2024/06/30 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉教授です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
春のG1シリーズを締めくる宝塚記念は、3番人気のブローザホーンが初のG1制覇、鞍上の菅原明良騎手も初G1勝利で幕を閉じました。
今週から中央競馬は夏競馬がスタート、開催も「福島」「小倉」「函館」の3場で開催、各競馬場の特徴なども、予想するレースと共に紹介していきますので、2024年の夏競馬もうま泉教授と一緒に競馬を思う存分楽しみましょう。
今週は福島競馬場でラジオNIKKEI賞[G3]が行われます。
日本ダービーの後に行われる3歳の重賞競走ということで「残念ダービー」なんて言われ方もしましたが、近年はここ賞金を稼いで、秋のローテーションを楽にしようという馬たちが出走してきます。
またハンデ戦ということもって、各馬の力関係が難しく、馬券を検討するのが難解な一戦といっても良いと思います。
まずはレースが行われる福島競馬場の特徴を話しておきましょう。
福島競馬場の芝コースは一周の距離が約1600m、最後の直線は292.0mとG1競走が行われる競馬場に比べると直線は3分2程度、大きな競馬場のように外回りコースもなく、ローカルの競馬場らしく、こじんまりした長方形のようなコースをしています。
1周が1600mなので、ラジオNIKKEI賞が行われる芝1800mのスタート地点は、正面スタンドの入り口、ゴール板よりも200mほど手前からスタートします。
高低差は芝コースで2.1m、ラジオNIKKEI賞の場合はスタートしてからゴール板までは上り、1、2コーナーで下って向こう正面で上り、最後の4コーナで下りゴール前で上ります。
勾配自体はそれほど大きいものではないのですが思ったよりも起伏が激しいので、直線が短いからといって先行馬が強いと決めつけると、後方からの馬に差されてたりします。
3、4コーナーには内側が低く外側が高いスパイラルカーブが使われており、3、4コーナーで加速しても外に振られにくくなっているので、4コーナーから直線に掛けてスピーディーな競馬が展開します。
これから2ヶ月間に渡って続く夏競馬、今週のラジオNIKKEI賞もデータ分析や血統から、勝ち馬を導き出していきますので、今週も最後までお付き合いください。
2023年、ラジオNIKKEI賞の血統やデータ、予想などはこちらをご覧ください。
まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アレグロブリランテ | 牡3歳 | 56 | 上原佑紀 |
ウインマクシマム | 牡3歳 | 55 | 畠山吉宏 |
(外)オフトレイル | 牡3歳 | 56 | 吉村圭司 |
サトノシュトラーゼ | 牡3歳 | 56 | 友道康夫 |
ショーマンフリート | 牡3歳 | 54 | 手塚貴久 |
シリウスコルト | 牡3歳 | 56 | 宗像義忠 |
ジュンゴールド | 牡3歳 | 54 | 友道康夫 |
セッカチドラゴン | 牡3歳 | — | 高柳瑞樹 |
セットアップ | 牡3歳 | 58 | 鹿戸雄一 |
ミナデオロ | 牡3歳 | 57 | 藤原英昭 |
メイショウヨゾラ | 牝3歳 | 51 | 高柳瑞樹 |
ヤマニンアドホック | 牡3歳 | 54 | 辻哲英 |
ログラール | 牡3歳 | 54 | 松永幹夫 |
昨年は3番人気エルトンバローズが3連勝で初重賞制覇、秋は古馬相手に毎日王冠[G2]でも勝利し4連勝、続くG1競走のマイルチャンピオンシップ[G1]でも4着に好走するなど、ラジオNIKKEI賞を切っ掛けに、秋に大きな飛躍と遂げました。
2着には4番人気のシルトホルン、3着には1番人気のレーベンスティールが入り三連単は万馬券決着となりました。
前半1000mの通過タイムが59秒8、時計的には平均的でも開幕週の馬場ということを考えると、ペースは落ち着いている方だと思います。
勝った3番人気のエルトンバローズは好位の4番手から競馬、ゴール前で前にいたシルトホルンを差し切り、1着でゴール板を通過しました。
3着に突っ込んできた1番人気のレーベンスティールは、4コーナーで10番手と後方から突っ込んできましたが、2着のシルトホルンは2番手からの競馬、逃げたグラニットが6着に残っていることからも、全体的に前残りの競馬といって良いと思います。
コースの形状から、4コーナーから仕掛ける馬が多く、中には3コーナーから捲り気味にロングスパートする馬もいるので注意が必要です。
3コーナーから仕掛ける馬がいると、後半のペースが乱れ、直線が瞬発力よりも持久力勝負になってしまうので、後方からの差し馬が届くような展開になります。
福島競馬場は展開が馬券に大きく左右してくるので、馬券検討する時は各馬の脚質と展開は頭の中に入れておいた方が良いと思います。
前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
日本ダービー | 0-1-0-1 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
オークス | 0-1-0-1 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
皐月賞 | 0-1-1-7 | 0.0% | 11.1% | 22.2% |
NHKマイルカップ | 0-0-2-5 | 0.0% | 0.0% | 28.6% |
青葉賞 | 1-0-1-4 | 16.7% | 16.7% | 33.3% |
京都新聞杯 | 1-0-0-3 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
プリンシパルS | 1-1-0-3 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
上記のデータは過去10年間の前走レースと成績をまとめたものです。
データを見ると、前走で重賞競走を使っている馬が好成績を残しているようです。
しかしどのレースもデータ量が少ないので、特筆すべきところまできておらず、重賞組は注意するぐらいで良いと思います。
昨年のエルトンバローズのように、2連勝して勢いのある上り馬でも3番人気とかになるのであれば、馬券的に妙味があると思いますので、実績が無くても強い勝ち方をしてきた上り馬は馬券的にも面白い存在になると思います。
前走距離 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
距離延長 | 1-2-4-33 | 2.5% | 7.5% | 17.5% |
同距離 | 3-2-1-42 | 6.3% | 10.4% | 12.5% |
距離短縮 | 6-6-5-41 | 10.3% | 20.7% | 29.3% |
上記のデータは過去10年間の前走距離と成績をまとめたものです。
データをみると距離短縮組が過去10年間で6勝、馬券圏内に好走した30頭中を見ても半数以上の17頭が距離短縮組、中心は距離短縮組と考えてもよさそうです。
ラジオNIKKEI賞は芝1800mの重賞競走なので、距離短縮組ということは前走で芝2000m以上のレースを使っていたことになります。
3歳戦で芝2000m以上のレースとなると重賞競走の方が多いので、距離短縮組は全体的に層が厚くなるので好成績を残しているのだと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 2-2-1-5 | 20.0% | 40.0% | 50.0% |
2番人気 | 2-0-1-7 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
3番人気 | 3-0-0-7 | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
4番人気 | 1-2-0-7 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
5番人気 | 1-0-2-7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
6番~9番人気 | 1-5-5-29 | 2.5% | 15.0% | 30.0% |
10番人気以下 | 0-1-1-54 | 0.0% | 1.8% | 3.6% |
上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。
過去10年間で1番人気は、2015年のアンビシャス、2016年のゼーヴィントで2勝、2着2回、3着1回、複勝率50%となかなか高い数値を残しています。
ただし2017年以降の7年間は1番人気が1度も勝ていないので、軸馬にするには良いかもしれませんが、馬単や三連単の1着に固定するには少し心もとない感じもします。
データを見ると勝ち馬と2着、3着馬では傾向が少し違っているようで、過去10年間の勝ち馬のうち9年間は5番人気以内の馬が勝っており、6番人気以下が勝ったのは1回だけです。
逆に2着、3着馬に目を向けてみると、過去10年間の内、6年間は6番人気以下の馬が絡んでいるので、データで割り切るなら軸馬は5番人気以内の人気馬、2着、3着馬は6番人気以下の穴馬を狙うのがよさそうです。
単勝オッズ | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1.0倍~2.9倍 | 1-1-1-0 | 33.3% | 66.7% | 100% |
3.0倍~4.9倍 | 3-1-0-7 | 30.0% | 40.0% | 40.0% |
5.0倍~9.9倍 | 5-1-2-25 | 15.2% | 18.2% | 24.2% |
10.0倍~19.9倍 | 0-6-4-25 | 0.0% | 17.1% | 28.6% |
20.0倍~49.9倍 | 1-1-3-32 | 2.7% | 5.4% | 13.5% |
50倍以上 | 0-0-0-27 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上記のデータは過去10年間の単勝オッズと成績をまとめたものです。
ラジオNIKKEI賞はハンデ戦の重賞競走なので、荒れているイメージがあるのですが、過去10年間のデータを見てみると、単勝オッズ2.9倍以下の馬は複勝率100%と必ず馬券に絡んでいます。
過去10年間で単勝オッズ10倍以上の馬が勝ったのは、2020年に勝ったバビット(8番人気)の1頭だけで、この時の単勝オッズは20.2倍でした。
また人気のデータのところで、1着で買うなら5番人気以内という話をしたと思いますが、オッズ的にいうと9.9倍以内の馬になると思います。
逆に穴馬を買うなら、単勝オッズ10.0倍~19.9倍が高確率で、それ以上になると極端に数値が落ちていくので、穴馬を狙う時はあまり狙いすぎないようにした方が好結果に繋がるような気がします。
斤量 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
51kg以下 | 0-0-0-15 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
51.5kg~53.0kg | 1-4-5-39 | 2.0% | 10.2% | 20.4% |
53.5kg~55.0kg | 7-6-3-43 | 11.9% | 22.0% | 27.1% |
55.5kg~57.0kg | 2-0-2-19 | 8.7% | 8.7% | 17.4% |
上記のデータは過去10年間の斤量と成績をまとめたものです。
斤量という聞き慣れない言葉が出てきたと思うので、少し解説しておきます。
斤量とは競走馬がレースで背負う負担重量のことで、ジョッキーは自分の体重と鞍などの重さを含めて、斤量と同じになるように調整します。
ラジオNIKKEI賞はハンデ戦の重賞競走なので、51.5kg~53.0kgといった軽量の馬が好走しています。
ただ勝ち馬を見てみると、斤量が51.5kg~53.0kgで勝ったのは2020年のバビット(8番人気)の1頭だけで、その他の年は54キロ以上の馬が勝っています。
このデータから言えることは、2着馬、3着馬は軽量の馬が狙えるということで、勝ち馬を探すなら54キロ以上背負う実績馬から探すのがいいと思います。
馬体重 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
439kg以下 | 0-0-1-10 | 0.0% | 0.0% | 9.1% |
440kg~459kg | 1-4-2-27 | 2.9% | 14.7% | 20.6% |
460kg~479kg | 2-3-4-31 | 5.0% | 12.5% | 22.5% |
480kg~499kg | 4-1-2-28 | 11.4% | 14.3% | 20.0% |
500kg~519kg | 2-2-0-14 | 11.1% | 22.2% | 22.2% |
520kg以上 | 1-0-1-6 | 12.5% | 12.5% | 25.0% |
上記のデータは過去10年間の馬体重と成績をまとめたものです。
過去10年間のデータを見ても、2020年に勝ったバビット(8番人気)は馬体重454キロ、2017年に勝ったセダブリランテス(2番人気)は馬体重524キロと、非常に幅広い範囲で勝ち馬が出ています。
この時期の3歳馬はまだまだ成長途上で、ひと夏を越して馬体重20キロ以上増える馬もいたりと成長段階です。
なので古馬のようにこの馬体重がベストということはないので、その時の増減や馬体重を気にするよりも、調教の動きなどから力が出せる状態なのかを判断する方がいいと思います。
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 3-1-2-10 | 18.8% | 25.0% | 37.5% |
2枠 | 2-1-2-11 | 12.5% | 18.8% | 31.3% |
3枠 | 2-1-1-12 | 12.5% | 18.8% | 25.0% |
4枠 | 0-1-0-17 | 0.0% | 5.6% | 5.6% |
5枠 | 1-3-1-15 | 5.0% | 20.0% | 25.0% |
6枠 | 0-2-0-18 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
7枠 | 1-0-3-16 | 5.0% | 5.0% | 20.0% |
8枠 | 1-1-1-17 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
上記のデータは過去10年間の枠番と成績をまとめたものです。
データを見ると、1枠、2枠の複勝率が共に30%を超えており、3枠も複勝率25.0%と高い数値を残しています。
4枠は鬼門となっていますが、全体的にみても外枠に行くほど、数値が落ちているようなデータになっています。
福島競馬場の芝コースは1周が1600mの小回りコース、小さなコースでコーナー4つの競馬となれば、内側が優位になるのは必然です。
またラジオNIKKEI賞は、福島開催の開幕週に行われる重賞競走なので、内側の芝が痛んでおらず、コースロスなく走れる内側は、外枠よりも絶対的に優位ということがデータから見て取れると思います。
差し馬や追い込み馬が外枠に入るのは問題ないとおもいますが、先行馬が外枠に入ってしまったら時は割り引いて考えた方がいいと思います。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1-2-3-4 | 10.0% | 30.0% | 60.0% |
先行 | 7-6-1-37 | 13.7% | 25.5% | 27.5% |
差し | 2-1-3-42 | 4.2% | 6.3% | 12.5% |
追い込み | 0-1-3-33 | 0.0% | 2.7% | 10.8% |
上記のデータは過去10年間の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
データを見ると過去10年間の勝ち馬10頭の半数以上の7頭が先行馬です。
また逃げ馬のデータも優秀で、2020年に逃げ切ったバビット(8番人気)を含め、過去10年間で6頭の馬が馬券圏内(3着以内)に好走しています。
直線が300mを切る福島競馬場では、差し・追い込みが決まりづらく、先行馬が残りやすいという傾向がデータから読み取れると思います。
枠順のデータを加味して考えると、内枠(1枠~3枠)に入った逃げ馬・先行馬は、力関係に関係なく、展開やコースの恩恵を受けやすいので注意する必要があるということです。
騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
石川裕紀 | 1-1-0-3 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
内田博幸 | 1-1-0-5 | 14.3% | 28.6% | 28.6% |
戸崎圭太 | 1-0-3-5 | 11.1% | 11.1% | 44.4% |
津村明秀 | 0-2-0-4 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
石橋脩 | 0-1-1-4 | 0.0% | 16.7% | 33.3% |
上記のデータは過去10年間の騎手と成績をまとめたものです。
データを見ると好成績を納めているのは、美浦所属の関東ジョッキーです。
夏競馬が始まるこの時期は、北海シリーズがスタートしており、今週も福島競馬場、小倉競馬場、函館競馬場の3場で競馬が行われます。
もちろんジョッキーお3場に分かれ、関西のジョッキーは小倉競馬場か函館競馬場で騎乗することが多いので、福島競馬場は関東のジョッキーが主流になります。
今年ジャスティンミラノで皐月賞を制した戸崎圭太騎手を筆頭に、上記に挙げたジョッキーは関東で実力のあるジョッキーなので、馬券に迷った時はジョッキーで買ってみるのも面白いかもしれません。
調教師 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
木村哲也厩舎 | 2-0-0-1 | 66.7% | 66.7% | 66.7% |
手塚貴久厩舎 | 1-1-0-5 | 14.3% | 28.6% | 28.6% |
高木登厩舎 | 1-1-0-1 | 33.3% | 66.7% | 66.7% |
上原博之厩舎 | 0-2-0-0 | 0.0% | 100% | 100% |
上記のデータは過去10年間の調教師と成績をまとめたものです。
騎手データの所は、福島競馬場は関東ジョッキーが主流になるという話をしたと思います。
当然のことですが、馬を出走させる調教師も同じことで、ラジオNIKKEI賞で好成績を納めているのも、美浦所属の関東の調教師です。
G1競走にも良く出走させる木村哲也厩舎を筆頭に、高木登厩舎、上原博之厩舎が好成績を納めており、今年も出走させてくるようなら注目です。
前走騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
同騎手 | 6-5-4-49 | 9.4% | 17.2% | 23.4% |
乗替り | 4-5-6-67 | 4.9% | 11.0% | 18.3% |
上記のデータは過去10年間の前走騎手と成績をまとめたものです。
データをみると前走と同じ騎手が騎乗する方が、若干ですがパーセンテージ的に乗り替わりを上回っています。
しかし馬券圏内に好走した30頭を見てみると、同騎手15頭、乗り替わり15頭と馬券に絡んでいる数は変わりません。
乗り替わる馬の方が多いので、上記のようなデータになっているだけで、乗り替わりを特に気にすることはないと思います。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 2-1-2-3 | 25.0% | 37.5% | 62.5% |
ディープブリランテ | 2-0-0-2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
キングカメハメハ | 1-1-0-3 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
エピファネイア | 0-1-1-3 | 0.0% | 20.0% | 40.0% |
バゴ | 0-1-1-0 | 0.0% | 50.0% | 100% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
芝のレースなのでディープインパクト産駒が好成績を残していますが、うま泉教授が注目しているのはディープブリランテ産駒とバゴ産駒です。
ディープブリランテはディープインパクトの子供なので血統背景は似ていますが、2017年の勝ち馬セダブリランテス(2番人気)、昨年のエルトンバローズ(3番人気)がディープブリランテ産駒です。
またバゴ産駒にも注目していて、バゴ産駒というと短距離のスピード競馬で活躍するイメージですが、2015年に2着したミュゼゴースト(4番人気)、2018年に3着に粘り込んだキボウノダイチ(9番人気)がバゴ産駒です。
どちらの血統も小回りコースの福島競馬場が合うようなので、この産駒が出走していたら注目です。
横綱ダービーの予想の精度の高さには本当に驚かされるね!噛み合わない時もあるけど、馬場読みや相手関係の精査が完璧な時は今回のような連続的中はザラに出るよ♪
横綱ダービー(https://yokodabi.jp/)
【6/22~23結果】
ワイド 3-11 ⇒10,000円 的中!
ワイド 6-10 ⇒6,500円 的中!
3連複 1-2-3 ⇒15,360円 的中!
ワイド馬券は1点もしくは2点の推奨というのが基本で、今回は土曜も日曜も1点でドンズバの的中でした!人気通りの決着だとしても無駄になっている資金がないというのが良いよね♪
土曜日はさらに3連複の予想も的中しているんだけど、情報が少ない新馬戦をチョイスしているというのはよっぽど自信があったんだろうね!
上位人気の2頭は抜けて人気を集めていたけど、2着に同着入線した51.7倍のニシノコイブミをたったの4頭の相手に組み込んでいるのも素晴らしいよ♪
今週から始まる荒れやすい福島と小倉の開催でもこの勢いなら連続的中してもおかしくないから、みんなもぜひ参考にしてみよう!
■本命馬⇒サトノシュトラーゼ
■穴馬⇒オフトレイル
■対抗馬⇒ヤマニンアドホック
◎⑧サトノシュトラーゼ
○④ヤマニンアドホック
▲⑥ウインマクシマム
△⑩ミナデオロ
△⑫ショーマンフリート
△⑦アレグロブリランテ
△①シリウスコルト
☆⑤オフトレイル
◆3連複フォーメーション
1頭目:⑧
2頭目:④⑥
3頭目:④⑥⑤⑩⑫⑦①
合計点数:11点
◆3連単フォーメーション
1着馬:⑧
2着馬:④⑥⑤⑩
3着馬:④⑥⑤⑩⑫⑦①
点数:24点
◆3連単フォーメーション
1着馬:④⑥
2着馬:⑧
3着馬:④⑥⑤⑩⑫⑦①
点数:12点
合計点数:36点
本命馬はサトノシュトラーゼです。
3歳戦唯一のハンデ重賞となるラジオNIKKEI賞、メンバー的にもダービー[G1]やNHKマイルカップ[G1]の出走が叶わなかったメンバーの集まりで、正直、オッズ以上に混戦で、どの馬が勝ってもおかしくないと思っています。
うま泉教授としては混戦なら実績に囚われず、馬の素質を重視して、まだまだ粗削りですが毎日杯[G3]で6着、青葉賞[G2]で4着しているように、重賞競走でも勝ち負けできる力があるとみて、サトノシュトラーゼを本命馬にしました。
前走の青葉賞は直線で外に持ち出した時は、あっさり差し切るかと思われたが、追い出すと右に左に寄れて、まともに追えているような感じではありませんでしたが、それでも4着まで差を詰めており、尚且つ最後までしっかりと伸びていたスタミナは評価できる内容だったと思います。
折り合いに難点はありますが調教では指示通りに動けており、上手くレースの流れに乗れれば、突き抜ける可能性もあるとみて期待しています。
逆転候補の1頭目はヤマニンアドホック、デビューから4戦して【2-1-1-0】と底を見せておらず、中山コースで2勝と右回りも得意、脚質も逃げて良し差して良しと自在性があるので、小回りコースの福島に適しているとみて逆転候補の1番手にしました。
もう1頭はウインマクシマム、前走の青葉賞は展開が向いたが距離が長かったのか粘り切れず5着、一度叩かれ調子は上向いており、福島コースなら思い切って逃げても粘り込める力を持っているので逆転候補に抜擢しました。