2023/09/10 - データと血統で当てる！うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ！過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
約2ヶ月続いた夏競馬が終り、待ちに待った秋競馬がスタート、今週は東西で重賞競走3つ行われますが、うま泉はセントウルステークス[G2]を予想していきます。
セントウルステークスは阪神競馬場の芝1200ｍで行われ、サマースプリントシリーズの最終戦であり、スプリンターズステークス[G1]の前哨戦として位置付けられています。
阪神競馬場は内回りと外回りコースがあり、セントウルステークスは内回りの芝1200ｍで行われます。
ゴール前に心臓破りの急さがあり、直線にはいると緩やかに下っていき、残り200ｍから一気に2ｍの勾配を上るので、逃げ馬・先行馬にとってはペース配分が難しいレースになると思います。
セントウルステークスは、サマースプリントシリーズの最終戦とスプリンターズステークスの前哨戦という二つの側面を持っているので、夏の上り馬とG1競走を狙う実績馬がぶつかるレースなので、今後のスプリント界を占う上でも重要な一戦ということがいえると思います。
2022年のセントウルステークス[G3]は血統やデータ、予想などはこちらをご覧ください。
まずは出走表から、見ていきましょう。
| 馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|
| アグリ | 牡4歳 | 57 | 安田隆行 |
| ヴァトレニ | セ5歳 | 57 | 長谷川浩大 |
| エイシンスポッター | 牡4歳 | 57 | 吉村圭司 |
| シャングロ | 牡4歳 | 57 | 森秀行 |
| スマートクラージュ | 牡6歳 | 57 | 池江泰寿 |
| ディヴィナシオン | 牡6歳 | 57 | 森秀行 |
| テイエムスパーダ | 牝4歳 | 55 | 木原一良 |
| ドルチェモア | 牡3歳 | 55 | 須貝尚介 |
| ピクシーナイト | 牡5歳 | 58 | 音無秀孝 |
| ビッグシーザー | 牡3歳 | 55 | 西園正都 |
| プトンドール | 牝3歳歳 | 53 | 池添学 |
| ホウオウアマゾン | 牡5歳 | 57 | 矢作芳人 |
| ボンボヤージ | 牝6歳 | 55 | 梅田智之 |
| モリノドリーム | 牝4歳 | 55 | 鹿戸雄一 |
| レッジェーロ | 牝6歳 | 55 | 西村真幸 |
| ロンドンプラン | 牡3歳 | 55 | 宮本博 |
昨年は1番人気のメイケイエールが好位5番手から抜け出し重賞6勝目、勝ち時計1分6秒2はレコードタイムで、上りも32秒9と1頭だけ32秒台の末脚を使っていました。
セントウルステークスは秋に行われる阪神開催の開幕週に行われる重賞競走、コース的にはゴール前に急坂があるので、スピード決着になりづらいと思い勝ちですが、前が止まらない高速馬場の方が強いようです。
レコード決着だったにも関わらず、馬券圏内に好走した馬は、中団よりも前に位置取っていた馬で、後方から33秒1の上りで追い込んだタイセイアベニールは、33秒前半の末脚を使っても、8着まで追い込むのが精一杯でした。
今年も開幕週の高速馬場、どんなにペースが速くなっても、前が止まらない傾向が強いことは覚えておいた方がいいと思います。
過去のデータからセントウルステークスの傾向を探っていきたいと思います。
| 人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 7-3-0-0 | 70.0% | 100% | 100% |
| 2番人気 | 1-3-2-4 | 10.0% | 40.0% | 60.0% |
| 3番人気 | 0-0-2-8 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
| 4番人気 | 1-0-3-6 | 10.0% | 10.0% | 40.0% |
| 5番人気 | 0-0-1-9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
| 6番～9番人気 | 0-3-2-35 | 0.0% | 5.0% | 12.5% |
| 10番人気以下 | 1-1-0-54 | 1.8% | 3.6% | 3.6% |
今回記載しているデータは、セントウルステークスの過去10年間のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。
データを見ると1番人気が過去10年間で7勝、2着3回で連対率もパーフェクト、2016年のビッグアーサーから、ファインニードル（2017年、2018年）、タワーオブロンドン、ダノンスマッシュ、レシステンシア、そして昨年のメイケイエールと、現在1番人気が7連勝中です。
その他の3年間もしっかりと2着を確保しており、1番人気の強さは覚えておいた方がよいでしょう。
2015年に勝利したアクティブミノル（10番人気）など、穴馬が突っ込んでこない訳ではないのですが、狙うなら頭からではなく、相手やヒモとして買うのが好結果に繋がるような気がします。
| 単勝オッズ | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1.0倍～2.9倍 | 4-2-0-0 | 66.7% | 100% | 100% |
| 3.0倍～4.9倍 | 4-4-1-6 | 26.7% | 53.3% | 60.0% |
| 5.0倍～9.9倍 | 1-0-3-16 | 5.0% | 5.0% | 20.0% |
| 10.0倍～19.9倍 | 0-2-4-15 | 0.0% | 9.5% | 28.6% |
| 20.0倍～49.9倍 | 1-1-1-22 | 4.0% | 8.0% | 12.0% |
| 50倍以上 | 0-1-1-57 | 0.0% | 1.7% | 3.4% |
上記のデータは過去10年間の単勝オッズと成績をまとめたものです。
人気のデータで1番人気は過去10年間で7勝、3連対で連対率100%を誇り、上記のオッズのデータを合わせると、単勝オッズ2.9倍以下になると信頼度が増すようです。
穴馬を狙うなら、単勝オッズ10.0倍～19.9倍の馬が狙い目で、複勝率が28.6%と単勝オッズ5倍～9.9倍よりも高い数値を残しています。
2015年にアクティブミノルが単勝オッズ48倍で勝利しましたが、それ以外の9年間は単勝オッズが9.9倍以下の馬が勝ってきるので、人気馬⇒穴馬という狙い目が基本になると思います。
| 年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 3歳 | 1-3-1-10 | 6.7% | 26.7% | 33.3% |
| 4歳 | 5-0-0-20 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
| 5歳 | 4-4-4-26 | 10.5% | 21.1% | 31.6% |
| 6歳 | 0-2-4-34 | 0.0% | 5.0% | 15.0% |
| 7歳以上 | 0-1-1-26 | 0.0% | 3.6% | 7.1% |
上記のデータは過去10年間の年齢と成績をまとめたものです。
データを見ると過去10年間で6歳以上の勝ち馬は1頭もおらず、全体的に若い世代が好成績を残してます。
面白いのが4歳馬のデータで、過去10年間で5頭の勝ち馬を出していますが、2着、3着の馬が1頭もいないので、強さをしっかりと見極めないと無駄な買い目が増えそうです。
勢いで買うなら3歳馬、4歳馬、安定感を期待するなら5歳馬から入るのが良いと思います。
| 斤量 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 53kg以下 | 0-1-1-4 | 0.0% | 16.7% | 33.3% |
| 53.5kg～55kg | 4-4-3-42 | 7.5% | 15.1% | 20.8% |
| 55.5kg～57kg | 4-4-6-69 | 4.8% | 9.6% | 16.9% |
| 57.5kg以上 | 2-1-0-1 | 50.0% | 75.0% | 75.0% |
上記のデータは過去10年間の斤量（負担重量）と成績をまとめたものです。
セントウルステークスは別定戦ですが、データをみると57.5kg以上の斤量を背負わさられる馬の好走が目立ちます。
古馬の牡馬は基本57キロを背負うので、57.5kg以上ということは過去にG1勝利や重賞勝ちをしている馬で、言い方を変えれば実績のある馬は好走しやすいということがいえると思います。
データを見る限りハンデが重いから今回は厳しいと考えるよりも、斤量が重いのは強さの証なので、馬券的にもしっかりと押さえた方がいいと思う方が好結果に繋がると思います。
| 枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 2-0-0-11 | 15.4% | 15.4% | 15.4% | 2枠 | 0-2-1-12 | 0.0% | 13.3% | 20.0% | 3枠 | 1-0-0-15 | 6.3% | 6.3% | 6.3% | 4枠 | 2-1-4-13 | 10.0% | 15.0% | 35.0% | 5枠 | 2-1-1-16 | 10.0% | 15.0% | 20.0% | 6枠 | 0-1-0-19 | 0.0% | 5.0% | 5.0% | 7枠 | 0-1-3-16 | 0.0% | 5.0% | 20.0% | 8枠 | 3-4-1-14 | 13.6% | 31.8% | 36.4% |
上記のデータは過去10年間の枠番と成績をまとめたものです。
1枠は過去10年間で2勝しており、高速馬場の最短距離を走れるという意味で、アドバンテージがあるのだと思います。
逆に8枠っの成績が良いのは、内の馬の出方を見て、先行するか控えるか決められるので、自分の競馬に徹しやすいという特徴があります。
気になるのは中枠といわれる4枠、5枠の好走が目立っていること、迷ったときは4枠、5枠を狙って買ってみるのも面白いかもしれません。
| 脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 3-1-0-6 | 30.0% | 40.0% | 40.0% |
| 先行 | 5-5-6-26 | 11.9% | 23.8% | 38.1% |
| 差し | 2-3-3-43 | 3.9% | 9.8% | 15.7% |
| 追い込み | 0-1-1-41 | 0.0% | 2.3% | 4.7% |
上記のデータは過去10年間の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ（1番手）、先行（2番手～5番手）、差し（6番手～10番手）、追い込み（11番手以下）と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
2013年のハクサンムーン（2番人気）、2015年のアクティブミノル（10番人気）、2016年ビッグアーサー（1番人気）など、過去10年間で3頭の勝ち馬が出ています。
また昨年のファーストフォームのように、好位から粘り込んで高配当の立役者になる馬も多いので注意が必要です。
開幕週の高速馬場、思った以上の前残りになるので、馬券も後ろから行く馬よりは、ハイペースになっても、前の馬を中心に考えた方が良いと思います。
| 騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ルメール | 2-0-0-1 | 66.7% | 66.7% | 66.7% |
| デムーロ | 1-1-0-4 | 16.7% | 33.3% | 33.3% |
| 岩田康誠 | 0-2-1-3 | 0.0% | 33.3% | 50.0% |
| 浜中俊 | 0-1-3-4 | 0.0% | 12.5% | 50.0% |
上記のデータは過去10年間の騎手と成績をまとめたものです。
データを見るとルメール騎手が過去10年間で2勝、デムーロ騎手が1勝2着1回と好成績を残しています。
もちろん外国人ジョッキーが強い馬に騎乗した時は買いだと思いますが、馬券的に狙ってみたいのは岩田康誠騎手と浜中俊騎手です。
両ジョッキーは複勝率が50%と非常に高く、馬券に絡みやすいということがいえると思います。
特に浜中俊騎手は、2014年のエピセアローム（2番人気）、2017年のダンスディレクター（4番人気）、2019年のイベリス（3番人気）、2020年のメイショウグロッケ（12番人気）など人気薄の馬でも馬券圏内に好走させるので、馬券的にも狙い目ということがいえると思います。
また両ジョッキーは、これだけ好走するということは、阪神競馬場の芝1200ｍの走り方を熟知しているということになるので、特に人気薄の馬に乗って切る時は配当妙味を含め狙ってみる価値はあると思います。
| 前走騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 乗り替わり | 2-5-5-68 | 2.5% | 8.8% | 15.0% |
| 同じ騎手 | 8-5-5-46 | 12.1% | 19.7% | 27.3% |
上記のデータは過去10年間の前走騎手と成績をまとめたものです。
馬券圏内に好走している馬の数を数えると、乗り替わりが12頭、同騎手の場合が18頭とそれほど大きな差がありません。
ただ注意したいのは勝ち馬の数で、過去10年間で乗り替わって勝利したのは2頭だけで、残りの8頭は前走と同じ騎手が騎乗していました。
夏の上り馬が重賞競走ということで乗り替わるのは良いと思いますが、実績馬の騎手が乗り替わった場合は、少し割り引く必要があるかもしれません。
| 種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ロードカナロア | 1-2-1-6 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
| モーリス | 0-1-0-1 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
| ディープインパクト | 0-1-1-3 | 0.0% | 20.0% | 40.0% |
| キングカメハメハ | 0-1-0-4 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
| キズナ | 0-0-0-3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
直線の長い阪神コースだけにディープインパクト産駒に注目したくなりますが、スプリント戦となるとスピードに特化した種牡馬の方が好成績のようです。
うま泉が注目しているのはロードカナロア産駒、父のロードカナロアは2012年、2013年のスプリンターズステークス[G1]を連覇で、海外を合わせるとスプリント戦でG1競走6勝の名馬 です。
産駒もスピード能力の高い馬が多く、1200ｍ～1600ｍで活躍する馬が多いので注目です。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
今週は台風の接近で各地で激しい雨が降り、週末まで残るか微妙な感じの馬場になりそうです。
それでも開幕週の高速馬場であることは間違いなく、先行馬の動向は気になるところです。
脚質のデータでお伝えしたように、先行できる馬は展開面でも優位になる可能性が高いので、うま泉も注目しています。
夏競馬が開催された約3ヶ月間の間で、無料予想が的中しまくった横綱ダービーが当然のように最終週も素晴らしい予想を披露してきたね♪
横綱ダービー（https://yokodabi.jp/）
▼9/2～3の提供情報▼
【9/2結果】
ワイド 2-9 ⇒8,100円 的中！
3連複 1-2-6 ⇒16,380円 的中！
馬券代金を合わせると10,400円だけど、払い戻しが24,480円だから倍以上に資金が増えたことになります♪
毎回のように言っているけど、横綱ダービーが提供する無料予想はオッズを考慮してくれるから、当たりさえすれば極端にオッズが動かない限りはトリガミにならない買い方をしてくれるのが良いよね！
レース選択も上手いから、的中率が高めだし無料予想でコツコツ稼ぐというのを本当に体現している予想サイトだと思うよ♪
有料予想の精度は無料予想以上だし、難しい夏競馬よりも秋の開催で的中率が落ちるというのは考えにくく、とりあえず利用してみたいという方には断然オススメ出来るのがこの横綱ダービーだね！
■本命馬⇒ビックシーザー
■穴馬⇒ロンドンプラン
■対抗馬⇒ジャングロ
◎⑥ビックシーザー
○⑤ジャングロ
▲⑭スマートクラージュ
△⑧アグリ
△⑫プトンドール
△⑦エイシンスポッター
△⑮モリノドリーム
☆①ロンドンプラン
◆3連複フォーメーション
1頭目：⑥
2頭目：⑤⑭
3頭目：⑤⑭①⑧⑫⑦⑮
合計点数：11点
◆3連単フォーメーション
1着馬：⑥
2着馬：⑤⑭①⑧
3着馬：⑤⑭①⑧⑫⑦⑮
点数：24点
3連単フォーメーション
1着馬：⑤⑭
2着馬：⑥
3着馬：⑤⑭①⑧⑫⑦⑮
点数：12点
合計点数：36点
本命馬はビックシーザーです。
3歳馬の素質馬が出走してきたセントウルステークス、そのなかでもオープン特別3勝の実績を誇る1200ｍスペシャリスト、ビックシーザーを本命馬にしました。
デビューから徹底して1200ｍを使っており、まだ重賞勝ちはないものの福島2歳ステークス、中京2歳ステークスと重賞競走に相当するレースを勝ち進んできました。
また中間の調教もＣＷで6ハロン77秒1という猛時計をマークするなど上昇一途、ハンデ55キロなら古馬も撃破てきるとみて本命馬にしました。
逆転候補の1番手はジャングロ、マイルよりは1200ｍの方が力が出せることは間違いなく、前走のアイビスサマーダッシュを叩いてさらに上昇、鞍上も乗り慣れた武豊騎手にもどるので、逆転候補の1番手にしました。
もう1頭はスマートクラージュ、1200ｍ戦はこの馬のスピードが最大限に生きる距離、、内の馬を見ながらポジショニングできる外枠も好材料、前残りの展開になったら押し切るだけの力を持っているので、この馬も逆転候補に挙げました。
