2023/07/16 - 過去の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、七夕賞[G3]の血統やデータ、予想などはこちらをご覧ください。
今週は函館開催の最終日を飾る函館記念[G3]が、函館競馬場の芝2000mで行われます。
北海道シリーズは次週から札幌開催がスタート、夏競馬も徐々に本格化、暑さに負けず頑張っていきたいと思います。
過去10年間のデータをもとに函館記念の傾向を探っていきましょう。
今年の函館記念は、この馬に注目しています!
うま泉教授、函館記念はこの馬から狙います。
ここでお知らせです!
うま泉教授ツイッターを行っています。
ブログでは公開しきれない重賞競走、函館2歳ステークス[G3]の予想はツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
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まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アラタ | 牡6歳 | 58 | 和田勇介 |
アルナシーム | 牡4歳 | 55 | 橋口慎介 |
イクスプロージョン | 牡5歳 | 57 | 杉山晴紀 |
キングオブドラゴン | 牡6歳 | 56 | 矢作芳人 |
スカーフェイス | 牡7歳 | 57 | 中竹和也 |
スタッドリー | 牡5歳 | — | 奥村豊 |
テーオーシリウス | 牡5歳 | 55 | 奥村豊 |
ドーブネ | 牡4歳 | 57 | 武幸四郎 |
ハヤヤッコ | 牡7歳 | 58.5 | 国枝栄 |
フォワードアゲン | セ6歳 | — | 中野栄治 |
ブローザホーン | 牡4歳 | 55 | 中野栄治 |
プライドランド | 牡7歳 | — | 高野友和 |
マイネルウィルトス | 牡7歳 | 57 | 宮徹 |
ヤマニンサルバム | 牡4歳 | 56 | 中村直也 |
ユニコーンライオン | 牡7歳 | 59 | 矢作芳人 |
ルビーカサブランカ | 牝6歳 | 55 | 須貝尚介 |
レッドジェニアル | 牡5歳 | — | 高橋義忠 |
レインフロムヘヴン | 牡5歳 | — | 堀宜行 |
ローシャムパーク | 牡4歳 | 56 | 田中博康 |
ローゼライト | 牝5歳 | 52 | 清水久詞 |
ロングラン | セ5歳 | 55 | 和田勇介 |
昨年は週末に雨が降り続き、重馬場のコンディションで行われた函館記念、荒れた馬場を苦にせず、最内枠から上手く捌いた7番人気のハヤヤッコが重賞初制覇を果たしました。
昨年は7番人気⇒1番人気⇒4番人気での決着となりましたが、ハンデ戦ということもあり、条件クラスを勝ち上がってきた上り馬にも注目です。
過去のデータから函館記念の傾向を探っていきたいと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 1-1-0-8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
2番人気 | 2-0-0-8 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
3番人気 | 3-0-2-5 | 30.0% | 30.0% | 50.0% |
4番人気 | 0-0-1-9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
5番人気 | 2-0-0-8 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
6番~9番人気 | 1-4-5-30 | 2.5% | 12.5% | 25.0% |
10番人気以下 | 1-5-2-61 | 1.4% | 8.7% | 11.6% |
今回記載しているデータは、函館記念の過去10年間のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。
昨年は7番人気のハヤヤッコが勝ち、3年前の2020年は15番人気のアドマイヤジャスタが勝利するなど、とにかく荒れる重賞競走として有名です。
データを見ても分かるように1番人気、2番人気の複勝率が共に20%と低く、6番人気~9番人気の複勝率が25%、10番人気以下の複勝率が11.6%と穴馬の複勝率が高く、一筋縄では仕留められない難しい重賞競走といっていいと思います。
うま泉の考えでは、この時期にしか開催されない函館競馬場ということと、梅雨の時期に行われる重賞ということが、大きな要因だと考えています。
言い方を換えれば馬の実績よりも、函館巧者の馬や展開から浮かび上がってくるような馬を、軸馬に据えていくのが賢明だと思います。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3歳 | 0-0-1-2 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
4歳 | 2-3-1-16 | 9.1% | 22.7% | 27.3% |
5歳 | 3-0-5-32 | 7.5% | 7.5% | 20.0% |
6歳 | 4-4-3-43 | 7.5% | 13.2% | 18.9% |
7歳以上 | 1-4-0-36 | 2.4% | 12.2% | 12.2% |
上記のデータは過去10年間の年齢と成績をまとめたものです。
他の重賞競走だと4歳馬、5歳馬の活躍が目立ちますが、函館記念に関していえば6歳馬、7歳馬の活躍が目立ちます。
近年は特に6歳馬の活躍が目立ち、2021年、昨年と1着~3着を6歳馬が独占しており、今年も6歳馬は要注意です。
4歳馬や5歳馬が走らない訳ではないのですが、力のある馬は次週の札幌開催から使うことが多いので、函館記念は重賞未勝利の馬にチャンスの重賞競走ということがいえると思います。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 3-0-1-6 | 30.0% | 30.0% | 40.0% |
先行 | 6-7-5-29 | 12.8% | 27.7% | 38.3% |
差し | 1-2-3-46 | 1.9% | 5.8% | 11.5% |
追い込み | 0-1-1-48 | 0.0% | 2.0% | 4.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
函館競馬場は直線が262.1メートルと中央競馬場の中で最も短いことからも、逃げ、先行馬に優位な競馬場ということがいえると思います。
ただ気を付けないといけないのは、札幌競馬場のような平坦コースではなく、高低差が3.5mもあるので、先行争いが激しくなるとゴール前で一変する可能性があるので、騎手にとっても仕掛けどころが難しい競馬場ということがいえると思います。
それでもデータを見ると過去10年間で逃げ馬が3勝、残りの7年の内で6年間は先行馬が勝っていることからも、今年も先行馬を中心に馬券を組み立てていくのが良いと思います。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
キングカメハメハ | 1-1-1-15 | 5.6% | 11.1% | 16.7% |
ハーツクライ | 1-0-1-7 | 11.1% | 11.1% | 22.2% |
ジャスタウェイ | 1-0-0-2 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
ディープインパクト | 0-3-0-14 | 0.0% | 17.6% | 17.6% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
函館競馬場は洋芝ということからも、スピードだけで押し切る馬よりも、スタミナやパワーがある血統が好成績を残しているようです。
うま泉が注目している産駒はジャスタウェイ産駒、2020年に勝ったアドマイヤジャスタがジャスタウェイ産駒で、良い脚を長く使うのでロングスパートができるのと、父も不良馬場の安田記念を勝っているように、荒れた馬場も苦にしないパワフルな馬が多いのが特徴です。
直線が短いので瞬発力に目が生きがちですが、函館巧者を探すなら血統的にはスタミナタイプやパワフルなパワー型の馬を探すのが良いと思います。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
データ面で少し話しましたが函館記念が行われるのは函館開催の最終週、そして時期が梅雨の時期に行われるので、重馬場巧者はしっかりチェックしておく必要があると思います。
昨年は当日の雨を含め重馬場での競馬となり、中団の内で脚を溜めていたハヤヤッコが勝ち、2着、3着には後方待機から追い込んだマイネルウィルトスとスカーフェイスが入り、前残りにはならず差し馬が上位を独占する結果となりました。
重馬場巧者を探すのは難しいですが、過去の実績や血統から判断していけば、注目馬が決まってくると思います。
フルゲートでの開催となった中京のメインレースを少ない点数で的中させたリホラボ!の予想は今週も注目だね♪
リホラボ!(https://www.reholab.jp/)
【7/8結果】
3連複 7-11-12 ⇒40,750円 的中!
ハンデ戦でもあったし、出走馬の能力比較が非常に難しいがゆえにオッズも割れていて、10倍を切る人気を集めた馬が5頭もいた中でヒモ荒れするという結果になったレースをたったの5頭推奨で完璧な的中を果たしています♪
素晴らしい予想能力の高さだなと思った点は、2着入線した7人気のセイクリッドゲイズを相手に選んでいるところだね!
レースの展開はかなりのスローペースの上がり勝負という中京の1800mでは珍しい決め手比べとなったにも関わらず、前残りを唯一後方から上がり最速をマークしてあと少しのところまで差し込んできたんだよ♪
前評判は低くても能力が高くないとあの展開では上位に来れるような位置ではなかったし、強い馬をきちんと推奨出来ている証だね!
BOX馬券とはいえ決してまぐれではないし、推奨通りに購入していれば4万円を超える払い戻しを無料情報で得られていたことになります♪今週の予想も期待大だね!
■本命馬⇒ドーブネ
■穴馬⇒ヤマニンサルバム
■対抗馬⇒アラタ
◎④ドーブネ
○⑩アラタ
▲⑨ローシャムパーク
△⑧ブローザホーン
△⑭テーオーシリウス
△⑮アルナシーム
△⑬スカーフェイス
☆⑤ヤマニンサルバム
◆3連複フォーメーション
1頭目:④
2頭目:⑩⑤
3頭目:⑩⑤⑨⑧⑭⑮⑬
合計点数:11点
◆3連単フォーメーション
1着馬:④
2着馬:⑩⑤⑨⑧
3着馬:⑩⑤⑨⑧⑭⑮⑬
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:⑩⑤
2着馬:④
3着馬:⑩⑤⑨⑧⑭⑮⑬
点数:12点
合計点数:36点
本命馬はドーブネです。
クラシック路線には残れなかったもののその素質は高く、3歳秋にはオープン入りしていたドーブネです。
過去11戦して【4,2,1,4】という成績ですが、着外となった4戦中3戦は3歳時で、4歳時は安定感のある走りを続けています。
前走の巴賞は3コーナーから仕掛け、4コーナーでは早々と先頭に立つ強気な競馬をした為に、最後の最後に差されてしまいましたが、乗り方次第でこの差は埋まるとみています。
滞在競馬で馬の調子も良く、調教でも良い動きををしていたので、先行力のあるドーブネを本命馬にしました。
逆転候補の1頭目はアラタ、前走は小回りコースに対応する走りでオープン勝ち、今度は得意の芝2000mに戻るので、切れ味がさらに増すと見て逆手候補の1頭目に挙げました。
もう1頭の逆転候補は穴馬に挙げたヤマニンサルバム、成績は目立ちませんが金鯱賞は0.7秒差の7着、前走のエプソムカップも0.4秒差の6着と着差以上の好勝負、上手く先行力を生かせれば一発あるとみて逆転候補に抜擢しました。