2022/03/13 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、弥生賞ディープインパクト記念[G2]、オーシャンステークス[G3]、チューリップ賞[G3]のレース回顧はこちらをご覧ください。
今月末から春のG1競走が始まります。
今週は大阪杯[G1]の前哨戦、金鯱賞[G2]が中京競馬場で行われます。
大阪杯に向けて名乗りを挙げるのはどのうまか、注目の重賞競走です。
まずは金鯱賞の出走予定馬からみていきましょう。
春の大阪杯の前哨戦として定着してきた金鯱賞、2017年より3月に開催されるようになって今年で6年目になります。
過去10年間のデータから金鯱賞の傾向を探っていきたいと思います。
今年の金鯱賞、うま泉はこの馬に注目しています!
最終結論、先行力のあるこの馬から狙います。
ここでお知らせです!
私、うま泉教授がツイッターを初めました。
今週行われる重賞競走、フィリーズレビュー[G2]、中山牝馬ステークス[G3]の予想はツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
知っていると土日競馬が楽しくなるような情報を公開していますので、遊びにきてフォローして貰えると嬉しいです。
ブログとツイッターを併用して頂ければ、土日の競馬が今以上に面白くなると思いますので、うま泉教授のツイッター、よろしくお願いします。
まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アカイイト | 牝5歳 | 55 | 中竹和也 |
アラタ | 牡5歳 | 56 | 和田勇介 |
ギベオン | 牡7歳 | 57 | 藤原英昭 |
グラティアス | 牡4歳 | 56 | 宮田敬介 |
サンレイポケット | 牡7歳 | 56 | 高橋義忠 |
シャドウディーヴァ | 牝6歳 | 54 | 斎藤誠 |
ショウナンバルディ | 牡6歳 | 56 | 松下武士 |
シフルマン | 牡6歳 | 56 | 中尾秀正 |
ジャックドール | 牡4歳 | 56 | 藤岡健一 |
ステラリア | 牝4歳 | 54 | 斉藤崇史 |
ソフトフルート | 牝5歳 | 54 | 斉藤崇史 |
ポタジェ | 牡5歳 | 56 | 友道康夫 |
ランブリングアレー | 牝6歳 | 54 | 友道康夫 |
レイパパレ | 牝5歳 | 56 | 高野友和 |
ワールドウインズ | セ5歳 | 56 | 武幸四郎 |
昨年はシンガリ人気のギベオンが果敢にハナを切り、上手くスローペースに持ち込んで逃げ切り、大波乱の決着となりました。
春のG1競走に向けて、このレースから始動する実力馬も多く、年明けから使っていた馬との力関係がポイントになります。
また中京開催は今週からスタートします。
開幕週の高速馬場なので、昨年のような先行馬、前残りの競馬に注意が必要です。
過去のデータから金鯱賞の傾向を探っていきましょう。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 4-2-1-3 | 40.0% | 60.0% | 70.0% |
2番人気 | 1-0-3-6 | 10.0% | 10.0% | 40.0% |
3番人気 | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
4番人気 | 1-1-2-6 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
5番人気 | 1-1-0-8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
6番~9番人気 | 1-6-4-29 | 2.5% | 17.5% | 27.5% |
10番人気以下 | 1-0-1-36 | 2.6% | 2.6% | 5.3% |
今回記載しているデータは、過去10年間の金鯱賞のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。
昨年のギベオンはシンガリ人気で勝ちましたが、2014年のラストインパクト、2017年のヤマカツエース、2018年のスワーヴリチャード、2020年のサートゥルナーリアと過去10年で1番人気の馬が4勝しています。
複勝率も70%と非常に高い数値を残しており、1番人気が力を発揮するレースといえます。
うま泉が注目しているのは6番人気~9番人気の中穴の馬、勝ち馬は10年間で1頭しか出ていませんが馬券圏内には11頭の馬が絡んでおり、簡単に考えれば毎年1頭は6番人気~9番人気の伏兵が絡むということになります。
もう少し細かく調べてみると、6番人気~9番人気の中でも8番人気は【0,3,1,6】と複勝率が40%、データ的な馬券で攻めるなら8番人気の馬は要注意といえるでしょう。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 6-3-2-17 | 21.4% | 32.1% | 39.3% |
5歳 | 2-3-6-28 | 5.1% | 12.8% | 28.2% |
6歳 | 1-1-3-26 | 3.2% | 6.5% | 16.1% |
7歳以上 | 1-1-0-21 | 4.3% | 8.7% | 8.7% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の年齢と成績をまとめたものです。
過去10年間で4歳馬が6勝と抜けた成績を残しているのが分かると思います。
しかし馬券に絡む複勝率をみてみると、4歳馬が39.3%と1位ですが、5歳馬も28.2%と高い数値を残しており、4歳馬・5歳馬といった若い世代が力を発揮するレースということがいえると思います。
今年も4歳馬が2頭、5歳馬が5頭エントリーしているので、この中から中心になる馬を探すのが良いと思います。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1-2-1-6 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
先行 | 5-4-3-32 | 11.4% | 20.5% | 27.3% |
差し | 4-4-7-34 | 8.2% | 16.3% | 30.6% |
追い込み | 0-0-0-25 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
リニューアル後の中京コースは、直線入口に急坂があり、坂を上り切ってからもゴールまで100m以上ある、非常にタフなコース設定となりました。
データを見ても分かるように、過去10年で追い込み馬が1頭も馬券圏内にも絡んでおらず、4コーナーで先頭に立っている馬がそのまま残る傾向が強くでていると思います。
今年はどの馬が逃げるのか、逃げ馬・先行馬は注目です。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 3-4-4-21 | 9.4% | 21.9% | 34.4% |
キングカメハメハ | 2-1-3-9 | 13.3% | 20.0% | 40.0% |
ハーツクライ | 2-1-3-7 | 15.4% | 23.1% | 46.2% |
上記のデータは過去10年間の金鯱賞に出走した馬の種牡馬と成績をまとめたものです。
3強といわれる種牡馬、ディープインパクト産駒、キングカメハメハ産駒、ハーツクライ産駒の馬が活躍する傾向が出ています。
その中でもうま泉が注目したのはハーツクライ産駒です。
過去10年間で13頭の馬が出走し、半数に近い6頭の馬が馬券圏内に好走しています。
産駒は2000m~2400mぐらいの距離を得意としており、レースも時計が掛かるような馬場を得意としています。
1発狙ってみるなら、ハーツクライ産駒が面白いとうま泉は考えています。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
今年のメンバーは抜けた存在が見当たらず、どの馬にもチャンスがあるような感じがします。
それならば素直に能力を評価するのも1つの手、G1勝ちのあるアカイイトは追い込み馬、レイパパレは折り合いに難点があり、能力を出し切れるか不安が残ります。
先行力があって能力的にG1競走でも通用するような馬、そんな馬が金鯱賞の軸馬には向いていると思っています。
ハピネスの無料予想…馬連提供で5万円を超える的中が飛び出しました!
ナミュールが勝利して2着にピンハイという13番人気の馬、そして3着に昨年の阪神JFを制したサークルオブライフが入線してヒモ荒れする結果となったんだけど、なんとハピネスではその2着入線したピンハイを推奨していたんだよね♪
調教の動きも目立っていたわけでもないし、新馬戦のパフォーマンスもたったの5頭推奨の中で選べるようなものでもなかったから、どうしてピンハイを選べた理由というのを聞いてみたいくらい…
しかも、4着だったサウンドビバーチェと4着だったウォーターナビレラまでドンピシャで全て掲示板入線していて、ボックス馬券だったらどんな馬券でも的中しているという神予想となっていました!
馬連の5万も十分すごいけど、3連単だったら60点で26万の払い戻しがゲット出来ていたことになるでしょ?これが無料予想というんだからちょっととんでもないね!
■本命馬⇒ポタジェ
■穴馬⇒サンレイポケット
■対抗馬⇒ジャックドール
◎⑤ポタジェ
○③ジャックドール
▲⑩レイパパレ
△⑧アラタ
△④ソフトフルート
△⑥アカイイト
△⑪ステラリア
☆⑬サンレイポケット
3連単フォーメーション
1着馬:⑤
2着馬:③⑩⑬⑧
3着馬:③⑩⑬⑧④⑥⑪
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:③⑩
2着馬:⑤
3着馬:③⑩⑬⑧④⑥⑪
点数:12点
合計点数:36点
ポタジェを本命馬にしました。
枠順をみてみると、絶好の最内枠を引いたショウナンバルディが意地でもハナを切り、それをジャックドール、ポタジェ、レイパパレが追いかけるような展開なるだろうと思います。
先手争いはスンナリ決まると思うので、勝負は3コーナーからの仕掛け合いになると考えられます。
展開の利を得るなら、先行馬はペースが速くなる3コーナーまでに良いポジションが取れるか、追い込み馬なら3コーナーまでに前との距離をどのくらいまで詰められているかになると思います。
そこで狙ってみたいのは本命馬にしたポタジェ、昨年3着と中京コースとの相性も良く、G2競走を2度3着しており、能力的にG2クラスなら勝てる力は持っていると思います。
逃げ馬を見ながら追い込み馬の仕掛けを待てる位置で競馬ができ、休み明けを一度使ったことで、前走よりも粘りが増すとみて本命馬にしました。
逆転候補の1頭目は勢いを買ってジャックドールにしました。
データ面でお伝えしたように先行優位のレース展開になりやすい金鯱賞、重賞初挑戦なので思い切った強気の競馬ができるとみて逆転候補に抜擢しました。
もう1頭の逆転候補はレイパパレ、エリザベス女王杯は速い流れを4コーナーの入り口から仕掛け残り200mまでは先頭でした。
今回はエリザベス女王杯ほどペースが速くならないので、上手く折り合ったらアッサリ勝ってしまう力を持っているので、逆転候補の対抗馬にしました。
穴馬はサンレイポケット、天皇賞秋、ジャパンカップと近況の充実ぶりは目を見張るものがあります。
ハンデ56キロなら力で押し切って不思議はないので、大外枠ですが穴馬として狙ってみたいと思いました。
今週は土日で3つの重賞競走が行われました。
日曜日に中京競馬場行われたG2競走、金鯱賞から振り返りましょう。
1番人気に支持されたのは、4連勝と勢いに乗るジャックドール、単勝オッズ2.0倍の1番人気でした。
レースはショウナンバルディが控えたことで、楽に先手が奪えた1番人気のジャックドールが逃げました。
前半1000mの通過が59分3秒、競り掛ける馬もなくスローな流れでレースが進んでいきます。
道中仕掛けていく馬もなく勝負は直線での追い比べ、逃げるジャックドールを4番手のレイパパレが追いかけ、中団からアカイイト、大外がポタジェが追い込んでいきます。
残り200mになっても後続に3馬身の差を付け逃げるジャックドール、レイパパレが追いかけるが差が縮まりません。
後続の馬が差を詰めに掛かりますが、最後まで差は縮まらず1番人気の3番ジャックドールが人気に応え、1着でゴール板を追加しました。
2着には2番人気の10番レイパパレ、3着には5番人気のアカイイトが入り、三連単は万馬券での決着となりました。
うま泉が軸馬にしたポタジェは4着、スタートは悪くなかったのですが、押さえたら後方3番手まで下がってしまったのが厳しかったです。
メンバー最速の末脚を使っていただけに、もう少し強気に先行してくれたら、結果が変わっていたと思うので残念です。
阪神競馬場では桜花賞のトライアル競走となる、フィリーズレビューが行われました。
1番人気に支持されたのは、阪神ジュベナイルフィリーズで5着となったナムラクレア、単勝オッズ1.7倍と圧倒的な支持を受けました。
レースは勢いよく飛び出した11番人気のコンクパールが逃げました。
スタートからの600mが33秒5、競り掛ける馬はいませんでしたが、全体的に速い流れでレースが進み、直線は追い込みの競馬となりました。
直線でメンバー最速の末脚を使ったのが2番人気の4番サブライムアンセム、直線で上手く馬群を捌き、外から追い込む1番人気の2番ナムラクレアの追撃を押さえ、1着でゴール板を通過しました。
2着には1番人気の2番ナムラクレア、3着には4番人気の6番アネゴハダが入り、三連単は万馬券での決着となりました。
うま泉が軸馬にしたナムラクレアは2着、4コーナーで外を回ったので、アタマ差届きませんでしたが、直線でも鋭い末脚で追い込んでいました。
今回は休み明けでプラス12キロ、本番の桜花賞はもっと良くなってくると思うので、注目したいと思います。
ここでお知らせです!
うま泉教授はツイッターを公開しています。
次週のスプリングステークス[G2]、ファルコンステークス[G3]、フラワーカップ[G3]の予想はツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
知っていると土日競馬が楽しくなるような情報を公開していますので、遊びにきてフォローして貰えると嬉しいです。
ブログとツイッターを併用して頂ければ、土日の競馬が今以上に面白くなると思いますので、うま泉教授のツイッター、よろしくお願いします。
それではレース回顧に戻りましょう。
土曜日は中山で牝馬のハンデ重賞、中山牝馬ステークスが行われました。
1番人気に支持されたのは、ターコイズステークスで初の重賞制覇となったミスニューヨーク、単勝オッズ3.4倍の1番人気でした。
レースは最内のロザムールが逃げる展開となりました。
前半1000mの通過が1分00秒2、思ったよりもゆったりとしたペースで流れましたが、3コーナーから仕掛ける馬もいて、直線は差し馬がのびてくる展開となりました。
直線で勢いよくのびたのは、4コーナーから捲り気味に上がってきた15番人気の16番クリノプレミアム、内からのびるアブレイズをゴール前で捉え1着でゴール板を通過しました。
2着には内からのびた12番人気のアブレイズ、3着には1番人気のミスニューヨー入り、三連単は173万超えの特大万馬券決着となりました。
うま泉が軸馬にした9番人気のスライリーは4着、後方から良い脚で伸びていたので、来たかと思ったのですが、あと一歩届きませんでした。