2023/07/09 - 過去の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
先週の重賞競走、ラジオNIKKEI賞[G3]の血統やデータ、予想などはこちらをご覧ください。
夏競馬がスタートし、古馬の重賞競走だけでなく、2歳の新馬戦も楽しみな競走の1つだと思います。
今週は福島競馬場で夏恒例のハンデ重賞、七夕賞[G3]が福島競馬場の芝2000mで行われます。
天に願いが届き重賞制覇を成し遂げるのはどの馬か、注目していきたいと思います。
過去10年間のデータをもとに七夕賞の傾向を探っていきましょう。
今年の七夕賞は、この馬に注目しています!
うま泉教授、七夕賞はこの馬から狙います。
ここでお知らせです!
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まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
ヴァンケドミンゴ | 牡7歳 | 56 | 藤岡健一 |
エヒト | 牡6歳 | 58 | 森秀行 |
カレンルシェルブル | 牡5歳 | 57 | 安田翔伍 |
ガロアクリーク | 牡6歳 | 57 | 上原博之 |
ククナ | 牝5歳 | 54 | 栗田徹 |
グランオフィシエ | 牡5歳 | 57 | 久保田貴士 |
サンレイポケット | 牡8歳 | 58 | 高橋義忠 |
ショウナンマグマ | 牡4歳 | 57 | 尾関知人 |
シフルマン | 牡7歳 | 57 | 中尾秀正 |
スタッドリー | 牡5歳 | 56 | 奥村豊 |
セイウンハーデス | 牡4歳 | 57 | 橋口慎介 |
テーオーソラネル | 牡4歳 | 56 | 須貝尚介 |
トーラスジェミニ | 牡7歳 | 57 | 小桧山悟 |
バトルボーン | 牡4歳 | 56 | 林徹 |
ヒンドゥタイムズ | セ7歳 | 58.5 | 斉藤崇史 |
フェーングロッテン | 牡4歳 | 58 | 宮本博 |
フライライクバード | セ6歳 | 56 | 友道康夫 |
ホウオウイクセル | 牝5歳 | 55 | 高柳瑞樹 |
ホウオウエミーズ | 牝6歳 | 54 | 池上昌和 |
レッドランメルト | 牡4歳 | 56 | 国枝栄 |
レインフロムヘヴン | 牡5歳 | 55 | 堀宜行 |
ロングラン | セ5歳 | 55 | 和田勇介 |
昨年はハンデ54キロの6番人気フェーングロッテンが中団から差し切り、重賞初勝利を飾りました。
サマー2000シリーズの開幕を告げる福島名物重賞競走、七夕賞[G3]、今年もハンデを生かした上り馬が勝つのか、賞金を稼いで秋はG1競走という実績馬が勝つのか、夏の重賞を占う大事な一戦となります。
過去のデータから七夕賞の傾向を探っていきたいと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 2-1-1-6 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
2番人気 | 2-1-1-6 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
3番人気 | 3-0-0-7 | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
4番人気 | 0-1-0-9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
5番人気 | 1-2-0-7 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
6番~9番人気 | 1-4-3-32 | 2.5% | 12.5% | 20.0% |
10番人気以下 | 1-1-5-55 | 1.6% | 3.2% | 11.3% |
今回記載しているデータは、七夕賞の過去10年間のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。
勝ち馬を見てみると過去10年間で、1番人気と2番人気が2勝、3番人気が3勝と上位人気が強そうに感じますが、複勝率をみてみると、1番人気、2番人気が40%、3番人気が30%と人気ほど好成績ではないことが分かると思います。
全体を見ても飛び抜けて好成績という人気はなく、6番人気~9番人気の複勝が20%、10番人気以下でも複勝率が11.3%となっています。
言い方を換えれば、ハンデ戦ということもあり伏兵の台頭が多く、馬券的にも人気馬から厚く買うよりも、伏兵から広く流して高配当を狙いに行くのが良いかもしれません。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 2-1-1-13 | 11.8% | 17.6% | 23.5% |
5歳 | 4-4-3-32 | 9.3% | 18.6% | 25.6% |
6歳 | 3-4-5-40 | 5.8% | 13.5% | 23.1% |
7歳以上 | 1-1-1-37 | 2.5% | 5.0% | 7.5% |
上記のデータは過去10年間の枠番と成績をまとめたものです。
勝ち馬は5歳馬が4勝と一番多く勝っており、次に4勝の6歳馬、3勝の4歳馬と続きます。
しかし複勝率を見てみると、4歳馬(23.5%)、5歳馬(25.6%)、5歳馬(23.1%)と横一線になっているので、馬券的には若い世代を中心に組み立てていくのが良いと思います。
イキの良い4歳馬がいるなら、そこから狙ってみるのも良いし、そのような馬がいないなら完成された5歳馬、6歳馬から探すのが好結果に繋がりそうです。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 2-2-0-6 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
先行 | 7-2-6-31 | 15.2% | 19.6% | 32.6% |
差し | 1-6-3-41 | 2.0% | 13.7% | 19.6% |
追い込み | 0-0-1-43 | 0.0% | 0.0% | 2.3% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
直線が短く小回りで平坦コースの福島競馬場で行われる重賞競走、さらにハンデ戦ということもあって、コース巧者や軽ハンデの馬には要注意が必要だと思います。
勝ち馬は過去10年間のうち9頭が逃げ馬・先行馬、差し切って勝ったのは2018年のクレッシェンドラヴ(11番人気)の1頭だけ、よほど展開が向かない限りは直線一気で差し切るのは難しいということになると思います。
2020年のクレッシェンドラヴ(3番人気)のように、道中は中団から後方待機の馬でも、3コーナーからロングスパートができる馬はチャンスがあるので、差し馬・追い込み馬というだけで馬券から外すのは辞めた方が良いと思います。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 2-2-1-15 | 10.0% | 20.0% | 25.0% |
ルーラーシップ | 1-0-2-3 | 16.7% | 16.7% | 50.0% |
ハービンジャー | 0-1-0-3 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
ジャングルポケット | 0-0-0-4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
芝のレースとなるとディープインパクト産駒に目を引かれますが、七夕賞が行われる7月初頭は梅雨の真っ最中なので、瞬発力に優れた馬よりもパワフルなタイプを狙ってみるのも一考だと思います。
うま泉教授が注目しているのはルーラーシップ産駒、中長距離で活躍する馬を多く輩出しており、スピードに加えパワフルなら一面も備えているので、馬場が渋っても期待できると思います。
週末にひと雨くるようなら、ルーラーシップ産駒から狙ってみるのも面白いと思います。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
平坦で小回りの福島コース、直線が短いことから先行優位の競馬場であることは間違いないと思います。
しかし先行馬が揃っていて1、2コーナーまで先行争いが続いてしまうと、道中で息を入れるのが難しくなり、息を付く暇もなく3コーナー過ぎから後方待機の馬が仕掛けてくるので、直線で苦しくなってしまいます。
平坦の小回りコースはスローになる可能性が高い競馬場である反面、極端な追い込みの競馬になる可能性も秘めているので注意が必要です。
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■本命馬⇒テーオーソラネル
■穴馬⇒カレンルシェルブル
■対抗馬⇒バトルボーン
◎⑭テーオーソラネル
○③バトルボーン
▲⑮セイウンハーデス
△⑪フェーングロッテン
△①エヒト
△⑥サンレイポケット
△⑬ヒンドゥタイムズ
☆⑤カレンルシェルブル
◆3連複フォーメーション
1頭目:⑭
2頭目:③⑤
3頭目:③⑤⑮⑪①⑥⑬
合計点数:11点
◆3連単フォーメーション
1着馬:⑭
2着馬:③⑤⑮⑪
3着馬:③⑤⑮⑪①⑥⑬
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:③⑤
2着馬:⑭
3着馬:③⑤⑮⑪①⑥⑬
点数:12点
合計点数:36点
本命馬はテーオーソラネルです。
今年の七夕賞は外枠に先行馬が揃い、ペースが落ち着いても3コーナーからは捲り合いのような厳しい流れになりそうでです。
先行馬から入ろうか迷いましたが、中団で前の動きを見ながら競馬ができるテーオーソラネルを本命馬に抜擢ました。
前走の岸和田ステークスを勝ってオープン入りしたばかりの馬ですが、前走は58キロを背負って上り33秒台の末脚をマークしており、切れる末脚は福島のような小回りコースでも十分武器になります。
フェーングロッテンやセイウンハーデスが早めに仕掛けてくれれば、直線で外からまとめて差し切るだけの力を持っているので本命馬にしました。
逆転候補の1頭目はバトルボーン、こちらも前走でオープン入りした上り馬、内で上手く立ち回れば、チャンスがあると見て逆転候補の対抗馬にしました。
もう1頭の逆転候補は穴馬に挙げたカレンルシェルブル、2走前の福島民報杯の勝ち方が鮮やかだったので、重賞でも通用すると見てこちらも逆転候補として挙げておきます。