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うま泉教授の【菊花賞予想】2024 本命馬はダノンデサイルです!

2024/10/19 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】

うま泉

こんにちわ、うま泉教授です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。

2024 菊花賞[G1]の概要!

今週は牡馬3冠の最終戦、菊花賞[G1]が京都競馬場で行われ、ダービー馬のダノンデサイルが2冠を達成するのか注目が集まります。

先週の秋華賞の時に話しましたが、京都競馬場は3コーナーにある小高い丘、淀の坂越えとよく言われるこの丘は、高低差が3mとあり、向こう正面の中ほどから上って、3コーナーから4コーナーに向けて下っていきます。

菊花賞はこの小高い丘(淀の坂越え)を2回越えないと行けなく、1回目と2回目ではペースが全然異なるので、馬だけでなくジョッキーにとってもタフなレースということになります。

菊花賞のスタート地点は向こう正面、3コーナーの少し手前で、丁度、上り坂のスタート地点辺りからスタートし、100mぐらいの坂を上った後に、右に曲がりながら今度は下っていくことになります。

スタート直後の坂越え、勝負所となる2週目の3コーナーでの坂越え、この坂越えを上手くクリアできる馬が、馬券に絡んでくるといっても過言ではありません。

今週もデータと血統から勝ち馬を導いていきますので、最後までお付き合いいただければと思います。

昨年の菊花賞、血統やデータ、予想などはこちらをご覧ください。

富士ステークス[G2]の予想はX(旧twitter)で公開!!

2024 菊花賞の出走表!

まずは出走表から、見ていきましょう。

第85回 菊花賞出馬表
馬名 性齢 負担重量 厩舎
アーバンシック 牡3歳 57 武井亮
アスクカムオンモア 牡3歳 57 藤原英昭
アドマイヤテラ 牡3歳 57 友道康夫
アレグロブリランテ 牡3歳 57 上原佑紀
ウエストナウ 牡3歳 57 佐々木晶三
エコロヴァルツ 牡3歳 57 杉浦充徳
コスモキュランダ 牡3歳 57 加藤士津八
シュバルツクーゲル 牡3歳 57 鹿戸雄一
ショウナンラプンタ 牡3歳 57 高野友和
ダノンデサイル 牡3歳 57 安田翔伍
ノーブルスカイ 牡3歳 57 高柳大輔
ハヤテノフクノスケ 牡3歳 57 中村直也
ビザンチンドリーム 牡3歳 57 坂口智康
ピースワンデュック 牡3歳 57 大竹正博
ヘデントール 牡3歳 57 木村哲也
ミスタージーティー 牡3歳 57 矢作芳人
メイショウタバル 牡3歳 57 石橋守
メリオーレム 牡3歳 57 友道康夫

昨年は4連勝中の4番人気ドゥレッツァが勢いに乗ってハナを切り、道中は3番手まで下げながら脚を溜め再度直線で先頭に立つと、後続に影を踏ませぬスピードでゴール板を通過し、5連勝と共に菊花賞を制しました。

2着には2番人気のダービー馬タスティエーラ、3着には1番人気の皐月賞馬ソールオリエンスが入り、三連単は万馬券での決着となりました。

ラップタイムを見ると、スタート直後の1ハロンは12.7秒ですが、その後の2ハロンは11秒7、11秒1秒と3コーナーから4コーナーの下り坂でペースが上がっています。

またラスト4ハロン(ゴール板から800m)手前から、11秒6、11秒7、11秒4、11秒8と速いペースが続いており、トップスピードでいかに走り続けられるかという持久力、またペースが速くなったり遅くなったりするので、そのペースに対応する柔軟性が必要になってきます。

今年はどんなペースになるのか、出走メンバーを見ながら確認したいと思います。

菊花賞の有力馬、ダノンデサイル!

ダノンデサイル(安田翔伍厩舎)
ダノンデサイル
デビューは2歳秋の東京競馬場、芝1600mの新馬戦で4着に入ると、続く未勝利戦で初勝利、初重賞となる京都2歳ステークス[G3]では4着と敗れますが、重賞2戦目の京成杯[G3]は好位から上手く抜け出し初重賞制覇の成し遂げました。
春のクラシックは皐月賞[G1]では競走除外になってしまいましたが、続く日本ダービーでは9番人気という低評価を覆し、第91代目のダービー馬となりました。
ダノンデサイルの特徴を言うならば対応力、クラスが上がっても2戦目にはそのクラスに対応する柔軟さは3歳馬としては珍しく、日本ダービーを勝ったということはG1クラスへの対応、言い方を変えればこの世代のトップクラスのレベルにあるということが言えると思います。
秋は一戦もせずに菊花賞へぶっつけ本番で挑みますが、どんな対応力を見せてくれるのか注目しています。
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【ポイント①】データから紐解く、菊花賞!

G1競走組は要注意!

前走レースと成績
前走レース 成績 勝率 連対率 複勝率
神戸新聞杯 5-4-4-52 7.7% 13.8% 20.0%
セントライト記念 3-3-2-39 6.4% 12.8% 17.0%
ラジオNIKKEI賞 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
札幌記念 0-1-0-3 0.0% 25.0% 25.0%
日本ダービー 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%

上記のデータは過去10年間の前走レースと成績をまとめたものです。

過去10年間の前走レースを見てみると、ほとんどの馬が神戸新聞杯[G2]やセントライト記念[G2]といったトライアルレースを使っており、ダービーからの直行組がほとんどいないことが分かると思います。

菊花賞の距離が3000mという長丁場なので、実力があっても距離に不安がある馬は、マイルや中距離戦線に向かうので、おのずと直行組が少なくなっているだと思われます。

また2018年にフィエールマンが、ラジオNIKKEI賞からのステップで優勝したことで、別路線も注目されましたが、基本的には神戸新聞杯組、セントライト記念組が中心になると思っていいと思います。

近年はG1競走へ直行するのが支流となっていますが、まだまだ未完成の3歳馬にとっては、トライアルを使って本番というのが王道のようです。

キャリア6戦~8戦が狙い目!

出走回数と成績
出走回数 成績 勝率 連対率 複勝率
4戦以下 1-1-0-7 11.1% 22.2% 22.2%
5戦 2-1-1-14 11.1% 16.7% 22.2%
6戦 4-2-1-19 15.4% 23.1% 26.9%
7戦 2-1-4-28 5.7% 8.6% 20.0%
8戦 1-3-4-26 2.9% 11.8% 23.5%
9戦以上 0-1-0-36 0.0% 2.7% 2.7%

上記のデータは過去10年間の出走回数と成績をまとめたものです。

2018年に7番人気に勝利したフィエールマンが新馬戦からわずか4戦目で菊花賞を制覇、後に天皇賞(春)を連覇するほどの実力馬だったことを考えれば、僅か4戦で菊花賞を勝ったのもうなずけられます。

それほどの素質馬がいればキャリアが浅くても狙ってみる価値はありますが、基本的には春に皐月賞、日本ダービーを使ってきた馬、キャリア5戦~8戦ぐらいの馬が狙い目となります。

キャリアが多い馬は経験豊富な感じがしますが、キャリア9戦以上で馬券圏内に好走したのは2014年に2着したサウンズオブアースの1頭だけ、過去に9戦しており菊花賞が10戦目でした。

3歳の段階で完成されている馬もいますが、キャリは8戦以内で菊花賞出走が叶わない馬は、能力的に一歩劣ると考えても良いかもしれません。

上位人気の強さが目立つ菊花賞!

人気と成績
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 3-0-3-4 30.0% 30.0% 60.0%
2番人気 1-3-0-6 10.0% 40.0% 40.0%
3番人気 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0%
4番人気 2-2-1-5 20.0% 40.0% 50.0%
5番人気 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
6番~9番人気 1-3-3-33 2.5% 10.0% 17.5%
10番人気以下 0-1-2-86 0.0% 1.1% 3.4%

上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。

データを見ると過去10間で3勝、3着3回で複勝率60%の1番人気、その他では4番人気が複勝率50%と高い数値を残しており、全体的にみても上位人気が強いG1競走ということがいえると思います。

3000mの距離はどの馬にとっても未知数の距離になるのですが、ここまで距離が延びると騙しが効かなくなってしまうので、力のある馬、能力のある馬が上位に来るようになるのだと考えます。

馬場が悪くなったり、極端な逃げ馬がペースを乱しそうな時は穴馬を狙ってみるもの一考ですが、基本的には5番人気以内の馬から馬券を組み立てていくのが良いと思います。

単勝オッズ2.9倍以下の馬は信用できる?

単勝オッズと成績
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 複勝率
1.0倍~2.9倍 2-0-2-1 40.0% 40.0% 80.0%
3.0倍~4.9倍 2-3-1-6 16.7% 41.7% 50.0%
5.0倍~9.9倍 4-2-1-10 23.5% 35.3% 41.2%
10.0倍~19.9倍 2-1-2-28 6.1% 9.1% 15.2%
20.0倍~49.9倍 0-4-4-30 0.0% 10.5% 21.1%
50倍以上 0-0-0-74 0.0% 0.0% 0.0%

上記のデータは過去10年間の単勝オッズと成績をまとめたものです。

過去10年間で単勝オッズが1倍台の馬は2頭、2012年のゴールドシップが単勝オッズ1.4倍、2020年のコントレイルが単勝オッズ1.1倍、どちらも菊花賞を制しています。

まだ完成させていない3歳馬なので、ひと夏を越えて強くなる馬もいますが、ここまで圧倒的だと、逆転は難しくなるようです。

逆に単勝オッズ50倍以上の馬は、過去10年間で馬券圏内に好走ことがないので、3冠レースの中でも強い馬が勝つのが菊花賞だと思っていいと思います。

バランスの取れた馬体に注目!

馬体重と成績
馬体重 成績 勝率 連対率 複勝率
439kg以下 0-0-0-4 0.0% 0.0% 0.0%
440kg~459kg 1-1-1-16 5.3% 10.5% 15.8%
460kg~479kg 3-4-4-39 6.0% 14.0% 22.0%
480kg~499kg 5-4-4-61 6.8% 12.2% 17.6%
500kg~519kg 0-1-1-18 0.0% 5.0% 10.0%
520kg以上 1-0-0-11 8.3% 8.3% 8.3%

上記のデータは過去10年間の馬体重と成績をまとめたものです。

牡馬同士の戦いとなると、439キロ以下の馬格のない馬は、3000mの長丁場を制するのは厳しいようです。

また3歳馬はまだまだ発展途上の段階、この段階で500キロを超えるのも厳しく、成長する段階の馬であるながら、460kg~499kgぐらいの均等の取れた馬体が良いようです。

勝ち星なら480kg~499kgの馬、複勝率なら460kg~479kgですが、460キロ~499キロぐらいの馬格があれば、芝3000mの菊花賞を乗り越えられると思います。

中枠から少し外ぐらい好枠!

枠番と成績
枠番 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 1-0-0-19 5.0% 5.0% 5.0%
2枠 4-3-0-13 20.0% 35.0% 35.0%
3枠 1-0-0-19 5.0% 5.0% 5.0%
4枠 0-1-1-18 0.0% 5.0% 10.0%
5枠 0-2-2-16 0.0% 10.0% 20.0%
6枠 1-2-1-16 5.0% 15.0% 20.0%
7枠 2-1-4-22 6.9% 10.3% 24.1%
8枠 1-1-2-26 3.3% 6.7% 13.3%

上記のデータは過去10年間の枠番と成績をまとめたものです。

3歳戦なので包まれる内枠よりは、5枠~7枠といった外枠の方が好走率が高いようです。

注意しておきたいのは京都の芝3000mのスタート地点、3コーナーの手前からスタートするので、スタートしてからすぐコーナーに入るので、基本的に外枠は内枠よりも苦戦を強いられると考えていいと思います。

データを見て驚いたのは、2枠に入った馬が過去10年間で4勝していることです。

強い馬が入ったということもあるかもしれませんが、同じ内枠の1枠や3枠と比べても、複勝率35.0%は抜けていると思います。

スタートの上手い馬なら、外枠よりも内枠の方がコースロスなく走れるので優位、菊花賞は馬の脚質に合った枠に入るのが理想の枠なのかもしれません。

逃げ馬、差す馬に注目!

脚質と成績
脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 2-0-0-8 20.0% 20.0% 20.0%
先行 4-4-5-38 7.8% 15.7% 25.5%
差し 4-5-4-38 7.8% 17.6% 25.5%
追い込み 0-1-1-71 0.0% 1.4% 2.7%

上記のデータは過去10年間の脚質と成績をまとめたものです。

脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。

過去10年間で4コーナー先頭から押し切ったのは2頭、2021年のタイトルホルダー(4番人気)と、2022年のアスクビクターモア(2番人気)の2頭だけです。

今年も逃げ馬は要注意、近2年の菊花賞は阪神競馬場で行われていましがた、今年から京都競馬場に戻るので、この傾向は強くなると思います。

先行優位なことに間違いはありませんので、スタートしてからのポジション争いがどうなるのか、馬券検討する前に確認しておいた方がいいと思います。

ルメール騎手に注目!

騎手と成績
騎手 成績 勝率 連対率 複勝率
ルメール 3-2-1-2 37.5% 62.5% 75.0%
デムーロ 1-1-0-6 12.5% 25.0% 25.0%
武豊 1-0-2-6 11.1% 11.1% 33.3%
横山武史 1-0-1-1 33.3% 33.3% 66.7%
吉田隼人 0-1-1-1 0.0% 33.3% 66.7%

上記のデータは過去10年間の騎手と成績をまとめたものです。

世代のトップを決めるG1競走、クラシック最後の1冠ということもあり、トップジョッキーといわれる人たちが好成績を残しています。

うま泉教授が注目しているのは横山武史騎手吉田隼人騎手、横山武史騎手は2021年のタイトルホルダー(4人気)で勝利、吉田隼人騎手は2014年のゴールドアクター(7番人気)で3着、2022年のボルドグフーシュ(7番人気)で2着するなど、人気薄の馬も持ってくる印象が強いジョッキーです。

どちらのジョッキーも美浦所属の関東ジョッキー、人気のない馬でも馬券のヒモとして押さえておきたいジョッキーです。

栗東所属(関西)の騎手に注目!

所属と成績
所属 成績 勝率 連対率 複勝率
美浦 3-2-2-43 5.9% 9.8% 15.7%
栗東 7-7-7-102 5.7% 11.4% 17.1%
地方 0-0-0-0 0.0% 0.0% 0.0%
外国 0-1-0-4 0.0% 20.0% 20.0%

上記のデータは過去10年間の所属と成績をまとめたものです。

勝ち星を見てみると、過去10年間で関西が7勝、関東が3勝と2倍以上の差がつき、馬券圏内に好走した30頭をみても、30頭中23頭は関西のジョッキーが騎乗していた馬です。

ただパーセンテージ的にはそこまで大きな差になっておらず、勝率は関東が5.9%に対して、関西が5.7%、関東のジョッキーの方が勝率が高いことが分かります。

これは菊花賞が関西圏で行われるG1競走、関東から遠征して出走させるということは、それだけ陣営も気合いを入れて臨んでくるので、穴馬として一考する価値があると思います。

国枝栄厩舎と高野友和厩舎に注目!

調教師と成績
調教師・厩舎 成績 勝率 連対率 複勝率
友道康夫厩舎 1-1-2-9 7.7% 15.4% 30.8%
矢作芳人厩舎 1-1-0-5 14.3% 28.6% 28.6%
池江泰寿厩舎 1-1-0-11 7.7% 15.4% 15.4%
手塚貴久厩舎 1-0-1-1 33.3% 33.3% 66.7%
宮本博厩舎 0-2-0-1 0.0% 66.7% 66.7%
音無秀孝厩舎 0-1-1-3 0.0% 20.0% 40.0%

上記のデータは過去10年間の調教師と成績をまとめたものです。

2018年にフィエールマン(7番人気)で勝利した手塚貴久厩舎以外は、全て栗東所属の関西の調教師です。

うま泉教授が注目しているのは2019年にワールドプレミア(3番人気)で勝利し、2018年にエタリオウ(2番人気)で2着、ユーキャンスマイル(10番人気)で3着している友道康夫厩舎、近年は好走馬が出てませんが、今年は面白そうな出走馬がいるので注目しています。

同騎手、主戦騎手なら安心!

前走騎手と成績
前走騎手 成績 勝率 連対率 複勝率
同騎手 8-6-8-99 6.6% 11.6% 18.2%
乗替り 2-4-2-50 3.4% 10.3% 13.8%

上記のデータは過去10年間の前走騎手と成績をまとめたものです。

データを見ると過去10年間で同騎手(前走と同じ騎手)が騎乗している馬が8勝、2着6回、3着8回、馬券圏内(3着以内)に好走した30頭をみても、30頭中22頭が同騎手の馬です。

パーセンテージに注目しても、勝率、連対率、複勝率、どの項目でも同騎手の方が上回っており、乗り替わりはマイナスといっても良いかもしれません。

芝3000mの長丁場を制するには、主戦騎手や乗り慣れたジョッキーの方が、馬の能力を引き出せるということだと思います。

【ポイント②】血が騒ぐ!菊花賞

マイル血統の種牡馬に注目!

種牡馬と成績
種牡馬 成績 勝率 連対率 複勝率
ディープインパクト 5-2-3-19 17.2% 24.1% 34.5%
ドゥラメンテ 2-0-0-4 33.3% 33.3% 33.3%
エピファネイア 0-2-1-3 0.0% 33.3% 50.0%
ステイゴールド 0-2-0-10 0.0% 16.7% 16.7%
スクリーンヒーロー 0-1-1-2 0.0% 25.0% 50.0%
キングカメハメハ 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0%

上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。

データを見ると過去10年間で5勝、2着3回、3着3回と圧倒的な成績を残しているのがディープインパクト産駒、瞬発力に優れた馬が産駒に多く、距離が3000mでも瞬発力が問われる最後の直線では、この馬の血が騒ぐようです。

ステーゴールド、スクリーンヒーロー、キングカメハメハなどスタミナ血統は、思ったよりも成績が伸びず、菊花賞はスタミナ型よりもスピード型の馬の方が好走するのかもしれません。

うま泉教授が注目しているのはエピファネイア産駒、勝ち星こそありませんが、複勝率50%は注目するに値する数値、2、3着の穴馬としてエピファネイア産駒は狙い目だと思います。

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うま泉教授、菊花賞の買い目と見解!

■本命馬⇒ダノンデサイル
■穴馬⇒ショウナンラプンタ
■対抗馬⇒コスモキュランダ

◎④ダノンデサイル
○⑨コスモキュランダ
▲⑬アーバンシック
△⑩メイショウタバル
△⑯ヘデントール
△①ピースワンデュック
△⑭メリオーレム
☆⑪ショウナンラプンタ

◆3連複フォーメーション
1頭目:④
2頭目:⑨⑬
3頭目:⑨⑬⑪⑩⑯①⑭
合計点数:11点

◆3連単フォーメーション
1着馬:④
2着馬:⑨⑬⑪⑩
3着馬:⑨⑬⑪⑩⑯①⑭
点数:24点

◆3連単フォーメーション
1着馬:⑨⑬
2着馬:④
3着馬:⑨⑬⑪⑩⑯①⑭
点数:12点

合計点数:36点

本命馬はダノンデサイルです。

デビュー戦は4着と敗れますが、続く未勝利戦ではメイショウタバルを撃破、初重賞となった京都2歳ステークスではコスモキュランダに先着、初重賞制覇となった京成杯ではアーバンシックを倒しており、成績に派手さはありませんが能力的には上位の存在といっても過言ではありません。

前走の日本ダービーは手綱を絞って果敢に先行し道中は2番手の内のでジッと我慢、直線も狭い内をこじ開けており、全てが上手くいったような感じがしますが、皐月賞馬(ジャスティンミラノ)に2馬身差つけた内容は快勝以上のものがあったと思います。

今回も内枠を引いたのでコースロスなく回ってこれ、鞍上は新馬戦から手綱を取ってる横山典弘騎手、仕上げに関しても菊花賞は京都競馬場(関西圏)でのレース、長距離輸送もないので問題はないと思います。

父エピファネイアは2013年の菊花賞馬、人気ですが菊花賞で主役座は譲らないとみて本命馬にしました。

逆転候補の1頭目はコスモキュランダ、前走の日本ダービーはスタートで立ち上がり後方2番手からの競馬、向こう正面で脚を使ってしまい直線の脚は残ってませんでしたが、勝ち馬から0.8秒差なら力を示した証拠、もとよりスタミナのあるタイプなだけに、スタートが決まれば逆転があると見て、逆転候補の1番手にしました。

もう1頭はアーバンシック、皐月賞では前残りの展開だったにも後方から追い込んで4着は力のあるとこを見せた内容、前走のセントライト記念では内で上手く脚を溜めるなど競馬が上手くなっており、切れ味ならダノンデサイルに優るものを持っているので、逆転候補に抜擢しました。

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