2021/02/20 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週は土曜日にクイーンカップ[G3]、日曜日に京都記念[G2]と共同通信杯[G3]が行われた。
G2競走の京都記念は好材料の揃っているラヴズオンリユーを本命馬に推奨し、三連単5,190円の的中をお届けしたので、詳しい内容はうま泉教授の【京都記念】2021をご覧いただきたい。
それでは土曜日のクイーンカップから振り返ってみよう。
レースは8番人気のエイシンヒテンが1000mを58.4秒で逃げる展開、ペース的には平均ペースよりも気持ち速いぐらいで、折り合いが付いていれば位置取りの差はほとんど無いだろう。
勝ったのは中団待機から、外を回して抜け出してきた2番人気のアカイトリノムスメ。
直線で先に抜け出すと、外から追い込んできた5番人気のアールドヴィーヴルの追撃をクビ差おさえ、1着でゴール板を通過した。
1番人気に支持されたククリはスタートの出遅れが痛かった。直線で伸びてはいたが、3着まで追い込むのが精一杯だった。
次は日曜日の共同通信杯にいこう。
1番人気に支持されたのは、朝日杯フューチュリティステークス[G1]で2着のステラヴェローチェ。皐月賞へ向けてどんなレースをするのか注目が集まったレースといえるだろう。
レースはハートオブアシティがジワジワと先頭に立ち逃げる展開。1000m通過が1分1秒9というスローペース、流れが落ち着きレースは直線の瞬発力勝負になった。
ペースが落ち着いたので先行優位の展開、直線が長い東京コースではあるが、追い込み馬にとっては苦しい流れになってしまった。
勝ったのは4番手で競馬をしていた4番人気のエフフォーリア。
上り33.4秒の末脚で抜け出し、後続に2馬身半以上の差を付けてゴール。
先行した馬にこれだけの脚を使われては、後続馬は成す術がない。
2着には中団から差した7番人気のヴィクティファルス、3着も中団待機のシャフリヤールが入り、後方から追い込んだキングスボーイは、メンバー最速の上りをマークするも4着までだった。
土日のレースを見て気付いたのは、東京競馬場の馬場が思ったよりも傷んでいるということ。
特に4コーナーから直線に掛けて内側の芝が剥げ、馬が走ると砂ぼこりが上がっていた。
コースロスを回避するからといって、芝の禿げた内側を走るのは得策とはいえないだろう。
クイーンカップを勝ったアカイトリノムスメも、共同通信杯を快勝したエフフォーリアも、直線は馬場の3分所を走っており、内を突く馬よりも外を回る馬の方が、直線で伸びるということを覚えておこう。
この傾向は今後も続いて行くと思うので、来週以降の予想に役立てて欲しい。
それでは【フェブラリーステークス】の話に入ろう。
まずは出走予定の馬をみていこう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アルクトス | 牡6歳 | 57 | 栗田徹 |
インティ | 牡7歳 | 57 | 野中賢二 |
エアアルマス | 牡6歳 | 57 | 池添学 |
エアスピネル | 牡8歳 | 57 | 笹田和秀 |
オーヴェルニュ | 牡5歳 | 57 | 西村真幸 |
カフェファラオ | 牡4歳 | 57 | 堀宣行 |
サクセスエナジー | 牡7歳 | 57 | 北出成人 |
サザンヴィグラス | 牡6歳 | 57 | 根本康広 |
サンライズノヴァ | 牡7歳 | 57 | 音無秀孝 |
スマートダンディー | 牡7歳 | 57 | 石橋守 |
ソリストサンダー | 牡6歳 | 57 | 高柳大輔 |
タイサイ | 牡5歳 | 57 | 田所秀孝 |
タガノビューティー | 牡4歳 | 57 | 西園正都 |
デュードヴァン | 牡4歳 | 57 | 加藤征弘 |
ハイランドピーク | 牡7歳 | 57 | 土田稔 |
ヘリオス | セ5歳 | 57 | 寺島良 |
ミューチャリー | 牡5歳 | 57 | 矢野義幸 |
ヤマニンアンプリメ | 牝7歳 | 55 | 長谷川浩大 |
レッドルゼル | 牡5歳 | 57 | 安田隆行 |
ロードグラディオ | 牡5歳 | 57 | 西浦勝一 |
ワークアンドラブ | 牡6歳 | 57 | 荒山勝徳 |
ワイドファラオ | 牡5歳 | 57 | 角居勝彦 |
ワンダーリーデル | 牡8歳 | 57 | 安田翔伍 |
昨年は1番人気のモズアスコットが快勝し、芝ダートのG1制覇という快挙を達成した。
2着には16番人気(最低人気)のケイティブレイブが入り、三連単は46万超えの特大万馬券決着となっている。
出走馬予定の馬をみると、ダートのG1競走を勝っているのは、2019年にこのレースを勝っているインティ。
交流重賞のJpn1を勝っているのは、昨年のかしわ記念[Jpn1]を勝ったワイドファラオ。2019年の南部杯[Jpn1]を勝っているサンライズノヴァと、2020年の南部杯を勝っているアルクトスの計4頭。
確固たる実績馬がいないだけに、今年はG1競走で勝ち切れなかった伏兵が台頭するのか、それとも若い世代の馬が新しい時代を築いていくのか、注目のG1競走になりそうだ。
それでは今週もデータや血統、展開など、いろいろな方向からフェブラリーステークスを紐解いていくので、火曜日や木曜日の更新を楽しみにして欲しい。
中央のダートG1競走は、暮れのチャンピオンズカップと2月のフェブラリーステークスの2レースで、共に冬場に行われる。
春はドバイや中東などへの海外遠征、夏場は交流重賞というローテンションが組めるようにする配慮かもしれない。
地方のように砂の深くパワー重視のダートよりも、スピードが問われる中央の軽い馬場を得意とする馬にとっては、フェブラリーステークスが集大成のレースとなる。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 3-1-1-22 | 11.1% | 14.8% | 18.5% |
5歳 | 4-3-4-23 | 11.8% | 20.6% | 32.4% |
6歳 | 3-2-3-30 | 7.9% | 13.2% | 21.1% |
7歳以上 | 0-4-2-53 | 0.0% | 6.8% | 10.2% |
上記の表は過去10年間の年齢と成績をまとめたものである。
一番の好成績を残しているのは5歳馬はで、2011年のトランセンド(1人気)、2013年のグレープブランデー(3番人気)、2015年のコパノリッキー(1番人気)、2019年のインティ(1番人気)と過去10年で4頭の勝ち馬を輩出している。
勝ち馬4頭を見ても、その内の3頭は1番人気での勝利しており、1人気の5歳馬は要注意といっていいだろう。
また過去10年で7歳以上に勝ち馬が出ていない。7歳以上の馬は割り引くという考え方もあるが、昨年2着に粘り込んだ16番人気のケイティブレイブは7歳馬。
7歳以上はダメと思うのではなく、狙う馬券に応じて臨機応変に考えるのがいいだろう。
馬単や三連単で勝負するなら、4歳から6歳馬に注目し、ワイドや三連複で勝負するなら、7歳馬以上の馬を狙ってみるのがいいだろう。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 4-2-2-2 | 40.0% | 60.0% | 80.0% |
2番人気 | 2-2-1-5 | 20.0% | 40.0% | 50.0% |
3番人気 | 1-1-2-6 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
4番人気 | 1-1-1-7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
5番人気 | 0-2-0-8 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
6番~9番人気 | 1-1-4-34 | 2.5% | 5.0% | 15.0% |
10番人気以下 | 1-1-0-66 | 1.5% | 2.9% | 2.9% |
上記の表は過去10年間の人気と成績をまとめたものである。
ダートの頂上決戦だけあって、上位人気の馬が力を発揮するレースといって良いかもしれない。
過去10年で1番人気が4勝、2着2回、3着2回で複勝率は80%。1番人気が馬券に絡まなかったのは2012年と2013年の2回で、2014年以降の7年間は馬券圏内(3着以内)に好走している。
年齢のデータの時に話したが、1番人気が4勝している内の3勝は5歳馬なので、5歳馬が1番人気になった時は、逆らわない方がいいだろう。
ちなみに10番人気以下の馬が2頭馬券に絡んでいると思うが、これは2014年のコパノリッキーと昨年2着のケイティブレイブで、共にシンガリ人気(16番人気)の馬。
10番人気以下の馬を狙うなら、データを信じてシンガリ人気を狙ってみるのも面白いかもしれない。
単勝オッズ | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1.0倍~1.9倍 | 0-0-0-1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
2.0倍~2.9倍 | 3-2-1-0 | 50.0% | 83.3% | 100% |
3.0倍~3.9倍 | 1-2-0-3 | 16.7% | 50.0% | 50.0% |
4.0倍~4.9倍 | 0-0-1-0 | 0.0% | 0.0% | 100% |
5.0倍~9.9倍 | 3-2-5-21 | 9.7% | 16.1% | 32.3% |
10.0倍以上 | 3-4-3-103 | 2.7% | 6.2% | 8.8% |
上記の表は過去10年間の単勝オッズと成績をまとめたものである。
ここで注目して欲しいの、単勝オッズが2.0倍~2.9倍の馬は複勝率が100%。
年齢と人気のデータと一緒に見て欲しいのだが、1番人気の5歳馬は好走しやすいと話したと思うが、1番人気の5歳馬の単勝オッズが2.0倍~2.9倍なら、さらに好走率が上がるということがいえるだろう。
1番人気、5歳馬、単勝オッズ2.0倍~2.9倍という3つのファクターに当てはまる馬を軸にするもよし、逆にこのファクターに当てはまる馬がいないなら、思い切った穴狙いをしてみるのも良いかもしれない。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ゴールドアリュール | 3-4-1-12 | 15.0% | 35.0% | 40.0% |
トワイニング | 1-1-0-3 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
キングカメハメハ | 0-1-2-8 | 0.0% | 9.1% | 27.3% |
過去10年のフェブラリーステークスに出走した馬の種牡馬と成績をまとめたものである。
2014年、2015と連覇を達成したコパノリッキー、2017年に勝ち、2018年、2019年と2着したゴールドドリームなど、ダートのG1ホースを数多く輩出しているゴールドアリュール産駒。
今年もゴールアリュール産駒は注意する必要があるだろう。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ゴールドアリュール | 73-48-35-473 | 11.6% | 19.2% | 24.8% |
キングカメハメハ | 44-53-56-378 | 8.3% | 18.3% | 28.8% |
ヘニーヒューズ | 23-19-18-113 | 13.3% | 24.3% | 34.7% |
上記のデータは過去10年のフェブラリーステークスを含む、東京ダート1600mに出走していた馬の種牡馬と成績をまとめたものである。
勝ち星は断トツでゴールドアリュール産駒が抜けているのだが、注目したいのはヘニーヒューズ産駒。
ヘニーヒューズはアメリカダートの短距離路線で活躍し、2013年の10月に日本に輸入され種付けが開始された。
日本で種牡馬になって10年も満たないが、データを見ても分かるように、東京ダート1600mのパーセンテージは、王者ゴールドアリュールの成績を凌いでいる。
G1馬が出てないのであまり知られていないが、ダート戦の馬券を買う時は覚えておいた方が良い種牡馬だろう。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介しようと思います。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこう。
長い間、中央競馬のダートを牽引してきたゴールドドリームが引退し、世代交代がおきそうなダート路線。
今年のフェブラリーステークスはカフェファラオ、オーヴェルニュ、レッドルゼルといっ若い世代が制し、世代交代がおきるのかが大きなポイントとなりそうだ。
REDは豊富な情報に対して、厳しいチェックをクリアした厳選情報を配信することで、結果を積み上げてきた競馬サイトだね☆
今登録すると毎週、厳選された買い目情報に、現金10000円相当のポイント付与など、豪華5大特典がプレゼントされるビックチャンス!
登録は無料だから、試してみたい人は豪華5大特典がプレゼントされる今がチャンスだよ♪このチャンスを逃さないでねo(^-^)o
2月13日の土曜日に配信された無料情報、阪神7Rの4歳上1勝クラスで万馬券的中していたから紹介するね!!
勝ったのは4ヶ月振りの休み明けで、プラス14キロと増えていた2番人気の6番セロシアが、道中2番手から直線力強く抜け出して1着でゴール!上りもメンバー最速の38.2秒、2着以下の馬に6馬身以上の差を付けて快勝♪2着には後方から追い込んできた5番人気の4番サダムラピュタ、3着には勝ったセロシアをマークしていた6番人気の10番ナムラゴロフキンが入り、三連単6→4→10で1万1,510円の万馬券的中だねo(^-^)o
馬体重が14キロ増えていると馬券的に買い辛いものがあるけど、RED(レッド)は三連単の1着固定で配信しているってことは、休み明けのプラス14キロも織り込み済みで走るっていう情報を掴んでいたみたいだね!
1点500円推奨で三連単1万1,510円的中だから払い戻しは5万7,550円だね♪登録だけでもしておいた方がお宝情報がゲットできるよね(^_^)/登録は無料だから安心だね☆
今なら毎週、厳選された買い目情報に、現金10000円相当のポイント付与など、豪華5大特典がプレゼントされるよ!
登録は無料だから、無料情報だけでも試してみる価値はあると思うよ(^-^)/
■本命馬⇒サンライズノヴァ
■穴馬⇒ソリストサンダー
■対抗馬⇒レッドルゼル
◎⑨サンライズノヴァ
○⑯レッドルゼル
▲⑥アルクトス
△③カフェファラオ
△⑭オーヴェルニュ
△⑦ワンダーリーデル
△⑫ヤマニンアンプリメ
☆⑬ソリストサンダー
3連単フォーメーション
1着馬:⑨
2着馬:⑯⑥⑬③
3着馬:⑯⑥⑬③⑭⑦⑫
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:⑯⑥
2着馬:⑨
3着馬:⑯⑥⑬③⑭⑦⑫
点数:12点
合計点数:36点
今年はどの馬が勝ってもおかしくないような混戦模様。
今年で4度目のチャレンジ、昨年3着のリベンジを狙うサンライズノヴァを本命馬に推す。
好枠を引いたので主導権を取りたいインティ、ハナを譲りたくないワイドファラオ、この2頭の先行争いのようにみえる。
しかし、逃げた方が力を発揮するサクセスエナジー、東海ステークスのように直線で早めに先頭に立ちたいオーヴェルニュ、好枠を引いたカフェファラオなど、今年は先行争いが思っているよりも厳しくなりそうな予感がする。
こうなると中団に構えるレッドルゼルがどこで仕掛けるのか、このタイミングが展開を大きく左右するといってもいいだろう。
1600mが初めてなので直線まで仕掛けを我慢する可能性もあるが、直線で前を射程圏に入れようとすれば、自ずと仕掛けは速くなるだろう。
根岸ステークスほどではないと思うが、追い込み馬が届く流れになってくるので、東京のダート1600mがベストな追い込み馬、サンライズノヴァに狙いが立つ。
今年で7歳を迎えるが、昨年は59キロを背負ってプロキオンステークスを制覇、秋には58キロを背負って武蔵野ステークスを制するなど、4歳、5歳の時よりもパワーアップしている。
東京コースは【7-3-1-5】、ダート1600は【5-1-1-4】、サンライズノヴァにとって最高の舞台でのG1競走、4度目の正直に期待する。
逆転候補の対抗馬はレッドルゼル。初距離となる1600mへの対応ができれば、先に抜け出して押し切られる可能性が高くなる。
もう1頭はアルクトス。前走の根岸ステークスは59キロを背負っての4着、追い込みの競馬を6番手から残したのは価値がある。57キロなら巻き返しても不思議はない。
穴馬に挙げるのがソリストサンダー。前走の門司ステークスはハイペースの流れを、4コーナーで先頭に立つ強気の競馬で快勝。どんな位置からでも伸びる末脚は魅力がある 。