2023/07/23 - 過去の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、函館記念[G3]の血統やデータ、予想などはこちらをご覧ください。
今週は中京開催の最終日を飾る中京記念[G3]が、中京競馬場の芝1600mで行われます。
また今週から夏の札幌開催がスタート、次週は新潟開催もスタートし、夏競馬本番という感じになってきました。
過去10年間のデータをもとに中京記念の傾向を探っていきましょう。
今年の中京記念は、この馬に注目しています!
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まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アドマイヤビルゴ | 牡6歳 | 57.5 | 友道康夫 |
アナゴサン | 牡5歳 | 55 | 牧田和弥 |
ウイングレイテスト | 牡6歳 | 57 | 畠山吉宏 |
ヴァリアメンテ | 牡5歳 | 55 | 中内田充正 |
ヴィジュネル | 牡5歳 | 56 | 渡辺薫彦 |
カイザーミノル | 牡7歳 | 56 | 北出成人 |
グランデマーレ | 牡6歳 | 55 | 藤岡健一 |
サブライムアンセム | 牝4歳 | 55 | 藤原英昭 |
シュリ | 牡7歳 | 57 | 池江泰寿 |
セルバーグ | 牡4歳 | 55 | 鈴木孝志 |
ダノンスコーピオン | 牡4歳 | 59 | 安田隆行 |
ディヴィーナ | 牝5歳 | 54 | 友道康夫 |
ベジャール | 牡4歳 | 55 | 田中博康 |
ホウオウアマゾン | 牡5歳 | 58 | 矢作芳人 |
ミッキーブリランテ | 牡7歳 | 57 | 矢作芳人 |
メイショウシンタケ | 牡5歳 | 57 | 千田輝彦 |
ルージュスティリア | 牝4歳 | 53 | 藤原英昭 |
ワールドウインズ | セ6歳 | 56 | 笹田和秀 |
昨年は前半4ハロン48秒1、1000m通過59.9とスローペースに持ち込んだ6番人気のベレヌスが、直線も脚色が衰えず、そのまま逃げ切りました。
2着には後方から追い込んだ10番人気のカテドラルが入り、三連単は14万円超える高額万馬券での決着となりました。
夏の中京開催の最終週に行われる中京記念、梅雨の季節に行われる重賞競走、さらにハンデ戦ということが波乱の原因になっているのかもしれません。
過去のデータから中京記念の傾向を探っていきたいと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 2-0-3-5 | 20.0% | 20.0% | 50.0% |
2番人気 | 0-1-0-9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
3番人気 | 1-0-2-7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
4番人気 | 0-0-2-8 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
5番人気 | 2-1-2-5 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
6番~9番人気 | 4-4-1-31 | 10.0% | 20.0% | 22.5% |
10番人気以下 | 1-4-0-68 | 1.4% | 6.8% | 6.8% |
今回記載しているデータは、中京記念の過去10年間のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。
2018年のグレーターロンドン(牡6歳)、2021年のアンドラステ(牝5歳)と過去10年間で2勝、複勝率も50%と悪くない数値を残していますが、2番人気となると過去10年で2017年グランシルク(牡5歳)の2着最高で、その他の馬は1頭も馬券圏内に好走できませんでした。
勝ち馬を見ると5番人気~7番人気に集中しており、確固たる本命馬が見つからない時は、中穴の馬から狙うのが良いのかもしれません。
またデータを見ると10番人気以下の馬も馬券によく絡んでおり、2020年に18番人気で勝ったメイケイダイハード(牡5歳)を筆頭に、過去10年間で4頭の馬が2着突っ込んできており、一筋縄ではいかない重賞競走ということがデータから分かると思います。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3歳 | 1-1-0-7 | 11.1% | 22.2% | 22.2% |
4歳 | 0-0-4-15 | 0.0% | 0.0% | 21.1% |
5歳 | 6-6-4-46 | 9.7% | 19.4% | 25.8% |
6歳 | 3-2-2-29 | 8.3% | 13.9% | 19.4% |
7歳以上 | 0-1-0-31 | 0.0% | 3.1% | 3.1% |
上記のデータは過去10年間の年齢と成績をまとめたものです。
サラブレットとして完成する5歳馬が過去10年間で6勝、他の世代よりも多きリードしています。
面白いのはこれに追随するのが若い世代では無く6歳馬の3勝、複勝率では4歳に劣りますが、馬券的にも6歳馬は人気が無さそうですから、積極的に狙ってみるのも面白いかもしれません。
ただ気を付けたいのは、7歳馬となると途端に馬券に絡まなくなるので、追い掛けすぎないことが大切です。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
先行 | 3-3-2-38 | 6.5% | 13.0% | 17.4% |
差し | 3-5-3-44 | 5.5% | 14.5% | 20.0% |
追い込み | 3-2-5-37 | 6.4% | 10.6% | 21.3% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
過去10年で逃げ馬(4コーナー先頭)が勝ったのは、昨年勝ったベレヌス(6番人気)1頭だけで、先行馬をみても思ったより成績が出ていないので、先行馬には厳しい重賞競走ということがいえると思います。
大きな原因の1つが夏の中京開催の最終週に行われるということで、馬場状態が思った以上に荒れてしまっていること、また7月の初旬に行われるので梅雨の影響を受けてしまい、パンパンの良馬場でのレースが難しいので、先行馬にとっては試練の重賞かもしれません。
データをみても分かるように、馬券圏内に好走する複勝率を見ると追い込み馬が21.3%と一番よく、これに続くのが差し馬の20.0%、力があっても先行馬よりは差し馬・追い込み馬を軸馬にしていく方が賢明だと思います。
また昨年2着に突っ込んできたカテドラル(10番人気)のように、追い込み一辺倒の馬にもチャンスがあるので、普段は届かないような馬でも差し馬・追い込み馬であれば、押さえておいた方が良いと思います。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 2-0-4-12 | 11.1% | 11.1% | 33.3% |
ロードカナロア | 1-0-0-4 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
ハーツクライ | 0-3-1-5 | 0.0% | 33.3% | 44.4% |
キングカメハメハ | 0-2-0-8 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
タフになった中京コース、直線も長くなったのでディープインパクト産駒が好成績を残していますが、中京記念は開催の最終日に行われるということもあり、勝負強いハーツクライ産駒やパワフルなキングカメハメハ産駒も結果を残しています。
うま泉が注目しているのはハーツクライ産駒、過去10年間で勝ち馬は出てないものの、2014年3着のマジェスティハーツ(5番人気)、2018年2着のロジクライ(5番人気)、昨年2着のカテドラル(10番人気)など、人気薄が好走しており一発狙ってみるなら絶好の産駒かもしれません。
産駒から軸馬を探すなら切れるタイプでも良いと思いますが、穴馬を狙うならパワフルならパワー型のタイプが狙い目だと思います。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
波乱の多い重賞競走として知られている中京記念、ハンデ戦ということもあり、穴馬を探すとなるとどうしてもハンデの軽い条件馬に目がいってしまいがちです。
逆をいえばトップハンデの馬とか、58キロ以上を背負わせられる実績馬も、ハンデが重いということで敬遠され、人気を落としている馬も多く、この馬が単勝オッズ10倍以上なんていう馬も現れます。
ハンデの軽い条件馬ほどの穴にはなりませんが、負担重賞が重くて敬遠される馬も、穴馬として狙い目だとうま泉は思います。
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【7/16結果】
3連複 7-8-9 ⇒12,630円 的中!
夏のハンデ重賞は荒れやすいで有名だけど、人気が割れている時ほど高配当は出にくいんだよね♪逆にそういう時って上位人気のみで決着したとしても良い配当になるから、オッズを逆手にとった素晴らしい買い目でした!
軸に推奨しているのは1人気に推された中できちんと勝利したローシャムパークで、2列目に推奨しているのはレースでも2着と3着入線を果たしたブローザホーンとルビーカサブランカなんだよね!
大荒れしても対応出来るように3列目はかなり選んでいるけど、それでもプラス収支だしむしろ上位評価した4頭中3頭が結果を出しているというのは見栄えは悪くても完璧な予想だったと思います♪
3連単でも的中しているし、もしアレンジして購入していれば2万円を超える払い戻し…横綱ダービーの無料予想はとんでもないね!
■本命馬⇒ルージュスティリア
■穴馬⇒セルバーグ
■対抗馬⇒ディヴィーナ
◎⑯ルージュスティリア
○⑪ディヴィーナ
▲⑬ベジャール
△⑩ウイングレイテスト
△①ヴァリアメンテ
△⑨ホウオウアマゾン
△⑫ダノンスコーピオン
☆⑥セルバーグ
◆3連複フォーメーション
1頭目:⑯
2頭目:⑪⑬
3頭目:⑪⑬⑥⑩①⑨⑫
合計点数:11点
◆3連単フォーメーション
1着馬:⑯
2着馬:⑪⑬⑥⑩
3着馬:⑪⑬⑥⑩①⑨⑫
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:⑪⑬
2着馬:⑯
3着馬:⑪⑬⑥⑩①⑨⑫
点数:12点
合計点数:36点
本命馬はルージュスティリアです。
近2走は重賞競走というこもあり、6着、10着と敗れていますが、勝ち馬からは1秒も離されていません。
またハンデが53キロと他の馬よりも恵まれており、この斤量なら大外枠でも迷わす本命馬にしました。
データ的にも差し馬・追い込み馬が優位な重賞競走、大外枠から直線一気の脚でまとめて差し切るとみて期待しています。
逆転候補の1頭目はディヴィーナ、追い込み一辺倒とレースセンスは極端ですが、ハマった時の末脚はG1級、展開が向けばまとめて差し切る力を持っているので、逆転候補の対抗馬にしました。
もう1頭はベジャール、成績にばらつきがあるものの、メンバー最速の脚をどのレースでも使っており、本命馬を負かすなら切れ味の鋭いタイプの馬だと思うので、ベジャールも逆転候補の対抗馬にしました。