2023/11/19 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
今週は秋のマイル王決定戦、マイルチャンピオンシップが京都競馬場の芝1600mで行われます。
京都競馬場の芝1600mは、2コーナーのポケットからスタートし、3コーナーまで長い直線が続くので、先行争いが激しくなることは少なく、ペースも平均ペースに落ち着きやすいコース形態になっています。
京都競馬場は3コーナーが山の頂上のようなコース形態をしているので、各馬は3コーナーの山の頂上を越えてから動き出すので、早めに仕掛けるような馬がいた場合は、直線は瞬発力よりも持久力が問われるようになるので、中団からの差しが決まりやすくなります。
京都競馬場は直線がほぼフラットは直線なので、坂で加速をつけてそのまま押し切ろうとする馬もいるので、3コーナー過ぎてからのジョッキーの駆け引きも、好走の重要なファクターになってくると思います。
連覇を狙って参戦するセリフォスが力を見せるのか、古馬のG1制覇に向けて背水の陣で挑むシュネルマイスターか、それともアッと驚かせるような伏兵が台頭するのか、今週もデータを基にマイルチャンピオンシップ[G1]を紐解いていきますので、最後までお付き合いください。
2022年マイルチャンピオンシップの血統やデータ、予想などはこちらをご覧ください。
先週のエリザベス女王杯[G1]、ブレイディヴェーグを軸に、穴馬として5番人気のルージュエヴァイユを推奨し、三連複2,910円、三連単9,780円、大本線のダブル的中をお届けしました!!
まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
イルーシヴパンサー | 牡5歳 | 58 | 久保田貴士 |
エエヤン | 牡3歳 | 57 | 伊藤大士 |
エルトンバローズ | 牡3歳 | 57 | 杉山晴紀 |
シュネルマイスター | 牡5歳 | 58 | 手塚貴久 |
ジャスティンカフェ | 牡5歳 | 58 | 安田翔伍 |
セリフォス | 牡4歳 | 58 | 中内田充正 |
セルバーグ | 牡4歳 | 58 | 鈴木孝志 |
ソーヴァリアント | 牡5歳 | 58 | 大竹正博 |
ソウルラッシュ | 牡5歳 | 58 | 池江泰寿 |
ダノンザキッド | 牡5歳 | 58 | 安田隆行 |
ダノンスコーピオン | 牡4歳 | 58 | 安田隆行 |
ナミュール | 牝4歳 | 56 | 高野友和 |
バスラットレオン | 牡5歳 | 58 | 矢作芳人 |
ビーアストニッシド | 牡4歳 | 58 | 飯田雄三 |
マテンロウオリオン | 牡4歳 | 58 | 昆貢 |
レッドモンレーヴ | 牡4歳 | 58 | 蛯名正義 |
昨年は3歳馬のセリフォスが6番人気の低評価を覆し、後方から直線一気の差し脚でG1初制覇を果たしました。
2着には中団から差した8番人気のダノンザキッド、3着に2番人気の白毛馬ソダシが入り、三連単は14万超えの高額万馬券での決着となりました。
概要欄でもお伝えしましたが、京都競馬場の芝1600mはスタートしてから3コーナーまでの直線距離が長いので、先行争いも無理する馬が少ないので、比較的ペースが落ち着きやすくなります。
ペースが落ち着けば、各馬が余力を持って直線に入るので、直線の叩き合いは持久力よりも瞬発力がものをいうようになります。
過去三年間の勝ち馬の上りをみても、
2022年 セリフォス 33秒0
2021年 グランアレグリア 32秒7
2020年 グランアレグリア 32秒2
ラスト3ハロンの上りが33秒前後で走れないと、マイルチャンピオンシップで差し切るのは難しいということになります。
さらに今年は昨年の覇者セリフォスが連覇を狙って参戦します。
昨年より2キロ増の58キロでの出走になりますが、春は安田記念で2着しているように、4歳になってパワーアップしている感じがします。
セリフォスを差し切る馬を探すなら、昨年の上りタイム、33秒0が基準になると思います。
過去のデータからマイルチャンピオンシップの傾向を探っていきたいと思います。
前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
富士S | 2-3-1-32 | 5.3% | 13.2% | 15.8% |
毎日王冠 | 2-2-2-20 | 7.7% | 15.4% | 23.1% |
スプリンターズS | 2-0-0-6 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
天皇賞秋 | 1-1-2-6 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
安田記念 | 1-1-0-4 | 16.7% | 33.3% | 33.3% |
今回記載しているデータは、マイルチャンピオンシップの過去10年間のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間の前走レースと成績をまとめたものです。
データをみると一長一短という感じで、どのレースをステップにすると好走率が高いのか、難しいデータになっていると思います。
うま泉が注目しているのは富士ステークス[G2]組で、数年前まではG3のハンデだったのですが、マイルチャンピオンシップのトライアル競走となってからG2競走に格上げされ、1着賞金も上ったことで、このレースをステップにマイルチャンピオンシップへ向かう馬が増え、昨年のセリフォスは富士ステークスから本番に挑みました。
ひと昔前に比べて富士ステークス組はメンバーが強化されていることに加え、マイルチャンピオンシップと同じ1600mで行われるので、マイル戦に特化した馬が多く出走してくるので、本番で一発狙えるような穴馬が見つかったりします。
ステップレースは本来、その馬にあったステップを踏むのが理想なので、どのレースが良いとは言えませんが、マイルチャンピオンシップと同じ距離で行われる富士ステークス組は、穴馬が潜んでいる可能性があるので注目です。
前走距離 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
距離延長 | 2-3-2-40 | 4.3% | 10.6% | 14.9% |
同距離 | 4-4-2-63 | 5.5% | 11.1% | 13.7% |
距離短縮 | 4-3-6-41 | 7.4% | 13.0% | 24.1% |
上記のデータは過去10年間の前走距離と成績をまとめたものです。
データをみると距離短縮組が、同距離組、距離延長組よりも複勝率が20%を超えているので、少しリードしているように感じます。
このデータだけだと分かりにくいので、1つ前の前走レースと成績のデータと合わせてみると分かりやすいと思います。
ステップレースを見てみると、距離延長組はスプリンターズステークス[G1]から参戦してくるので一気に距離が400m延び、ペースもスプリント(1200m)とマイル(1600m)の流れが違うので、対応するのが難しいという傾向が出ていると思います。
ひと昔前までは毎日王冠[G2]、天皇賞秋[G1]からの参戦になるので、距離短縮組が圧倒的だったはずなのですが、前走レースのデータでお伝えしたように、富士ステークスをステップにマイルチャンピオンシップに参戦する馬が多くなったので、同距離組の成績が向上して距離短縮組に追いつくところまできているのが、データをみて分かると思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 2-1-2-5 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
2番人気 | 1-4-1-4 | 10.0% | 50.0% | 60.0% |
3番人気 | 2-4-0-4 | 20.0% | 60.0% | 60.0% |
4番人気 | 2-0-1-7 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
5番人気 | 1-0-2-7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
6番~9番人気 | 2-1-4-33 | 5.0% | 7.5% | 17.5% |
10番人気以下 | 0-0-0-84 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。
勝ち馬はばらけていますが、複勝率も見てみると、1番人気~3番人気が50%以上、4番人気、5番人気が30%、6番人気~9番人気が17.5%と上位人気馬ほど、馬券圏内に好走しやすいというデータになっています。
意外なのは過去10年間で1度も、10番人気以下の馬が馬券圏内に好走してないということ、多分これは概要欄でお伝えしたマイルチャンピオンシップはペースが鍵を握っているのだと思います。
京都競馬場の芝1600mはペースが落ち着きやすいので、乱ペースでの穴馬の台頭が無くなり、平均ペースで流れることが多くなるので、力のある馬が実力を発揮し、好走しているということになると思います。
単勝オッズ | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1.0倍~2.9倍 | 2-1-0-0 | 66.7% | 100% | 100% |
3.0倍~4.9倍 | 1-3-3-8 | 6.7% | 26.7% | 46.7% |
5.0倍~9.9倍 | 6-5-1-14 | 23.1% | 42.3% | 46.2% |
10.0倍~19.9倍 | 1-0-6-23 | 3.3% | 3.3% | 23.3% |
20.0倍~49.9倍 | 0-1-0-27 | 0.0% | c% | 0.0% |
50倍以上 | 0-0-0-72 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上記のデータは過去10年間の単勝オッズと成績をまとめたものです。
オッズのデータを見ても上位人気の強さが分かると思います。
単勝オッズ2.9倍以上の馬は連対率100%、また2着候補に選ぶなら単勝オッズ9.9倍までの馬、3着候補は19.9倍までと綺麗に分かれています。
ちなみに過去10年間で、単勝オッズ20倍以上の馬が馬券圏内に好走したのは、昨年のダノンザキッド(8番人気、単勝オッズ26.0倍)の1頭だけでなので、無理な穴狙いはしない方が良いと思います。
勝ち馬を見てみると、単勝オッズ5.0倍~9.9倍の馬が6勝しているので、穴を狙うなら人気薄を狙うのでなく、単勝オッズ5.0倍~9.9倍の馬を頭から狙ってみるほうが好結果に繋がるような気がします。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3歳 | 3-1-2-30 | 8.3% | 11.1% | 16.7% |
4歳 | 3-5-4-25 | 8.1% | 21.6% | 32.4% |
5歳 | 3-3-4-53 | 4.8% | 9.5% | 15.9% |
6歳 | 1-1-0-20 | 4.5% | 9.1% | 9.1% |
7歳以上 | 0-0-0-16 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上記のデータは過去10年間の年齢と成績をまとめたものです。
複勝率を見ると4歳馬が32.4%と抜けていますが、勝ち馬を見てみると3歳馬、4歳馬、5歳馬が3勝ずつで分け合っており、馬券の中心になるもの3歳馬~5歳馬と考えていいと思います。
魅力的なのは斤量が1キロ軽くなる3歳馬、2017年のペルシアンナイト(4番人気)、2018年のステルヴィオ(5番人気)、昨年のセリフォス(6番人気)と3頭の勝ち馬が出ています。
また人気も1~3番人気という上位人気ではなく、4番人気~6番人気の伏兵が勝ち星を上げていることからも、人気が無いからといって侮っていると痛い目に合ってしまうかもしれません。
今年はエエヤンとエルトンバローズの2頭が参戦、3歳馬は人気が無くても要注意です。
馬体重 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
439kg以下 | 0-0-0-2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
440kg~459kg | 1-1-1-17 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
460kg~479kg | 3-1-0-31 | 8.6% | 11.4% | 11.4% |
480kg~499kg | 3-4-6-37 | 6.0% | 14.0% | 26.0% |
500kg~519kg | 3-3-1-35 | 7.1% | 14.3% | 16.7% |
520kg以上 | 0-1-2-22 | 0.0% | 4.0% | 12.0% |
上記のデータは過去10年間の馬体重と成績をまとめたものです。
芝1600mのマイル戦は、スピード、スタミナ、瞬発力など、1つの能力に特化する馬よりも、総合力で優れている馬の方が好走しやすいと思います。
馬体重に関しても同じことがいえており、軽すぎず重すぎない、バランスの取れた馬が好走しやすく、データをみると460キロ~519キロの馬が馬券によく絡んでいます。
昔は500キロを超えると大型馬と言われましたが、2020年、2021年と連覇したグランアレグリアは、牝馬でしたが500キロを超える馬体の持ち主でした。
馬体重が重いのは気にしなくていいと思いますが、軽すぎる馬は非力な部分を抱えている可能性があるので、少し割り引きが必要かもしれません。
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 1-1-0-18 | 5.0% | 10.0% | 10.0% | 2枠 | 1-3-3-13 | 5.0% | 20.0% | 35.0% | 3枠 | 2-0-2-16 | 10.0% | 10.0% | 20.0% | 4枠 | 0-3-2-15 | 0.0% | 15.0% | 25.0% | 5枠 | 1-1-0-18 | 5.0% | 10.0% | 10.0% | 6枠 | 2-1-0-17 | 10.0% | 15.0% | 15.0% | 7枠 | 0-1-3-21 | 0.0% | 4.0% | 16.0% | 8枠 | 3-0-0-26 | 10.3% | 10.3% | 10.3% |
上記のデータは過去10年間の枠番と成績をまとめたものです。
マイルチャンピオンシップは、スタートしてから3コーナーまで、400m以上の直線を走るので、枠順の優位差はそれほど大きくありません。
外枠の馬は3、4コーナーで外を回され、コースロスをする可能性がありますが、逆に内枠の馬はペースの上がる3、4コーナーで前が詰まってスパートできず、追い出しが遅れてしまうことがあるので、どっちが有利かということは一概にいえません。
データをみても8枠が3勝していますが、複勝率は10.3%と思っているほど高くなく、複勝率で見ると2枠、3枠、4枠とった、内よりの枠が好成績を残しています。
脚質に合った枠番がベストだと思うので、先行馬なら内枠、差し馬なら中枠、追い込み馬なら外枠が理想の枠といえるかもしれません。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
先行 | 3-4-5-35 | 6.4% | 14.9% | 25.5% |
差し | 3-6-3-38 | 6.0% | 18.0% | 24.0% |
追い込み | 3-0-2-62 | 4.5% | 4.5% | 7.5% |
上記のデータは過去10年間の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
過去10年間で、逃げ馬(4コーナー先頭)が勝ったのは、2016年のミッキーアイル(3番人気)の1頭だけで、2017年以降の6年間は馬券圏外に沈んでいます。
京都コースは直線がほぼフラットな平坦コースなので、先に抜けだした馬が残りやすいのは事実ですが、それを意識しすぎて仕掛けが早くなると、昨年のセリフォスのような瞬発力の優れた馬にまとめて差し切られるということになります。
京都コースは、ペースが落ち着きやすいからこそ仕掛けどころが難しいコースで、ジョッキーの手腕が試されるコースといっても過言ではありません。
騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ルメール | 2-1-0-7 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
デムーロ | 1-2-0-3 | 16.7% | 50.0% | 50.0% |
ムーア | 1-1-1-5 | 12.5% | 25.0% | 37.5% |
川田将雅 | 0-1-3-6 | 0.0% | 10.0% | 40.0% |
上記のデータは過去10年間の騎手と成績をまとめたものです。
データをみると外国人ジョッキーの強さが目立ちます。
うま泉が注目しているのはライアン・ムーア騎手、世界をまたにかける一流ジョッキーで、毎年この時期になると短期免許を取得して日本の競馬に参戦してきます。
今年も11月11日から参戦しており、先週のエリザベス女王杯はジュラルディーナに騎乗して6着でした。
近年は馬券圏内に好走していませんが、有力馬に乗るようなら、注意したいジョッキーであることは間違いありません。
所属 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
美浦 | 0-2-2-34 | 0.0% | 5.3% | 10.5% |
栗東 | 7-7-6-89 | 6.4% | 12.8% | 18.3% |
外国 | 3-1-2-21 | 11.1% | 14.8% | 22.2% |
上記のデータは過去10年間の騎手の所属と成績をまとめたものです。
関西圏で行われるG1競走なので、美浦(関東)所属のジョッキーよりも、栗東(関西)所属のジョッキーの方が好成績なのは分かりますが、それ以上の成績を残しているのは外国人ジョッキーです。
騎手データのところでお伝えしましたが、この時期は短期免許を取得して、日本の競馬に参戦する外国人ジョッキーが多く、モレイラ騎手(ブラジル)、ムーア騎手(イギリス)、マーカンド騎手(イギリス)、ドイル騎手(イギリス)の4名が参戦しています。
日本のジョッキーと比べ、どっちが優れているとは一概にはいえませんが、短期免許を取得して乗りに来た外国人ジョッキーには、良い馬に乗らせる傾向が強いので、チャンスのある馬に外国人ジョッキーが騎乗する時は要注意です。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 5-3-3-36 | 10.6% | 17.0% | 23.4% |
ダイワメジャー | 1-1-1-12 | 6.7% | 13.3% | 20.0% |
ハービンジャー | 1-1-1-3 | 16.7% | 33.3% | 50.0% |
フジキセキ | 0-1-1-3 | 0.0% | 20.0% | 40.0% |
ジャスタウェイ | 0-1-1-1 | 0.0% | 33.3% | 66.7% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
京都コースは3コーナーから下っていき、直線もほぼ平坦なでフラットなコースなので、スピードと瞬発力に優れた馬が台頭しやすい競馬場ということがいえると思います。
瞬発力といえばディープインパクト産駒、2013年のトーセンラー(2番人気)、2014年のダノンシャーク(8番人気)、2016年のミッキーアイル(3番人気)、2021年、2022年と連覇したグランアレグリアと過去10年間で5勝しています。
また過去10年間で馬券圏内に好走した30頭中11頭がディープインパクト産駒、単純に考えて1着~3着のどこかにはディープインパクト産駒が入っているということになるので、ディープインパクト産駒の馬には要注意です。
今年から京都競馬場に戻るので、直線が平坦なので前残りの可能性もありますが、ペースが落ち着けば、直線は瞬発力に優れた馬が延びてきます。
どちらを取るかは難しい選択ですが、瞬発力に優れた馬は注目しておく必要があると思います。
一般的にいえば牡馬よりも牝馬の方が瞬発力に優るので、瞬発力に優れた牝馬は要注意ということになります。、
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【11/11結果】
3連複 5-14-15 ⇒28,240円 的中!
軸馬として推奨しているのは単勝1.6倍という抜きん出たオッズを集めたラリュエルなんだけど、上位人気で馬券に絡んだのはこの馬しかいないから軸馬選定としてはまず完璧でしょ?
勝ったのは距離短縮で変わり身を求めた5人気のアサヒなんだけど、この馬って最近の成績を鑑みるとこれでも人気が出すぎているくらいだったし、ちょっと心情的には避けたくなる1頭なんだよね!
それをフォーメーション馬券の2列目にしっかり組み込んでいるセンスの良さや、ヒモ荒れして3着に食い込んできた8人気の馬を頭数を多くチョイスした3列目で抑えている予想能力の高さがあってこその今回の的中だと思います♪
本当に今は調子が良いから、この流れに便乗してみると思わぬ高配当に出会えるかもね!
■本命馬⇒セリフォス
■穴馬⇒レッドモンレーヴ
■対抗馬⇒シュネルマイスター
◎⑪セリフォス
○⑨シュネルマイスター
▲①ソウルラッシュ
△⑤ジャスティンカフェ
△⑦エルトンバローズ
△⑯ナミュール
△⑥ダノンザキッド
☆⑫レッドモンレーヴ
◆3連複フォーメーション
1頭目:⑪
2頭目:⑨⑫
3頭目:⑨⑫①⑤⑦⑯⑥
合計点数:11点
◆3連単フォーメーション
1着馬:⑪
2着馬:⑨⑫①⑤
3着馬:⑨⑫①⑤⑦⑯⑥
点数:24点
◆3連単フォーメーション
1着馬:⑨⑫
2着馬:⑪
3着馬:⑨⑫①⑤⑦⑯⑥
点数:12点
合計点数:36点
本命馬はセリフォスです。
昨年は後方から直線一気の末脚で差し切ったセリフォス、今年は58キロを背負いますが、安田記念の走りを見る限り斤量負けすることは無さそうです。
また今年は引っ張ってくれる馬がいるので、展開も差し馬に向きそうな流れに、最終追い切りも、馬なりでラスト1ハロンを11秒3と抜群の動きを見せているので、上手く折り合いが付けられれば、連覇の可能性が高いと見て本命馬にしました。
逆転候補の一番手はシュネルマイスター、マイルチャンピオンシップが東京競馬場ならこちらを本命馬にしましたが、どうも右回りだとパフォーマンスが若干落ちるので、逆転候補にしました。
もう1頭は穴馬に推奨しているレッドモンレーヴ、春の安田記念は6着に敗れていますが勝ち馬からは0.6秒差、人気のセリフォスやシュネルマイスターとは僅か0.4秒差、58キロの斤量も苦にしないし、休み明けを1度叩いてさらに良化しているので、一発あるならこの馬とみて逆転候補に抜擢しました。