2023/05/07 - 過去の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ！過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、天皇賞（春）[G1]の血統やデータ、予想などはこちらをご覧ください。
4月22日から花の東京開催がスタート、今週から5週に渡ってG1競走が東京競馬場で行われます。
今週行われるのは3歳のマイル王決定戦、NHKマイルカップ[G1]、マイル戦を得意とした馬たちが、東京の長い直線で自慢の末脚を競います。
次週は春の牝馬最強を決めるヴィクトリアマイル[G1]が行われますので、東京競馬場の芝1600ｍの傾向や馬場状態などもチェックしておく必要があると思います。
過去10年間のデータをもとにNHKマイルカップの傾向を探っていきましょう。
今年のNHKマイルカップは、この馬に注目しています！
うま泉教授のNHKマイルカップはこの馬から狙います。
ここでお知らせです！
うま泉教授ツイッターを行っています。
先週はアンタレスステークス[G3]の予想を公開し、大本線で三連単5,330円の的中をお届けしました。
今週行われる重賞競走、京都新聞杯[G2]、新潟大賞典[G3]の予想はツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
知っていると土日競馬が楽しくなるような情報を公開していますので、遊びにきてフォローして貰えると嬉しいです。
ブログとツイッターを併用して頂ければ、土日の競馬が今以上に面白くなると思いますので、うま泉教授のツイッター、よろしくお願いします。
まずは出走表から、見ていきましょう。
| 馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|
| ウンブライル | 牝3歳 | 55 | 木村哲也 |
| エエヤン | 牡3歳 | 57 | 伊藤大士 |
| オールパルフェ | 牡3歳 | 57 | 和田雄二 |
| オオバンブルマイ | 牡3歳 | 57 | 吉村圭司 |
| カルロヴェローチェ | 牡3歳 | 57 | 須貝尚介 |
| クルゼイロドスル | 牡3歳 | 57 | 高橋義忠 |
| サトノヴィレ | 牡3歳 | 57 | 鹿戸雄一 |
| シャンパンカラー | 牡3歳 | 57 | 田中剛 |
| ショーモン | 牡3歳 | 57 | 橋口慎介 |
| シングザットソング | 牝3歳 | 55 | 高野友和 |
| セッション | 牡3歳 | 57 | 斉藤崇史 |
| タマモブラックタイ | 牡3歳 | 57 | 角田晃一 |
| ダノンタッチダウン | 牡3歳 | 57 | 安田隆行 |
| トーホウガレオン | 牡3歳 | 57 | 石坂公一 |
| ドルチェモア | 牡3歳 | 57 | 須貝尚介 |
| ナヴォーナ | 牡3歳 | 57 | 矢作芳人 |
| フロムダスク | 牡3歳 | 57 | 森秀行 |
| ミシシッピテソーロ | 牝3歳 | 55 | 畠山吉宏 |
| モリアーナ | 牝3歳 | 55 | 武藤義則 |
| ユリーシャ | 牝3歳 | 55 | 中村直也 |
昨年は4番人気のダノンスコーピオンが中団から鋭く伸び、ゴール前の接戦を制して3歳マイル王に輝きました。
また3着にはシンガリ人気（18番人気）のカワキタレブリーが突っ込んできたことで、三連単は153万超えの特大万馬券決着となりました。
今年はトライアルのニュージーランドトロフィーで、2歳王者のドルチェモアが敗れたので、どの馬にも勝つチャンスがあるような感じになっています。
人気馬が実力を示すのか、伏兵の台頭があるのか、どんなレースになるのか楽しみです。
過去のデータからNHKマイルカップの傾向を探っていきたいと思います。
| 人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 2-1-1-6 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
| 2番人気 | 3-2-1-4 | 30.0% | 50.0% | 60.0% |
| 3番人気 | 1-1-0-8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
| 4番人気 | 1-1-0-8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
| 5番人気 | 0-0-0-10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 6番～9番人気 | 2-2-5-31 | 5.0% | 10.0% | 22.5% |
| 10番人気以下 | 1-2-3-83 | 1.1% | 3.4% | 6.7% |
今回記載しているデータは、NHKマイルカップの過去10年間のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。
過去10年間で1番人気が2勝、2番人気が3勝と上位人気馬が勝っていますが、2013年のマイネルホウオウ（10番人気）、2020年のラウダシオン(9番人気)など、伏兵の台頭も目立ちます。
また6番人気～9番人気が馬券に絡むことが多く、特に6番人気は過去10年間で【1,1,2,6】と1、2番人気に次ぐ好成績をのこしているので注意が必要です。
人気馬だけの決着にはなりそうもないので、馬券も少し広く抑えていく必要があると思います。
| 前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 桜花賞 | 2-2-0-12 | 12.5% | 25.0% | 25.0% |
| ニュージランドT | 2-1-2-45 | 4.0% | 6.0% | 10.0% |
| 皐月賞 | 2-1-1-10 | 14.3% | 21.4% | 28.6% |
| アーリントンC | 2-0-4-19 | 8.0% | 8.0% | 24.0% |
| ファルコンS | 1-1-1-16 | 5.3% | 10.5% | 15.8% |
| 毎日杯 | 0-2-0-7 | 0.0% | 22.2% | 22.2% |
上記のデータは過去10年間の年齢と成績をまとめたものです。
うま泉がまず注目したのは桜花賞組、クラシックとは違ってNHKマイルカップは定量戦、牡馬、牝馬が同じレースで競います。
過去10年間で2016年のメジャーエンブレム（1番人気）、2017年のアエロリット（2番人気）など2頭の勝ち馬が出ており、近年も2020年のレシステンシアや2021年のソングラインなど馬券に絡んできている馬も多く出ています。
スピードのある馬は牝馬・牡馬に関わらず、しっかりチェックしておく必要があると思います。
またNHKマイルカップのトライアル競走となったアーリントンカップにも注目、前走レースで本番と同じマイル戦を使うということは、本番への叩き台になるのでアーリントンカップ組にも注目しています。
| 脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 2-1-1-6 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
| 先行 | 3-2-3-44 | 5.8% | 9.6% | 15.4% |
| 差し | 3-4-2-38 | 6.4% | 14.9% | 19.1% |
| 追い込み | 2-3-4-61 | 2.9% | 7.1% | 12.9% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ（1番手）、先行（2番手～5番手）、差し（6番手～10番手）、追い込み（11番手以下）と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
馬場状態や展開の恩恵があれば、後方からの直線一気の競馬でも勝ち切ることができるNHKマイルカップですが、勝ち馬の王道は好位から抜け出す競馬、4コーナーで先頭に立って、そのまま押し切るのが王道のように感じます。
今年のNHKマイルカップは人気が割れるようなメンバー構成になっているので、脚質的に展開の恩恵を受ける馬には要注意です。
| 種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ダイワメジャー | 2-2-2-9 | 13.3% | 26.7% | 40.0% |
| ディープインパクト | 2-1-0-15 | 11.1% | 16.7% | 16.7% |
| クロフネ | 2-1-0-4 | 28.6% | 42.9% | 42.9% |
| ロードカナロア | 1-1-0-11 | 7.7% | 15.4% | 15.4% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
NHKマイルカップを得意としている産駒は今回の出走馬にいませんでしたが、もう少し詳しく調べてみると、過去10年間の東京の芝1600ｍのレースの勝ち馬を調べてみると、ロードカナロア産駒が【32,31,24,200】が好成績を残しています。
勝率は11,1%、連対率22.0%、複勝率30.3%となっており、これはディープインパクト産駒に次ぐ好成績で、血統的に穴馬を狙うならロードカナロア産駒が狙い目だとうま泉は考えています。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
東京競馬場の芝1600ｍで行われるNHKマイルカップ[G1]、東京競馬場の特徴は直線が長いことと、残り400ｍからの坂ですが、他の競馬場と一番違うのはコースの幅が広いということです。
なので直線で各場が横一杯に広がっての追い比べとなるので、非常にダイナミックな叩き合いが見られ、また意図して内を突かなければ、前が壁になって抜け出せないといったことが起きにくいので、紛れの少ない力と力のぶつかり合いが見れる競馬場といえます。
そんな東京競馬場で行われるNHKマイルカップ、末脚自慢の馬は一発の魅力を秘めているので要注意です。
本当は土曜日のワイドと3連複、日曜日のワイドと3連複の両日ともに全て提供分が当たっているんだけど、開幕週で予想が難しい新潟の2つを紹介します♪
UNICORN（http://u-nicorn.com）
▼4/29～30の提供情報▼
【4/29～30結果】
ワイド 2-3-7 ⇒1,710円 的中！
ワイド 6-8 ⇒1,260円 的中！
重賞もないし、裏では1開催の関西でG1が行われる週だったから、関東でもトップジョッキーは東京で乗っていることもあって、若手騎手がほとんどだった新潟は少ない点数で予想するのが難しい日で、ワイドのBOX馬券を提供するUNICORNにとっては点数が多くても利益をコンスタントに狙える良い週だったと思います！
そんなに大きく荒れたわけではないから、とんでもない配当があるわけではないけど、全てのワイド馬券が当たった土曜日もひとつしか当たらなかった日曜日も、10点で1,000円を超える払い戻しならプラスだからね♪
開幕週でも日曜日は雨が降って掘れたような馬場になったし、また今週の馬場もかなり難しくなっているイメージで、もしUNICORNの無料予想で新潟が提供されているようなら参考にしてみる価値は十分あると思います！
■本命馬⇒ダノンタッチダウン
■穴馬⇒オールパルフェ
■対抗馬⇒エエヤン
◎⑱ダノンタッチダウン
○⑥エエヤン
▲⑩オオバンブルマイ
△③ウンブライル
△⑬ドルチェモア
△⑮カルロヴェローチェ
△⑤シングザットソング
☆⑦オールパルフェ
◆3連複フォーメーション
1頭目：⑱
2頭目：⑥⑩
3頭目：⑥⑩③⑦⑬⑮⑤
合計点数：11点
◆3連単フォーメーション
1着馬：⑱
2着馬：⑥⑩③⑦
3着馬：⑥⑩③⑦⑬⑮⑤
点数：24点
3連単フォーメーション
1着馬：⑥⑩
2着馬：⑱
3着馬：⑥⑩③⑦⑬⑮⑤
点数：12点
合計点数：36点
本命馬はダノンタッチダウンです。
日曜日は朝から雨予報、当日の雨の影響でどの程度まで馬場状態が悪化するのかが、馬券を仕留める重要なポイントになるだろう。
また馬場状態が悪くなったことで前残りになるのか、先行馬が脚を取られて直線一気の追い込み競馬になるのかなど、考えることが多く非常に難解なレースになっている。
うま泉の見立てとすれば、朝から雨が降り続ければ馬場状態はおそらく重馬場、先行馬は馬場状態に脚を取られて、差し馬・追い込み馬が台頭するレースになると睨んでいます。そこで本命馬はダノンタッチダウン、大外枠を引いてしまい距離的なロスは否めませんが、前半レースで馬場が痛むことは無いので、外側でも馬場の良い所を走れるとみています。
朝日杯フューチュリティステークス[G1]で2着しているように、瞬発力は世代トップクラスの力を持っているので、仕掛けのタイミングが上手く合えば、まとめて差し切るとみて本命馬にしました。
逆転候補の1頭目はエエヤン、2走前の1勝クラスの勝ち方は強く、中山で3連勝しているように力のいる馬場を苦にしないのも逞しい、直線での抜け出すタイミング次第では、勝ち切る力を持っているので、逆転候補の1頭目に挙げました。
もう1頭はオオバンブルマイ、小柄な馬なので力のいる馬場はどうかと思いましたが、前走のアーリントンカップを重馬場で勝利、東京コースの経験もあるので力が発揮できると見て、この馬を逆転候補の2頭目に抜擢しました。
