- ☆タガノエルピーダ（斉藤祟史厩舎）
- 朝日杯FSで3着入線してここに挑んでくる馬だね♪唯一の牝馬での参戦だったけど、初戦で見せたパフォーマンスが非常に高かったし、メンバーレベルもそう高くはないと思っていたからこそ牝馬らしい決め手を活かした立ち回りをすれば十分チャンスはあると判断して好走3頭として紹介していた1頭だね！抜群のスタートから好位を主張して3番手で立ち回ると、早めに前を捕まえに行く仕掛けで長く脚を使って差し決着の中を唯一先行勢で気を吐いていました♪負けはしたけど、まだ2戦目だった馬がG1のタイトなペースであのパフォーマンスが出来るというのは力がある証拠で、流石にここでは最上位評価となるかな！
- 初戦では完璧に立ち回った逃げ馬の勝ちパターンの展開で軽々と差し切ったようにキレる脚を使うイメージだったから、ハイペースの流れで前付けしてコーナーで仕掛け始めた時の手応えの悪さや直線に入ってからも動ききれていないようなフットワークをしていたところを見ると大惨敗すると思っていたのに、急坂辺りから盛り返し始めて、直線入り口では脚色劣勢となって一度は交わされていた差し馬を、外から豪快に突き放す脚の使い方をしています♪刻んだラップやレースでの立ち回り、道中の雰囲気を総合的に考えると速いペースに戸惑っていた馬が見せる挙動と完璧に合致するんだよね！仕掛けてからのバランスが悪くて直線での脚捌きも安定性が無かったでしょ？溜めを利かせた初戦とはまるで違うフットワークだったから、本来はやっぱりキレ味タイプだと思うんだよ！牡馬相手に自分が不利な土俵に自ら飛び込んでいった中で、持ち味を全然発揮出来ていないのに3着に来てしまったという印象で、本当にとんでもない強さを秘めている可能性すらあります♪
- 1週前の追い切りは栗東の坂路で4ハロン52.8秒、ラスト2ハロン12.3-12.5秒をルメートル騎手が跨って終いに促してマークしてきました♪全体的なフットワークの質は前走時とそう大きくは変わらないかな！ただ、少し間隔が空いたせいか緩さは目立っていて、手前を変えてからのトモの感じとか、スピードを出している時の全体的な踏み込みの甘さがあって、いかにも休み明けの雰囲気を感じました！しっかりとやったわけではないから、ここからグンと良くなってくるとは思えないけど、当週ではもう少しキビキビと動けていてほしいところではあるね♪
- ☆ガルサブランカ（木村哲也厩舎）
- ベゴニア賞で2着入線してここに挑んでくる馬だよ♪半兄にイクイノックスがいる超良血馬で、新馬戦は単勝1.4倍という圧倒的な人気に推されつつも、新潟の外回りでスローペースだったにしても好位から上がり3ハロン32.8秒という素晴らしい決め手を披露して人気に応えてきっちり結果を残しました！ひと息入れた前走では使って多少しっかりしたとのことで、実際にレースの前半部分は初戦よりも行きっぷり良く流れに乗れてはいたんだけど、自身のフットワークの変化の中でエンジンが掛かっていくような走法をしているから、遅いペースを楽に追走したせいで仕掛け始めにモタモタして差し届かなかったね♪悲観するような内容ではないし、あの雰囲気ならペースが上がった方が競馬はしやすいと思うから、2戦連続で速い脚を使っているこの馬の単純な脚力に期待したいと思います！
- ここ2戦の走りを見てみると、初戦はスタート後の走りは沈み込むようなフットワークを見せていて、途中からなんとか体を起こして走れているような感じだったし、前走は最初から体を起こせていたにしても、口を割ってしまうほど行きたがるところを見せていたでしょ？2戦とも共通しているのは、道中は上手くリズムを作ることは出来ていないんだよ！長く良い脚を使って伸びてくる中で、本当に良いフォームで走れていたのはゴール直前だけ…体の使い方が上手ではないし緩さが残っているからこそ中々トップフォームに入れないんだろうね！緩いペースでメリハリのある走りをさせるよりも、ある程度のペースを淡々と追走して体の動きを作ってあげた方が終いの質は良くなると思うよ♪懸念点としては走りは軽いし成長待ちな部分も多いから、馬場が渋ると一気にパフォーマンスは落ちるかもしれません～
- 1週前の追い切りは栗東のCWコースで6ハロン85.3秒、ラスト1ハロン11.5秒を一杯に追って計時してきました♪2週前までは美浦で本数を積んでいて、輸送を考慮してか栗東入りをして調整されています！今までは美浦でやっている時ですら終始馬なり調整で、しっかりと負荷をかけることは一度もなかったんだけど、今回は初めて一杯にやってきています♪大分メイチ感があるし併せた僚馬に遅れたにしても、ウッドチップで動かした時にしっかり反応出来ていたというのは良い傾向だね！最終追い切りを見て極端にテンションが上がっていなければバッチリです♪
- ☆スウィープフィート（庄野靖志厩舎）
- エルフィンSで2着入線してここに挑んでくる馬だね♪ゲートを潜ろうとしてしまったりとかソワソワして扉を蹴ってしまったりとかで気性の問題でスタートに課題を残しているんだけど、久しぶりに五分に出れた前走はいつもよりも流れに乗りつつ脚を溜めることが出来ていました！ペースが遅かったし内を避けて通る馬も多い中でこの馬自身はそういう馬場もこなせていた分で早めに位置を押し上げたのがちょっと残念だったかな…向正面の直線部分でスッと動いていったけど、スピードに乗せたせいでハミをしっかりと取ってしまって、結局コーナーで我慢させちゃっているでしょ？内の馬場は悪かったんだから、変に道中で脚を使ってリズムを崩してしまうくらいなら、外を回って距離ロスのリスクがある他の馬を尻目にコーナー部分で勢いをつけて内を押し上げていれば、あの進路取りでも勝っていたと思います！乗り替わりで新味発揮に期待だね♪
- トビの大きな馬だけど、じっくり運んであげた方が終いに良い脚を使えてきたから、本来はもう少し距離があっても良いのかなとは思います！ただ、上述しているように気性の問題でかなり乗り難しい馬で、しかも苦しくなると内にモタれてまっすぐ走れない面も見せてきた過去があるから、過去5戦のどのレースを見ても、満足な形で自分の能力をフルで発揮できたものってひとつもありません♪勝った未勝利戦ですらハイペースの展開だったのに、ロスのある競馬で外めを早めに動いて一気に捲くっていくような脚の使い方をしているからね…2着だった白菊賞やエルフィンSは立ち回りで落としているイメージだし、7着の阪神JFもあれだけスタートで出遅れてしまうとノーチャンスだと思うけど、ミドルペースのロンスパ戦で、全体のペースが引き上がる前から動いていったのに我慢させて結局外を終始回ってきて、直線を向くころには早めにスピードに乗せた分の位置取りのアドバンテージがないという…それでも7着に来ているのが力のある証拠で、脚の使い所を改善するだけで重賞でもチャンスがある1頭だと思うね！
- 1週前の追い切りは武豊騎手を背に栗東の坂路で4ハロン53.6秒、ラスト2ハロン12.4-11.9秒を馬なりで計時してきました♪今まではテンからある程度のラップで流していけば、11秒台のラップもマーク出来てはいたんだけど、終いにサッと反応させる程度でラスト1ハロンにガツンと良い脚を使えているのは初めてのことだね♪前走時も良い動きは見せていたんだけど、むしろ使った上積みでさらに洗練されている印象を受けました！乗り替わりとなる鞍上も、口向きの難しさもそうなく思った以上にいい馬だったというコメントを残しています♪一緒にのレースに乗ったこともある中で、残している結果以上に背中が良いという何よりの証拠で、つまりは”オープン好走レベル”ではないということだね♪
チューリップ賞の好調教馬ピックアップ♪
チューリップ賞のうま吉の追い切り評価はこのようになりました♪
SS評価
スティールブルー
S+評価
セキトバイースト
タガノエルピーダ
ラヴァンダ
S評価
ガルサブランカ
スウィープフィート
ワイドラトゥール
今回はこの中から…スティールブルーを紹介！
スティールブルー【宗像義忠厩舎】
栗東 CW 82.3 66.4 51.6 36.5 11.2 馬なり
1週前追い切りは丸山騎手、当週の追い切りはレースでも騎乗する川田騎手が跨って感触を確かめてきました♪前走時は道中の不利を受けた影響や勝負どころで2着馬に締められて踏み遅れたことで脚を余しているような負け方をしてしまったんだけど、調教の動きからも状態は良くないように思っていたから、それであそこまで来るのはやっぱり力がある馬だなと感じました！トップ評価となった今回は巻き返してくると思います♪
美浦の馬だけど、前走後に短期放牧に出されてからは栗東に帰厩して調整されているね！1週前の追い切りでは持ったままで動きの質を確かめる程度で長めから負荷を掛けてきたんだけど、前走時とは違って体幹がしっかりとしたブレのないまとまりの走りをしつつ、一定のリズムで淡々と走ることが出来ていました♪ただ、これは速い脚を使っていないからこそそういうフットワークを出せているだけの可能性もあったから、スピードを出している時もそのバランスを維持出来るかどうかは断定出来ない部分だったんだよ！
それを経た最終追い切りでは、美浦と栗東の違いはあるけど今までにないほど速いラップをテンから刻みつつ、最後の直線では促した時のアクションを確かめる程度の手綱捌きをした中でこれだけの時計をマーク♪逆手前に変えるところはあったにしても、前走時に感じた前進気勢が出すぎて自身のストライドの大きさを全然披露出来ずに窮屈でバタついて見えるほどだったフットワークが今回は改善されていました！スッと動けそうな雰囲気があったし、モタモタしなくなったのに気持ちも収まりがついているという心身ともに噛み合った走りで、大きくパフォーマンスを上げてくる1頭だと思います♪
チューリップ賞で激走する！うま吉渾身の穴馬を紹介♪
ブルーアイドガール【吉岡辰弥厩舎】
エルフィンステークスで9着入線してここに挑んでくる馬だね♪新馬戦でラスト2ハロン加速ラップを刻みつつ上がり最速をマークして余力たっぷりに勝利していたこともあって、休み明けの前走でも上位人気に推されていたんだけど、道中はかなり良い雰囲気で回ってこれたのに直線では反応しそうで反応しきれなかったのは明らかにソフトな馬場の影響だね！何度も沈むようなトップフォームに変わりそうになったけど、その都度結局バランスが取れないから頭を上げてしまってワンペース気味にダラッと脚を使っていただけになっていました！力負けではないし、馬場の良い阪神に変わることで初戦で見せたキレる脚を披露出来るのであればここでも通用する逸材だと思います♪
そもそも全体的に脚捌きが軽いタイプだし、初戦で見せたエンジンの掛かりが遅い面は使ってきている今なら改善されていると思うんだよね！当時この馬の2着だったオフトレイルは最後は脚色が同じになってしまったと言っていたけど、反応良くトップスピードに乗せたオフトレイルの脚色にブルーアイドガールが追いついたイメージが強かったし、そのオフトレイルは特にクラスの壁もなく決め手比べで優位にたってオープン入りを果たしているでしょ？その馬よりも終いの質が高かったこの馬の脚力をまともに発揮出来れば重賞でもチャンスがあると思うのは当然のことだよね♪
当週の追い切りは栗東の坂路で4ハロン54.5秒、ラスト2ハロン13.3-13.1秒を馬なりで計時してきました♪間隔が詰まっていることもあるし、馬体重も増えてきていない成長待ちの段階だからかかなり軽めにやってきて調整程度の内容となっています！動きも見栄えがしないし、今回の時計だけで見るとそう高い評価は出来ないけど、前走出走時は緩さが残っている馬だとは思えないほどキレにキレて、坂路でラスト1ハロン11秒台のラップを馬なりで連発するくらい動けていたんだよね♪前走で勝ちたかったところだろうから、流石に上積みは無いにしても、フットワーク自体には引き続き軽さがあってデキは維持出来ていると思うよ！
うま吉のチューリップ賞の見解♪
■本命馬⇒スティールブルー
■穴馬⇒ブルーアイドガール
■注⇒セキトバイースト
◎⑨スティールブルー
◯⑯タガノエルピーダ
▲⑥スウィープフィート
△④ワイドラトゥール
△⑤ミラビリスマジック
△⑧セキトバイースト
△⑩ガルサブランカ
☆①ブルーアイドガール
3連単軸2頭マルチ
軸：⑨⑯
相手：①④⑤⑥⑧⑩
点数：36点
ワイド軸1頭流し
軸：①
相手：⑥⑨⑯
点数：3点
スティールブルーとタガノエルピーダの2頭軸マルチで勝負します♪
状態はそうよく見えない中で脚を余して4着だった前走の内容は負けて強しではあったし、今回は過去3戦の中でも走りのバランスが一番整っていて、スッと動けるようになっていました♪長く良い脚を使えるし、速いラップを追走しても良いキレ味を見せてくれそうな今回はしっかりと権利を取ってくれるんじゃないかな？
タガノエルピーダは溜めて良さが出るタイプだと思っているし、大外枠に入った今回は今後のことも考えて出たなりでリズムを作って控える形になるはず…仕掛けを待たされることになったにしても初戦の内容からはそれでも届く末脚を披露しても驚かないし、早めに上がっていっても持続力勝負で牡馬相手に健闘した前走の実績もあって、軸としてはやっぱり外せない1頭です！
好走3頭として紹介したスウィープフィートは単穴評価とします♪1週前の動きは良かったけど、最終追い切りで見せた口向きの悪さは相変わらずで、この辺りがやっぱりもう少しゆったり運べるようにはなって欲しいかな！トビの大きい走りにしては溜めの利く範囲で我慢出来ていたからマイルならそう影響は無さそうだけどね♪
ワイドラトゥールはファンタジーSの時から評価している馬で、過去3戦全てで上がり最速をマークしているという脚力は素直に信頼しても良いかな♪
ミラビリスマジックやセキトバイーストは安定感は素晴らしいけど、うま吉の印象としてはもうワンパンチあればって感じで、今回は相手候補とします～
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的中が飛び出した馬券種は3連単！レースは日曜の小倉の12Rだね♪
10頭立てと少頭数ながら、勝ち上がりに近い好走続きの馬も多数出走していて人気が割れているようなメンバー構成で、走破時計もほぼ横ばいだからこそ展開や馬場を読み解く力が求められる予想の難しいレースだったと思います！
勝ち馬は今までは上がりの速い展開に持ち込むとキレ負けしてきた馬だったけど、レース後のコメントからも成長を感じていたとのことで、すんなりいけた分で今までとは違った内容の組み立てできっちり結果を残してきたんだよね！
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