2022/12/11 - 過去の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ！過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、チャンピオンズカップ[G1]、ステイヤーズステークス[G3]、チャレンジカップ[G3]のレース回顧はこちらをご覧ください。
先週から師走の競馬がスタート、2週に渡った来年のクラシックを見据えた2歳馬のG1競走が行われます。
今週は2歳牝馬チャンピオンを決める阪神ジュベナイルフィリーズ[G1]が、阪神競馬場の芝1600ｍで行われます。
翌年行われる桜花賞[G1]と同コース、同距離で行われるG1競走ということもあり、クラシックとも直結しやすいG1競走として注目されています。
過去10年間のデータをもとに阪神ジュベナイルフィリーズの傾向を探っていきましょう。
今年の阪神ジュベナイルフィリーズ、うま泉はこの馬に注目しています！
うま泉教授の阪神ジュベナイルフィリーズ、切れ味鋭いこの馬から狙います。
ここでお知らせです！
私、うま泉教授がツイッターを初めました。
今週行われる重賞競走、中日新聞杯[G3]、カペラステークス[G3]の予想はツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
知っていると土日競馬が楽しくなるような情報を公開していますので、遊びにきてフォローして貰えると嬉しいです。
ブログとツイッターを併用して頂ければ、土日の競馬が今以上に面白くなると思いますので、うま泉教授のツイッター、よろしくお願いします。
まずは出走表から、見ていきましょう。
| 馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|
| アリスヴェリテ | 牝2歳 | 54 | 中竹和也 |
| アロマデローサ | 牝2歳 | 54 | 池添学 |
| イティネラートル | 牝2歳 | 54 | 長谷川浩大 |
| ウンブライル | 牝2歳 | 54 | 木村哲也 |
| ヴィエンヌ | 牝2歳 | 54 | 中尾秀正 |
| エイムインライフ | 牝2歳 | 54 | 角田晃一 |
| キタウイング | 牝2歳 | 54 | 小島茂之 |
| コンクシェル | 牝2歳 | 54 | 清水久詞 |
| サラサハウプリティ | 牝2歳 | 54 | 岡田稲男 |
| サンティーテソーロ | 牝2歳 | 54 | 栗田徹 |
| シンリョクカ | 牝2歳 | 54 | 竹内正洋 |
| ダンシングニードル | 牝2歳 | 54 | 斉藤崇史 |
| ドゥーラ | 牝2歳 | 54 | 高橋康之 |
| ドゥアイズ | 牝2歳 | 54 | 庄野靖志 |
| ハウピア | 牝2歳 | 54 | 岡田稲男 |
| ブトンドール | 牝2歳 | 54 | 池添学 |
| マラキナイア | 牝2歳 | 54 | 吉岡辰弥 |
| ミシシッピテソーロ | 牝2歳 | 54 | 畠山吉宏 |
| ミスヨコハマ | 牝2歳 | 54 | 斎藤誠 |
| ムーンプローブ | 牝2歳 | 54 | 上村洋行 |
| メイショウコギク | 牝2歳 | 54 | 南井克巳 |
| モズメイメイ | 牝2歳 | 54 | 音無秀孝 |
| モリアーナ | 牝2歳 | 54 | 武藤義則 |
| ユリーシャ | 牝2歳 | 54 | 中村直也 |
| ライトクオンタム | 牝2歳 | 54 | 武幸四郎 |
| ラヴェル | 牝2歳 | 54 | 矢作芳人 |
| リバーラ | 牝2歳 | 54 | 高柳瑞樹 |
| リバティアイランド | 牝2歳 | 54 | 中内田充正 |
| ルミノメテオール | 牝2歳 | 54 | 金成貴史 |
昨年は1番人気のナミュールが出遅れ最後方、直線で内から鋭く伸びるも5着が精一杯、代わって外から伸びてきたのが3番人気のサークルオブライフ、一気の末脚で前をとらえ2歳女王の座に輝きました。
成長の著しい2歳馬だち、近走の走りから変わってきた馬、成長している馬を探すのが、馬券を仕留めるポイントになりそうです。
過去のデータから阪神ジュベナイルフィリーズの傾向を探っていきたいと思います。
| 人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 4-1-0-5 | 40.0% | 50.0% | 50.0% |
| 2番人気 | 1-4-0-5 | 10.0% | 50.0% | 50.0% |
| 3番人気 | 1-1-3-5 | 10.0% | 20.0% | 50.0% |
| 4番人気 | 1-0-4-5 | 10.0% | 10.0% | 50.0% |
| 5番人気 | 3-0-0-7 | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
| 6番～9番人気 | 0-2-2-36 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
| 10番人気以下 | 0-2-1-85 | 0.0% | 2.3% | 3.4% |
今回記載しているデータは、過去10年間の阪神ジュベナイルフィリーズ[G1]のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。
過去10年間のデータを見てみると、1番人気～4番人気の馬の複勝率が50%と非常に高く、上位人気の馬が強い傾向が出ています。
馬券圏内に好走した30頭のうち、20頭は4番人気以内の馬なので、上位人気の馬が力を発揮しやすいということが分かると思います。
昨年2着したラブリイユアアイズは8番人気、一昨年3着のユーバーレーベンは6番人気、穴馬が台頭しない訳ではないのですが、基本的には上位人気馬が強いG1競走といえると思います。
| 前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| アルテミスS | 4-3-3-16 | 15.4% | 26.9% | 38.5% |
| ファンタジーS | 3-0-2-32 | 8.1% | 8.1% | 13.5% |
| 札幌2歳S | 1-0-0-1 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
| 京王杯2歳S | 0-1-1-3 | 0.0% | 20.0% | 40.0% |
| 新潟2歳S | 0-1-0-3 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
| アイビーS | 1-1-0-0 | 50.0% | 100% | 100% |
| サフラン賞 | 0-2-0-0 | 0.0% | 100% | 100% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の年齢と成績をまとめたものです。
過去10年間で4頭の勝ち馬を輩出しているアルテミスステークス[G3]、これに続くのがファンタジーステークス[G3]の3勝となっています。
この2つの重賞を比べると、阪神ジュベナイルフィリーズと同じ距離で行われるアルテミスステークス組の方が、ファンタジーステークス組より好成績なのは、アルテミスステークスが阪神ジュベナイルフィリーズと同じ芝1600ｍで行われるという点が挙げられると思います。
その他では2016年の勝ち馬ソウルスターリング、2018年に2着したクロノジェネシスがステップにしたアイビーステークスは芝1800ｍのオープン特別、2019年2着のマルターズディオサと2020年2着のサトノレイナスがステップにしたサフラン賞は、芝1600ｍで行われる1勝クラスのレースでした。
基本的に中心となる馬は前走で重賞競走を使っている馬で良いと思いますが、それ以外を狙うならアイビーステークスやサフラン賞のように、芝1600ｍ以上の距離で実績のある馬が狙い目になると思います。
| 脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 2-0-0-8 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
| 先行 | 2-3-3-45 | 3.8% | 9.4% | 15.1% |
| 差し | 4-4-5-36 | 8.2% | 16.3% | 26.5% |
| 追い込み | 2-3-2-59 | 3.0% | 7.6% | 10.6% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ（1番手）、先行（2番手～5番手）、差し（6番手～10番手）、追い込み（11番手以下）と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
過去10年間で差し馬が4勝と一番の勝ち星を挙げています。
うま泉が注目しているのは追い込み馬、昨年の優勝馬サークルオブライフは、4コーナーで後方10番手からの差し切り勝ち、2018年のダノンファンタジーは後方15番手から直線一気の末脚で勝ち切りました。
うま泉が考えるに差し馬や追い込み馬が台頭しやすいのは、まだ完成されてない2歳馬のG1競走なので、掛かったりする馬も多く、先行馬が息を付くようなペースになりにくいということがいえると思います。
穴馬を狙うなら阪神ジュベナイルフィリーズは、前残りよりも直線一気の追い込み馬が面白いと思います。
| 種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ディープインパクト | 2-2-2-10 | 12.5% | 25.0% | 37.5% |
| ダイワメジャー | 2-0-1-16 | 10.5% | 10.5% | 15.8% |
| ステイゴールド | 1-1-1-5 | 12.5% | 25.0% | 37.5% |
| エピファネイア | 1-0-0-1 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
| キズナ | 0-1-0-3 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
データを見てみると、ディープインパクト産駒が勝ち馬や複勝率でも好成績を残していますが、今年の出走馬をみるとディープインパクト産駒が1頭もいません。
そこでうま泉が注目しているのがエピファネイア産駒、エピファネイアは菊花賞とジャパンカップの勝ち馬で、スタミナに優れた馬で良い脚を長ぐ使うタイプでした。
産駒にも優れたスタミナは継承されており、中長距離で活躍する馬が多いように感じます。
昨年の勝ち馬サークルオブライフがエピファネイア産駒で、今年も2頭のエピファネイア産駒が出走するので期待しています。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
データ面でもお伝えしたように、阪神ジュベナイルフィリーズは差し馬・追い込み馬の台頭が目立ちます。
上手く流れに乗ってレースを進められる馬もいますが、大半の馬は自分のスピードで押し切ろうとするので、ペースが落ち付かず、先行する馬にとってはイキの入らない競馬になってしまうので直線が苦しくなります。
今年も強力な先行馬が何頭かいるので、先行争いが厳しくなるなら、差し馬・追い込み馬の出番になると思います。
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▼12/3の提供情報▼
【12/3結果】
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1点で的中する場合、人気薄が馬券に絡んでくると配当が良くなるとはいえなかなか予想が難しいんだけど、12人気が好走した先週の鹿島特別で、EXTRAはズバッと的中を果たしています♪
単勝オッズで10倍を切っている馬がたったの2頭しかいないし、しかも1人気は断然のオッズで1.3倍という銀行レースだったとはいえ、こういうレースは軸は決まるけど相手は広げたくなってしまうでしょ？12人気を選べれば良いんだけど、1点でとなるとやっぱりEXTRAの買い方がワイドではベストと言えます！
前走同クラスで馬券内に入っている馬は1頭しかいないどころか、半数以上が休み明けでしかもフルゲート開催という、買うのは避けたいくらいのレースでもきっちり的中しているのは見事という他ありません♪
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■本命馬⇒リバティアイランド
■穴馬⇒ドゥーラ
■対抗馬⇒ウンブライル
◎⑨リバティアイランド
○⑰ウンブライル
▲⑱ラヴェル
△⑭ブトンドール
△⑤モリアーナ
△②キタウイング
△①サンティーテソーロ
☆⑯ドゥーラ
◆3連複フォーメーション
1着馬：⑨
2着馬：⑰⑯
3着馬：⑰⑯⑱⑭⑤②①
合計点数：11点
◆3連単フォーメーション
1着馬：⑨
2着馬：⑰⑯⑱⑭
3着馬：⑰⑯⑱⑭⑤②①
点数：24点
3連単フォーメーション
1着馬：⑰⑯
2着馬：⑨
3着馬：⑰⑯⑱⑭⑤②①
点数：12点
合計点数：36点
本命馬はリバティアイランドです。
新馬戦は上り31秒台という鬼脚を使って勝利、前走のアルテミスステークス[G3]では、直線で包まれ前が詰まってしまい、勝ち馬に比べ追い出しが遅れてしまったが、それでもゴール前までにはクビ差まで追い詰めました。
2着に敗れたのは残念だったが、言い方を変えれば1600ｍ戦でもそれ以上の距離でも、アルテミスステークスと同じような末脚が使えることが証明されたということが言えると思います。
今回は初の右回り、パワーのいる阪神コースと課題はありますが、馬群の中でも折り合えるので、ポテンシャルが下がることはないと思っています。
またコロナ関係で騎乗が危ぶまれていた川田騎手でしたが、陰性の確認が取れ騎乗できることになったも好材料、リバティアイランドが2歳女王の座に一番近い馬だと思っているので、本命馬にしました。
逆転候補の1頭目はウンブライル、回転の速いピッチ走法で短い距離に合った走り方をしている馬ですが、過去2戦に騎乗したルメールはマイルでも問題ないといっており、調教で騎乗した横山武騎手も大絶賛するほどの馬、一発あるならこの馬とみて逆転候補の対抗馬にしました。
もう1頭は札幌2歳ステークスを勝ったドゥーラ、札幌での3戦は全て最速の上りをマーク、前走も直線入口で先頭に立つ横綱相撲で重賞初制覇、休み明けですが中間の動きも良かったので、実績を含めこの馬も逆転候補の対抗馬にしました。
レース終了後に更新する予定。
