こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ！過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。

2023 新潟2歳ステークスの見解！

先週の重賞競走、札幌記念[G2]の血統やデータ、予想などはこちらをご覧ください。

2ヶ月に渡って行われてきた夏競馬も終わりに近づき、残り2週となりました。

今週は新潟競馬場で2歳馬たちの重賞競走、新潟2歳ステークス[G3]が行われます。

暮れの2歳G1競走へ名乗りを挙げるのはどの馬か、しっかりとチェックしていきたいと思います。

過去10年間のデータをもとに新潟2歳ステークスの傾向を探っていきましょう。

今年の新潟2歳ステークスは、この馬に注目しています！

うま泉教授、新潟2歳ステークスはこの馬から狙います。

ここでお知らせです！

うま泉教授ツイッターを行っています。

ブログでは公開しきれない重賞競走、キーンランド[G3]はツイッターで公開します。

週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。

知っていると土日競馬が楽しくなるような情報を公開していますので、遊びにきてフォローして貰えると嬉しいです。

ブログとツイッターを併用して頂ければ、土日の競馬が今以上に面白くなると思いますので、うま泉教授のツイッター、よろしくお願いします。

2023 新潟2歳ステークスの出走表！

まずは出走表から、見ていきましょう。

昨年は4番人気のキタウイングが、直線一気の末脚で差し切り、翌年のフェアリーステークス[G3]も勝ち、クラシックに駒を進めました。

新潟2歳ステークスは、外回りコースで行われるマイル戦、昨年と同じように上り33秒台の決着になると思います。

来年のクラシックを目指す逸材たちの戦い、今後を占うためにもしっかりと力関係を見極めていきたいと思います。

新潟2歳ステークスの有力馬、アスコリピチェーノ！

☆アスコリピチェーノ（黒岩陽一厩舎）

デビューは6月24日、東京競馬場の芝1400ｍ、単勝オッズ1.7倍に支持され道中は11番手と後方待機、しかし直線に入って追い出すと、矢のように一気に伸びて差し切り新馬勝ち、2着以下に2馬身半の差を付ける快勝でした。

1400ｍの短距離でしたが、前半600ｍが36秒4、1000ｍ通過が59秒6というスローペース、先行馬も余力があったにも関わらず、直線一気の末脚で差し切ったのは非凡な能力の証だと思います。

今回は距離が200ｍ延びますが、新馬戦のスローペースで折り合っていたので、距離延長は問題ないと思っています。

新潟の長い直線で自慢の末脚が爆発すると思うので注目しています。

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【ポイント①】データから紐解く、新潟2歳ステークス！

過去のデータから新潟2歳ステークスの傾向を探っていきたいと思います。

上位人気馬が強い重賞競走！

今回記載しているデータは、新潟2歳ステークスの過去10年間のデータを元に作成しています。

上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。

勝ち馬に注目すると過去10年間で5番人気以下の馬が勝ったことが無く、4番人気が勝ったのも昨年のキタウイング（牝2歳）の1頭だけです。

新潟2歳ステークスは、上位人気馬（3番人気以内）が強い重賞競走といえそうですが、近年を見てみると、昨年のキタウイング（4番人気）、一昨年のセリフォス（3番人気）、2020年のショックアクション（2番人気）と、1番人気は現在3連敗中です。

1番人気は過去10年間で7頭の馬が馬券圏内（3着以内）に好走しており、複勝率は70%は非常に高い数値を残していますが、勝てるかというと2番人気、3番人気に足をすくわれることも多いので注意が必要です。

上位人気の馬を中心に馬券を組み立ていく方向で間違ってないと思いますが、馬単や三連単といった馬券を買う時は、しっかりと裏目も抑えた方が好結果に繋がると思います。

マイル戦の勝ち馬に注目！

上記のデータは過去10年間の前走距離と成績をまとめたものです。

新潟2歳ステークスは新潟競馬場の芝1600ｍで行われる重賞競走なので、前走で1600ｍのレースを使っていた馬が好走しやすいということが分かると思います。

特に前走の新馬戦で1600ｍを使っていた馬は、新潟2歳ステークスまで視野にいれて新馬戦を使っている可能性が高いので要注意です。

また前走で1600ｍ以外のレースを使っていた馬を狙うなら、勝ち星は無いものの前走1800ｍを使っていた馬が狙い目だと思います。

いい方を変えると、前走よりも距離が延長されるタイプよりも、前走よりも距離が短縮される方が好走率が高い、この時期の2歳馬ならスピードを重視したいところですが、スタミナや持久力のあるタイプが穴馬として向いているということになると思います。

直線を生かした差し馬に注目！

上記のデータは過去10年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。

脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ（1番手）、先行（2番手～5番手）、差し（6番手～10番手）、追い込み（11番手以下）と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。

過去10年間で逃げ馬（4コーナー先頭）の馬が馬券圏内に好走したのは、2021年のオタルエバー（2番人気）の3着と、2017年のコーディエライト（5番人気）の2着の2回だけです。

先行馬の複勝率が差し馬よりも低いことからも、新潟2歳ステークスは差し馬・追い込み馬が台頭しやす重賞競走ということが言えると思います。

この時期の2歳馬は折り合いに難のある馬も多く、自分のペースで走れる馬が少ないので、ペースや流れも差し馬向きの展開になりやすいかもしれません。

圧勝の新馬戦エンヤラヴフェイス！

☆エンヤラヴフェイス（森田直行厩舎）

デビューは7月の中京競馬場、芝1600ｍの新馬戦に出走し新馬勝ち、ポンとスタートで出て逃げ馬の番手を確保、折り合いも終始すいており、直線で追い出すと2着以下に5馬身以上の大差を付けて勝ち切りました。

勝ち時計1分35秒3は標準以上、2番手から最速の上りをマークしたのはポイントが高く、まだまだ伸びしろがある証拠なので、重賞メンバーが相手でも新馬戦以上のレースが期待できると思います。

新馬戦の中京コースは新潟競馬場と同じ左回り、新馬戦よりもペースは速くなると思うんで、新馬戦と同じ位置で競馬するのか、それとも中団で折り合いを付けるのか、道中の位置取りにも注目です。

コースは違いますが、芝1600ｍのタイム1分35秒3は出走メンバートップのタイム、ココも勝ち負けになるとみています。

【ポイント②】血が騒ぐ！新潟2歳ステークス

マイル戦ならダイワメジャー産駒！

上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。

2歳重賞を勝つのは、血統的にも早熟なタイプの馬をイメージしがちですが、データを見てみるとダイワメジャー産駒が好成績を残しています。

ダイワメジャーといえば2004年の皐月賞馬、古馬になってからも天皇賞（秋）[G1]、そして2006年、2007年とマイルチャンピオンシップ[G1]を制覇するなど、1600ｍ～2000ｍで活躍した名馬です。

ダイワメジャー産駒の子供たちを見ても、セリフォス、カレンブラックヒル、レシステンシア、メジャーエンブレムなどスピード能力の高い馬が多く、マイル前後の距離で活躍しています。

迷った時はダイワメジャー産駒から狙ってみるのも面白いかもしれません。

距離延びて本領発揮ヴァンヴィーヴ！

☆ヴァンヴィーヴ（牧浦充徳厩舎）

デビューは東京の芝1400ｍ、スタートでダッシュが付かずに後方待機、直線ではメンバー最速の33秒8のタイムで追い上げるも、3着まで追い込むのが精一杯でした。

次走は舞台を福島に変えての未勝利戦、今回もスタートがあまり良くなく後方からの競馬になりますが、3コーナーから徐々に押し上げ、直線で先頭に立つとそのまま後続に5馬身以上の大差をつけて初勝利を挙げました。

粗削りながらも新馬戦、未勝利戦と最速の上りをマークしており、上手くレースと噛み合えば、一気の差し切りも期待できる素質馬です。

スタートダッシュが付かないので、今回も後方からの競馬になると思いますが、欲を出さずに直線勝負に構えれば、チャンスがあるとみて期待しています。

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うま泉教授の新潟2歳ステークス、注目馬！

本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。

ひと昔前までは、新潟2歳ステークスなら新潟の新馬戦を勝った馬がといったように、その競馬場の新馬戦を勝った馬たちの重賞競走でした。

しかし近年は6月に新馬戦を勝ち、しっかりと間隔を空けて重賞競走へ挑戦してくる馬も多く、今年は出走12頭中、新潟競馬場で新馬勝ちしたうまは3頭となっています。

とはいえ、新馬戦と同じコースで重賞競走が行われることは優位なことで、コース経験の強みはアドバンテージになると思います。

地の利を生かしてクリーンエア！

☆クリーンエア（上原博之厩舎）

デビュー戦は新潟競馬場のマイル戦、内からスルッと3番手を確保し折り合いに専念、直線は外から一気の末脚で勝ち切りました。

直線で進路を探し、追い出したのはラストの1ハロンだけ、それでも差し切った内容は、着差以上に強い勝ち方だったと思います。

勝ちタイム1分35秒7も良く、上り33秒8で差し切っていますが、しっかり追えていれば33秒前半ぐらいの上りで、駆け抜けていたかもしれません。

今回も直線まで我慢すれば、一瞬の脚でまとめて差し切る可能性も十分期待できます。

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うま吉的にはワイド1点はまだしもいくら堅く決まりやすいレースといえども3連複の馬券で10点以下で的中させつつ利益を出すのって結構難しいイメージがあるし、それを頻繁に的中させている横綱ダービーって爆発力は無いけど本当に安定していると思うよ♪

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うま泉教授の新潟2歳ステークスの買い目！

■本命馬⇒エンヤラヴフェイス
■穴馬⇒ヴァンヴィーヴ
■対抗馬⇒アスコリピチェーノ

◎③エンヤラヴフェイス
○⑫アスコリピチェーノ
▲④ルージュスタニング
△⑩ヒヒーン
△⑪クリーンエア
△⑤ルクスノア
△①ホルトバージ
☆②ヴァンヴィーヴ

◆3連複フォーメーション
1頭目：③
2頭目：⑫④
3頭目：⑫④②⑩⑪⑤①
合計点数：11点

◆3連単フォーメーション
1着馬：③
2着馬：⑫④②⑩
3着馬：⑫④②⑩⑪⑤①
点数：24点

3連単フォーメーション
1着馬：⑫④
2着馬：③
3着馬：⑫④②⑩⑪⑤①
点数：12点

合計点数：36点

本命馬はエンヤラヴフェイスです。

新馬戦は時計的にはスロペースですが、中団からペースアップする厳しい流れで、直線でもビシビシ追われ5馬身突き放しての新馬勝ち、途中からペースアップしているので、勝ち時計の1分35秒3の時計も水準以上のタイムだといえます。

今週はサラッと流す程度の調教でしたが、一週前に坂路で一杯に追われ51秒台の時計をマークしているので問題なし、一度使って新馬戦以上のデキにあると見ています。

新馬戦で騎乗した菱田騎手が乗りに来ることからも、陣営や騎手の気合いが感じられ、ココでも好勝負になるとみて本命馬にしました。

逆転候補の1頭目はアスコリピチェーノ、新馬戦は後方待機から直線一気の脚で新馬勝ち、直線で逆手前ながらも差し切った内容は能力の高さ、ここでもまとめて差し切る力があるので、逆転候補の1番手にしました。

もう1頭はルージュスタニング、新馬戦は番手からレースの流れに乗り、直線抜け出しての勝利は2歳馬とは思えないほど大人びた感じのレース内容、中間の動きも良かったので、一発あるならこの馬とみて逆転候補に抜擢しました。

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