2022/11/27 - 過去の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、マイルチャンピオンシップ[G1]、東京スポーツ杯2歳ステークス[G2]のレース回顧はこちらをご覧ください。
今週は日本で行われる世界一決定戦、ジャパンカップ[G1]が東京競馬場の芝b2400mで行われます。
今年は外国馬が6頭エントリー、日本の大将格は昨年3着のシャフリヤール、日本勢が外国勢かどんな戦いになるか注目の1戦です。
過去10年間のデータをもとにジャパンカップの傾向を探っていきましょう。
うま泉教授のジャパンカップ、3歳馬のこの馬から狙います。
ここでお知らせです!
私、うま泉教授がツイッターを初めました。
今週行われる重賞競走、京都2歳ステークス[G3]、京阪杯[G3]の予想はツイッターで公開します。
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まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
ウインマイティー | 牝5歳 | 55 | 五十嵐忠男 |
ウインマリリン | 牝5歳 | 55 | 手塚貴久 |
ヴェラアズール | 牡5歳 | 57 | 渡辺薫彦 |
ヴェルトライゼンデ | 牡5歳 | 57 | 池江泰寿 |
オネスト | 牡3歳 | 55 | シャペ |
カラテ | 牡6歳 | 57 | 辻野泰之 |
グランドグローリー | 牝6歳 | 55 | ビエトリ |
ゴールドスミス | セ8歳 | 57 | 高柳瑞樹 |
シャドウディーヴァ | 牝6歳 | 55 | 斎藤誠 |
シャフリヤール | 牡4歳 | 57 | 藤原英昭 |
シムカミル | 牡3歳 | 55 | ワッテル |
ダノンベルーガ | 牡3歳 | 55 | 堀宜行 |
テュネス | 牡3歳 | 55 | シールゲ |
テーオーロイヤル | 牡4歳 | 57 | 岡田稲男 |
デアリングタクト | 牝5歳 | 55 | 杉山晴紀 |
トラストケンシン | 牡7歳 | 57 | 高橋文雅 |
ハーツイストワール | 牡6歳 | 57 | 国枝栄 |
ブルーム | 牡6歳 | 57 | オブライ |
ボッケリーニ | 牡6歳 | 57 | 池江泰寿 |
マジカルラグーン | 牝3歳 | 53 | ハリント |
ユーバーレーベン | 牝4歳 | 55 | 手塚貴久 |
ユニコーンライオン | 牡6歳 | 57 | 矢作芳人 |
リッジマン | 牡9歳 | 57 | 千葉幸喜 |
昨年は三冠馬のコントレイルが単勝1.6の人気に応え、引退の花道を飾りました。
今年は外国馬が6頭参戦、昨年出走していたグランドグローリー(5着)、ブルーム(11着)も参戦、東京コースを1度経験しているので、この2頭は不気味な存在になりそうです。
日本勢からは昨年3着のシャフリヤール、三冠牝馬のデアリングタクトが迎え撃ちます。
今年も日本馬が上位を独占するのか、それとも外国馬が一矢を報いるのか注目です。
過去のデータからジャパンカップの傾向を探っていきたいと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 5-1-2-2 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
2番人気 | 0-2-4-4 | 10.0% | 50.0% | 50.0% |
3番人気 | 2-2-1-5 | 20.0% | 60.0% | 60.0% |
4番人気 | 2-1-0-7 | 30.0% | 30.0% | 40.0% |
5番人気 | 1-2-0-7 | 10.0% | 10.0% | 40.0% |
6番~9番人気 | 0-2-2-36 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
10番人気以下 | 0-0-1-65 | 0.0% | 0.0% | 1.5% |
今回記載しているデータは、過去10年間のジャパンカップ[G1]のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。
日本で行われる世界一決定戦だけにレースのレベルが非常に高く、過去10年間の勝ち馬を見ても全て5番人気以下の馬が勝っており、伏兵の台頭が難しいレースといえます。
馬券圏内(3着以内)に好走した30頭をみても、その内の25頭が5番人気以内の馬で、6番人気~9番人気が4頭、二桁人気で馬券に絡んだのは2013年に3着したトーセンジョーダン(11番人気)の1頭だけです。
ちなみに過去10年間で馬券に絡んだ30頭は全て日本馬なので、外国馬はこのデータに当てはまらないので注意が必要です。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3歳 | 2-4-2-13 | 9.5% | 28.6% | 38.1% |
4歳 | 5-3-3-36 | 10.6% | 17.0% | 23.4% |
5歳 | 3-3-4-40 | 6.0% | 12.0% | 20.0% |
6歳 | 0-0-0-27 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
7歳 | 0-0-1-20 | 0.0% | 0.0% | 4.8% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の年齢と成績をまとめたものです。
データをみても分かるように、馬券に絡んでくるほとんどの馬が3歳馬から5歳馬です。
7歳馬が1頭3着にきていますが、これは先ほど人気のところでお伝えした2013年に3着したトーセンジョーダン(牡7歳)なので、これは例外として度外視しても良いと思います。
パーセンテージを見てみると、4歳馬、5歳馬よりも3歳馬の方が高い数値を残りしており、負担重量が2キロ軽い3歳馬は古馬に比べ好走しやすいと考えて良いと思います。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1-1-1-7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
先行 | 6-3-4-37 | 6.3% | 14.6% | 20.8% |
差し | 2-4-3-38 | 8.3% | 20.8% | 29.2% |
追い込み | 1-2-2-54 | 2.9% | 2.9% | 5.8% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
追い込み馬も馬券に絡んでおり、脚質的な有利不利は少ないように感じます。
前か後かという考え方で分けると、逃げ馬が1勝、先行馬が6勝しているように、後方から追い込むよりも、先行して押し切る競馬の方が馬券に絡みやすいということが分かると思います。
ジャパンカップは秋の東京開催の最終週に行われるG1競走、馬場も痛んできていて追い込み優位に感じますが、データを見る限りでは後ろよりも前にいる方が好走しやすいということになります。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 4-4-3-22 | 12.1% | 24.2% | 33.3% |
ハーツクライ | 2-1-2-11 | 12.5% | 18.8% | 31.3% |
ブラックタイド | 1-0-1-0 | 50.0% | 50.0% | 100% |
キングカメハメハ | 0-1-2-11 | 0.0% | 7.1% | 21.4% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
東京競馬場の芝コースなら、瞬発力の生きるディープインパクト産駒が高い数値を残していますが、うま泉が注目しているのは、そのディープインパクトに負けない数値を残しているハーツクライ産駒です。
ハーツクライは2005年の有馬記念[G1]でディープインパクトに初めて土をつけた馬で、翌年は海外遠征を行い、ドバイシーマクラシック[G1]を制覇しました。
うま泉の印象だとハーツクライ産駒は、G1レースなどビックレースに強い印象があります。
父のハーツクライが、負けないと思われたディープインパクトを倒すのですから、産駒にもその勝負強さ、大舞台で力を発揮する能力は受け継がれていると思います。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
ジャパンカップの創設当初は外国馬が上位を独占し、日本馬が太刀打ちできない期間が続きました。
それが今となっては逆に日本馬が上位を独占し、外国馬がなかなか勝てないレースになっています。
もちろん地の利という点もありますが、それだけここ数十年で日本馬のレベルが格段に上がったということがいえると思います。
今年は4頭の外国馬が参戦、昨年もジャパンカップに参戦しているグランドグローリーは、他の3頭よりもアドバンテージがあるといって良いと思います。
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【11/20結果】
3連複 5-6-8 ⇒7,420円 的中!
福島最終週の障害レースを提供するなんて、よっぽど予想に自信があったんだろうね!1人気は馬券に絡んだとはいえ、7人気と6人気が馬券に絡んでヒモ荒れしたレースで、今回もたった5頭の推奨で的中0という素晴らしい予想を披露してきました♪
障害レースを予想する上で重要なことって、うま吉には良くわからないんだけど、飛越の上手さはもちろんのこと、障害戦って初戦よりも2戦目が狙い目だということを見事に体現した完璧な内容だったと後から結果を見て思いました!
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■本命馬⇒ダノンベルーガ
■穴馬⇒グランドグローリー
■対抗馬⇒ヴェラアズール
◎⑭ダノンベルーガ
○⑥ヴェラアズール
▲③ヴェルトライゼンデ
△⑱ボッケリーニ
△②オネスト
△⑮シャフリヤール
△⑦テュネス
☆⑤グランドグローリー
◆3連複フォーメーション
1着馬:⑭
2着馬:⑥⑤
3着馬:⑥⑤③⑨②⑮⑦
合計点数:11点
◆3連単フォーメーション
1着馬:⑭
2着馬:⑥⑤③⑨
3着馬:⑥⑤③⑨②⑮⑦
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:⑥⑤
2着馬:⑭
3着馬:⑥⑤③⑨②⑮⑦
点数:12点
合計点数:36点
今年はどの馬にもチャンスがありそうな、抜けた馬が存在しないジャパンカップとなりました。
土曜日終了時のオッズを見ても、単勝オッズ3.8倍で1番人気に支持されたのは3歳馬のダノンベルーガ、10倍以下の馬が4頭とオッズをみても混戦なのがわかります。
うま泉も軸馬をどの馬にするか悩みましたが、安定感を最優先してダノンベルーガを本命馬にしました。
新馬戦は東京競馬場の芝2000m、直線一気の末脚で新馬勝ちし、続く共同通信杯[G3]も外から一気の末脚で快勝、クラシック候補として名を挙げました。
皐月賞[G1]は最内枠で内から抜け出すのに手間取って4着、日本ダービー[G1]も直線で内に突っ込んだため4着に敗れましたが、力的にはこの世代のトップクラスの1頭といって間違いないと思います。
データ面でもお伝えしましたが、ジャパンカップは3歳馬の活躍が目立つレース、ダノンベルーガも秋の天皇賞[G1]も軽い55キロで出走、まだ未完成とはいえこのハンデで出走できるのは大きなアドバンテージだと思います。
またダノンベルーガにとって東京コースは持ち味の瞬発力が最大限に生きる絶好の舞台、7枠14番と外枠を引いたので直線で一番外から追い込めば、纏めて差し切れると睨んで本命馬にしました。
逆転候補の1頭目はヴェラアズール、前走の京都大賞典[G2]で初重賞制覇、直線だけで10頭以上差し切った末脚は魅力的、鞍上がムーア騎手で東京コースなら、一発逆転があるとみて対抗馬にしました。
もう1頭はグランドグローリー、昨年は日本のスピード競馬に戸惑って5着に敗れたものの勝ったコントレイルから0.8秒差なら善戦したといって良い内容だと思います。
今年は春にプリンスオブウェールズステークス[G1]でシャフリヤールに先着、前走も凱旋門賞[G1]も58キロを背負って5着と好調しており、昨年よりもパワーアップした印象があります。
他の外国馬も魅力的ですが、東京競馬場を一度経験しているということからも、外国馬の中でグランドグローリーが最有力とみて、2頭目の逆転候補に抜擢しました。
レース終了後に更新する予定。