2022/04/09 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、大阪杯[G1]、ダービー卿チャレンジトロフィー[G3]のレース回顧はこちらをご覧ください。
今週からクラシックがスタート、今週は桜舞い散る阪神競馬場で3歳牝馬のクラシック第一弾、桜花賞[G1]が行われます。
昨年はシラユキヒメの一族、白毛のソダシがクラシック制覇を果たしました。
今年はどんなヒロインが誕生するのか注目のレースです。
10年間のデータを基に桜花賞の傾向を探っていきたいと思います。
今年の桜花賞、うま泉はこの馬に注目しています!
大外枠でもこの馬から狙います。
ここでお知らせです!
私、うま泉教授がツイッターを初めました。
今週行われる重賞競走、アーリントンカップ[G3]、アンタレスステークス[G3]の予想はツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
知っていると土日競馬が楽しくなるような情報を公開していますので、遊びにきてフォローして貰えると嬉しいです。
ブログとツイッターを併用して頂ければ、土日の競馬が今以上に面白くなると思いますので、うま泉教授のツイッター、よろしくお願いします。
まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アネゴハダ | 牝3歳 | 55 | 佐々木晶三 |
アリシアン | 牝3歳 | 55 | 加藤征弘 |
アルーリングウェイ | 牝3歳 | 55 | 藤岡健一 |
ウォーターナビレラ | 牝3歳 | 55 | 武幸四郎 |
カフジテトラゴン | 牝3歳 | 55 | 武英智 |
カランセ | 牝3歳 | 55 | 金成貴史 |
クロスマジェスティ | 牝3歳 | 55 | 水野貴広 |
グランスラムアスク | 牝3歳 | 55 | 矢作芳人 |
サークルオブライフ | 牝3歳 | 55 | 国枝栄 |
サブライムアンセム | 牝3歳 | 55 | 藤原英昭 |
スターズオンアース | 牝3歳 | 55 | 高柳大輔 |
ナミュール | 牝3歳 | 55 | 高野友和 |
ナムラクレア | 牝3歳 | 55 | 長谷川浩大 |
パーソナルハイ | 牝3歳 | 55 | 矢作芳人 |
ビジン | 牝3歳 | 55 | 武英智 |
ピンハイ | 牝3歳 | 55 | 田中克典 |
フォラブリューテ | 牝3歳 | 55 | 宮田敬介 |
プレサージュリフト | 牝3歳 | 55 | 木村哲也 |
ベルクレスタ | 牝3歳 | 55 | 須貝尚介 |
ライラック | 牝3歳 | 55 | 相沢郁 |
ラズベリームース | 牝3歳 | 55 | 林徹 |
ラブリイユアアイズ | 牝3歳 | 55 | 黒岩陽一 |
2022年のクラシックが開幕します。
昨年は白毛のソダシが注目を集め、第81代の桜花賞馬に輝きました。
今年も2歳牝馬のチャンピオン、サークルオブライフが制するのか、阪神ジュベナイルフィリーズで1番人気に支持れたナミュールが逆襲するのか、それともアッと驚かせる伏兵が現れるのか非常に楽しみです。
いつものように過去のデータから桜花賞の傾向を把握し、馬券検討の参考にしていきましょう。
過去のデータから桜花賞の傾向を探っていきましょう。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 1-3-1-5 | 10.0% | 40.0% | 50.0% |
2番人気 | 5-3-0-2 | 50.0% | 80.0% | 80.0% |
3番人気 | 1-1-3-5 | 10.0% | 20.0% | 50.0% |
4番人気 | 0-1-0-9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
5番人気 | 1-0-1-8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
6番~9番人気 | 2-2-4-32 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
10番人気以下 | 0-0-1-87 | 0.0% | 0.0% | 1.1% |
今回記載しているデータは、過去10年間の桜花賞のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。
データをみると1番人気が過去10年間で1勝に対し2番人気は5勝、2番人気の強さが目立っています。
複勝率で見てみると、1番人気~3番人気の馬が複勝率50%を超えており、中心となるのは上位人気の馬と考えていいでしょう。
また穴馬として狙い目なのが6番人気から9番人気の馬です。
複勝率をみても、4番人気や5番人気と変わらない成績を残しているので、高配当を狙うならこの辺りから狙ってみるのが面白いと思います。
キャリア | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
2戦 | 1-0-0-5 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
3戦 | 3-5-2-19 | 10.3% | 27.6% | 34.5% |
4戦 | 4-4-5-33 | 8.7% | 17.4% | 28.3% |
5戦 | 1-1-2-41 | 2.2% | 4.4% | 8.9% |
6戦以上 | 1-0-1-49 | 2.0% | 2.0% | 3.9% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬のキャリア(出走回数)と成績をまとめたものです。
データを見ると過去10年間で一番多く馬券に絡んでいるのはキャリア4戦の馬で、馬券圏内に好走した30頭のうち、13頭がキャリア4戦の馬です。
しかしパーセンテージ的にみると、キャリア4戦の馬よりもキャリア3戦の馬の方が好成績を残しており、複勝率は30%を超えています。
キャリアが短いということは、馬が思い通りの路線を歩めているといって良いと思います。
デビュー戦で勝てずに未勝利戦を使ったり、桜花賞への出走権を取るのにトライアルをハシゴしたりした馬などは、本番での好走が厳しいようです。
言い方を変えれば、出走権を取るのに苦労しているようでは、さらにレベルのが上がる本番では、太刀打ちできないということです。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 2-0-1-7 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
先行 | 2-3-1-30 | 5.6% | 13.9% | 16.7% |
差し | 2-2-4-43 | 3.9% | 7.8% | 15.7% |
追い込み | 4-5-4-57 | 5.7% | 12.9% | 18.6% |
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
データをみると馬券圏内に好走した30頭のうち、半数に近い13頭が追い込み馬ということが分かると思います。
阪神の芝1600mは直線も長く、ゴール前に急坂があるので、差し馬・追い込み馬にとっては優位なコースといえるかもしれません。
ただ逃げ馬も3頭、馬券圏内に好走しているので、ペースが速くなっての前潰れではないようです。
中途半端に控えるよりは、逃げる、追い込むといったように、メリハリのある走りができる馬の方が好走しやすいのかもしれません。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 4-5-2-28 | 10.3% | 23.1% | 28.2% |
ダイワメジャー | 1-2-1-12 | 6.3% | 18.8% | 25.0% |
キングカメハメハ | 1-0-1-4 | 16.7% | 16.7% | 33.3% |
上記のデータは過去10年間の桜花賞に出走した馬の種牡馬と成績をまとめたものです。
過去10年間のデータを見ても分かるように、ディープインパクト産駒の活躍が目立ちます。
阪神コースの直線は476.3mと長いので、ディープインパクトから受け継ぐ瞬発力が、思う存分発揮できる舞台であることは間違いと思います。
今年もディープインパクト産駒は注目です。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
2歳牝馬女王のサークルオブライフが前哨戦のチューリップ賞で3着に敗れ、逆に桜花賞へ賞金的にボーダーラインだったナミュールが、チューリップ賞を勝ち桜花賞への優先出走権を獲得しました。
阪神ジュベナイルフィリーズ2着のラブリイユアアイズはトライアルを使わずぶっつけ本番、3着のウォーターナビレラ、5着のナムラクレアは1600mで最高のパフォーマンスが出せるか微妙なところです。
トラアイルを使っていた馬の力関係は把握できますが、別路線組に関していえば桜花賞が初顔合わせとなります。
桜花賞で伏兵を狙うなら、トライアルに出走していない馬が狙い目だと思っています。
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的中TOWN(https://tekichu-town.com/)
【4/2結果】
馬連 6-13 ⇒5,800円 的中!
このレースは16頭立てのフルゲートで開催されていながらも、単勝オッズで1.9倍になるような圧倒的に人気になった馬が1頭いるようなメンバー構成で、普通なら堅く決まって荒れてもヒモ荒れ程度~と考えて予想するのが定石と言えます!
ただ、重馬場で開催されたこともあって、実際に勝利したのは人気がなかった芝からのダート変わりのニシノスピカで、2着こそ2人気だったものの、3着も芝からのダート変わりの馬だったから、大荒れしたレースとなったんだ!
1.9倍の馬は馬券外に飛んだし、配当も跳ね上がっているんだけど、的中TOWNでは馬連の馬券を提供しつつ、きっちりと勝ち馬と2着の馬を拾っているし、なんなら1人気の馬は推奨すらしていませんでした♪
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頻繁に高配当が出ている的中TOWNの無料予想は今週も必見です!!!
■本命馬⇒ナミュール
■穴馬⇒ベルクレスタ
■対抗馬⇒サークルオブライフ
◎⑱ナミュール
○⑯サークルオブライフ
▲⑭プレサージュリフト
△⑪ラブリイユアアイズ
△①ナムラクレア
△⑥ウォーターナビレラ
△⑧スターズオンアース
☆⑫ベルクレスタ
3連単フォーメーション
1着馬:⑱
2着馬:⑯⑫⑭⑪
3着馬:⑯⑫⑭⑪①⑥⑧
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:⑯⑫
2着馬:⑱
3着馬:⑯⑫⑭⑪①⑥⑧
点数:12点
合計点数:36点
大外枠でもナミュールを本命馬にしました。
阪神ジュベナイルフィリーズは出遅れが致命傷となり、最内を突いて4着まで突っ込んできた内容は、着差以上に強い内容だったと思います。
前走は桜花賞への出走権をかけてのチューリップ賞、直線で外に持ち出すのに少し苦労しましたが、追い出すと一番の切れ味で差し切りました。
今回は大外枠なので外を回さる不利はありますが、外から被される心配がないので、自分の競馬ができると思います。
世代で1、2を争う瞬発力の持ち主ですので、リズムよく競馬ができればまとめて差し切る力を持っているので、本命馬にしました。
逆転候補の1番手は2歳女王のサークルオブライフ、芝1600mで3勝の距離適性、中間は気持ちが上がらないように調教を工夫しており、良い位置で流れに乗れる馬なので逆転候補の対抗馬にしました。
もう1頭はベルクレスタ、前走のクイーンカップは後方に控えてからの直線勝負、馬群の中を突っ込む苦しい展開でしたが、良い伸びをみせていたのでG1でもチャンスがあるとみています。
今週は土日で3つの重賞競走が行われました。
日曜日は牝馬クラシック第一弾となる桜花賞、阪神競馬場の芝1600mの舞台で行われました。
1番人気に支持されたのはトライアルのチューリップ賞を制したナミュール、単勝オッズ3.2倍の1番人気でした。
レースは好枠から先手を奪いにいった18番人気のカフジテトラゴンを3番人気のウォーターナビレラが追いかける展開となりました。
前半の半マイルが46秒8、競り掛ける馬も無く平均ペースでレースが流れていきました。
直線に入ると2番手にいたウォーターナビレラがカフジテトラゴンと捉えて先頭、そのまま後続を突き放しに掛かります。
各馬が内目に殺到するなか、人気のナミュール、サークルオブライフは外に持ち出して追い込んできます。
残り200mでも先頭はウォーターナビレラ、このまま粘り込むかと思われましたが、馬群を割って伸びてきたのは7番人気の8番スターズオンアース、ゴール前でウォーターナビレラを捉え、1着でゴール板を通過しました。
2着には3番人気のウォーターナビレラ、3着には内を突いて追い込んだ6番人気のナムラクレアが入り、三連単は7万超えの高配当決着となりました。
うま泉が軸馬にしたナミュールは10着、上手くレースの流れに乗っていましたが、直線で思うような伸びがありませんでした。
レースを見ていて思ったのは、阪神コースの馬場状態が良かったということ、ナミュールもサークルオブライフも大外枠だったので、3コーナーから終始外を回っていたので、コースロスが大きくなってしまったのが敗因に繋がってしまったのかもしれません。
ここでお知らせです!
うま泉教授はツイッターを公開しています。
次週のアーリントンカップ[G3]、アンタレスステークス[G3]の予想はツイッターで公開します。
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土曜日は東西で2つの重賞競走が行われました。
中山競馬場では、NHKマイルカップのトライアルとなるニュージーランドトロフィーが行われました。
1番人気に支持されたのはシンザン記念[G3]を制したマテンロウオリオン、単勝オッズ2.3倍の1番人気でした。
レースは3番人気のジャングロがハナを主張して逃げる展開となりました。
前半の半マイル(800m)通過が46秒8の平均ペース、競り掛ける馬もなくレースは直線での追い比べとなりました。
直線に入ると後方に位置していた馬が、逃げるジャングロ目掛けて追い込んできます。
残り200mでも先頭は逃げるジャングロ、1番人気のマテンロウオリオン、6番人気のリューベック、7番人気のエンペザーなどが脚を伸ばしてきます。
後続の馬が脚を伸ばしてきますが、後続の追撃を押さえた3番人気の6番ジャングロが、1着でゴール板を追加し見事逃げ切りました。
2着には差してきた1番人気の1番マテンロウオリオン、3着も中団から伸びてきたリューベックが入り、3連単は万馬券での決着となりました。
うま泉が軸馬にしたマテンロウオリオンは2着、良い脚を使っていましたが、ジャングロに上手く逃げられてしまいました。
阪神競馬場では、ヴィクトリアマイルの前哨戦となる阪神牝馬ステークスが行われました。
1番人気に支持されたのは、昨年の秋華賞で3着と好走したアンドヴァラナウト、単勝オッズ3.1倍の1番人気でした。
先手を奪ったのは6番人気のクリスティ、外からスッと先頭に立ち、そのままレースの主導権を握ります。
半マイルの通過が46.8秒、重賞競走にしてはペースが上がらず、ゆったりとした流れでレースが進んでいきました。
直線に入ると逃げるクリスティが後続に2馬身の差を付け粘り込みます。
内を突いたメイショウミモザ、中を突くアンドヴァラナウト、外からはムジカやデゼルも追い込んできます。
残り200mで逃げるクリスティが苦しくなり、変わって先頭に立ったのは9番人気の4番メイショウミモザ、1番人気のアンドヴァラナウトが差を詰めますが、追撃を半馬身押さえ1着でゴール板を通過しました。
2着には1番人気のアンドヴァラナウト、3着には追い込んだ2番人気のデゼルが入り、三連単は10万超えの高額万馬券での決着となりました。
うま泉が軸馬にしていたジェラルディーナは6着、メンバー最速の末脚で追い込んだんですが、位置取りが後方すぎたせいで届きませんでした。