2022/11/13 - 過去の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、アルゼンチン共和国杯[G2]、京王杯2歳ステークス[G2]、ファンタジーステークス[G3]、みやこステークス[G3]のレース回顧はこちらをご覧ください。
今週から秋のG1競走も後半戦、年末の有馬記念、ホープフルステークスまでG1競走が続きます。
今週は秋の最強牝馬を決める一戦、エリザベス女王杯[G1]が阪神競馬場で行われます。
今年はアイルランドのG1馬マジカルラグーンが参戦予定、愛オークス[G1]を勝った実力馬が、日本でどんな走りを見せるのか、いつもとは違ったエリザベス女王杯になると思うので楽しみです。
過去10年間のデータをもとにエリザベス女王杯の傾向を探っていきましょう。
今年のエリザベス女王杯、うま泉はこの馬に注目しています!
54キロが魅力的なこの馬から狙います。
ここでお知らせです!
私、うま泉教授がツイッターを初めました。
今週行われる重賞競走、デイリー杯2歳ステークス[G2]、武蔵野ステークス[G3]、福島記念ステークス[G3]の予想はツイッターで公開します。
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まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アカイイト | 牝5歳 | 56 | 中竹和也 |
アンドヴァラナウト | 牝4歳 | 56 | 池添学 |
イズジョーノキセキ | 牝5歳 | 56 | 石坂公一 |
ウインキートス | 牝5歳 | 56 | 宗像義忠 |
ウインマイティー | 牝5歳 | 56 | 五十嵐忠男 |
ウインマリリン | 牝5歳 | 56 | 手塚貴久 |
クリノプレミアム | 牝5歳 | 56 | 伊藤伸一 |
コトブキテティス | 牝5歳 | 56 | 田島俊明 |
サンテローズ | 牝5歳 | 56 | 西村真幸 |
ジャムロックヒル | 牝5歳 | 56 | 佐々木晶三 |
ジェラルディーナ | 牝4歳 | 56 | 斉藤崇史 |
スタニングローズ | 牝3歳 | 54 | 高野友和 |
ソフトフルート | 牝5歳 | 56 | 斉藤崇史 |
テルツェット | 牝5歳 | 56 | 和田正一郎 |
デアリングタクト | 牝5歳 | 56 | 杉山晴紀 |
ナミュール | 牝3歳 | 54 | 高野友和 |
ピンハイ | 牝3歳 | 54 | 田中克典 |
フィオリキアリ | 牝5歳 | 56 | 清水久詞 |
ホウオウエミーズ | 牝5歳 | 56 | 池上昌和 |
マジカルラグーン | 牝3歳 | 54 | ハリント |
ライラック | 牝3歳 | 54 | 相沢郁 |
ルビーカサブランカ | 牝5歳 | 56 | 須貝尚介 |
ローザノワール | 牝6歳 | 56 | 西園正都 |
昨年は10番人気のアカイイトがアッと驚かせる勝利をあげ、三連単も339万超えの特大万馬券での決着となりました。
秋の最強牝馬決定戦は、古馬と3歳牝馬の戦いの歴史でもあり、今年は5頭の3歳牝馬が出走を予定しています。
これを迎え撃つのが2020年の三冠牝馬デアリングタクト、春は宝塚記念[G1]で3着に好走するなど、復調の気配を見せているので注目です。
また今年はアイルランドからマジカルラグーンが参戦を表明、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスステークスをコースレコードタイムで制したノヴェリストの半妹、時計の速い日本の馬場に合うと思うのでこちらも注目です。
過去のデータからエリザベス女王杯の傾向を探っていきたいと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 1-3-2-4 | 10.0% | 40.0% | 60.0% |
2番人気 | 1-0-1-8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
3番人気 | 4-0-2-4 | 40.0% | 40.0% | 60.0% |
4番人気 | 0-0-1-9 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
5番人気 | 1-1-2-6 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
6番~9番人気 | 2-5-2-31 | 5.0% | 17.5% | 22.5% |
10番人気以下 | 1-1-0-81 | 1.2% | 2.4% | 2.4% |
今回記載しているデータは、過去10年間のエリザベス女王杯[G1]のデータ(2020年、2021年の阪神競馬場を含む)を元に作成しています。
上記のデータは過去10年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。
昨年、10番人気のアカイイトが差し切り、三連単で300万超えの特大万馬券で決着しました。
データを見ても分かるように、1番人気は過去10年間でわずか1勝、一番勝っているのは3番人気にで、基本的には伏兵が台頭するレースと言っていいと思います。
それでも昨年のアカイイト(10番人気)は特別で、二桁人気の大穴というよりは、5番人気~9番人気の中穴の馬が絡みやすく、穴馬同士の決着になると昨年のような100万を超える高配当も期待できるG1レースです。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3歳 | 2-4-2-27 | 5.7% | 17.1% | 22.9% |
4歳 | 6-3-7-50 | 9.1% | 13.6% | 24.2% |
5歳 | 2-2-1-48 | 3.8% | 7.5% | 9.4% |
6歳 | 0-1-0-14 | 0.0% | 6.7% | 6.7% |
7歳 | 0-0-0-4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の年齢と成績をまとめたものです。
エリザベス女王杯は3歳馬と古馬の戦い、秋華賞[G1]で勢いを付けた牝馬が、そのままエリザベス女王杯[G1]でも好走する傾向が強い特徴があります。
2013年は秋華賞[G1]を勝ったメイショウマンボがエリザベス女王杯[G1]を制し、2017年は秋華賞3着のモズカッチャンがエリザベス女王杯を制し、初のG1勝利となりました。
昨年も秋華賞6着のステラリアが2着と好走してので、今年も3歳馬は要注意の存在であることは間違いないと思います。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 0-2-0-8 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
先行 | 2-5-3-38 | 4.2% | 14.6% | 20.3% |
差し | 8-1-2-36 | 17.0% | 19.1% | 23.4% |
追い込み | 0-2-5-61 | 0.0% | 2.9% | 10.3% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
データをみると一目瞭然、差し馬が過去10年間で8勝しています。
各年のペースを見てみると、スローペースに流れることが少なく、直線は瞬発力勝負になるので、逃げ馬や追い込み馬といった極端な脚質の馬は、厳しいレースになるようです。
昨年のアカイイトもスタート直後は13番手を追走していましたが、4コーナーでは7番手まで進出しており、追い込み馬も直線一気のようなタイプは厳しく、早めに仕掛けられ長く良い脚を使うタイプは、馬券に絡みやすいということが分かると思います。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 2-3-6-32 | 4.7% | 11.6% | 25.6% |
オルフェーヴル | 2-0-0-1 | 66.7% | 66.7% | 66.7% |
ハーツクライ | 1-2-0-9 | 8.3% | 25.0% | 25.0% |
キズナ | 1-1-0-1 | 33.3% | 66.7% | 66.7% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
好走している種牡馬を見ると、瞬発力勝負に強いディープインパクト産駒、ロングスパートができるスタミナ豊富なオールフェーヴル産駒などの活躍が目立ちます。
うま泉教授が注目しているのはキズナ産駒、大舞台に強いタイプで昨年勝ったアカイイト、2着のステラリアがキズナ産駒です。
両馬の特徴は2頭共に人気薄、アカイイトは10番人気、ステラリアは7番人気で馬券に絡んでおり、人気薄のキズナ産駒は馬券的にも狙い目だと思っています。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
データ面でお伝えしたように、過去10年間の勝ち馬10頭のうち8頭が差し馬、昨年勝ったアカイイトと3着のクラヴェルは後方待機の差し馬、レースの流れを気にしてポジション取りに脚を使うよりは、じっくりと脚を溜めるタイプの方が好走する確率が上がるようです。
一昨年は勝ったラッキーライラック、2着のサラキア、3着のラヴズオンリーユーの3頭は、共に1コーナーは10番手以下の位置に付けており、直線が長くゴール前に坂のある阪神コースでは、直線で余力のない馬は好走が難しいと思っていいと思います。
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3連複 2-3-6 ⇒2,200円 的中!
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■本命馬⇒マジカルラグーン
■穴馬⇒スタニングローズ
■対抗馬⇒イズジョーノキセキ
◎⑤マジカルラグーン
○⑩スタニングローズ
▲⑪ナミュール
△④デアリングタクト
△③ピンハイ
△⑧アンドヴァラナウト
△⑱ジェラルディーナ
☆⑦イズジョーノキセキ
◆3連複フォーメーション
1着馬:⑤
2着馬:⑩⑪
3着馬:⑩⑪⑦④③⑧⑱
合計点数:11点
◆3連単フォーメーション
1着馬:⑤
2着馬:⑩⑪⑦④
3着馬:⑩⑪⑦④③⑧⑱
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:⑩⑪
2着馬:⑤
3着馬:⑩⑪⑦④③⑧⑱
点数:12点
合計点数:36点
外国馬のマジカルラグーンが本命馬です。
エリザベス女王杯の外国馬となると2010年、2011年と連覇したスノーフェアリーを思い出します。
2010年は三冠牝馬のアパパネを完封し、2着以下に4馬身以上の差をつけ快勝し、翌年の2011年は56キロを背負って、大外枠の8枠18番から勝ち切りました。
当時のスノーフェアリーは3歳時にアイリッシュオークス[G1]を勝ち、4歳時には凱旋門賞[G1]で3着に入りました。
今回出走のマジカルラグーンもアイリッシュオークス[G1]を勝ち、前走のヨークシャーオークス[G1]では、その後に凱旋門賞を勝つアルピニスタの5着、実績的にはスノーフェアリーに劣りますが、ハンデ54キロな十分勝ち負けできるとみています。
調教でも良い動きをしていたし、結果次第ではジャパンカップの出走も視野にいれており、陣営の本気が感じられるので本命馬に抜擢しました。
逆転候補は3歳馬から、1頭目はスタニングローズ、先に仕掛けられるのは大きなアドバンテージ、逃げ馬を自分のタイミングで捉えにいければ、今回も好勝負になるとみて、逆転候補の対抗馬にしました。
もう1頭はナミュール、前走の秋華賞は20キロ増えていましたが、スターとも上手くなっていたし、道中もしっかりと折り合いが付いていたので、夏から大きく変わった1頭だと思っています。
今回も中団で脚を溜められれば、ゴール前の勝ち負けに加われるとみて、逆転候補の対抗馬にしました。
レース終了後に更新する予定。