2023/01/29 - 過去の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、あめりかJCC[G2]、東海ステークス[G2]、のレース回顧はこちらをご覧ください。
年末からスタートした中山開催が終了し、今秋から東京開催がスタートします。
最終週にはダートのG1競走、フェブラリーステークス[G1]が行われ、今週は前哨戦の根岸ステークス[G3]が行われます。
ダート1400mで行われるので、スピードに優れたダートが集まり、ここをステップにフェブラリーステークスを目指します。
フェブラリーステークスをうらなう上で、重要な1戦となりますので注目です。
過去10年間のデータをもとに根岸ステークスの傾向を探っていきましょう。
今年の根岸ステークスは、この馬に注目しています!
うま泉教授の根岸ステークス、1400mならこの馬から狙います。
ここでお知らせです!
うま泉教授ツイッターを行っています。
今週行われる重賞競走、シルクロードステークス[G3]の予想はツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
知っていると土日競馬が楽しくなるような情報を公開していますので、遊びにきてフォローして貰えると嬉しいです。
ブログとツイッターを併用して頂ければ、土日の競馬が今以上に面白くなると思いますので、うま泉教授のツイッター、よろしくお願いします。
まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アドマイヤルプス | セ6歳 | 57 | 加藤征弘 |
エアアルマス | 牡8歳 | 57 | 池添学 |
オーロラテソーロ | 牡6歳 | 57 | 畠山吉宏 |
カジノフォンテン | 牡7歳 | 58 | 山下貴之 |
ギルデッドミラー | 牝6歳 | 55 | 松永幹夫 |
ケンシンコウ | 牡6歳 | 57 | 小西一男 |
コパノマーキュリー | 牡6歳 | 57 | 村山明 |
ジャスパープリンス | 牡8歳 | 57 | 森秀行 |
セキフウ | 牡4歳 | 56 | 武幸四郎 |
タガノビューティー | 牡6歳 | 57 | 西園正都 |
テイエムサウスダン | 牡6歳 | 57 | 蛯名正義 |
デンコウリジエール | 牡6歳 | 57 | 荒川義之 |
バトルクライ | 牡4歳 | 56 | 高木登 |
ヘリオス | セ7歳 | 57 | 西園正都 |
ベルダーイメル | 牡6歳 | 57 | 本田優 |
ホウオウアマゾン | 牡5歳 | 57 | 矢作芳人 |
レディバグ | 牝5歳 | 55 | 北出成人 |
レモンポップ | 牡5歳 | 57 | 田中博康 |
昨年は4番人気のテイエムサウスダンが勝利、本番のフェブラリーステークス[G1]でも2着と好走しました。
根岸ステークス[G3]は本番のフェブラリーステークスと同じ東京競馬場で行われるので、東京コース、左回りの経験がない馬にとって、良い練習台になるので東西から実力馬が集結してきます。
今年から負担重量が変わりましたので、これらを含めて注目です。
過去のデータから根岸ステークスの傾向を探っていきたいと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 4-3-0-3 | 40.0% | 70.0% | 70.0% |
2番人気 | 1-1-3-5 | 10.0% | 20.0% | 50.0% |
3番人気 | 1-2-0-7 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
4番人気 | 1-1-1-7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
5番人気 | 1-0-2-7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
6番~9番人気 | 2-2-1-35 | 5.0% | 10.0% | 12.5% |
10番人気以下 | 0-1-3-63 | 0.0% | 1.5% | 6.0% |
今回記載しているデータは、過去10年間の根岸ステークスのデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。
1番人気は過去10年で4勝、2着3回で複勝率が70%と非常に高い数値を残して、2番人気も複勝率50%と高い数値を残しています。
しかし3番人気以下になると複勝率も30%ぐらいに低迷してしまい、6番人気~9番人気が12.5%、10番人気以下でも6.0%と穴馬の方が魅力的に感じます。
根岸ステークスをステップに本番のフェブラリーステークスに挑む馬も多いので、実力のある馬は素直に評価する方が良いと思います。
逆に穴馬を狙うなら人気に拘らず、二桁人気から勝負してもチャンスがあるので、一発狙ってみるもの面白いと思います。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 2-2-0-9 | 15.4% | 30.8% | 30.8% |
5歳 | 4-2-2-21 | 13.8% | 20.7% | 27.6% |
6歳 | 3-3-3-31 | 7.5% | 15.0% | 22.5% |
7歳以上 | 1-3-5-66 | 1.3% | 5.3% | 12.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の年齢と成績をまとめたものです。
中山金杯[G3]や愛知杯[G3]など、芝の重賞競走は明け4歳馬の活躍が目立ち、新しい世代と古馬との力関係が馬券に大きく関わってきます。
根岸ステークス[G3]での4歳馬は【2,2,0,9】、勝率15.4%、連対率30.8%と他の世代よりも好成績を残していますが、跳び抜けて好成績というほどではありません。
逆に6歳馬が過去10年で3勝、複勝率も22.5%、2014年は7歳馬のゴールスキー(4番人気)が勝利しており、高配当を狙うなら6歳馬、7歳馬といったところから狙ってみても良いと思います。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 0-0-0-10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
先行 | 2-4-2-38 | 4.3% | 13.0% | 17.4% |
差し | 4-4-3-40 | 7.8% | 15.7% | 21.6% |
追い込み | 4-2-5-39 | 8.0% | 12.0% | 22.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
直線の長い東京コースということもあり、過去10年間で根岸ステークスを逃げ切った馬は1頭もいません。
1400mという短距離戦、ペースもある程度流れるので、基本的には差し馬や追い込み馬に展開が向くことが多く、先行して粘り込むよりは脚を溜めて直線勝負の方が、馬券に絡みやすということがいえると思います。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ネオユニヴァース | 1-1-0-4 | 16.7% | 33.3% | 33.3% |
サウスヴィグラス | 1-0-1-3 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
プリサイスエンド | 1-0-1-2 | 25.0% | 25.0% | 50.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
過去10年の勝ち馬をみても、昨年勝ったテイエムサウスダン(6番人気)はサウスヴィグラス産駒(ダート血統)、2021年のレッドルゼル(1番人気は)はロードカナロア産駒(芝血統)というように、血統もダート適正を重視するのかスピード適性を重視するのか迷うところです。
過去10年間のデータを見ても抜けた種牡馬は存在せず、どの馬からでも狙えるような感じになっています。
うま泉が考えるに、脚質のデータ時にお伝えしましたが、道中で脚を溜めるタイプの馬の方が馬券に絡みやすい傾向を考えれば、スピード重視で先行するタイプよりは、直線で伸びてくるダート適正を重視する方が好結果に繋がるのではないかと思っています。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
直線の長い東京競馬場、1400mという短距離戦ということもあり、ペースが遅くならないことからも、脚質的には差し馬・追い込み馬が優位な傾向にあることはお伝えしたと思います。
また東京競馬場のダートは軽い馬場なので、スピード能力が問われます。
交流重賞など地方で活躍する馬は、基本的に深いパワーのいるダートを得意としている馬、中央のスピード競馬に対応できる力があるのか、分析する必要があると思います。
以前紹介した時は堅く決まった銀行レースを少点数で的中していたんだけど、今回は高配当となったレースを点数を広げてゲットしているという、開催に合わせた予想が出来るのもEXTRAの良いところだね♪
EXTRA(http://www.extra-horse.com)
【1/21結果】
3連複 3-10-11 ⇒9,500円 的中!
このレースは単勝オッズ1.3倍という圧倒的な支持を集めたカンフーダンスという出走馬の中で唯一馬券内入線経験のある人気馬が出走していたから、普通なら銀行レースに思えるんだけど、EXTRAはなんとその馬を軸にせずに初ダートで2人気に推されていたメタマックスを頭に置いてフォーメーションを組んでいます♪
小倉は荒れやすいと毎回のように言われているけど、このレースも例外ではなくそのカンフーダンスが馬券外に飛んでしまったんだ!2~4人気で決着しているけど、かなりの高配当となっていて、3連複でもあわや万馬券という素晴らしい配当を生み出しています♪
見てわかる通りフォーメーション馬券だから、3連単で同じフォーメーションを組んだものを買ったとしても18点で購入出来るし、もしそれをアレンジ馬券として自分で購入していたら、3万円弱の3連単の払い戻しすらゲットという文句のつけようのない無料予想と言えるね!
今週のEXTRAの無料予想にも要注目です♪
■本命馬⇒レモンポップ
■穴馬⇒タガノビューティー
■対抗馬⇒ギルデッドミラー
◎⑬レモンポップ
○⑥ギルデッドミラー
▲⑭バトルクライ
△②ヘリオス
△⑫デンコウリジエール
△④セキフウ
△⑧テイエムサウスダン
☆⑩タガノビューティー
◆3連複フォーメーション
1頭目:⑬
2頭目:⑥⑩
3頭目:⑥⑩⑭②⑫④⑧
合計点数:11点
◆3連単フォーメーション
1着馬:⑬
2着馬:⑥⑩⑭②
3着馬:⑥⑩⑭②⑫④⑧
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:⑥⑩
2着馬:⑬
3着馬:⑥⑩⑭②⑫④⑧
点数:12点
合計点数:36点
本命馬はレモンポップです。
510キロを超える大型馬ですが、パワー型で押し切るというよりも、スピードで逃げ切る感じのタイプ、過去6勝のうち5勝が1400m以下のレースで、1600mまでは守備範囲だと思いますが、本質的にはスピードタイプの短距離馬だと思っています。
前走の武蔵野ステークス[G3]は最後の最後に差されてしまいましたが、残り200mまでは脚色もしっかりしていたので、この距離ならスピードで押し切れるとみて本命馬にしました。
逆転候補は本命馬が早めに前を捕まえにいって止まってしまった時だと思い、差し馬を逆転候補にしました。
1頭目は前走の武蔵野ステークスで差し切ったギルデッドミラー、こちらはスピードタイプというよりも、スタミナ勝負になった方が力を発揮できるタイプ、ペースが速くなればなるほどチャンスが広がると思います。
もう1頭は展開がハマった時に怖いタガノビューティー、最後は必ず伸びてくるので、あとはハマるかどうかだけだと思っています。
レース終了後に更新する予定。