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うま泉教授の【日経新春杯予想】2024 本命馬にブローザホーンを推奨し、三連単1万3,230円の万馬券的中!!

2024/01/14 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】

うま泉

こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。

2023 日経新春杯[G3]の概要!

新年1発目の予想となった中山金杯では、本命馬に推奨した5番人気のリカンカブールが1着、2着は穴馬に推奨したククナ、3着には6番人気のマイネルクリソーラが入り、三連単6万5,470円の的中をお届けしました。

2着のククナ、3着のマイネルクリソーラを逆転候補に抜擢できなかったので、三連複は外してしまいましたが、2024年は新春から良いスタートが切れたと思います。

2024年も、うま泉教授の本命☆対抗馬予想、どうぞよろしくお願い致します。

この時期は各馬も春のG1競走に向けて賞金を稼ぐ時期ですので、馬券を買う側も来たる春のG1競走へ向けて、しっかりと軍資金を蓄えていきたいと思います。

今週は京都競馬場で古馬のハンデ重賞、日経新春杯[G2]が行われ、明け4歳となって古馬戦線に挑む昨年の3歳馬と歴戦の古馬が激突します。

日経新春杯は京都競馬場の芝2400mで行われます。

京都コースは右回りの競馬場で、芝コースは内回りと外回りがあり、芝2400mで行われる日経新春杯は外回りコースが使われます。

スタート地点は4コーナーのポケット、スタートしてからゴール前の直線を通り、京都競馬場の外回りを1周してゴールとなります。

京都コースの特徴は3コーナーが小高い丘になっており、3コーナーから4コーナーは下り坂となり、直線はほぼフラットな平坦コースとなるので、先行馬・差し馬が優位な競馬場と言われています。

同じ関西圏の阪神競馬場とは逆で、スピード、瞬発力が問われるコースとなっています。

新春競馬で賞金を加算し、春のG1競走に名乗りを挙げるのはどの馬か、今週もうま泉にお付き合いください。

2023年日経新春杯の血統やデータ、予想などはこちらをご覧ください。


1月13日の愛知杯[G3]、14日の京成杯[G3]の予想はツイッターで公開しますので、こちらもよろしくお願い致します。

愛知杯[G3]、京成杯[G3]の予想はX(旧twitter)で!!

2023 日経新春杯の出走表!

まずは出走表から、見ていきましょう。

第71回 日経新春杯 出馬表
馬名 性齢 負担重量 厩舎
インプレス 牡5歳 56 佐々木晶三
カレンルシェルブル 牡6歳 57 安田翔伍
サヴォーナ 牡4歳 56 中竹和也
サトノグランツ 牡4歳 57.5 友道康夫
ショウナンバシット 牡4歳 55 須貝尚介
シンリョクカ 牝4歳 53 竹内正洋
ディアスティマ 牡7歳 57.5 高野友和
ナイママ 牡8歳 53 武藤義則
ハーツイストワール 牡8歳 57 国枝栄
ハーツコンチェルト 牡4歳 55 武井亮
ヒンドゥタイムズ セ8歳 58 斉藤崇史
ブローザホーン 牡5歳 57 中野栄治
リビアングラス 牡4歳 54 矢作芳人
リレーションシップ 牡7歳 54 斉藤崇史
レッドバリエンテ 牡5歳 55 中内田充正

昨年は2番人気のヴェルトライゼンデが好位から抜け出し、直線の叩き合いを制し、鳴尾記念に続く重賞2勝目となりました。

昨年は1番人気、2番人気が古馬で、明け4歳馬はヴェローナシチーが3番人気に支持され、前評判では古馬有利の日経新春杯でした。

レースも1着、2着はヴェルトライゼンデ(2番人気)とキングオブドラゴン(10番人気)の古馬が独占し、明け4歳馬では3着に突っ込んできた4番人気のプラダリアが最高着順でした。

今年のメンバーを見ていると、古馬よりも明け4歳馬に人気が集まりそうなので、昨年とは違ったレース展開になりそうな感じがします。

今週もデータを分析していきながら、本命馬を導き出していきますので、最後までお付き合いいただければと思います。

日経新春杯の有力馬、サトノグランツ!

☆サトノグランツ(友道康夫厩舎)
サトノグランツ
デビューは2歳秋の阪神競馬場、芝1800mの新馬戦で1番人気に支持されますが、直線で思うような伸びが得られず8着に敗れました。
その後は距離を延ばすことで成績も良くなっていき、2連勝で重賞初挑戦となった京都新聞杯[G2]では、上り33秒3の末脚で人気に応え、デビュー5戦目で重賞初勝利を飾りました。
3歳クラシックは日本ダービーは11着、秋の菊花賞は10着と振るいませんでしたが、秋緒戦となる神戸新聞杯[G2]を勝っており、3歳馬相手とはいえ重賞2勝の実績は力上位の存在といえます。
今回は菊花賞以来となりますので、3ヶ月の休養明けとなりますが、鉄砲の利くタイプで休み明けは良く走るので注目しています。
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【ポイント①】データから紐解く、日経新春杯!

過去のデータから日経新春杯の傾向を探っていきたいと思います。

G1路線の馬が活躍!

前走レースと成績
前走レース 成績 勝率 連対率 複勝率
菊花賞 3-0-1-9 23.1% 23.1% 30.8%
日本ダービー 2-0-0-0 100% 100% 100%
愛知杯 0-1-1-1 0.0% 33.3% 66.7%
アルゼンチン共和国杯 0-1-0-12 0.0% 7.7% 7.7%
有馬記念 0-1-0-4 0.0% 20.0% 20.0%

上記のデータは過去10年間の前走レースと成績をまとめたものです。

データを見てみると格という部分で、G1競走に出走している馬の方が、好走しやすいように感じます。

2015年のアドマイヤデウス(6番人気)と2022年のヨーホーレイク(3番人気)が、日本ダービーから直行して日経新春杯を勝っていますがこの2頭は特殊なパターンで、明け4歳馬なら菊花賞からの参戦する馬に注目です。

古馬に関していえば有馬記念からの参戦で、2022年に2着したステラヴェローチェ(1番人気)がこれに該当しますが、有馬記念⇒日経新春杯だと中2週の強行軍となるので、今ひとつ結果がついてきていない感じもします。

ハンデ戦とはいえ、実績のある馬は好走しやすいので、前走、重賞競走を使っていた馬は要注意です。

長距離に対応できるスタミナに注目!

前走距離と成績
前走距離 成績 勝率 連対率 複勝率
距離延長 2-4-5-62 2.7% 8.2% 15.1%
同距離 1-3-3-17 4.2% 16.7% 29.2%
距離短縮 7-3-2-39 13.7% 19.6% 23.5%

上記のデータは過去10年間の前走距離と成績をまとめたものです。

データをみると距離短縮組が好成績を残しています。

前走レースのデータを照らし合わせると分かりやすく、古馬であれば有馬記念(芝2500m)明け4歳馬ですと菊花賞(芝3000m)からの参戦が好成績を残しているので、おのずと距離短縮組が強くなるのだと思います。

また日経新春杯は芝2400mのレース、とちらからというと長距離の部類なので、中距離から距離を延ばして参戦するより、同じ長距離のレースを出ていいる馬の方が、レースの流れにも対応しやすいということだと思います。

上位人気馬が強い日経新春杯!

人気と成績
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 3-3-0-4 30.0% 60.0% 60.0%
2番人気 4-1-0-5 40.0% 50.0% 50.0%
3番人気 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
4番人気 0-1-5-4 0.0% 10.0% 50.0%
5番人気 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
6番~9番人気 2-0-3-35 5.0% 5.0% 12.5%
10番人気以下 0-3-1-54 0.0% 5.3% 7.0%

上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。

複勝率を見ると4番人気でも50%以上あったり、6番人気~9番人気も12.5%、10番人気以下も7%と穴馬も高い数値を残しているので、穴馬が台頭するイメージが強いと思います。

実際に穴馬が台頭するシーンも多くありますが、勝ち馬と2、3着馬に分けて考えると、馬券の狙い方が見えてくると思います。

過去10年間の勝ち馬を見てみると、1番人気が3勝、2番人気が4勝と勝ち馬は上位人気、2、3着馬は4番人気以下の伏兵狙いというように考えると分かりやすいかと思います。

2015年に6番人気のアドマイヤデウス、2021年には7番人気のショウリュウイクゾが勝っていますが、その他の年は人気馬⇒穴馬という形式に収まっているので、自信のある穴馬見つからないときは、この形式に沿って馬券を検討していくのが良いと思います。

軸馬は単勝オッズ10倍以内?

単勝オッズと成績
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 複勝率
1.0倍~2.9倍 2-2-0-1 40.0% 80.0% 80.0%
3.0倍~4.9倍 5-2-0-7 35.7% 50.0% 50.0%
5.0倍~9.9倍 1-3-6-19 3.4% 13.8% 52.6%
10.0倍~19.9倍 2-1-2-17 9.1% 13.6% 22.7%
20.0倍~49.9倍 0-1-1-25 0.0% 3.7% 7.4%
50倍以上 0-1-1-49 0.0% 2.0% 3.9%

上記のデータは過去10年間の単勝オッズと成績をまとめたものです。

データを見ると単勝オッズ2.9倍以下の馬でも馬券圏外になっており、人気があるからといって強いと過信するのは禁物です。

単勝オッズ9.9倍まで複勝率は50%を超えているので、ワイドや三連複の軸馬なら単勝オッズ9.9倍以下の伏兵まで狙ってみても良いと思います。

ハンデ戦なので人気薄の馬を狙いたくなりますが、過去データを見ると上位人気馬が強いので、穴馬を狙うなら2着候補や3着のヒモとして狙うのが良いと思います。

やっぱり強い明け4歳馬!

年齢と成績
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
4歳 7-3-1-19 23.3% 33.3% 36.7%
5歳 1-3-5-21 3.3% 13.3% 30.0%
6歳 2-4-4-33 4.7% 14.0% 23.3%
7歳 0-0-0-45 0.0% 0.0% 0.0%

上記のデータは過去10年間の年齢と成績をまとめたものです。

データを見ると過去10年間で7勝と4歳馬が圧倒的な力をみせています。

この時期の重賞競走は明け4歳馬(昨年の3歳馬)と古馬との力関係の比較が難しいので、どちらを軸にするか悩むところですが、日経新春杯は4歳馬の方が強そうです。

ハンデ戦ということもあって、古馬よりも4歳馬の方がハンデが軽くなる傾向はあると思いますが、中心は4歳馬と考えて良いと思います。

また7歳以上の馬は過去10年間で1度も馬券圏内(3着以内)に好走していないので、割り引きが必要かもしれません。

馬券作戦としては、明け4歳馬がここでも通用するか考え、強いと思ったら4歳馬を軸に、危なそうなら古馬を軸にする方向で考えるのが良いと思います。

背負わされない馬に注目!

斤量と成績
斤量 成績 勝率 連対率 複勝率
53kg以下 2-2-3-33 5.0% 10.0% 17.5%
53.5kg~55kg 6-5-2-48 9.8% 18.0% 21.3%
55.5kg~57kg 1-3-4-28 2.8% 11.1% 22.2%
57.5kg以上 1-0-1-9 9.1% 9.1% 18.2%

上記のデータは過去10年間の馬体重と成績をまとめたものです。

複勝率を見てみると、ハンデが重かろうが軽かろうが複勝率20%前後の数値が出ていて、斤量(負担重量)は気にする必要がないように感じますが、勝ち馬を見てみるとその違いが分かると思います。

過去10年間の勝ち馬をみてみると、斤量が53.5キロ~55キロの馬が6勝しており、斤量53キロ以下の馬も2勝しています。

馬券圏内に好走する馬の斤量はバラバラですが、勝ち馬に限っていえば、斤量の軽い馬が優位なようです。

昨年から斤量(負担重量)の制度が変わったので、56キロ以下の馬は注意が必要です。

またハンデ戦なので、過去の実績で重賞勝ちのない馬は、他の馬よりも軽くなるので、このような馬にも注目です。

データ的にも内枠が優位!

枠番と成績
枠番 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 3-0-0-12 20.0% 20.0% 20.0%
2枠 2-2-1-10 13.3% 26.7% 33.3%
3枠 0-4-3-11 0.0% 22.2% 38.9%
4枠 2-1-0-15 11.1% 16.7% 16.7%
5枠 1-1-2-16 5.0% 10.0% 20.0%
6枠 1-2-1-16 5.0% 15.0% 20.0%
7枠 1-0-3-17 4.8% 4.8% 19.0%
8枠 0-0-0-21 0.0% 0.0% 0.0%

上記のデータは過去10年間の枠番と成績をまとめたものです。

レース概要の所でお伝えしましたが、日経新春杯は京都競馬場の芝2400mで行われます。

スタート地点が4コーナーのポケットからになるので、1コーナーまでの距離が長く、ペースは全体的に落ち着きやすくなります。

またゴールまでにコーナーを4つ回るので、内枠の馬はコースロスなく走れるので、外枠よりも内枠の方がコースロスなく走れるぶん優位になります。

枠番のデータをみるとコース形態と同じように、内枠の方が好成績になっています。

特に大外枠の8枠は過去10年間で一度も馬券圏内に好走しておらず、難しい競馬を強いられるので注意が必要です。

競馬センスが問われる!

脚質と成績
脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
先行 4-3-5-33 8.9% 15.6% 26.7%
差し 4-5-4-39 7.7% 17.3% 25.0%
追い込み 1-1-0-39 2.4% 4.8% 4.8%

上記のデータは過去10年間の脚質と成績をまとめたものです。

脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。

過去10年間で先行馬が4勝、差し馬が4勝となっており、逃げ・追い込みといった派手な戦法を取る馬よりも、レースの流れに乗って競馬をするような馬の方が好結果に繋がるようです。

昔から京都競馬場は差し馬優位といわれてきた競馬場なので、枠番のデータと合わせて考えれば内枠の差し馬は要注意、穴馬はこの辺に潜んでいるかもしれません。

栗東所属のジョッキーに注目!

騎手と成績
騎手 成績 勝率 連対率 複勝率
M・デムーロ 2-1-0-3 33.3% 50.0% 50.0%
川田将雅 2-0-0-5 28.6% 28.6% 28.6%
岩田康誠 1-1-0-2 25.0% 50.0% 50.0%
C・ルメール 1-1-0-1 33.3% 66.7% 66.7%
酒井学 0-1-2-1 0.0% 25.0% 75.0%

上記のデータは過去10年間の騎手と成績をまとめたものです。

レースが関西圏で行われるので、ジョッキーも栗東所属の騎手が好成績を残しています。

うま泉が注目しているのは酒井学騎手、2014年に3着、2015年に2着のフーラブライド(4番人気、10番人気)、2018年に3着してたガンコ(7番人気)など、穴馬で好走しているので、今年も騎乗馬があれば要注意だと思います。

その他では過去10年で2勝しているM・デムーロ騎手と川田将雅騎手、この2人の乗り馬にも注目しています。

木原一良(栗東)厩舎に注目!

調教師と成績
調教師 成績 勝率 連対率 複勝率
池江泰寿(栗東) 2-0-2-3 28.6% 28.6% 57.1%
橋田満(栗東) 1-1-1-4 14.3% 28.6% 42.9%
友道康夫(栗東) 1-1-0-2 25.0% 50.0% 50.0%
藤原英昭(栗東) 1-1-0-0 50.0% 100% 100%
木原一良(栗東) 0-1-2-0 0.0% 33.3% 100%

上記のデータは過去10年間の調教師と成績をまとめたものです。

日経新春杯を得意としている調教師(厩舎)をみてみると、池江泰寿厩舎、友道康夫厩舎、藤原英昭厩舎など、名門といわわれる調教師の名が連なっています。

うま泉が注目しているのは木原一良厩舎、騎手データの所で話したフーラブライドを管理していたのが木原一良調教師、その他にも2020年にエーティーラッセン(11番人気)で3着しており、日経新春杯との相性は抜群です。

穴馬に困った時は、酒井学騎手、木原一良厩舎の馬を狙ってみると面白いかもしれません。

乗り慣れたパートナーがベスト!

前走騎手と成績
前走騎手 成績 勝率 連対率 複勝率
同騎手 6-3-8-70 6.9% 10.3% 19.5%
乗替り 4-7-2-48 6.6% 18.0% 21.3%

上記のデータは過去10年間の前走騎手と成績をまとめたものです。

過去10年間で前走と同じ騎手が騎乗した馬が6勝していますが、連対率、複勝率を見ると乗り替わった馬の方が数値が良くなっているので、日経新春杯に関していえば乗り替わりは気にする必要はないかと思います。

乗り替わっても好成績ならば、鞍上強化をしてくる陣営は、その馬の勝負度合いの高い馬と考えられるので、狙ってみる価値はあると思います。

距離を延ばして力をつけたブローザホーン!

☆ブローザホーン(中野栄治厩舎)
ブローザホーン
デビューは2歳秋の東京競馬場、芝1600mの新馬戦で後方から勢いよく追い込みましたが4着、新馬戦で良い脚を使ったので、直ぐに未勝利は脱出できるかと思いましたが、初勝利を挙げたのは翌年の6月、函館の芝2000mの未勝利戦でした。
その後は距離を延ばしながら勝ち星を重ね、4歳春に京都の烏丸ステークス(3勝クラス)を勝利しオープン入り、次走、初の重賞挑戦となった函館記念[G3]は、好位から伸びてきて馬券圏内に好走しており、重賞で勝ち負けできる力は持っていると思います。
前走の京都大賞典[G2]は2番人気に支持されましたが、4コーナーでズルズルと下がってしまい、結果的に競走中止となってしまいました。
競走中止後のレースなので、調教内容などをしっかりと確認する必要がありますが、力は十分通用するとみて注目しています。

【ポイント②】血が騒ぐ!日経新春杯

スタミナに優れた馬に注意!

種牡馬と成績
種牡馬 成績 勝率 連対率 複勝率
ディープインパクト 3-1-3-19 11.5% 15.4% 26.9%
キングカメハメハ 2-0-1-8/td> 18.2% 18.2% 27.3%
ステイゴールド 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
マンハッタンカフェ 0-2-1-7 0.0% 20.0% 30.0%
ハーツクライ 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
ゴールドアリュール 0-1-1-1 0.0% 33.3% 66.7%

上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。

3コーナーが小高い丘のようなコース形態をしている京都競馬場、3コーナーから4コーナー向けて下って、直線はフラットな平坦となれば、瞬発力に優れた馬を輩出する種牡馬が強いと思っていましたが、データをみるとそうでもないようです。

芝コースでのディープインパクト産駒はしょうがないとしても、キングカメハメハ産駒、ステイゴールド産駒、マンハッタンカフェ産駒など、スタミナ面に優れた馬を輩出する種牡馬が上位に名を連ねています。

またゴールドアリュール産駒も台頭しており、京都コースはスピードだけ押し切れるようなイメージがありますが、実際はそうでもないのかもしれません。

切れ味鋭いハーツコンチェルト!

☆ハーツコンチェルト(武井亮厩舎)
ハーツコンチェルト
デビューは2歳秋の中京競馬場、芝2000mの新馬戦に出走し、3コーナーから徐々にポジションを押し上げ、直線は上り33秒9の末脚で後続馬を置き去りにし、終わってみれば2着以下に8馬身以上の差をつけ快勝しました。
デビュー戦の内容から期待されていた1頭でしたが、2戦目の東京スポーツ杯2歳ステークスは3着と惜敗、初挑戦となったG1競走ホープフルステークス[G1]は、中団から思うような伸びが得られず7着に敗れました。
翌年のクラシックでは、大目標の日本ダービー[G1]で3着と好走、秋の菊花賞[G1]は距離が長かったのか、自慢の末脚が爆発せず6着に敗れました。
過去8戦して【1,1,2,4】、成績だけをみるとたいしたことないように感じますが、戦ってきた相手を考えれば、この馬が古馬の重賞でも好勝負できる力を持っていることが分かると思います。
左回りの方が走りやすそうな雰囲気を感じますが、菊花賞の走りを見れば右回りでも大丈夫、重賞勝ちが無くても侮れない1頭なんで注目しています。
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うま泉教授の日経新春杯の買い目と見解!

■本命馬⇒ブローザホーン
■穴馬⇒シンリョクカ
■対抗馬⇒ハーツコンチェルト

◎⑧ブローザホーン
○⑦ハーツコンチェルト
▲④リビアングラス
△⑬サヴォーナ
△⑨カレンルシェルブル
△⑤レッドバリエンテ
△⑭サトノグランツ
☆⑫シンリョクカ

◆3連複フォーメーション
1頭目:⑧
2頭目:⑦④
3頭目:⑦④⑬⑫⑨⑤⑭
合計点数:11点

◆3連単フォーメーション
1着馬:⑧
2着馬:⑦④⑬⑫
3着馬:⑦④⑬⑫⑨⑤⑭
点数:24点

◆3連単フォーメーション
1着馬:⑦④
2着馬:⑧
3着馬:⑦④⑬⑫⑨⑤⑭
点数:12点

合計点数:36点

本命馬はブローザホーンです。

昨年は春に烏丸ステークス(3勝クラス)を勝ってオープン入り、夏に初重賞挑戦となる函館記念[G3]で3着と好走、続く札幌日経オープンでは2着以下に6馬身以上の差をつけての快勝、前走は心房細動で競走中止となったが成長著しい1年だったといえます。

その後は有馬記念を視野に入れて調整、実際、有馬記念に登録をしており、陣営もG2クラスなら勝ち負けできる能力があると評価している。

前走の京都大賞典でも2番人気に支持されており、気になる点があるとすれば、心房細動が出た前走と同じ京都競馬場の芝2400m、うま泉としては人馬共に嫌なイメージを払拭してくれるとみて本命馬に抜擢しました。

逆転候補の1番手はハーツコンチェルト、当然、強敵は明け4歳馬、その中でも1歩抜けていると思えるのがハーツコンチェルト、休み明けの神戸新聞杯はレコード決着という流れで外々を回されるコースロス、前走の菊花賞では3コーナーで狭くなり、思うようなスパートができなかったにも関わらず6着まで押し上げており、スムーズな走りができれば、逆転のチャンスがあるとみて1番手に挙げました。

もう1頭はリビアングラス、条件馬(3勝クラス)の身ながら菊花賞へ出走し、4着に粘り込んだ内容は評価、ハンデ54キロなら再度粘り込むチャンスがあるとみて、逆転候補に抜擢しました。

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