています。
しかし2着には5頭、3着には3頭入っており複勝率は80%と非常に高いので、力的に及ばないのではないということではないことが分かります。
馬単や三連単で勝負するなら、しっかりと裏も抑える方が良いと思います。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3歳 | 2-0-1-8 | 18.2% | 18.2% | 27.3% |
4歳 | 3-0-3-26 | 9.4% | 9.4% | 18.8% |
5歳 | 2-6-4-30 | 4.8% | 19.0% | 28.6% |
6歳 | 3-2-1-24 | 10.0% | 16.7% | 20.0% |
7歳以上 | 0-2-1-25 | 0.0% | 7.1% | 10.7% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の年齢と成績をまとめたものです。
データを見ると3歳馬の活躍が目立ちますが、今年は3歳馬の出走馬がいないので、気にしなくて良いと思います。
4歳馬が強いと思っていたのですが、データをみると複勝率では6歳馬がトップで、勝率では出走してない3歳馬を除くと6歳馬がトップになっています。
勢いのある3歳、4歳よりも、5歳馬や6歳馬の方が馬券に絡みやすいということは、覚えておいた方が良いと思います。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 3-1-0-6 | 30.0% | 40.0% | 40.0% |
先行 | 3-4-5-36 | 6.3% | 14.6% | 25.0% |
差し | 4-3-3-35 | 8.9% | 15.6% | 24.4% |
追い込み | 0-2-2-35 | 0.0% | 5.1% | 10.3% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
データをみるとローカル競馬場らしく、4コーナーで先頭に立っている逃げ馬・先行馬が好成績を残しています。
ただ注意したいのは差し馬が思っていたよりも好成績を残していて、勝率や複勝率を比較しても先行馬と同じような数値を残しています。
先行馬が競り合ってペースが上がった場合は、差し馬の出番となるので、馬券的にもしっかりフォローした方が良いと思います。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 3-3-1-11 | 16.7% | 33.3% | 38.9% |
ハービンジャー | 2-1-2-5 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
キングカメハメハ | 1-2-1-12 | 6.3% | 18.8% | 25.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
データをみるとハービンジャー産駒が一番良い成績を残していますが、今年は出走馬がいないので、これはスルーして良いでしょう。
うま泉が注目しているのディープインパクト産駒です。
札幌競馬も開催が進めば内の馬場が痛んで、外差しが優位になってきますが、2開催の半ばに行われる札幌記念は馬場状態も良いので、週末に雨が降らなければ瞬発力に優れた産駒が優位になると思っています。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
今年も好メンバーが揃った札幌記念、秋のG1競走でも人気を背負うような馬もいるので、今後のG1戦線を見極めていく上でも重要な1戦といえるでしょう。
データ面でもお伝えしたように、逃げ馬・先行馬が馬券に絡みやすいので注目していますが、今年は先行馬が多いのでペース次第では差し馬の台頭も考えられます。
どの馬が主導権を握り隊列はどうなるのか、1000mの通過タイムやペースなどを推測しないと、馬券を獲るのが難しいレースだと思います。
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【8/13結果】
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人気的には5人気以内で決着しているし大荒れしているわけではないんだけど、ワイドって基本的に上位人気と人気薄や上位人気同士の組み合わせで買う人が多くて、中穴同士のオッズって一気に跳ね上がりやすいんだよね!
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■本命馬⇒グローリーヴェイズ
■穴馬⇒ユーバーレーベン
■対抗馬⇒ジャックドール
◎⑥グローリーヴェイズ
○④ジャックドール
▲⑩ソダシ
△⑯アンティシペイト
△⑫アラタ
△③パンサラッサ
△⑨ウインマリリン
☆⑭ユーバーレーベン
3連単フォーメーション
1着馬:⑥
2着馬:④⑭⑩⑯
3着馬:④⑭⑩⑯⑫③⑨
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:④⑭
2着馬:⑥
3着馬:④⑭⑩⑯⑫③⑨
点数:12点
合計点数:36点
グローリーヴェイズが本命馬です。
今年の札幌記念は逃げ馬対決(パンサラッサ vs ジャックドール)、白毛対決(ソダシ vs ハヤヤッコ)と話題豊富、人気も土曜日終了時点で1番人気がソダシ、2番人気パンサラッサ、3番人気ジャックドールと話題の馬が人気を背負っています。
レース展開を考えても小回りの札幌競馬場、パンサラッサの大逃げにジャックドールとソダシが付いていき、そのまま決着しそうですがうま泉は違った展開を考えています。
前走の宝塚記念でスタート直後に挟まれ、それでも強引にハナをきったパンサラッサ、今回も譲らず逃げることは明らかだと思います。
スタートからのテンの速さならジャックドールの方が速いので、今回もパンサラッサは内から出して出して先手を取りにいくような感じになると思っています。
また競り合いたくないジャックドールは、2番手からの競馬になると思うのですが、前を常に射程距離圏内にいれながら、後続の仕掛けを待つので仕掛けが非常にシビアになると思います。
またこの2頭に対して、外からソダシ、さらにウインマリリンにユニコーンライオンなどの先行馬もいるので、力があっても前に行った馬だけで決着するという予想は、オッズ的にも妙味が少ないと思っています。
本命馬はグローリーヴェイズ、国内重賞の日経新春杯、京都大賞典は芝2400m、海外G1の香港ヴァーズも芝2400mと距離が少し短いように感じますが、レースがハイペースで流れるなら、直線は瞬発力よりも持久力が問われるゴール前になるので、長く良い脚が使えるグローリーヴェイズにチャンスがあると思います。
また最初に話したようにグローリーヴェイズは差し馬なので、先行争いを横目で見ながら折り合いを付ければ、直線で好勝負になると思って本命馬にしました。
逆転候補の1頭目はジャックドール、当初はジャックドールを本命馬に考えていましたが、先行争いに巻き込まれてしまうので、能力はこの中で1番だと思っていますが、馬券的には逆転候補の対抗馬にしました。
もう1頭はユーバーレーベン、走ったり走らなかったりとムラのある馬ですが、前走のドバイで本命馬に先着しているので、展開が向けばココでも逆転可能とみて対抗馬に抜擢しました。
今週は札幌と新潟競馬場で重賞競走が行われました。
日曜日に札幌競馬場で行われたのは、夏場唯一のG2競走、札幌記念[G2]が行われました。
1番人気に支持されたのはG1競走2勝、昨年の覇者ソダシが単勝オッズ3.3倍の1番人気でした。
レースは好スタートをきったユニコーンライオンが、外から一気に先手を奪いに行きますが、内からパンサラッサが譲らず、コーナーワークで2番人気のパンサラッサが主導権を握りました。
1000m通過が59.5秒、ジャックドールが大逃げすると思ったので、ペースは速いですが、速くなったり遅くなったりと乱れなかったので、先行馬にとっては付いて行きやすいペースでした。
4コーナーから4番手を追走していたジャックドールが、逃げるパンサラッサを追いかけ、その外を1番人気のソダシ、内からウインマリリン、後方からアラタ、グローリーヴェイズ、アンティシペイトが追い込んできます。
残り200mで3番人気の4番ジャックドールが逃げるパンサラッサ捉え先頭、内からウインマリリン、外からアラタが差を詰めてきますが、そのまま先頭でゴール板を通過しました。
2着には逃げた2番人気のパンサラッサ、3着は内から伸びてきた5番人気のウインマリリンが入り、三連単は万馬券での決着となりました。
うま泉が本命馬にしたグローリーヴェイズは6着、もっとペースが乱れると思っていたのですが、先行馬が競らずに落ち着いてしまったのが残念でした。
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うま泉教授はツイッターを公開しています。
次週のキーンランドカップ[G3]の予想はツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
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小倉では秋のスプリンターズステークス[G1]に繋がる重賞競走、北九州記念[G3]が行われました。
1番人気に支持されたのは、前走の函館スプリントステークス[G3]を強い勝ち方したナムラクレア、単勝オッズ2.1倍の1番人気でした。
レースは大方の予想通り2番人気のテイエムスパーダと7番人気のシンシティが競り合う形で先行していきました。
前半600mの通過が32.8秒、テイエムスパーダにとっては前走のCBCよりも1秒遅い入りとなりました。
残り400mでシンシティが苦しくなり、直線ではテイエムスパーダが先頭、内からボンボヤージとアネゴハダ、外からメイショウチタンやフレッチアが追いこんできます。
残り200mでテイエムスパーダが苦しくなり、内からアネゴハダにボンボヤージ、更に最内を突いてタイセイビジョンが伸びてきます。
ゴール前で16番人気の1番ボンボヤージが抜け出し、そのまま後続の追撃を押さえ、1着でゴール板を通過しました。
2着には最内を突っ込んで3番人気のタイセイビジョン、3着は中を割ってきた1番人気のナムラクレアが入り、三連単は49万超えの特大万馬券での決着となりました。
うま泉が本命馬にしたナムラクレアは3着、土曜日の雨で内の馬場が痛んでいたので、直線で外に出したら前が詰まってしまい、強引に中を割ってきたんですが3着が精一杯でした。