2022/06/05 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、日本ダービー[G1]、目黒記念[G2]、葵ステークス[G3]のレース回顧はこちらをご覧ください。
今週から2歳新馬戦がスタート、東京競馬場では春のマイル王決定戦、安田記念が行われます。
絶対王者グランアレグリアが引退、新世代を築く新たなマイル王に輝くのはどの馬か、国内外で力を付けてきた馬たちが東京の芝1600mで激突します。
春のG1シリーズも東京競馬場でのG1競走は最終戦、どの馬が春のマイル王に輝くのか注目したいと思います。
10年間のデータをもとに安田記念の傾向を探っていきましょう。
今年の安田記念、うま泉はこの馬に注目しています!
いろいろ悩みましたが昨年のリベンジを狙うこの馬から狙います。
ここでお知らせです!
私、うま泉教授がツイッターを初めました。
今週行われる重賞競走、鳴尾記念[G3]の予想はツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
知っていると土日競馬が楽しくなるような情報を公開していますので、遊びにきてフォローして貰えると嬉しいです。
ブログとツイッターを併用して頂ければ、土日の競馬が今以上に面白くなると思いますので、うま泉教授のツイッター、よろしくお願いします。
まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
イルーシヴパンサー | 牡4歳 | 58 | 久保田貴士 |
ヴァンドギャルド | 牡6歳 | 58 | 藤原英昭 |
エアロロノア | 牡5歳 | 58 | 笹田和秀 |
カテドラル | 牡6歳 | 58 | 池添学 |
カフェファラオ | 牡5歳 | 58 | 堀宜行 |
カラテ | 牡6歳 | 58 | 辻野泰之 |
サリオス | 牡5歳 | 58 | 堀宜行 |
シュネルマイスター | 牡4歳 | 58 | 手塚貴久 |
ジャスティンカフェ | 牡4歳 | 58 | 安田翔伍 |
セリフォス | 牡3歳 | 54 | 中内田充正 |
ソウルラッシュ | 牡4歳 | 58 | 池江泰寿 |
ソングライン | 牝4歳 | 56 | 林徹 |
タイムトゥヘヴン | 牡4歳 | 58 | 戸田博文 |
ダイアトニック | 牡7歳 | 58 | 安田隆行 |
ダノンザキッド | 牡4歳 | 58 | 安田隆行 |
ナランフレグ | 牡6歳 | 58 | 宗像義忠 |
ファインルージュ | 牝4歳 | 56 | 木村哲也 |
ホウオウアマゾン | 牡4歳 | 58 | 矢作芳人 |
レシステンシア | 牝5歳 | 56 | 松下武士 |
ロータスランド | 牝5歳 | 56 | 辻野泰之 |
ワールドウインズ | セ5歳 | 58 | 武幸四郎 |
今週から新馬戦がスタート、競馬も春のG1競走から夏競馬へ移行していきます。
今週は東京競馬場で、春のマイル王決定戦となる安田記念が行われます。
絶対王者のグランアレグリアが引退、次世代のマイル王者へ名乗りを挙げる馬がたちが府中の芝1600mに集結、混戦模様のマイル路線に終止符を打つのは馬か、今後のマイル路線を占ううえでも大注目の1戦といえると思います。
過去のデータから安田記念の傾向を探っていきましょう。
前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
京王杯2歳S | 2-2-1-25 | 6.7% | 13.3% | 16.7% |
高松宮記念 | 2-0-0-5 | 28.6% | 28.6% | 28.6% |
ダービー卿CT | 2-0-0-0 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
マイラーズC | 1-0-5-33 | 2.6% | 2.6% | 15.4% |
ヴィクトリアM | 0-4-0-11 | 0.0% | 26.7% | 26.7% |
今回記載しているデータは、過去10年間の安田記念のデータを元に作成しています。
データをみるとステップレースはどこを使っていても、あまり変わりがないように感じます。
どのレースを使うから有力と考えるよりは、休み明けを1度叩いたとか、前走で強い勝ち方をしたとか、レース内容を重視することが大切だと思います。
うま泉が注目しているのは前走でヴィクトリアマイルを使っていた馬、2018年、2019年に2着したアロリエットから、アーモンドアイ、グランアレグリアと4年連続でヴィクトリアマイル組が2着に好走しています。
今年も3頭(ソングライン、ファインルージュ、レシステンシア)がエントリーしていますので、注目したいと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 3-3-2-2 | 30.0% | 60.0% | 80.0% |
2番人気 | 1-0-1-8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
3番人気 | 1-3-1-5 | 10.0% | 40.0% | 50.0% |
4番人気 | 1-0-1-8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
5番人気 | 0-1-0-9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
6番~9番人気 | 4-1-1-34 | 10.0% | 12.5% | 15.0% |
10番人気以下 | 0-2-4-64 | 0.0% | 2.9% | 8.6% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。
1番人気は過去10年で3勝、複勝率も80%と非常に高い数値を残しています。
2番人気以下をみてみると、3番人気が複勝率で50%を出していますが、それ以外は人気ほど結果が出ていません。
データを見ると6番人気~9番人気の伏兵の台頭が多く、過去10年で4頭の勝ち馬が出ています。
1番人気は信用できる数値を残していますが、それ以外は人気に囚われずに予想するほうが、良い結果に繋がりそうです。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1-2-0-7 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
先行 | 2-2-4-38 | 11.8% | 17.6% | 21.6% |
差し | 3-3-3-40 | 6.3% | 16.7% | 25.0% |
追い込み | 4-3-3-45 | 1.5% | 2.9% | 7.4% |
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
2016年に逃げ切ったロゴタイプを含め、4コーナーで先頭に立っていた馬が過去10年で3頭馬券に絡んでいます。
先行優位なのかと思ってしまいますが、先行馬の成績はそれほど伸びていません。
勝ち馬を見ると、逃げ・先行馬よりも差し・追い込み馬の方が勝ち星が多く、コース的な有利不利というよりは、自分の競馬をした馬が馬券に絡んでくるように感じます。
どの馬が先手を奪うのか、展開面の把握も重要ということが分かると思います。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 3-2-2-38 | 6.7% | 11.1% | 15.6% |
スクリーンヒーロー | 1-1-0-1 | 33.3% | 66.7% | 66.7% |
ハーツクライ | 1-0-1-4 | 16.7% | 16.7% | 33.3% |
上記のデータは過去10年間の安田記念に出走した馬の種牡馬と成績をまとめたものです。
過去10年で3勝と直線が長くスピードの問われる東京競馬場では、ディープインパクト産駒の活躍が目立ちます。
ただ勝率6.7%、複勝率15.6%は抜けた成績という訳ではないので過信は禁物です。
うま泉が注目しているのはハーツクライ産駒、2014年の勝ち馬ジャスタウェイ、2018年のスワーヴリチャードと過去10年で2頭の馬が絡んでいます。
出走頭数が少ないので、まだまだ信頼できる数値ではありませんが、穴馬を狙うならハーツクライ産駒は面白いと思います。
今年も3頭(イルーシヴパンサー、カテドラル、サリオス)のが出走を予定していますので、注目したいと思います。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
馬場状態の把握はレースを予想す上で重賞なファクター、先週の日本ダービーから今の東京競馬場の馬場を考えてみたいと思います。
ダービーの週から東京競馬場の芝はCコースが使われ、内目の馬場が良いので前残りになるのではないかと言われていました。
逃げたデシエルトが刻んたラップは1000m通過が58.9秒、時計的には平均よりも速いペースに流れていますが、後続に3馬身以上を付けての逃げだったので、2番手にいたアスクビクターモア以下は平均的なペースで走っていたと思います。
勝ったドウデュースと2着のイクイノックスは4コーナーで14番手、2頭共に直線は大外に出して追い込み馬券に絡みました。
また3着のアスクビクターモアは2番手からの競馬、直線は鞍上の田辺騎手が馬場の4分どころまで外に出して追い出し、直線で内へ突っ込んきたダノンベルーガを押さえて3着に粘り込みました。
これらの状況からも馬券に絡んだ馬は直線で外に出しており、外に出して方が伸びる傾向が強いので、安田記念も外から伸びてくる追い込み馬が馬券的にも狙い目だと思います。
G1馬が2頭馬券に絡むという実力のある馬が順当に好走したような決着だったヴィクトリアマイルだけど、その2頭がダートG1からの臨戦過程だったり、スプリントG1からの臨戦過程だったりで以外と軸では買いづらい馬だっただけに、結構高配当となりました♪
阿九亜屋(http://www.aqua-lb.com/)
【5/15結果】
3連単 5-11-7 ⇒43,780円 的中!
阿九亜屋の軸はファインルージュ!1~3人気の馬の中では唯一馬券に絡んだ1頭で、軸選定は文句なし!うま吉は追い切りの動きからは買いづらかったんだけど、直線でスムーズさを欠いたとはいえ、鞍上の手腕で道中は完璧だったことがこの好走につながったね!
選んでいる相手は基本的に上位人気とはなっていたけど、レシステンシアを選んでいるところがミソだね♪
今回的中したのは押さえの馬券の方だけど、合計で40点くらいならそこまで点数は多くないし、これだけの払い戻しとなるならむしろ点数は少ないくらいで、見事と言うほかありません!
■本命馬⇒シュネルマイスター
■穴馬⇒レシステンシア
■対抗馬⇒ソングライン
◎⑨シュネルマイスター
○⑬ソングライン
▲⑧イルーシヴパンサー
△⑦ファインルージュ
△⑮セリフォス
△⑰サリオス
△⑤ホウオウアマゾン
☆⑯レシステンシア
3連単フォーメーション
1着馬:⑨
2着馬:⑬⑧⑯⑦
3着馬:⑬⑧⑯⑦⑮⑰⑤
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:⑬⑧
2着馬:⑨
3着馬:⑬⑧⑯⑦⑮⑰⑤
点数:12点
合計点数:36点
シュネルマイスターが本命馬です。
今年の安田記念は土曜日の前売り終了段階で、単勝10倍以下の馬が6頭という大混戦になっています。
絶対王者のグランアレグリアが引退したことで、我こそは次世代のマイル王といわんばかり、各方面から実力馬が集結しました。
どの馬も一長一短があり軸馬を探すのに苦労しそうなレースだけに、うま泉は無理に捻らず、昨年の安記記念3着、秋のマイルチャンピオンシップ2着のシュネルマイスターを本命馬にしました。
昨年は54キロで3着、今年は58キロを背負いますが、NHKマイルカップ[G1]では57キロを背負って勝っていますし、前走のドバイターフでも57キロを背負ってレースをしているので、斤量に泣くことなないと思っています。
海外遠征帰りなので、馬の調子が戻っているか気になっていましたが、馬なりでラスト1ハロン11秒台が出ていたので、体調面は問題ないと思っています。
マイル戦での実績を考えればこの馬が一番だと思うので、素直にシュネルマイスターの力を評価して本命馬にしました。
逆転候補の対抗馬はソングライン、前走のヴィクトリアマイルでは3コーナーで躓き、鞍上がバランスを崩すアクシデントがありながら、5着まで突っ込んできました。
前走は内枠で外に出せず苦労していましたが、今回は外枠なのでスムーズな競馬ができるのでチャンスだと思います。
もう1頭はイルーシヴパンサー、東京競馬場で4連勝中、前走の東京新聞杯でも33秒1の鬼脚で差し切り重賞初制覇を果たしました。
実力で勝ち切るなら、58キロを背負って前走よりも1秒ぐらい速いタイムで走らないと厳しいですが、ペースが落ち着いて上り勝負の展開になれば、持ち味の末脚が思う存分に生かせるので、イルーシヴパンサーにもチャンスがあるとみています。
穴馬はレシステンシア、外枠に入ったことでマイナスのように感じますが、今の東京コースは内側の馬場が痛んでいるので、スピードのある馬なら内よりも外の方が走りやすと思います。
先週のダービーで3着のアスクビクターモアが直線で外に出したように、外枠なら直線で外に出すことも可能なので、前残りはこの馬とみて穴馬に抜擢しました。
今週は土日で2つの重賞競走が行われました。
日曜日は春のマイル王決定戦、安田記念[G1]が東京競馬場で行われました。
春の東京開催の最後となるG1競走、絶対王者のグランアレグリアが引退、マイル王の座をかけ、東京の芝1600mで激戦が繰り広げられました。
1番人気に支持されたのは古馬になってから4戦4勝、4連勝すべてが東京競馬場という東京巧者、イルーシヴパンサーが単勝オッズ4.5倍の1番人気でした。
レースは外のレシステンシアが好スタートを切りますが、中からダイアトニック、内からホウオウアマゾンが脚を伸ばし、コーナーワークを生かしてホウオウアマゾンが逃げました。
前半の1000m通過が58秒7、昨年よりも1秒ぐらい遅く、レースは直線での瞬発力勝負となりました。
直線は各馬が横一杯に広がっての追い比べ、内を突いてファインルージュとダノンザキッドが抜け出そうとしましすが、中からレシステンシアとサリオス、その外にソングラインにシュネルマイスター、差し馬を見るようにソウルラッシュ、ナランフレグ、イルーシヴパンサーが追い込んできます。
残り200mでは差してくる馬の方が勢いがよく、サリオス、ソングライン、セリフォス、中を割るようにしてシュネルマイスターも脚を伸ばします。
残り100mでソングラインが先頭に立ち、内からシュネルマイスターが迫りますが、シュネルマイスターの追撃をクビ差抑え、4番人気のソングラインが1着でゴール板を通過しました。
2着には2番人気のシュネルマイスター、3着には8番人気のサリオスが入り、三連単6万4,140円の的中をお届けしました。
うま泉が本命馬に推奨したシュネルマイスターは2着、直線で前が空かず終えたのは残り200mからだったので、2着を確保したのは内容は強かったと思います。
先週の日本ダービーでは三連単1万5,770円、安田記念は三連単6万4,140円と2週連続で万馬券的中をお届けすることができました。
春の総決算となる宝塚記念、さらにこれから始まる夏競馬も、今週に負けない予想をお届けしますので、うま泉教授の本命・対抗馬予想、これからもよろしくお願いします。
ここでお知らせです!
うま泉教授はツイッターを公開しています。
次週の函館スプリントステークス[G3]の予想はツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
知っていると土日競馬が楽しくなるような情報を公開していますので、遊びにきてフォローして貰えると嬉しいです。
ブログとツイッターを併用して頂ければ、土日の競馬が今以上に面白くなると思いますので、うま泉教授のツイッター、よろしくお願いします。
土曜日は中京競馬場で、宝塚記念のステップレースとなる鳴尾記念[G3]が行われました。
1番人気に支持されたのは、前走の新潟大賞典[G3]で2着したカイザーバローズ、単勝オッズ4,1倍の1番人気でした。
レースは5番人気のキングオブドラゴンが先手を奪って逃げましたが、10頭立てということもあり、競り掛けるうまもなく各馬が思い思いのポジションで脚を溜めます。
前半の1000mが1分0秒1、ペースもゆったりと流れ、各馬がどこから仕掛けていくのか注目されました。
4コーナーで2番手を追走してたショウナンバルディを前を捉えに行くと、これに呼応するかのように後続馬もペースアップ、直線入口で馬群がギュッと縮まり、直線は差し比べとなりました。
残り200mで先頭に立ったのは、中団の内で脚を溜めていた2番人気の2番ヴェルトライゼンデ、外からジュラルディーナ、サンレイポケットが猛追してきますが、後続の追撃を半馬身押さえ、1着でゴール板を通過しました。
2着には外から追い込んできた4番人気の9番ジェラルディーナ、3着には中から脚を伸ばした3番人気の3番サンレイポケットが入り、三連単は1万2,620円の万馬券で決着しました。
うま泉が本命馬したジュラルディーナは2着、逆転候補にヴェルトライゼンデを挙げ、三連単は1万2,620円の的中をお届けすることができました。