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うま泉教授の【エリザベス女王杯予想】2024 本命馬はシンリョクカです!

2024/11/09 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】

うま泉

こんにちわ、うま泉教授です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。

2024 エリザベス女王杯[G1]の概要!

今週から年末までノンストップで行われるG1競走、また今週は土日で4レースの重賞競走が組まれており、12月のG1競走へ向けて注目のレースが続きます。

日曜日の京都競馬場では、秋の最強牝馬決定戦エリザベス女王杯が行われます。

メンバーを見ると1強ムードが否めませんが、本当に1強なのかデータを基に分析していきたと思います。

京都競馬場の芝コースは、3コーナーから別れる内回りコースと外回りコースがあり、エリザベス女王杯は外回りコースで行われます。

京都競馬場の最大の特徴といえるのが、3コーナーにある小高い丘、淀の坂越えとよく言われるこの丘は、高低差が3mとあり、向こう正面の中ほどから上って、3コーナーから4コーナーに向けて下っていきます。

京都競馬場の芝コースはほぼ平坦のコースなのですが、3コーナーの丘がで京都競馬場のコースを難しくしており、この坂をどう上手く越えていくかが、各馬にとって大きな課題となります。

エリザベス女王杯は芝2200mの競走、スタート地点は正面スタンド前、ゴール板の400mぐらい手前からスタートします。

ココからのスタートだと観客の歓声が馬の耳にも届くので、気性の荒い馬にとってはこの位置からのスタートは少し厄介といえます。

気性が荒かったり、ゲートに難のある馬は、力があっても少し割り引く必要があるかもしれません。

今週もデータと血統から勝ち馬を導いていきますので、最後までお付き合いいただければと思います。

昨年のエリザベス女王杯、血統やデータ、予想などはこちらをご覧ください。

デイリー杯2歳ステークス[G2]、武蔵野ステークス[G3]、福島記念[G3]の予想はX(旧twitter)で公開!!

2024 エリザベス女王杯の出走表!

まずは出走表から、見ていきましょう。

第49回 エリザベス女王杯出馬表
馬名 性齢 負担重量 厩舎
エリカヴィータ 牝5歳 56 国枝栄
キミノナハマリア 牝4歳 56 千田輝彦
コスタボニータ 牝5歳 56 杉山佳明
コンクシェル 牝4歳 56 清水久詞
ゴールドエクリプス 牝5歳 56 大久保龍志
サリエラ 牝5歳 56 国枝栄
シランケド 牝4歳 56 杉浦充徳
シンティレーション 牝5歳 56 池上昌和
シンリョクカ 牝4歳 56 竹内正洋
スタニングローズ 牝5歳 56 高野友和
ハーパー 牝4歳 56 友道康夫
ピースオブザライフ 牝4歳 56 野中賢二
フェアエールング 牝4歳 56 和田正一郎
ホールネス 牝4歳 56 藤原英昭
モリアーナ 牝4歳 56 武藤義則
ライラック 牝5歳 56 相沢郁
ラヴェル 牝4歳 56 矢作芳人
ルージュリナージュ 牝5歳 56 宗像義忠
レガレイラ 牝3歳 54 木村哲也

昨年は3歳馬の1番人気のブレイディヴェーグが上り34秒4の末脚で差し切り、重賞初勝利がG1競走となりました。

2着には5番人気のルージュエヴァイユ、3着は3番人気のハーパーが入り、三連単は人気サイドの決着となりました。

ペースは1000m通過が1分1秒1スローペース、京都競馬場の直線が平坦ということもあり、上位を占めたのは後方からの差し馬よりも、先行馬も方が多い結果となりました。

今年のメンバーを見ても先行する馬が少ないので、昨年と同じような流れになる可能性が高く、人気を占めるレガレイラがどの位置で競馬をするのか注目です。

エリザベス女王杯の有力馬、レガレイラ!

レガレイラ(木村哲也厩舎)
レガレイラ
デビューは夏の北海道シリーズ、函館の芝1800mで快勝すると、3戦目に挑んだホープフルステークス[G1]で1番人気に支持され、見事のその期待に応え初重賞挑戦で初G1制覇となりました。
牝馬でありながら2歳チャンピオンとなったことで、春のクラシックは牝馬路線ではなく皐月賞[G1]へ参戦、後方から勢いよく追い込むも6着と敗北、続く日本ダービーも5着に敗れ、馬券圏内に好走することはできませんでした。
レガレイラの武器は鋭い瞬発力、過去4戦の重賞競走ではメンバー最速の上りをマークしており、皐月賞や日本ダービーといった牡馬相手でも最速だったことを考えれば、能力の高さが伺えると思います。
前走のローズステークス[G2]はメンバー最速の33秒1の末脚を使いながらも5着と敗北、伸びてくる末脚は確かなので、道中の位置取りが勝負の分かれ目になると思います。
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【ポイント①】データから紐解く、エリザベス女王杯!

古馬かあるいは3歳馬か!

前走レースと成績
前走レース 成績 勝率 連対率 複勝率
府中牝馬S 4-6-2-38 8.0% 20.0% 24.0%
オールカマー 3-1-0-13 17.6% 23.5% 23.5%
秋華賞 1-3-2-21 3.7% 14.8% 22.2%
札幌記念 1-1-1-1 25.0% 50.0% 75.0%

上記のデータは過去10年間の前走レースと成績をまとめたものです。

1ヶ月ぐらい前に3歳のG1競走、秋華賞が行われるので、イキの良い3歳馬が勢いに乗って参戦してくることが多く、エリザベス女王杯は牝馬の頂上決戦に相応しいレースになっています。

データを見ると、秋華賞をステップにエリザベス女王杯に挑んだ馬の複勝率が22.2%、結構高い数値と思いましたが、古馬の府中牝馬ステークス組やオールカマー組よりも低いことからも、3歳馬に注意する必要はありますが、中心は4歳以上の古馬と考えて良さそうです。

注意したいのは2020年のラッキーライラック(前走、札幌記念)のように強い古馬と戦ってきた馬は別路線組、牡馬いての重賞競走で好勝負いていれば、牝馬限定戦のG1でも好勝負できるので注意がひつようです。

距離延長組が好成績!

前走距離と成績
前走距離 成績 勝率 連対率 複勝率
距離延長 7-10-7-93 6.0% 14.5% 20.5%
同距離 3-1-1-26 9.7% 12.9% 16.1%
距離短縮 0-0-1-23 0.0% 0.0% 4.2%

上記のデータは過去10年間の前走レースと成績をまとめたものです。

データを見ると距離延長してきた馬が、過去10年間で7勝、2着10回、3着7回と好走しており、馬券圏内に好走した馬をみても30頭中24頭が距離延長組です。

前走データの情報と照らし合わせると分かると思いいますが、府中牝馬ステークス組、秋華賞組がこれにあたります。

エリザベス女王杯はスタミナに特化した馬よりも、スピードや瞬発力に優れた馬の方が好走しやすいということがいえると思います。

奇数人気の馬が強いエリザベス女王杯!

人気と成績
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 2-2-2-4 20.0% 40.0% 60.0%
2番人気 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
3番人気 4-0-3-3 40.0% 40.0% 70.0%
4番人気 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
5番人気 1-3-0-6 10.0% 40.0% 40.0%
6番~9番人気 1-4-2-33 2.5% 12.5% 17.5%
10番人気以下 1-2-0-79 1.2% 3.7% 3.7%

上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。

過去10年間で1番人気が勝利したのは、2020年のラッキーライラック(牝5歳)と昨年のブレイディヴェーグ(牝3歳)の2頭だけです。

ただ1番人気が弱いのかと言われると複勝率は60%と高く、勝てないものの馬券圏内には好走してくるので軸馬としては良いかもしれません。

これはたまたまだと思いますが、2番人気や4番人気といった偶数人気の馬が弱く、1番人気、3番人気、5番人気といった奇数人気の方が好走しやすいようです。

一番の注目ポイントは10番人気以下の穴馬、2021年にアカイイト(牝4歳)が10番人気で勝利、その他にも2頭が馬券圏内に突っ込んできています。

エリザベス女王杯は頭から荒れやすいということを念頭に、馬券を検討していった方が好結果に繋がるような気がします。

オッズは強さの判断基準にならない?

単勝オッズと成績
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 複勝率
1.0倍~2.9倍 1-0-1-2 25.0% 25.0% 50.0%
3.0倍~4.9倍 2-2-2-8 14.3% 28.6% 42.9%
5.0倍~9.9倍 5-0-4-17 19.2% 19.2% 34.6%
10.0倍~19.9倍 1-3-1-19 4.2% 16.7% 20.8%
20.0倍~49.9倍 0-4-1-26 0.0% 12.9% 16.1%
50倍以上 1-2-0-70 1.4% 4.1% 4.1%

上記のデータは過去10年間の単勝オッズと成績をまとめたものです。

人気のデータの所でもお伝えしたように、上位人気馬、2番人気、4番人気が不振ということもあり、オッズも全体的に分散傾向が強く出ていることが見てとれると思います。

他のG1競走のデータと見比べると、10.0倍~19.9倍、20.0倍~49.9倍といった穴馬の数値が、エリザベス女王杯は高くなっていると思います。

嫌でも伏兵馬が絡んでくるのがエリザベス女王杯、それくらいの気持ちで予想した方が、好結果に繋がるような気がします。

4歳馬、5歳馬が中心!

年齢と成績
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
3歳 2-3-3-26 5.9% 14.7% 23.5%
4歳 7-4-5-44 11.7% 18.3% 26.7%
5歳 1-3-1-56 1.6% 6.6% 8.2%
6歳 0-1-0-12 0.0% 7.7% 7.7%
7歳以上 0-0-0-4 0.0% 0.0% 0.0%

上記のデータは過去10年間の年齢と成績をまとめたものです。

データを見ると若い世代の活躍が目立ち、5歳馬以上になるとパーセンテージが極端に低くなるのは、それだけ3歳馬、4歳馬が強い証拠です。

3歳馬と4歳馬を比較すると、複勝率は共に20%を超えていて互角のように感じますが、勝ち馬を見てみると過去10年で3歳馬の2勝に対し、4歳馬は7勝と3倍以上の勝ち星を挙げています。

昨年勝ったブレイディヴェーグは3歳馬ですが、一昨年のジェラルディーナは4歳馬、また2021年に10番人気でアッといわせてアカイイトも4歳馬です。

基本的には4歳馬から軸馬を探し、見つからなかったら3歳馬という考え方が良いと思います。

480キロ以上の馬に注目!

馬体重と成績
馬体重 成績 勝率 連対率 複勝率
439kg以下 1-3-0-17 4.8% 19.0% 19.0%
440kg~459kg 1-4-5-34 2.3% 11.4% 22.7%
460kg~479kg 5-2-1-50 8.6% 12.1% 13.8%
480kg~499kg 0-2-3-31 0.0% 5.6% 13.9%
500kg~519kg 2-0-0-9 18.2% 18.2% 18.2%
520kg以上 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%

上記のデータは過去10年間の馬体重と成績をまとめたものです。

馬券に絡むという観点でみてみると、440kg~459kgの牝馬が馬券圏内の好走率も高く優秀です。

しかし勝ち馬という観点でみると、460kg~479kgの馬がトップで、これに続くのが500キロ以上の牝馬です。

近年は牝馬も大型馬の活躍が多く、2019年、2020年と連覇したラッキーライラックは500キロを超える牝馬で、一昨年10番人気で穴をあけたアカイイトも、エリザベス女王杯を勝った時は514キロでした。

牝馬だから華奢なタイプに目が行ってしまいがちですが、500キロ以上の牝馬は注目してみる価値はあると思います。

コースロスなく走れる枠が理想!

枠番と成績
枠番 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 3-0-2-13 16.7% 16.7% 27.8%
2枠 1-2-1-16 5.0% 15.0% 20.0%
3枠 1-3-0-16 5.0% 20.0% 20.0%
4枠 0-0-2-18 0.0% 0.0% 10.0%
5枠 0-2-1-17 0.0% 10.0% 15.0%
6枠 2-0-2-16 10.0% 10.0% 20.0%
7枠 0-3-1-22 0.0% 11.5% 15.4%
8枠 3-1-0-24 10.7% 14.3% 14.3%

上記のデータは過去10年間の枠番と成績をまとめたものです。

データを見ると中枠の4枠、5枠が勝ち切れていませんが、その他の枠は同じような成績を残しています。

中枠よりは外枠、外枠よりは内枠といった感じで、コースロスなく回れる内枠は、他の枠に比べて好走しやすいということがいえると思います。

強い馬ならどの枠でも気にはならないと思いますが、穴馬は内枠の馬から狙うのが良いと思います。

京都競馬場は差し馬優位!

脚質と成績
脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
先行 3-4-4-38 6.2% 14.3% 22.4%
差し 7-2-1-36 15.2% 19.6% 21.7%
追い込み 0-2-5-60 0.0% 3.0% 10.4%

上記のデータは過去10年間の脚質と成績をまとめたものです。

脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。

過去10年間でエリザベス女王杯を逃げ切った馬は1頭もいなく、また4コーナー10番手以下から追い込んで勝った馬もいません。

言い方を変えれば、極端なスローペースやハイペースにならず、平均ペースでレースが展開していくことが多いということだと思います。

そうなると中団で脚を溜めている差し馬が優位になり、内で残す先行馬か外から追い込んでくるのは差し馬、という図式になると思います。

枠順のところでお伝えしたように内枠の馬が好走しやすいので、内枠の差し馬は、内枠の中でもさらに注意する必要があると思います。

ルメール騎手に注目!

騎手と成績
騎手 成績 勝率 連対率 複勝率
デムーロ 2-1-3-2 25.0% 37.5% 75.0%
ルメール 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0%
川田将雅 1-0-1-6 12.5% 12.5% 25.0%
岩田康誠 0-3-0-3 0.0% 50.0% 50.0%
松山弘平 0-2-0-6 0.0% 25.0% 25.0%
浜中俊 0-0-2-6 0.0% 0.0% 25.0%

上記のデータは過去10年間の騎手と成績をまとめたものです。

エリザベス女王杯はミルコ・デムーロ騎手が好成績を残しており、2016年のクイーンズリング(3番人気)、2017年のモズカッチャン(5場人気)で2勝しています。

昨年の12番人気で3着に突っ込んできたライラックもミルコ・デムーロ騎手が騎乗しており、今年も乗り馬があるのであれば、人気を問わず注目する必要があると思います。

その他では、勝ち星はありませんが岩田康誠騎手は、連対率50%と高い数値を残しているので注目したいジョッキーです。

スター候補の馬を持つ厩舎に注目!

調教師と成績
調教師・厩舎 成績 勝率 連対率 複勝率
松永幹夫厩舎 2-0-0-1 66.7% 66.7% 66.7%
斉藤崇史厩舎 1-1-0-4 16.7% 33.3% 33.3%
矢作芳人厩舎 1-0-2-3 16.7% 16.7% 50.0%
鮫島一歩厩舎 1-0-1-0 50.0% 50.0% 100%
斎藤誠厩舎 0-2-0-4 0.0% 33.3% 33.3%
池江泰寿厩舎 0-0-2-0 0.0% 0.0% 100%

上記のデータは過去10年間の調教師と成績をまとめたものです。

飛び抜けた成績を誇る調教師さんは見当たらず、どの調教師も過去10年間で2、3頭の馬がエリザベス女王杯で好走しています。

松永幹夫厩舎にはラッキーライラック、矢作芳人厩舎はラヴズオンリーユー、鮫島一歩厩舎はモズカッチャンというように、1頭の馬がエリザベス女王杯で何度か馬券に絡んでおり、エリザベス女王杯はリピーターの多いG1競走といえるかもしれません。

今年のメンバーでいえば、ハーパーやライラックは過去のエリザベス女王杯で好走しているので、注目してみる価値はあると思います。

注目は外国人ジョッキーへの乗り替わり!

前走騎手と成績
前走騎手 成績 勝率 連対率 複勝率
同騎手 5-5-8-75 5.4% 10.8% 19.4%
乗替り 5-6-1-67 6.3% 13.9% 15.2%

上記のデータは過去10年間の前走騎手と成績をまとめたものです。

データをみると同騎手が5勝、2着5回、3着8回で、馬券圏内に好走した30頭中18頭が同騎手の馬でした。

しかしパーセンテージ的みると、乗り替わりの馬の方が同騎手の数値を上回っており、乗り替わりも侮れない存在です。

この時期に短期免許を取得して日本の競馬に参戦してくる外国人ジョッキーがいるので、外国人ジョッキーへの乗り替わりは注意する必要があると思います。

【ポイント②】血が騒ぐ!エリザベス女王杯

マイル血統の種牡馬に注目!

種牡馬と成績
種牡馬 成績 勝率 連対率 複勝率
ディープインパクト 2-1-5-31 5.1% 7.7% 20.5%
オルフェーヴル 2-1-0-3 33.3% 50.0% 50.0%
ハーツクライ 1-2-1-9 7.7% 23.1% 30.8%
マンハッタンカフェ 1-1-0-9 9.1% 18.2% 18.2%
キズナ 1-1-0-3 20.0% 40.0% 40.0%
ハービンジャー 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
ステイゴールド 0-3-0-4 0.0% 42.9% 42.9%

上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。

芝のレースであれば間違いないのがディープインパクト産駒、2014年のラキシス(3番人気)、2015年のマリアライト(6番人気)などがディープインパクト産駒です。

うま泉教授が注目しているのはオルフェーヴル産駒、2019年、2020年と連覇したラッキーライラックがオルフェーヴル産駒で、一昨年3着に好走したライラックもオルフェーヴル産駒です。

オルフェーヴル産駒は気性の難しい馬も多い産駒ですが、スピードとスタミナに優れた産駒が多く、荒れた馬場を気にしないタイプが多いのでオルフェーヴル産駒がいたら注目です。

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うま泉教授、エリザベス女王杯の買い目と見解!

■本命馬⇒シンリョクカ
■穴馬⇒コンクシェル
■対抗馬⇒レガレイラ

◎⑧シンリョクカ
○⑦レガレイラ
▲⑫シンティレーション
△⑪スタニングローズ
△③ルージュリナージュ
△①ホールネス
△⑤モリアーナ
☆④コンクシェル

◆3連複フォーメーション
1頭目:⑧
2頭目:⑦⑫
3頭目:⑦⑫④⑪③①⑤
合計点数:11点

◆3連単フォーメーション
1着馬:⑧
2着馬:⑦⑫④⑪
3着馬:⑦⑫④⑪③①⑤
点数:24点

◆3連単フォーメーション
1着馬:⑦⑫
2着馬:⑧
3着馬:⑦⑫④⑪③①⑤
点数:12点

合計点数:36点

本命馬はシンリョクカです。

土曜日の段階で1番人気のレガレイラは単勝オッズ1.8倍、デビュー3戦目で牝馬ながらホープフルステークス[G1]を制覇、クラシックも牡馬相手に皐月賞6着、日本ダービー5着、能力的にこのメンバーならズバ抜けている存在だと思いますが、脚質的に取りこぼす可能性があるので、オッズほど信頼ができないとみて今回レガレイラは逆転候補の1番手にしました。

本命馬はシンリョクカ、デビュー2戦目で阪神ジュベナイルフィリーズ[G1]に出走し、後の三冠牝馬リバティアイランドと好勝負をした逸材、2歳の頃から能力の高さを示す走りをしていました。

3歳時はオークスの5着が最高着順で思うような結果を残せていませんでしたが、年明けの中山牝馬ステークス[G3]で3着、前走の新潟記念[G3]は牡馬相手に勝利しるなど、古馬になってからメキメキと力を付けています。

特に前走の新潟記念は、1000m通過が58.9という速い流れを2番手から追走、直線でもスピードを落とすことなく、ラスト3ハロンをすべて11秒台でまとめ、後続の追撃を押さえています。

今年のエリザベス女王杯は先行馬が少ないので、ペースもそれほど速くならないとうま泉教授は予想しており、前走のように直線で先に抜け出せば、後続の追撃を押さえられるとみてシンリョクカを本命馬にしました。

逆転候補の1番手は先に述べたレガレイラ、もう1頭はシンティレーション、前走の府中牝馬ステークス[G2]で、昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬ブレイディヴェーグの2着、上りもメンバー最速の32秒8の末脚を使っており、切れ味ならレガレイラにも引けをとらないので逆転候補に抜擢しました。

穴を狙うなら単純にレガレイラが厳しくなる展開を考えるとよく、追い込み一辺倒のレガレイラが苦しくなるのはスローペースの前残り、今回は3番手評価にしましたが逃げるコンクシェルにも注目しています。

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