2024/12/21 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉教授です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
2024年度も残り2週間を切り、中央競馬場のG1競走も残り2つ、今週は2024年度の大一番、1年の締めくくりともいえる有馬記念[G1]が、中山競馬場の芝2500mで行われます。
数々のドラマが生まれる有馬記念、今年はどんなドラマが生まれるのか、注目は秋の古馬三冠に王手をかけているドウデュースに注目が集まります。
秋の古馬3冠は2000年にテイエムオペラオーが3連勝したことに始まり、その後は2004年にゼンノロブロイが史上2頭目の3連勝を決めてから、3頭目は出ていません。
10月末から中3週でG1競走に出続けるローテーションが厳しいようで、今回ドウデュースが勝てば、史上3頭目の秋の古馬3冠馬ということになります。
競馬史の1ページを彩る競走となる今年の有馬記念、まずは中山競馬場のコース形態から振り返りましょう。
中山競馬場はおにぎり型の形をしており、芝コースは外回りと内回りがありますが、内と外は2コーナーで分岐し、3コーナーで合流する特殊な形をしています。
有馬記念のスタートは外回りの3コーナー付近からスタートし、正面スタンドを通過し、内回りコースを1周してゴールとなります。
スタート地点のポイントは、スタートしてすぐ3コーナーになるので、外枠で出遅れると後方からの競馬になるので、先行馬にとっては致命傷となりかねません。
全部でコーナーを6つ回る為、馬場状態があるにしても、基本は内枠の方が優位という考えて良いと思います。
中山競馬場は高低差が5.3mあり、JRAの競馬場の中でも最大、ゴール前の200mから残り70mぐらいにかけて、高低差2.2m、最大勾配の2.24%の上り坂があり、中山競馬場は非常にタフなコースとして有名です。
今週もデータと血統を基に、有馬記念を分析していきますので、最後までうま泉教授の予想にお付き合いいただければと思います。、
昨年の有馬記念、血統やデータ、予想などはこちらをご覧ください。
まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アーバンシック | 牡3歳 | 56 | 武井亮 |
アラタ | 牡7歳 | 58 | 和田勇介 |
カラテ | 牡8歳 | 58 | 音無秀孝 |
シャフリヤール | 牡6歳 | 58 | 藤原英昭 |
シュトルーヴェ | 牡5歳 | 58 | 堀宜行 |
ショウナンラプンタ | 牡3歳 | 56 | 高野友和 |
ジャスティンパレス | 牡5歳 | 58 | 杉山晴紀 |
スターズオンアース | 牝5歳 | 56 | 高柳瑞樹 |
スタニングローズ | 牝5歳 | 56 | 高野友和 |
ダノンデサイル | 牡3歳 | 56 | 安田翔伍 |
ダノンベルーガ | 牡5歳 | 58 | 堀宜行 |
ディープボンド | 牡7歳 | 58 | 大久保龍志 |
ドウデュース | 牡5歳 | 58 | 友道康夫 |
ニシノレヴナント | セ4歳 | 58 | 上原博之 |
ハヤヤッコ | 牡8歳 | 58 | 国枝栄 |
ブローザホーン | 牡5歳 | 58 | 吉岡辰弥 |
プログノーシス | 牡6歳 | 58 | 中内田充正 |
べラジオオペラ | 牡4歳 | 58 | 上村洋行 |
ホウオウビスケッツ | 牡4歳 | 58 | 堀宜行 |
メイショウタバル | 牡3歳 | 56 | 石橋守 |
レガレイラ | 牝3歳 | 54 | 木村哲也 |
ローシャムパーク | 牡5歳 | 58 | 田中博康 |
昨年は天皇賞秋7着、ジャパンカップ4着と不振に喘いでいたドウデュースが3コーナーから捲り気味に進出し、先に抜け出したスターズオンアースを捉え、G1競走3勝目となりました。
2着には2番手から抜け出した7番人気のスターズオンアース、3着には逃げたタイトルホルダーが残り、三連単は万馬券での決着となりました。
ドウデュースにとって今年の有馬記念は、秋古馬3冠と共に昨年からの連覇も掛かっており、ここを勝つか負けるかによって種牡馬としての格も大きくかわってくるのでドウデュースには絶対に負けられない一戦といっても過言ではないと思います。
前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ジャパンカップ | 3-3-4-41 | 5.9% | 11.8% | 19.6% |
天皇賞(秋) | 3-2-1-11 | 17.6% | 29.4% | 35.3% |
菊花賞 | 2-2-2-9 | 13.3% | 26.7% | 40.0% |
エリザベス女王杯 | 0-2-1-23 | 0.0% | 7.7% | 11.5% |
宝塚記念 | 0-0-0-2 | 0% | 0% | 0% |
上記のデータは過去10年間の前走レースと成績をまとめたものです。
データを見ると3歳馬なら菊花賞、古馬なら天皇賞秋かジャパンカップ、牝馬ならエリザベス女王杯と、並大抵の馬では有馬記念を制することができないというのが分かると思います。
簡単にいえば国内のG1競走で勝ち負けできないようでは、有馬記念を制するのは難しいということで、昨年勝ったドウデュースも有馬記念を勝つ前に、国内G1を2勝していました。
今年のメンバーを見た時に、G1競走が初挑戦やG1競走で勝ち負けできてない馬は、割り引きが必要かもしれません。
前走距離 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
距離延長 | 7-8-8-107 | 5.4% | 11.5% | 17.7% |
同距離 | 1-0-0-7 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
距離短縮 | 2-2-2-16 | 9.1% | 18.2% | 27.3% |
上記のデータは過去10年間の前走レースと成績をまとめたものです。
芝2500mと特殊な距離で行われる有馬記念、過去10年間で距離延長組が7勝、馬券圏内にも23頭の馬が絡んでおり、基本的には距離延長組から狙うのが良いと思います。
ただパーセンテージ的にみると距離短縮組の方が好成績で、過去10年間での2勝は、2016年のサトノダイヤモンド(1番人気)と2018年のブラストワンピース(3番人気)の2頭、この2頭に共通するのは3歳馬、菊花賞組ということです。
距離短縮組のほとんどが3歳馬の菊花賞組、今年も菊花賞から参戦してくる3歳馬は要注意です。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 5-1-1-3 | 50.0% | 60.0% | 70.0% |
2番人気 | 2-1-2-5 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
3番人気 | 1-1-3-5 | 10.0% | 20.0% | 50.0% |
4番人気 | 1-0-2-7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
5番人気 | 0-2-0-8 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
6番~9番人気 | 1-4-2-33 | 2.5% | 12.5% | 17.5% |
10番人気以下 | 0-1-0-69 | 0.0% | 1.4% | 1.4% |
上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。
過去10年間で5勝、複勝率も70%と1番人気の強さが目立つ有馬記念ですが、2番人気も複勝率70%、3番人気にいたっても複勝率50%以上と高い数値を残しており、有馬記念は人気馬が強いレースだということが分かると思います。
言い方を変えれば、本当に強い馬でなければ馬券圏内に絡むことが難しいので、おのずと上位人気の馬の成績が良いのは仕方のないことなのかもしれません。
穴方向に目を向けれると10番人気以下の馬が馬券に絡んだのは、2020年に2着したサラキア(11番人気)の1頭だけ、夢を追って穴馬に走るよりは人気馬から的中を目指していく方が現実的だと思います。
データを見ると6番人気~9番人気の連対率が12.5%と4番人気や5番人気と遜色のない数字が出ているので、馬券的には人気馬⇒中穴馬へ流す馬券が面白いと思います。
単勝オッズ | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1.0倍~2.9倍 | 5-2-1-1 | 55.6% | 77.8% | 88.9% |
3.0倍~4.9倍 | 0-0-2-7 | 0.0% | 0.0% | 22.2% |
5.0倍~9.9倍 | 4-3-5-12 | 16.7% | 29.2% | 50.0% |
10.0倍~19.9倍 | 1-1-1-17 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
20.0倍~49.9倍 | 0-3-1-31 | 0.0% | 8.6% | 11.1% |
50倍以上 | 0-1-0-62 | 0.0% | 1.6% | 1.6% |
上記のデータは過去10年間の単勝オッズと成績をまとめたものです。
人気のデータでお伝えしたように、有馬記念は上位人気が強いG1競走ですが、オッズのデータをみると単勝オッズ1.0倍~2.9倍の馬は、過去10年間で9頭出走し、その内の8頭が馬券圏内に好走しており、よっぽどの不安材料が無ければ、この馬が軸馬でも良いと思います。
ちなみに単勝オッズ1倍台の馬が負けたのは2019年のアーモンドアイ、単勝オッズ1.5倍に支持されたたが4コーナーで手応えが怪しくなり、直線で自慢の豪脚が見せれず9着に敗れましたが、残り8頭が馬券圏内に好走しているなら、これは例外と考えても良いかもしれません。
逆に単勝オッズ3.0倍~4.9倍の馬は過去10年間で1度も勝てておらず、単勝オッズ3.0倍~4.9倍の馬の連対率、複勝率が低いということは、1、2番人気のようなガチガチの決着にはなりづらいということを意味しています。
単勝オッズ5.0倍~9.9倍の馬が過去10年間で4勝、複勝率も50%ということからも、穴を狙うなら3、4番人気の馬を頭から買ってみると好結果に繋がるかもしれません。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3歳 | 4-3-2-16 | 16.0% | 28.0% | 36.0% |
4歳 | 3-5-1-39 | 6.3% | 16.7% | 18.8% |
5歳 | 3-2-6-40 | 5.9% | 9.8% | 21.6% |
6歳 | 0-0-1-22 | 0.0% | 0.0% | 4.3% |
7歳 | 0-0-0-13 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上記のデータは過去10年間の年齢と成績をまとめたものです。
データをみると過去10年間で4勝しているのが3歳馬、この理由としてまず挙げられるの斤量の差、3歳馬は古馬よりも2キロ減で出られるので、好走しやすい傾向にあるということがいえると思います。
もう1つ大事なことは世代の強さ、昨年の有馬記念は3歳馬が馬券に絡んでいないように、その年の3歳馬が古馬と戦って勝ち負けできるポテンシャルを持っているのか、3歳馬にとって古馬との初対決という馬もいるので、その辺りを慎重に見極める必要があると思います。
また6歳以上の馬が馬券に絡んだのは、2018年のシュヴァルグラン(6番人気)の1頭だけで、2019年以降の4年間は3歳~5歳の馬が馬券圏内を占めており、若い世代の馬の方が好走しやすいということが分かると思います。
今年はダービー馬を含め3頭の3歳馬がエントリー、人気を問わず若い3歳馬ならどの馬も注目です。
馬体重 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
439kg以下 | 0-0-0-6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
440kg~459kg | 0-1-0-17 | 0.0% | 5.6% | 5.6% |
460kg~479kg | 3-1-6-29 | 7.7% | 10.3% | 25.6% |
480kg~499kg | 2-3-2-35 | 4.8% | 11.9% | 16.7% |
500kg~519kg | 3-3-1-33 | 7.5% | 15.0% | 17.5% |
520kg以上 | 2-2-1-10 | 13.3% | 26.6% | 33.3% |
上記のデータは過去10年間の馬体重と成績をまとめたものです。
データをみると過去10年間で3勝をしているのが、馬体重が460kg~479kgの馬と500kg~519kgの馬、近年は500キロを超える馬が多くなり、有馬記念も同じような傾向だろうと思っていましたが、460kg~479kgの馬が思ったよりも勝っているのに驚きました。
過去に460kg~479kgの馬体重で勝っている馬を見てみると、2013年のオルフェーヴル(1番人気)、2014年のジェンティルドンナ(4番人気)、2019年のリスグラシュー(2番人気)、2020年のクロノジェネシス(1番人気)の4頭で、馬名をみて気づく人も多いと思いますが、上記で挙げた4頭のうち3頭は牝馬ということが分かります。
近年を見ても昨年3着したジェラルディーナ(470キロ)、一昨年3着のクロノジェネシス(478キロ)、有馬記念は牝馬が馬券に絡むことが非常に多いので、このようなデータが残っているのだと思います。
牝馬なら460kg~479kgの馬でも構いませんが、牡馬を買うなら500kg以上の馬格のある馬、タフな中山コースにも対応できるパワー型の馬が狙い目だと思います。
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 1-1-1-17 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
2枠 | 1-2-1-16 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
3枠 | 2-2-1-15 | 10.0% | 20.0% | 25.0% |
4枠 | 2-0-2-16 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
5枠 | 3-2-1-14 | 15.0% | 25.0% | 30.0% |
6枠 | 1-1-1-17 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
7枠 | 0-1-2-17 | 0.0% | 5.0% | 15.0% |
8枠 | 0-1-1-18 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
上記のデータは過去10年間の枠番と成績をまとめたものです。
レース概要の所で少しお伝えしたましたが、有馬記念は中山競馬場の芝2500mで行われるG1競走、スタート地点は3コーナーの入り口で、スタートして100mぐらいすると4コーナーになるので、外の枠の馬が出遅れると致命的なものになってしまいます。
またスタートしてから6つのコーナーを回ってゴールをするので、内側の馬は常にコースロスなく最短距離を走れるので、外枠よりも中枠、中枠よりも内枠が優位であることは間違いないと思います。
ただ馬には脚質がありますので、それに合った枠がベストなので、狙っている馬が逃げ・先行馬なら内枠、差し馬なら中枠、追い込み馬なら外枠なら入ってもそこまで気にすることはないと思います。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1-0-2-7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
先行 | 8-4-3-32 | 17.0% | 25.5% | 31.9% |
差し | 1-5-3-42 | 2.0% | 11.8% | 17.6% |
追い込み | 0-1-2-49 | 0.0% | 1.9% | 5.8% |
上記のデータは過去10年間の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
過去10年間で逃げ馬が勝ったのは2017年のキタサンブラック(1番人気)の1頭だけで、ちなみに逃げ馬は3着した馬も1頭いますが、この3着も2015年のキタサンブラック(4番人気)です。
逃げ馬はペースを作る馬なので後続の馬からマークされやすく、さらにタフな中山コースということもあって、相当な実力を持っていないとこのコースで逃げ切るのは難しいと思っていいでしょう。
だからといって差し馬・追い込み馬が優位という訳でもなく、有馬記念を勝ちにいくなら、どこまで前で競馬ができるかが大きなポイントになると思います。
騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
C・ルメール | 2-3-2-2 | 22.2% | 55.6% | 77.8% |
武豊 | 2-1-1-5 | 22.2% | 33.3% | 44.4% |
吉田隼人 | 1-0-1-1 | 33.3% | 33.3% | 66.7% |
上記のデータは過去10年間の騎手と成績をまとめたものです。
有馬記念を得意としているのはクリストフ・ルメール騎手、過去10年間で9頭の馬に騎乗し、7頭の馬を馬券圏内の好走させ、2016年のサトノダイヤモンド(4番人気)、一昨年のイクイノックス(1番人気)で2勝を挙げています。
ルメール騎手の凄い所は馬券に絡んでいる6頭は全て違う馬、例えば武豊騎手ならキタサンブラック、吉田隼人騎手ならゴールドアクターというように、同じ馬で好走することがほとんどです。
全て違う馬でこれだけの成績を残すのは、それだけ腕を買われている証拠でもあり、乗り馬が無くても人気馬からルメール騎手に寄ってくるということがいえると思います。
今年も有力馬に騎乗すると思うので、ルメール騎手は要注意です。
調教師・厩舎 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
清水久詞厩舎 | 1-1-1-0 | 33.3% | 66.7% | 100% |
池江泰寿厩舎 | 1-1-0-14 | 6.3% | 12.5% | 12.5% |
友道康夫厩舎 | 1-0-3-12 | 6.3% | 6.3% | 25.0% |
斉藤崇史厩舎 | 0-2-1-3 | 0.0% | 33.3% | 50.0% |
上記のデータは過去10年間の調教師と成績をまとめたものです。
データを見ると、オルフェーヴルの池江泰寿調教師、キタサンブラックの清水久詞調教師、クロノジェネシスの斉藤崇史調教師など、一時代を築いた名馬を育てた調教師が揃っています。
昨年ドウデュースで勝利した友道康夫も好成績を残しており、今年は連覇の掛かる一戦なので力が入っていると思います。
有馬記念は、これからの競馬界を背負っていく馬が好走しやいといっても過言ではないので、馬の能力を含めそういった観点で馬券を狙ってみるのも面白いと思います。
前走騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
同騎手 | 8-4-5-71 | 9.1% | 13.6% | 19.3% |
乗替り | 2-6-5-59 | 2.8% | 11.1% | 18.1% |
上記のデータは過去10年間の前走騎手と成績をまとめたものです。
データみると、勝ち馬では同騎手(前走と同じ騎手)が騎乗した馬が8勝と、圧倒的な差を付けていますが、複勝率を見てみると同じような成績になっています。
馬券的な観点から考えれば、軸馬は同騎手の方が良いと思いますが、穴馬は乗り替わっていてもあまり気にしなくてもいいということがいえると思います。
特にこの時期は、短期免許を取得して日本の競馬に参戦してくる外国人ジョッキーも多いので、逆にそういった馬を積極的に狙ってみるのも面白いかもしれません。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 2-1-2-27 | 6.3% | 9.4% | 15.6% |
ハーツクライ | 2-0-2-12 | 12.5% | 12.5% | 25.0% |
スクリーンヒーロー | 1-1-1-1 | 25.0% | 50.0% | 75.0% |
ブラックタイド | 1-1-1-0 | 33.3% | 66.7% | 100% |
バゴ | 1-0-1-1 | 33.3% | 33.3% | 66.7% |
キングカメハメハ | 0-2-0-14 | 0.0% | 12.5% | 12.5% |
ドゥラメンテ | 0-1-1-2 | 0.0% | 25.0% | 50.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
有馬記念は芝コースで行われるG1競走なので、ディープインパクト産駒が強いのは否めません。
ただその他の種牡馬を見てみると、ハーツクライ産駒やスクリーンヒーロー産駒など、パワー型やスタミナ血統の馬が好走しており、基本的にはスピードよりもスタミナ重視の考え方でいいと思います。
ここまでデータから有馬記念をデータ面から紐解いていきましたが、1年を締めくくる大一番なので、今年お世話になった馬や思い出に残る馬から狙ってみてください。
もちろんうま泉教授はデータを基準に、本命馬を見つけていきますので、うま泉教授の買い目にもご注目ください!
えぶりの馬連の無料予想は本当に精度が抜群だね♪
えぶり(https://www.every-keiba.jp/)
【10/19結果】
馬連 2-10 ⇒27,250円 的中!
1人気と2人気が抜けて人気を集めていたレースで実際にその2頭は馬券に絡んだんだけど、えぶりは馬連で推奨していたことでかなりの高配当馬券を演出していました!
4人気と割と上位で評価されていた馬とはいえ、1年2ヶ月ぶりのレースで連に絡むというのはたとえ1勝クラスであっても決して簡単なことではないし、セン馬になった初戦ということで取捨が難しい中でこの推奨…
少頭数のレースでのこういう決着で穴っぽいところを推奨するのが抜群に上手いし、3場開催が続く今の時期だと特に多頭数でのレース自体も少なくなるから、えぶりの予想が的中しやすくなっているのも頷けるね♪
■本命馬⇒ジャスティンパレス
■穴馬⇒スターズオンアース
■対抗馬⇒アーバンシック
◎⑪ジャスティンパレス
○③アーバンシック
▲①ダノンデサイル
△⑤べラジオオペラ
△⑧レガレイラ
△⑬スタニングローズ
△⑩プログノーシス
☆⑦スターズオンアース
◆3連複フォーメーション
1頭目:⑪
2頭目:③⑦
3頭目:③⑦①⑤⑧⑬⑩
合計点数:11点
◆3連単フォーメーション
1着馬:⑪
2着馬:③⑦①⑤
3着馬:③⑦①⑤⑧⑬⑩
点数:24点
◆3連単フォーメーション
1着馬:③⑦
2着馬:⑪
3着馬:③⑦①⑤⑧⑬⑩
点数:12点
合計点数:36点
本命馬はジャスティンパレスです。
ドウデュースの出走取消で波乱含みとなった今年の有馬記念、土曜日朝の段階で1番人気は単勝オッズ2.8倍、前走で菊花賞を快勝したアーバンシック、これに続くのがダービー馬のダノンデサイルで、古馬よりも3歳勢の方が評価が高いようです。
今年の有馬記念のポイントは2つ、1つは人気の3歳勢が古馬相手に勝ち負けできるだけの実力を持っているかということ、アーバンシック、ダノンデサイル共に古馬とは初対決、この世代の馬たちのレベルが高いか見極める必要があると思います。
もう1つは展開、メンバーをみて見ると逃げ馬不在、ドウデュースの出走取消でどのような流れになるのか、展開の恩恵を受ける馬が好走し、穴馬を探すときの大きなポイントになると思います。
とはいえ有馬記念は今年を締めくくる大一番、思い入れのある馬や厩舎など、みなさんも自分の好きな馬を応援して、2024年の中央競馬を締めくくっていただきたいと思います。
うま泉教授が本命馬にしたジャスティンパレスは今年で5歳となる古馬、3歳馬の強さを計るポイントの1つが11月に行われたジャパンカップ、3歳馬のシンエンペラーが2着に来ており、アーバンシックは皐月賞で先着、ダノンデサイルは日本ダービーでシンエンペラーを倒している。
これだけ見れば古馬よりも3歳馬の方が上とみる見方もできるが、少しうがった見方をすれば、ジャパンカップで2着同着だったのは2023年の菊花賞馬ドゥレッツア、この世代は昨年の有馬記念で古馬に敗れており、ドゥレッツアの世代と同じ強さと考えれば、信用しきってしまうのは危ないかもしれません。
データ分析のうま泉教授としては、菊花賞からステップなど馬券の対象となる材料があるので、好勝負になると思いますが単勝オッズ2.8倍のアーバンシック、単勝オッズ4.5倍のダノンデサイル、これほど人気を背負うほど強いかと問われると強いとは言い切れず、馬券的な妙味を含めたら古馬の巻き返しに期待したいと考えています。
本命馬にしたジャスティンパレスは秋2戦して4着、5着、天皇賞秋では直線で外に出せず、狭い内に突っ込んで行った為に思うように追えずの4着、続くジャパンカップでは超スローの展開で、中団から上り33秒3の末脚を使ったものの前が止まらずの5着、勝ち馬には末脚で劣ったものの、上り33秒3はメンバー中2番目となる末脚でした。
また昨年の有馬記念に出走しており、この時はスタートで飛び上がってしまいダッシュが付かず最後方から競馬、それでも上り34秒4の末脚を駆使して4着、勝ち馬には劣ったもののメンバー中2番目の末脚でした。
先ほどから勝ち馬には劣ったといっていますが、この勝ち馬というのはドウデュースのことで、昨年の有馬記念からドウデュースには一度も勝てていませんが、出走取消でいないのであれば、今度こそ馬券圏内に突っ込んでくるとうま泉教授は期待しています。
皆さんは忘れているかもしれませんが、昨年の有馬記念の1番人気はジャスティンパレス、1年経って単勝オッズ10倍以上で買えるなら馬券的の妙味はここ、ゲート内での駐立が下手なので出遅れる危険性はありますが、うま泉教授はジャスティンパレスで2024年を締めくくりたいと思います。
逆転候補の1番手は3歳馬のアーバンシック、3歳馬の中でアーバンシックを取るかダノンデサイルにするか迷う所、京成杯ではダノンデサイルがアーバンシックを倒していますが、菊花賞では順位が逆転しました。
セントライト記念、菊花賞と連勝しており、勢いを含めアーバンシックを上位に取り逆転候補の1番手にしました。
もう1頭は穴馬に上げたスターズオンアース、古馬の巻き返しの観点から逆転候補に抜擢、昨年の有馬記念では大外枠から果敢に2番手を確保し、そのまま粘り込んだ内容は強かったと思います。
今年は内目の4枠7番、逃げ馬がいないならこの馬が行く可能性もあり、ハナを切ったら怖い存在になると見て逆転候補に抜擢しました。