2024/11/17 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉教授です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週のエリザベス女王杯は、スタートしてからの2ハロン目が10秒6という速いラップになりましたが、スタートしてからの200mは12秒5、3ハロン目以降も12秒台、前半1000mの通過が59.6秒と落ち着いた流れになり、勝ったスタニングローズは4番手からの競馬で押し切りました。
2着に突っ込んできたラヴェルが4コーナーで8番手と中団待機の競馬でしたが、3着ホールネスは5番手からの競馬、4着のシンリョクカも2番手を追走していたことからも、ペースが落ち着てい先行馬に優位な展開になったと思います。
今週は京都競馬場でマイルチャンピオンシップ[G1]が行われます。
その名の通り京都1600mのG1で秋のマイル王決定戦、昨年は5番人気のナミュールが後方から一気の末脚をみせ、直線で10頭以上をごぼう抜きしG1競走初制覇となりました。
それでは今週のマイルチャンピオンシップに向けて、まずは京都競馬場の特徴をおさらいしていきましょう。
京都競馬場の芝コースは、3コーナーから別れる内回りコースと外回りコースがあり、マイルチャンピオンシップは外回りコースで行われます。
京都競馬場の最大の特徴といえるのが、3コーナーにある小高い丘、淀の坂越えとよく言われるこの丘は、高低差が3mとあり、向こう正面の中ほどから上って、3コーナーから4コーナーに向けて下っていきます。
京都競馬場の芝コースはほぼ平坦のコースなのですが、3コーナーの丘がで京都競馬場のコースを難しくしており、この坂をどう上手く越えていくかが、各馬にとって大きな課題となります。
エリザベス女王杯は芝1600mの競走、淀の坂越えをスピード任せに一気に行くか、じっくりと脚を溜めて直線勝負にいくか、ジョッキーの手腕も試される注目のG1競走です。
今週もデータと血統から勝ち馬を導いていきますので、最後までお付き合いいただければと思います。
昨年のマイルチャンピオンシップ、血統やデータ、予想などはこちらをご覧ください。
まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アルナシーム | 牡5歳 | 58 | 橋口慎介 |
ウインマーベル | 牡5歳 | 58 | 深山雅史 |
エルトンバローズ | 牡4歳 | 58 | 杉山晴紀 |
オオバンブルマイ | 牡4歳 | 58 | 吉村圭司 |
コムストックロード | 牝5歳 | 56 | 宗像義忠 |
シックスペンス | 牡3歳 | 57 | 国枝栄 |
ジュンブロッサム | 牡5歳 | 58 | 友道康夫 |
セリフォス | 牡5歳 | 58 | 中内田充正 |
ソウルラッシュ | 牡6歳 | 58 | 池江泰寿 |
タイムトゥヘヴン | 牡6歳 | 58 | 戸田博文 |
[外]チャリン | 牡4歳 | 58 | ヴェリア |
ナミュール | 牝5歳 | 56 | 高野友和 |
ニホンピロキーフ | 牡4歳 | 58 | 大橋勇樹 |
バルサムノート | 牡4歳 | 58 | 高野友和 |
フィアスプライド | 牝6歳 | 56 | 国枝栄 |
ブレイディヴェーグ | 牝4歳 | 56 | 宮田敬介 |
マテンロウスカイ | セ5歳 | 58 | 松永幹夫 |
レイベリング | 牡4歳 | 58 | 鹿戸雄一 |
昨年は5番人気の4歳牝馬ナミュールが、後方から上り33秒0の末脚を見せ、直線だけで10頭以上の馬をごぼう抜きし、G1初制覇を果たしました。
スタート直後の1ハロン目は12秒5と遅かったのですが、2ハロン目が10秒5、3ハロン目が11秒3と先行争いがすんなり決まらなかった感じがあり、後半も坂の下り3コーナーから11秒台のラップがずっと刻まれていることを考えると、先に行った馬にとっては相当厳しい流れになっていたのかもしれません。
馬券に絡んだ馬は差し馬ばかりで、2着は3番人気のソウルラッシュ、3着も後方にいたジャスティンカフェが入り、三連単は17万円超えの高額万馬券での決着となりました。
今年は欧州でG1レースを3勝しているチャリンが参戦、昨年のように先行馬に厳しいペースになるのか、それともペースが緩んで前残りの競馬になるのか、馬券予想の前に展開予想が重要になりそうです。
前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
富士S | 4-3-1-42 | 8.0% | 14.0% | 16.0% |
毎日王冠 | 2-2-3-21 | 7.1% | 14.3% | 25.0% |
スプリンターズS | 2-0-0-5 | 28.6% | 28.6% | 28.6% |
天皇賞(秋) | 1-1-2-6 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
安田記念 | 1-1-0-4 | 16.7% | 33.3% | 33.3% |
スワンS | 0-2-2-29 | 0.0% | 6.1% | 12.1% |
上記のデータは過去10年間の前走レースと成績をまとめたものです。
データをみると一長一短という感じで、どのレースをステップにすると好走率が高いのか、難しいデータになっていると思います。
うま泉が注目しているのは富士ステークス[G2]組で、数年前まではG3のハンデだったのですが、マイルチャンピオンシップのトライアル競走となってからG2競走に格上げされ1着賞金も上ったことで、このレースをステップにマイルチャンピオンシップへ向かう馬が増え、昨年のナミュールは富士ステークスから本番に挑みました。
ひと昔前に比べて富士ステークス組はメンバーが強化されていることに加え、マイルチャンピオンシップと同じ1600mで行われるので、マイル戦に特化した馬が多く出走してくることもあり、本番で一発狙えるような穴馬が見つかったりもします。
ステップレースは本来、その馬にあったステップを踏むのが理想なので、どのレースが良いとは言えませんが、マイルチャンピオンシップと同じ距離で行われる富士ステークス組は、穴馬が潜んでいる可能性があるので注目です。
前走距離 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
距離延長 | 2-2-2-36 | 4.8% | 9.5% | 14.3% |
同距離 | 5-5-1-64 | 6.7% | 13.3% | 14.7% |
距離短縮 | 3-3-7-42 | 5.5% | 10.9% | 23.6% |
上記のデータは過去10年間の前走レースと成績をまとめたものです。
データをみると距離短縮組が、同距離組、距離延長組よりも複勝率が20%を超えているので、少しリードしているように感じます。
このデータだけだと分かりにくいので、1つ前の前走レースと成績のデータと合わせてみると分かりやすいと思います。
ステップレースを見てみると、距離延長組はスプリンターズステークス[G1]から参戦してくるので一気に400mの距離延長、またペースもスプリント(1200m)とマイル(1600m)の流れが違うので、対応するのが難しいという傾向が出ているのだと思います。
ひと昔前までは毎日王冠[G2]、天皇賞秋[G1]から参戦してくる馬が多かったので、距離短縮組が圧倒的だったはずなのですが、富士ステークスがG2に格上げされ、富士ステークスを使ってマイルチャンピオンシップに参戦する馬が多くなったので、同距離組の成績が向上し、距離短縮組に追いつくところまできているのだと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 2-1-1-6 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
2番人気 | 0-4-1-5 | 0.0% | 40.0% | 50.0% |
3番人気 | 2-4-0-4 | 20.0% | 60.0% | 60.0% |
4番人気 | 2-0-1-7 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
5番人気 | 2-0-2-6 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
6番~9番人気 | 2-1-5-32 | 5.0% | 7.5% | 20.0% |
10番人気以下 | 0-0-0-82 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。
勝ち馬はばらけていますが、複勝率も見てみると、1番人気~3番人気が40%以上、4番人気が30%、5番人気が40%、上位人気馬ほど馬券圏内に好走しやすいというデータになっています。
意外なのは過去10年間で1度も、10番人気以下の馬が馬券圏内に好走してないということ、多分これは概要欄でお伝えしたマイルチャンピオンシップはペースが鍵を握っているのだと思います。
昨年はペースが乱れたので10番人気以下の馬が馬券に絡むかと思いましたが絡まず、京都競馬場の芝1600mはペースが落ち着きやすいので、平均ペースで流れることが多くなり、力のある馬が結果を出しやすくなっているのかもしれません。
単勝オッズ | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1.0倍~1.9倍 | 2-0-0-0 | 100% | 100% | 100% |
2.0倍~4.9倍 | 0-4-2-10 | 0.0% | 25.0% | 37.5% |
5.0倍~9.9倍 | 6-5-1-14 | 23.1% | 42.3% | 46.2% |
10.0倍~19.9倍 | 2-0-6-18 | 7.7% | 7.7% | 30.8% |
20.0倍~49.9倍 | 0-1-1-27 | 0.0% | 3.4% | 6.9% |
50倍以上 | 0-0-0-73 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上記のデータは過去10年間の単勝オッズと成績をまとめたものです。
オッズのデータを見ても上位人気の強さが分かると思います。
単勝オッズ1.9倍以上の馬は連対率100%、また2着候補に選ぶなら単勝オッズ9.9倍までの馬、3着候補は19.9倍までと綺麗に項目ごとに分かれているような感じが見受けられます。
ちなみに過去10年間で、単勝オッズ20倍以上の馬が馬券圏内に好走したのは、一昨年2着ダノンザキッド(8番人気、単勝オッズ26.0倍)と、昨年3着のジャスティンカフェ(7番人気、単勝オッズ27.5倍)の2頭だけで、無理な穴狙いはオススメできません。
勝ち馬を見てみると、単勝オッズ5.0倍~9.9倍の馬が6勝しているので、穴は単勝オッズ5.0倍~9.9倍の馬を頭から狙ってみるほうが好結果に繋がるような気がします。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3歳 | 3-2-1-30 | 8.3% | 11.1% | 16.7% |
4歳 | 4-4-4-28 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
5歳 | 2-4-4-52 | 3.2% | 9.7% | 16.1% |
6歳 | 1-1-0-17 | 5.3% | 10.5% | 10.5% |
7歳以上 | 0-0-0-15 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上記のデータは過去10年間の年齢と成績をまとめたものです。
複勝率を見ると4歳馬が30.0%と抜けており、勝ち馬を見ても3歳馬が3勝、4歳馬が4勝、5歳馬が2勝と4歳馬が一歩抜け出してイメージがあります。
魅力的なのは斤量が1キロ軽くなる3歳馬、2017年のペルシアンナイト(4番人気)、2018年のステルヴィオ(5番人気)、一昨年のセリフォス(6番人気)と3頭の勝ち馬が出ています。
また人気も1~3番人気という上位人気ではなく、4番人気~6番人気の伏兵が勝利していることからも、人気が無いからといって侮っていると痛い目に合ってしまうかもしれません。
馬体重 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
439kg以下 | 0-0-0-3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
440kg~459kg | 2-0-0-15 | 11.8% | 11.8% | 11.8% |
460kg~479kg | 2-1-0-28 | 6.5% | 9.7% | 9.7% |
480kg~499kg | 3-4-6-44 | 5.3% | 12.3% | 22.8% |
500kg~519kg | 3-4-2-31 | 7.5% | 17.5% | 22.5% |
520kg以上 | 0-1-2-21 | 0.0% | 4.2% | 12.5% |
上記のデータは過去10年間の馬体重と成績をまとめたものです。
芝1600mのマイル戦は、スピード、スタミナ、瞬発力など、1つの能力に特化する馬よりも、総合力で優れている馬の方が好走しやすいとうま泉教授は考えます。
馬体重に関しても同じことが言えており、軽すぎず重すぎない、バランスの取れた馬が好走しやすく、データをみると480キロ~519キロの馬が馬券によく絡んでいます。
昔は500キロを超えると大型馬と言われましたが、2020年、2021年と連覇したグランアレグリアは、牝馬でしたが500キロを超える馬体の持ち主でした。
馬体重が重いのは気にしなくていいと思いますが、軽すぎる馬は非力な部分を抱えている可能性があるので、少し割り引きが必要かもしれません。
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 1-2-0-17 | 5.0% | 15.0% | 15.0% |
2枠 | 1-2-3-14 | 5.0% | 15.0% | 30.0% |
3枠 | 1-0-3-16 | 5.0% | 5.0% | 20.0% |
4枠 | 0-3-2-15 | 0.0% | 15.0% | 25.0% |
5枠 | 1-1-0-18 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
6枠 | 2-1-0-17 | 10.0% | 15.0% | 15.0% |
7枠 | 0-1-2-21 | 0.0% | 4.2% | 12.5% |
8枠 | 4-0-0-24 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
上記のデータは過去10年間の枠番と成績をまとめたものです。
マイルチャンピオンシップは、スタートしてから3コーナーまで、400m以上の直線を走るので、枠順の優位差はそれほど大きくありません。
外枠の馬は3、4コーナーで外を回され、コースロスをする可能性がありますが、逆に内枠の馬はペースの上がる3、4コーナーで前が詰まってスパートできず、追い出しが遅れてしまうことがあるので、どっちが有利かということは一概にいえません。
データをみても8枠が4勝していますが、複勝率は14.3%と思っているほど高くなく、複勝率で見ると2枠、3枠、4枠とった、内よりの枠が好成績を残しています。
脚質に合った枠番がベストだと思うので、先行馬なら内枠、差し馬なら中枠、追い込み馬なら外枠が理想の枠といえるかもしれません。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
先行 | 3-3-5-38 | 6.1% | 12.2% | 22.4% |
差し | 3-7-2-35 | 6.4% | 21.3% | 25.5% |
追い込み | 3-0-3-60 | 4.5% | 4.5% | 9.1% |
上記のデータは過去10年間の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
過去10年間で、逃げ馬(4コーナー先頭)が勝ったのは、2016年のミッキーアイル(3番人気)の1頭だけで、2017年以降の6年間は馬券圏外に沈んでいます。
京都コースは直線がほぼフラットな平坦コースなので、先に抜けだした馬が残りやすいのは事実ですが、それを意識しすぎて仕掛けが早くなると、一昨年ののセリフォス、昨年のナミュールのような瞬発力の優れた馬が、まとめて差し切ってしまうことも良くあります。
京都コースは、ペースが落ち着きやすいからこそ仕掛けどころが難しいコースで、ジョッキーの手腕が試されるコースといっても過言ではありません。
騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ルメール | 2-1-0-7 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
デムーロ | 1-2-0-3 | 16.7% | 50.0% | 50.0% |
ムーア | 1-1-1-4 | 14.3% | 28.6% | 42.9% |
川田将雅 | 0-1-3-6 | 0.0% | 10.0% | 40.0% |
上記のデータは過去10年間の騎手と成績をまとめたものです。
データをみると外国人ジョッキーの強さが目立ちます。
うま泉教授が注目しているのはライアン・ムーア騎手、世界をまたにかける一流ジョッキーで、毎年も短期免許を取得して日本の競馬に参戦してきました。
先週のエリザベス女王杯を勝ったスタニングローズは、C・デムーロ騎手が勝っており、この時期の外国人ジョッキーは要注意です。
陣営も外国人ジョッキーを乗せるとあれば、しっかりと仕上げてくるので、そういった面を含め外国人ジョッキーは要注意です。
調教師・厩舎 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
音無秀孝厩舎 | 2-1-0-4 | 28.6% | 42.9% | 42.9% |
池江泰寿厩舎 | 1-2-2-9 | 7.1% | 21.4% | 35.7% |
中内田充正厩舎 | 1-1-0-2 | 25.0% | 50.0% | 50.0% |
堀宜行厩舎 | 1-0-1-5 | 14.3% | 14.3% | 28.6% |
藤原英昭厩舎 | 0-2-0-6 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
上記のデータは過去10年間の調教師と成績をまとめたものです。
関西圏で行われるG1競走なので、美浦(関東)所属の厩舎よりも、栗東(関西)所属の厩舎の方が好成績になっているとなのは分かります。
その中でも音無秀孝厩舎、池江泰寿厩舎、中内田充正厩舎の馬は複勝率30%を超えているので要注意です。
前走騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
同騎手 | 7-4-5-70 | 8.1% | 12.8% | 18.6% |
乗替り | 3-6-5-72 | 3.5% | 10.5% | 16.3% |
上記のデータは過去10年間の前走騎手と成績をまとめたものです。
勝ち星をみてみると同騎手が7勝、乗り替わりが3勝と同騎手の方が優位に見えますが、パーセンテージ的みると複勝率では同きゅしゅ18.6%、乗り替わりが16.3%とほぼ同じような成績になっています。 乗り替わりはあまり気にする必要はありませんが、何度も言っているように外国人ジョッキーへの乗り替わり、陣営も仕上げて馬を送り出す傾向が強いので注意しておきましょう。種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 4-3-2-33 | 9.5% | 16.7% | 21.4% |
ハービンジャー | 2-1-1-3 | 28.6% | 42.9% | 57.1% |
ステイゴールド | 1-1-0-6 | 12.5% | 25.0% | 25.0% |
ダイワメジャー | 1-0-1-12 | 7.1% | 7.1% | 14.3% |
フジキセキ | 0-1-1-2 | 0.0% | 25.0% | 50.0% |
ジャスタウェイ | 0-1-1-2 | 0.0% | 25.0% | 50.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
京都コースは3コーナーから下っていき、直線もほぼ平坦なでフラットなコースなので、スピードと瞬発力に優れた馬が台頭しやすい競馬場ということがいえると思います。
瞬発力といえばディープインパクト産駒、2014年のダノンシャーク(8番人気)、2016年のミッキーアイル(3番人気)、2021年、2022年と連覇したグランアレグリアと過去10年間で4勝しています。
また過去10年間で馬券圏内に好走した30頭中11頭がディープインパクト産駒、単純に考えて1着~3着のどこかにはディープインパクト産駒が入っているということになるので、ディープインパクト産駒の馬には要注意です。
馬連の予想精度の高さにワイド予想もしっかりと追いついてきたね♪
えぶり(https://www.every-keiba.jp/)
【11/9~10結果】
ワイド 5-8 ⇒10,200円 的中!
ワイド 2-10 ⇒8,500円 的中!
土曜日が3点での推奨で日曜日が2点での推奨と点数だけで見るとワイドなら普通くらいで、相変わらず資金配分が上手く調整されてどれか一つしか当たらなくても的中さえすればトリガミにならないようになっているのが良いね!
基本的には人気馬の中から軸馬はチョイスするって感じでも、相手には9人気の馬とかを選ぶこともあって、人気馬同士の組み合わせだけでなく時には高配当も狙うスタンスをずっと貫いているのがえぶりの無料予想の特徴だよ♪
日曜日のワイド馬券はクビ差で惜しくも1人気を交わせなかった4着馬を馬券に組み込んでいるから、その着順が逆だったら3頭推奨でその3頭だけで決着していたという完璧な予想…
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■本命馬⇒ソウルラッシュ
■穴馬⇒セリフォス
■対抗馬⇒ブレイディヴェーグ
◎⑬ソウルラッシュ
○②ブレイディヴェーグ
▲④ナミュール
△⑪チャリン
△⑤ジュンブロッサム
△⑰エルトンバローズ
△⑭ウインマーベル
☆⑮セリフォス
◆3連複フォーメーション
1頭目:⑬
2頭目:②⑮
3頭目:②⑮④⑪⑤⑰⑭
合計点数:11点
◆3連単フォーメーション
1着馬:⑬
2着馬:②⑮④⑪
3着馬:②⑮④⑪⑤⑰⑭
点数:24点
◆3連単フォーメーション
1着馬:②⑮
2着馬:⑬
3着馬:②⑮④⑪⑤⑰⑭
点数:12点
合計点数:36点
本命馬はソウルラッシュです。
土曜日のレース終了段階で、単勝オッズ10倍以下の馬は5頭、ブレイディヴェーグ(4.6倍)、ナミュール(5.0倍)、ジュンブロッサム(7.7倍)、チャリン(4.9倍)、ソウルラッシュ(4.8倍)の5頭、ジュンブロッサムはG1初挑戦と挑戦する立場なので一歩下がるとして、残り4頭の優劣が非常に難しい一戦といえます。
うま泉教授が本命馬にしたのはソウルラッシュ、オープン入りした3歳の秋からずっと芝1600mを使っている生粋のマイラー、昨年このレースで2着しており、最内枠だったので直線で抜け出すのに手間取った為に最後差されてしまいましたが、スムーズな競馬ならもっと際どい勝負になっていたと思います。
今年は内枠に差し馬・追い込み馬が揃ったので、直線で内がゴチャつく可能性が高く、抜け出すのに手間取りそうなので、それなら多少のコースロスがあっても、外からスムーズ競馬で抜け出せる方が、馬券に絡む公算が大きいと見てソウルラッシュを本命馬にしました。
逆転候補の1番手はブレイディヴェーグ、昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬で、前走の府中牝馬ステークスも上り32秒8の末脚で差し切り勝ち、マイル戦は初挑戦になりますが過去6戦して【3,3,0,0】と連対を外したことがない安定感、前走のように中団から上手く馬群を捌ければ、勝ち負けになるとみて逆転候補の1番手にしました。
もう1頭は穴馬として挙げたセリフォス、一昨年のマイルチャンピオンシップの勝ち馬、ここ2戦は左回りで凡走していますが、左回りよりは右回りの方が競馬がスムーズに運べるので、1発があるならこの馬とみて逆転候補に抜擢しました。
人気のナミュールは、鞍上がC・デムーロで追い込み一辺倒ではなくなるのは好材料ですが、阪神ジュベナイルフィリーズのイメージがあり、先ほども話したように直線で内がゴチャつく可能性があるので2着候補、外国馬のチャリンは日本の馬場が合うかどうかのひとこと、突き抜ける可能性もありますが、人気を背負っての凡走もあるので2着候補止まりにしました。