2021/07/24 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
いつも通り重賞競走から振り返りましょう。
土曜日は今年デビューした馬にとって、初の重賞競走となる函館2歳ステークスが行われました。
レースは2歳戦らしく、スピードを生かした先行争いとなりました。
逃げたのは1番人気のポメランチェ、前半600mを33.4秒のハイペースで逃げ、直線で粘り込みを図りましたが、残り200mで苦しくなり7着と敗れました。
勝ったのは3番手で競馬をしていた3番人気の11番ナムラリコリス、展開が縦長になったので外枠の不利もさほどなく、直線も外から伸びゴール板を1着で通過しました。
2着にはナムラリコリスと同じような位置にいた2番人気の6番カイカノキセキ、3着は後方から差してきた10番人気の1番グランデが入り、三連単は10万超えの万馬券決着となりました。
うま泉は軸馬にしたのは1番人気のポメランチェ、スタートは良かったんだけど、先手を奪い切るまでに時間が掛かってしまったよね。
リトスが外からきらたので、先手を奪うのに2段階で加速してしまったので、直線が苦しくなってしまいました。
ハナ拘らず2番手で競馬していたら、違った結果になっていたかもしれません。
そして日曜日は古馬のハンデ重賞、函館記念が行われました。
今年のフェブラリーステークスの勝ち馬カフェファラオが参戦、芝でどんな走りをするのが注目が集まりました。
レースは大外枠のレッドジェニアルが、スタートから鞭を打ってハナをきるレース展開、これに14番のマイネルファンロンが並びかけ、2頭が後続を引き離す流れになりました。
1000m通過が58.5秒とハイペースですが、前の2頭が飛ばしているだけで、馬群はそこまで速い流れではなかったと思います。
直線で抜け出したのは3番手で折り合いをつけていた2番人気の8番トーセンスーリヤ、残り200mからさらに突き放し、2着以下に3馬身以上の差をつけてゴール板を通過しました。
2着には後方から内を突いて追い込んできた14番人気のアイスバブル、3着は好位から粘り込んだ12番人気のバイオスパークが入り三連単は20万超えの高額万馬券決着となりました。
うま泉が軸馬に推奨した8番人気のサトノエルドール、上手く中団で折り合いをつけ3コーナーから仕掛けていきました。
強気に勝ちに行った分、残り200mで止まってしまいましたが、直線の入り口では勝つかと思わせるぐらい見せ場たっぷりの内容でした。
今年の函館記念も、高配当決着となりました。
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それではレース回顧に戻りましょう。
日曜日に行われたもう1つの重賞は中京記念です。
今年は小倉競馬場での開催なので、いつもより200m長い1800mで行われました。
ハナを切ったのは大方の予想通りディアンドル、外からじわっと先手を奪い、スローペースに落としての逃げを打ちました。
各馬が無理せず走れるペースなので、直線は瞬発力勝負となり、切れのある馬が突っ込んでくる展開となりました。
勝ったのは内々を上手く回っていた1番人気の3番アンドラステ、34秒前半の末脚で直線抜け出し、そのままゴール板を駆け抜けました。
2着は後方から追い込んできた6番人気の8番カテドラル、3着は最速の末脚で追い込んだ5番人気の11番グラヴェルが入り、三連単は万馬券の決着となりました。
函館も小倉も、ペースが速くなっても、勝つ馬は先行している馬ですね。
ローカル競馬場の特徴ともいえる傾向なので、夏競馬で勝負される方は、覚えておくと良いと思います。
今週から新潟競馬がスタートします。
開幕週は恒例の1000mの直線競走の重賞レース、アイビスサマーダッシュが行われます。
スピード自慢の馬たちが、ここを足掛かりに秋の大舞台を目指しています。
スプリンターズステークスに繋がるような快速馬が現れるか注目です。
出走予定馬を確認しましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アルミューテン | 牝7歳 | 54.0 | 南田美知雄 |
オールアットワンス | 牝3歳 | 51.0 | 中館英二 |
グレイトゲイナー | 牡4歳 | 56.0 | 森秀行 |
ジュランビル | 牝5歳 | 54.0 | 寺島良 |
セピアノーツ | 牝3歳 | 51.0 | 青木孝文 |
タマモメイトウ | 牡5歳 | 56.0 | 藤岡健一 |
チェアリングソング | 牡4歳 | 56.0 | 青木孝文 |
トキメキ | 牝4歳 | 54.0 | 斎藤誠 |
バカラクイーン | 牝5歳 | 54.0 | 武井亮 |
ヒロイックアゲン | 牝7歳 | 54.0 | 加藤和宏 |
ビリーバー | 牝6歳 | 54.0 | 石毛善彦 |
ホーキーポーキー | 牝3歳 | 51.0 | 武市康男 |
モメチョッタ | 牝5歳 | 54.0 | 石毛善彦 |
モントライゼ | 牡3歳 | 53.0 | 松永幹夫 |
ライオンボス | 牡6歳 | 57.0 | 和田正一郎 |
リッチクレマチス | 牝4歳 | 54.0 | 青木孝文 |
ルドラクシャ | 牝4歳 | 54.0 | 松山将樹 |
ロードエース | 牡6歳 | 56.0 | 松下武士 |
ロジクライ | 牡8歳 | 57.0 | 須貝尚介 |
新潟の直線1000mで行われるアイビスサマーダッシュ、新潟競馬の開幕を告げる名物レースとなっています。
過去10年間で1番人気が7勝しており、人気馬が強い重賞競走というイメージもあります。
スタートすると各馬が外ラチ沿いに進路を取るのが特徴で、通常のレースとは違って、外枠の方が競馬がしやすく、良く馬券に絡んでくることで知られています。
スピードの違いで押し切れる1000m戦、今年はどんな快速馬が現れるのか注目です。
今週から新潟競馬が開幕します。
開幕週は恒例の直線1000mで行われる重賞競走、アイビスサマーダッシュ[G3]が行われます。
スピード自慢が夏の新潟に集結、直線だけで行われる競馬にも注目です。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 7-2-0-1 | 70.0% | 90.0% | 90.0% |
2番人気 | 1-2-0-7 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
3番人気 | 0-2-2-6 | 0.0% | 20.0% | 40.0% |
4番人気 | 0-0-3-7 | 0.0% | 0.0% | 30.0% |
5番人気 | 0-3-0-7 | 0.0% | 30.0% | 30.0% |
6番~9番人気 | 2-1-4-33 | 5.0% | 7.5% | 17.5% |
10番人気以下 | 0-0-1-68 | 0.0% | 0.0% | 1.4% |
上記の表は過去10年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。
過去10年間で1番人気が7勝、2着2回、馬券から外れたのは2012年の1回だけ、2013年以降は8年連続で2着以内を確保しており、1番人気の強さが目立つ重賞競走といえます。
また10番人気以下の馬が馬券に絡んだのは、2011年に3着したアポロフェニックス(11番人気)の1頭だけで、2、3着で穴を狙うにしても極端な穴馬狙いは控えた方がいいかもしれません。
過去10年間に馬券圏内に好走した30頭を調べても、30頭中22頭は5番人気以内の馬です。
直線1000mが舞台なので、展開面を気にせず、スピード能力の高い馬から狙っていくのが良いと思います。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3歳 | 0-2-1-8 | 0.0% | 18.2% | 27.3% |
4歳 | 4-1-1-12 | 22.2% | 27.8% | 33.3% |
5歳 | 4-7-4-31 | 8.8% | 23.9% | 32.6% |
6歳 | 0-0-3-34 | 0.0% | 0.0% | 8.1% |
7歳以上 | 2-0-1-44 | 4.3% | 4.3% | 6.4% |
上記の表は過去10年間に出走した馬の年齢と成績をまとめたものです。
データをみると、過去10年で15頭の馬が馬券に絡んでいる5歳馬が、中心と考えていいでしょう。
ただ5歳馬が出走頭数も多く、その中から好走馬を見つけ出すは難しいかもしれません。
パーセンテージ的にみると、勝率が一番高いのは4歳馬です。
3歳馬は勝ち馬はいませんが、複勝率をみると4歳馬や5歳馬に引けをとりません。
馬券的にはハンデが軽くなる3歳馬や4歳の牝馬が狙い目といえるかもしれません。
枠番(枠順) | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 0-0-0-17 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
2枠 | 2-2-1-12 | 11.8% | 23.5% | 29.4% |
3枠 | 0-0-0-17 | 30.0% | 30.0% | 50.0% |
4枠 | 1-1-0-18 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
5枠 | 1-1-1-17 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
6枠 | 1-2-2-15 | 5.0% | 15.0% | 25.0% |
7枠 | 1-2-5-16 | 4.2% | 12.5% | 33.3% |
8枠 | 4-2-1-17 | 16.7% | 25.0% | 29.2% |
上記の表は過去10年間に出走した馬の枠番(枠順)と成績をまとめたものです。
データをみると外枠になるにつれて、数値も上がっていっていることが分かると思います。
過去10年で8枠の馬が4勝しており、2012年は8枠の馬が1、2着となりました。
外枠が強い1つの要因は、外の芝が良いということが挙げられると思います。
外ラチ沿いは直線1000mの時しから馬が走らないので、内ラチの馬場よりも状態が良いということです。
直線1000mのレースを見たことがある人は分かると思いますが、スタート直後から内枠の馬も外ラチ沿いに寄っていきます。
直線1000mはらスタート直後のポジション争いが、大きなポイントになると思います。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
サクラバクシンオー | 11-13-8-130 | 6.8% | 14.8% | 19.8% |
アドマイヤムーン | 10-11-5-67 | 10.8% | 22.6% | 28.0% |
スウェプトオーヴァーボード | 9-9-5-112 | 6.7% | 13.3% | 17.0% |
上記のデータは過去10年間、新潟競馬場の芝、直線1000mで行われたレースに出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
うま泉が注目しているのはアドマイヤムーン産駒です。
勝ち星こそサクラバクシンオー産駒に負けていますが、パーセンテージでみれば勝率、連対率、複勝率とアドマイヤムーン産駒がサクラバクシンオー産駒を上回っています。
スピードに優れた馬が多いサクラバクシンオー産駒に対して、アドマイヤムーン産駒は鋭い切れ味、瞬発力に優れた馬を多く輩出しています。
直線1000mのレースでも最後のひと伸びが期待でき、迷ったときにはアドマイヤムーン産駒、覚えておいて損はないと思います。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
この時期の馬券予想において、重要なファクターとなるのが3歳馬の存在です。
古馬との初対決となる場合も多く、力関係の比較が難しいと思います。
また負担重量が軽く牡馬だと2キロ、牝馬だと4キロのハンデがあるので、穴馬として魅力があります。
夏競馬において、ハンデの軽い3歳馬は注意する必要があると思います。
日曜日に行われるアイビスサマーダッシュ[G3]にも、モントライゼ(牡3歳、54キロ)、オールアットワンス(牝3歳、51キロ)、セピアノーツ(牝3歳、51キロ)の3頭が出走します。
スピードで押し切れる1000m戦だけに、要注意の3頭といって良いと思います。
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レースは1番人気のポメランチェが、外で好スタートを切ったリトスを制して、ハナを奪って逃げたよね!直線もこのまま押し切るのかと思ったけど残り200mで失速、変わって伸びてきたのは3番人気の11番ナムラリコリス!道中は3番手で折り合い、残り200mで先頭に立ち、そのまま1着でゴール板を通過したね♪2着には内から伸びてきた2番人気の6番カイカノキセキが入り、馬連1,730円の的中だね(^o^)
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■本命馬⇒モントライゼ
■穴馬⇒グレイトゲイナー
■対抗馬⇒ライオンボス
◎⑥モントライゼ
○⑫ライオンボス
▲⑭オールアットワンス
△④ジュランビル
△⑧タマモメイトウ
△③ヒロイックアゲン
△⑬ビリーバー
☆⑦グレイトゲイナー
3連単フォーメーション
1着馬:⑥
2着馬:⑫⑭⑦④
3着馬:⑫⑭⑦④⑧③⑬
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:⑫⑭
2着馬:⑥
3着馬:⑫⑭⑦④⑧③⑬
点数:12点
合計点数:36点
1000m戦ということで、自慢のスピードが発揮できるモントライゼを本命馬にします。
2走前のファルコンステークス[G3]は中団から控える競馬で3着と好走し、前走の葵ステークスはスタート直後に内の馬にぶつけられて後退、直線で追い込むも5着まで追い上げるのが精一杯でした。
近走は控える競馬をしていますが、これはマイル戦のG1を意識したもので、本来はスピードで押し切る先行タイプです。
2歳時には京王杯2歳ステークス[G2]を制しており、1400mでも押し切れるスタミナがあるのも好材料です。
1000m戦なら簡単には止まらないので、道中で揉まれることがなければ、勝ち負けになるとみて期待しています。
逆転候補の対抗馬はライオンボスです。
新潟の直線1000mで抜群の成績を誇り、一昨年のこのレースの覇者です。
連覇を狙った昨年は2着と惜敗しましたが、得意の舞台で巻き返してくる可能性が高いので注目しています。
もう1頭はハンデ51キロのオールアットワンスです。
瞬発力に優れた馬で中団から差す競馬を得意としています。
走りやすい外枠を引いたこと、ハンデも51キロと恵まれたので、単穴として狙うならこの馬だと思います。