2021/10/23 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週は土日で2鞍の重賞競走が行われました。
G1競走の秋華賞から振り返りましょう。
1番人気に支持されたのは、前走の札幌記念で古馬相手に勝ち切った白毛馬のソダシ、単勝オッズ1.9倍と圧倒的な支持を受けました。
レースは逃げ宣言をしていた10番人気にエイシンヒテンが、予告通りの逃げを打ちました。
前半1000mが1分1秒2と上手くペースを落とし、後続馬を引き連れながら淡々としたペースで逃げていきました。
レースは直線の入り口でソダシがエイシンヒテンを捉えに行きますが、捕まえられずに脚がいっぱいになってしまいそのまま後退、変わって伸びてきたのや中団で脚を溜めていた4ば人気のアカイトリノムスメでした。
内から3番人気のアンドヴァラナウト、外から2番人気のファインルージュと3頭の追い比べを制し、アカイトリノムスメが最後の1冠を制しました。
2着には外から追い込んだファインルージュ、3着には内から伸びてきたアンドヴァラナウトが入り、三連単は2万6,410円の万馬券決着となりました。
うま泉が軸馬にしたソダシは2番手を追走、レース自体は悪くなかったのですが、スタートする前からカリカリしていたので、もしかしたら関西への輸送が上手く行かなったのかもしれません。
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レース回顧に戻りましょう。
土曜日はエリザベス女王杯のステップレースとなる府中牝馬ステークス[G2]が、東京競馬場の芝1800mで行われました。
単勝オッズ3.7倍の1番人気に支持されたのは、ヴィクトリアマイルで3着と好走したマジックキャッスルでした。
2番人気は単勝オッズ4.4倍のデゼル、単勝オッズ10倍以下の馬が4頭と人気も全体的に割れていました。
レースの主導権を握ったのは16番人気のローザノワール、1000m通過が59.4秒とゆったりとしたペースで流れていきました。
うま泉が軸馬として期待したマジックキャッスルは、スターとしてからダッシュが付かず、戸崎騎手が押っ付けるような感じで乗っていました。
直線で内を突いたのですが、いつもの伸びが見られず15着に敗れました。
レースは直線に入ると2番手につけていた5番人気のアンドラステから抜け出し、後続を突き放して粘り込みます。
後方から4番人気のシャドウディーヴァ、8番人気のマルターズディオサ、3番人気のドナアトラエンテなど、後方で脚を溜めていた馬がアンドラステを目標に追い込みます。
メンバー最速の33.1秒の差し脚で追い込んだシャドウディーヴァが、ゴール直前でアンドラステを捉え、1着でゴール板を通過しました。
2着にはアンドラステが粘り込み、3着は追い込んだ8番人気のマルターズディオサが入り、三連単は15万超えの高額万馬券決着となりました。
今週は3歳クラシックの最後の1冠、菊花賞です。
まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アサマノイタズラ | 牡3歳 | 57 | 手塚貴久 |
アリーヴォ | 牡3歳 | 57 | 杉山晴紀 |
ヴァイスメテオール | 牡3歳 | 57 | 岩戸孝樹 |
ヴィクティファルス | 牡3歳 | 57 | 池添学 |
ヴェローチェオロ | 牡3歳 | 57 | 須貝尚介 |
エアサージュ | 牡3歳 | 57 | 池添学 |
オーソクレース | 牡3歳 | 57 | 久保田貴士 |
グラティアス | 牡3歳 | 57 | 加藤征弘 |
ジュヴァリエローズ | 牡3歳 | 57 | 清水久詞 |
ステラヴェローチェ | 牡3歳 | 57 | 須貝尚介 |
セファーラジエル | 牡3歳 | 57 | 高柳大輔 |
タイトルホルダー | 牡3歳 | 57 | 栗田徹 |
テーオーロイヤル | 牡3歳 | 57 | 岡田稲男 |
ディープモンスター | 牡3歳 | 57 | 池江泰寿 |
ディヴァインラヴ | 牝3歳 | 55 | 斉藤崇史 |
トーホウバロン | 牡3歳 | 57 | 石坂公一 |
ノースザワールド | 牡3歳 | 57 | 大久保龍志 |
ハギノピリナ | 牝3歳 | 55 | 高野友和 |
マカオンドール | 牡3歳 | 57 | 今野貞一 |
モンテディオ | 牡3歳 | 57 | 四位洋文 |
レッドジェネシス | 牡3歳 | 57 | 友道康夫 |
ロードトゥフェイム | 牡3歳 | 57 | 尾形和幸 |
ワールドリバイバル | 牡3歳 | 57 | 牧田和弥 |
ワイドエンペラー | 牡3歳 | 57 | 藤岡健一 |
毎週のようにお伝えしていますが、京都競馬場はスタンや馬場など、4年に及ぶの改築工事の為、秋のG1競走は全て阪神競馬場で行われます。
今年の3000mは、淀の坂越えではないので注意が必要です。
昨年は単勝オッズ1.1倍の支持を受けたコントレイルが、中団から力強く伸びて勝利し三冠馬に輝きました。
今年は皐月賞馬のエフフォーリア、ダービー馬のシャフリヤールと2頭共に菊花賞へは向かわないようです。
春に好走してきた実力馬か、それとも夏に力を付けてきたが上り馬か、最後の1冠を掛けた戦いは熾烈を極めそうです。
今週はクラシック最後の1冠となる菊花賞が阪神競馬場で行われます。
今年は阪神競馬場での開催ということで、いつもとは違う菊花賞になるので、注意していきたいと思います。
それでは過去のデータから、菊花賞の傾向を探っていきましょう。
前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
神戸新聞杯 | 8-5-4-49 | 12.1% | 19.7% | 25.8% |
セントライト記念 | 1-3-2-46 | 1.9% | 7.7% | 11.5% |
ラジオNIKKEI | 1-0-0-0 | 100% | 100% | 100% |
日本ダービー | 0-0-0-1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
2勝クラス | 0-1-4-24 | 0.0% | 3.4% | 17.2% |
今回記載しているデータは、京都競馬場で行われた過去10年間の菊花賞のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間に出走した馬の前走レースと成績をまとめたものです。
データをみると過去10年間の勝ち馬の半数以上が、前走で神戸新聞杯をステップレースにしていたことが分かります。
馬券圏内(3着以内)に好走した30頭を調べても、17頭が前走で神戸新聞杯を使っていることを考えると、菊花賞で中心となるのは神戸新聞杯組ということになります。
セントライト組で菊花賞を勝ったのは、2015年のキタサンブラックの1頭だけで、セントライト組を積極的に狙うのはあまり得策とはいえないと思います。
別路線組をみてみると、重賞競走を使っている馬よりは、条件戦を勝ち上がってきた上り馬が馬券に絡んでくるようです。
過去10年間で、2勝クラス(1000万下)を勝ち上がってきた馬が5頭絡んでいるので、穴馬として狙ってみるのは面白いと思いますが、データ的に2着、3着候補ぐらいに考えるのが良いと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 6-0-2-2 | 60.0% | 60.0% | 80.0% |
2番人気 | 0-3-0-7 | 0.0% | 30.0% | 30.0% |
3番人気 | 2-0-2-6 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
4番人気 | 0-2-0-6 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
5番人気 | 1-2-1-6 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
6番~9番人気 | 1-2-3-34 | 2.5% | 7.5% | 15.0% |
10番人気以下 | 0-1-2-87 | 0.0% | 1.1% | 3.3% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。
データをみると過去10年間で1番人気が6勝と、単純に2回に1回は1番人気が勝っているということになります。
勝てなかった4頭のうち、2頭が3着に入り複勝率80%、今年は皐月賞馬、ダービー馬が不在の菊花賞なので荒れるイメージを受けますが、1番人気はしっかりと押さえおく必要がありそうです。
穴馬を狙うのであれば、9番人気以内の馬であれば人気をきにする必要はないと思います。
複勝率をみると3番人気や5番人気が40%と、1番人気についで高い数値を残しているので、人気サイドを抑えつつ、この辺りへ勝負するのが配当的にも面白いかもしれません。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 0-0-1-9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
先行 | 6-5-4-31 | 13.0% | 23.9% | 32.6% |
差し | 4-3-4-38 | 8.2% | 14.3% | 22.4% |
追い込み | 0-2-1-72 | 0.0% | 2.7% | 4.0% |
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
今年は阪神競馬場で行われるので、違った展開になるかもしれませんが、レースの傾向はみえてくると思います。
データを見て以外だったのは、逃げた馬が思ったよりも残っていないことです。
先行力がある方が優位なことは間違いないのですが、逃げてしまうと後続馬の目標になってしまったり、長丁場なので早仕掛けしてくる馬もいたりするので、思っているよりも楽には逃げられないということなのかもしれません。
騎手心理がどのように働くか分かりませんが、直線の坂を考慮して各馬の仕掛けが遅くなるようなら先行有利、逆に京都の時のように早仕掛けしてくる馬がいれば差し馬優位になると思います。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 4-3-3-26 | 11.1% | 19.4% | 27.8% |
ステイゴールド | 2-2-0-13 | 11.8% | 23.5% | 23.5% |
上記のデータは過去10年間の菊花賞に出走した馬の種牡馬と成績をまとめたものです。
スタミナが豊富で長距離血統として有名なステイゴールド産駒と瞬発力に優れた馬を多く輩出するディープインパクト産駒が好成績を残していました。
長距離戦だとスタミナ重視という見方が普通ですが、最後に加速できる瞬発力のある馬は長距離に向くということが分かると思います。
また近年は2018年のフィエールマン、2019年のワールドプレミア、そして昨年のコントレイルと3年連続でディープインパクト産駒の馬が勝利しています。
今年もディープインパクト産駒の馬は要注意です。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
今年の菊花賞は皐月賞馬のエフフォーリア、ダービー馬のシャフリヤールが不在の菊花賞、どの馬にもチャンスがあるといって良いと思います。
また今年は阪神競馬場の芝3000mで行われるので、出走各馬にとって距離とコースが初めてとなるので、非常に難しいレースといえます。
木曜日に枠順が確定し、全体的に先行馬が内枠に入り、差し馬が中枠から外枠に入った感じがします。
うま泉が思うにレースのポイントなるのは、やはり展開だと思います。
今年も逃げたい馬が何頭かいますが、それほど先行争いも厳しいものにはならず、スタート直後は縦長になると思いますが、2週目の3コーナーまでには一団なり最終コーナーへ向かうと思います。
早仕掛けをする馬がいれば、3、4コーナーで一気にペースアップしてしまうので、直線は差し馬が伸びてくると思います。
しかし直線の急坂を意識して、各馬が仕掛けを遅らすようなら、先行馬がそのまま押し切る可能性た強くなると思います。
今年は距離とコースは初めてなので、今までにない菊花賞が見られそうなので楽しみです。
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■本命馬⇒ステラヴェローチェ
■穴馬⇒タイトルホルダー
■対抗馬⇒レッドジェネシス
◎⑭ステラヴェローチェ
○⑤レッドジェネシス
▲②アサマノイタズラ
△⑱オーソクレース
△⑦ディープモンスター
△⑮ヴァイスメテオール
△⑩モンテディオ
☆③タイトルホルダー
3連単フォーメーション
1着馬:⑭
2着馬:③⑤②⑱
3着馬:③⑤②⑱⑦⑮⑩
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:③⑤
2着馬:⑭
3着馬:③⑤②⑱⑦⑮⑩
点数:12点
合計点数:36点
バゴ産駒のステラヴェローチェが本命馬です。
バゴ産駒というとスピード血統というイメージが強く、小倉競馬場のような平坦のローカルコースで活躍している印象があります。
大物になると距離の融通が利くようになり、中長距離でも持ち前のスピードを生かし、重賞競走やG1競走でも結果を出しています。
バゴ産駒の代表格といえば、2010年に菊花賞を勝ったビッグウィークや現役最強牝馬のクロノジェネシスです。
ビッグウィークは菊花賞、クロノジェネシスは秋華賞がG1初制覇、3歳の夏から秋にかけて急激に成長しているのが特徴です。
うま泉はステラヴェローチェも、ビッグウィークやクロノジェネシスと同じく、バゴ産駒の代表馬になれる素質を持っていると思っています。
成長の証が見えるのが前走の神戸新聞杯、4ヶ月の休み明けでプラス18キロの馬体重だったにも関わらず、メンバー最速の末脚で差し切ってみせました。
今回皐月賞馬、ダービー馬がいない菊花賞なので、混戦というイメージがあるかもしれませんが、前走でダービー馬を倒しているので、うま泉はステラヴェローチェの1強だと思っています。
3歳の秋に大成するバゴ産駒、まだまだ強くなるステラヴェローチェに期待しています。
舞台が阪神競馬場に変わっても、長距離レールで展開の恩恵を受けるのは先行馬です。
前走のセントライト記念では13着に敗れましたが、先行力のあるタイトルホルダーが逆転候補の筆頭です。
もう1頭の対抗馬は内目の好枠を引いたレッドジェネシス、菊花賞で活躍馬の多いディープインパクト産駒で、力のいる阪神コースはこの馬に合っているので注意したい1頭です。