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うま泉教授の【菊花賞予想】2022 本命馬はガイアフォースです!

2022/10/20 - 過去の【本命・対抗馬予想】

うま泉

こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。

2022 菊花賞の見解!

先週の重賞競走、秋華賞[G1]、府中牝馬ステークス[G2]のレース回顧はこちらをご覧ください。

今週は三冠クラシックの最終戦、菊花賞[G1]が阪神競馬場で行われます。

ダービー馬のドウデュースが凱旋門賞に挑戦、皐月賞馬のジオグリフは天皇賞(秋)へ参戦予定、クラシックの上位入選馬が菊花賞ヘ来ないとなると、最後の一冠は大混戦になりそうです。

重賞ウイナーは7頭いますが、G1競走で馬券に絡んだのはジャスティンパレス(ホープフルステークス2着)、アスクビクターモア(日本ダービー3着)の2頭だけなので、夏の上り馬にも要注意です。

各馬の比較が難しく、難解な一戦となりそうな今年の菊花賞、最後の一冠を手にするのはどの馬か注目です。

10年間のデータをもとに菊花賞の傾向を探っていきましょう。

今年の菊花賞、うま泉はこの馬に注目しています!

前走覚醒したこの馬から狙います。


ここでお知らせです!

私、うま泉教授がツイッターを初めました。

今週行われる重賞競走、富士ステークス[G2]の予想はツイッターで公開します。

週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。

知っていると土日競馬が楽しくなるような情報を公開していますので、遊びにきてフォローして貰えると嬉しいです。

ブログとツイッターを併用して頂ければ、土日の競馬が今以上に面白くなると思いますので、うま泉教授のツイッター、よろしくお願いします。

2022 菊花賞の出走表!

まずは出走表から、見ていきましょう。

第83回 菊花賞 出馬表
馬名 性齢 負担重量 厩舎
アスクビクターモア 牡3歳 57 田村康仁
アスクワイルドモア 牡3歳 57 藤原英昭
インプレス 牡3歳 57 佐々木晶三
ヴェローナシチー 牡3歳 57 佐々木晶三
ガイアフォース 牡3歳 57 杉山晴紀
シェルビーズアイ 牡3歳 57 武英智
シホノスペランツァ 牡3歳 57 寺島良
ジェンヌ 牡3歳 57 安達昭夫
ジャスティンパレス 牡3歳 57 杉山晴紀
セイウンハーデス 牡3歳 57 橋口慎介
セレシオン 牡3歳 57 友道康夫
タイムオブフライト 牡3歳 57 辻野泰之
ディナースタ 牡3歳 57 辻野泰之
ドゥラドーレス 牡3歳 57 宮田敬介
ビーアストニッシド 牡3歳 57 飯田雄三
フェーングロッテン 牡3歳 57 宮本博
プラダリア 牡3歳 57 池添学
ボーンディスウェイ 牡3歳 57 牧光二
ボルドグフーシュ 牡3歳 57 宮本博
ポッドボレット 牡3歳 57 辻野泰之
マイネルトルファン 牡3歳 57 高木登
ヤマニンゼスト 牡3歳 57 千田輝彦
レッドバリエンテ 牡3歳 57 中内田充正

昨年は4番人気のタイトルホルダーがハナを切って逃げ、そのまま後続に5馬身以上の差を付けて快勝、今年は天皇賞(春)、宝塚記念と制し現役最強とい言われるほどの成長を成し遂げました。

過去10年で1番人気が5勝と比較的上位人気の馬が強いイメージのG1競走ですが、近年は3番人気、4番人気といった伏兵が勝つなど、傾向は少しずつ変わってきているようです。

今年は1番人気が勝つのか、それとも伏兵の台頭があるのか、非常に難解なクラシック最終戦になりそうです。

菊花賞の有力馬、アスクビクターモア!

☆アスクビクターモア(田村康仁厩舎)
アスクビクターモア
デビュー5戦目で挑んだ弥生賞[G2]で初重賞制覇、続く皐月賞[G1]では5着に敗れるものの、日本ダービー[G1]では2番手追走し3着と好走、クラシック戦線でも好勝負をしてきました。
先行力があるので、2、3番手から押し切る競馬を得意としており、瞬発力勝負になると厳しいので、菊花賞のようなスタミナ重視のレースは向いていると思います。
これまで8戦して【3,1,3,1】と大崩れしないのもアスクビクターモアの特徴で、唯一着外となったのは皐月賞[G1]ですが、それでも5着と掲示板を確保しており、菊花賞は皐月賞やダービーよりも上位入選が期待できそうです。
前走のセントライト記念は、勝ち馬の瞬発力に屈して2着となりましたが、菊花賞の有力馬の1頭であることは間違いないと思います。
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【ポイント①】データから紐解く、菊花賞!

過去のデータから菊花賞の傾向を探っていきたいと思います。

神戸新聞杯組が中心!

前走レースと成績
前走レース 成績 勝率 連対率 複勝率
神戸新聞杯 7-4-4-50 10.8% 16.9% 23.1%
セントライト記念 2-4-1-46 3.8% 11.3% 13.2%
ラジオNIKKEI賞 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
札幌記念 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
日本ダービー 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%

今回記載しているデータは、過去10年間の菊花賞[G1]のデータ(2021年の阪神競馬場を含む)を元に作成しています。

上記のデータは過去10年間に出走した馬の前走レースと成績をまとめたものです。

近年は休み明けでG1競走を使う傾向が主流になりつつあるが、菊花賞[G1]は距離が3000mということもあり、一度使って本番というローテーションが多いようです。

前哨戦をみてみると、関東で行われるセントライト記念[G2]組よりも、関西で行われる神戸新聞杯[G2]組の方が好成績を残しています。

別路線組では2016年に札幌記念[G2]から菊花賞[G1]というローテーションで2着と好走したレインボーラインがいますが、全体的には別路線組は厳しく、新潟記念[G3]から菊花賞というローテーション挑み、1番人気に支持された2018年のブラストワンピースも4着に敗れています。

今年は主役不在の菊花賞[G1]になりそうですが、そんな菊花賞だからこそ、王道の路線を歩んできた馬から軸馬を探す方が、好結果に繋がるような気がします。

1番人気が過去10年で5勝!

人気と成績
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 5-0-2-3 50.0% 50.0% 70.0%
2番人気 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
3番人気 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0%
4番人気 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0%
5番人気 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0%
6番~9番人気 1-2-4-33 2.5% 7.5% 17.5%
10番人気以下 0-1-2-87 0.0% 1.1% 3.3%

上記のデータは過去10年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。

過去10年間で1番人気が5勝していますが、昨年は4番人気のタイトルホルダーが大逃げを打ちそのまま逃げ切り、2018年のワールドプレミアは3番人気、2017年のフィエールマンは7番人気と、近年は伏兵の台頭が目立ちます。

菊花賞は「最も強い馬が勝つ」と言われるように、菊花賞馬は古馬になっても活躍する馬が多いので、展開や枠順を抜きにして馬の能力で軸馬を見つけてみるのも面白いかもしれません。

今年も京都競馬場が改装工事のため阪神競馬場で行われますが、各馬の距離適性と能力比較はしっかりとしておく必要があると思います。

好位で競馬ができる馬に注目!

脚質と成績
脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
先行 5-5-4-32 10.9% 21.7% 30.4%
差し 4-4-4-37 8.2% 16.3% 24.5%
追い込み 0-1-1-73 0.0% 1.3% 2.7%

上記のデータは過去10年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。

脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。

データをみると過去10年間で追い込み馬の勝ち馬は1頭もおらず、また逃げた勝ったのは昨年のタイトルホルダーの1頭だけで、極端な脚質では馬券に絡みづらいということは分かると思います。

レース的に考えると逃げ馬は目標にされやすいので勝ちづらく、追い込み馬は芝3000mなのでペースが落ち着きやすいので、直線で追い込んでとどかないのだと思います。

良い脚を長く使えたり、自分からスパートできるタイプの馬に適しているG1競走ですが、切れるタイプの馬でも中団で脚が溜められるなら好勝負になるので、各馬の脚質やタイプもしっかりと把握しておく必要があると思います。

前哨戦で弾みをつけたガイアフォース!

☆ガイアフォース(杉山晴紀厩舎)
ガイアフォース
デビューは夏の小倉競馬場の芝1800m、3番手から粘り込む競馬で2着となりますが、この時の勝ち馬が後のダービー馬ドウデュース、3着馬はラジオNIKKEI賞を勝つフェーングロッテン、レベルの高い新馬戦で2着に好走したことからも能力の高さが感じられます。
3歳の春は順調に勝ち上がりますがクラシック出走へは届かず、秋緒戦となったセントライト記念[G2]を快勝し、菊花賞への切符を手にしました。
春は先行して粘り込む競馬をしていましたが、セントライト記念[G2]では中団から差す競馬で勝利、脚質に幅ができたのは大きな収穫だと思います。
また距離が延びることに競馬の内容も良くなっており、父は2015年に菊花賞を制したキタサンブラック、芝3000mでどのような競馬をみせるのか注目しています。

【ポイント②】血が騒ぐ!菊花賞

持久力に優れたエピファネイア産駒に注目!

種牡馬と成績
種牡馬 成績 勝率 連対率 複勝率
ディープインパクト 4-3-2-28 10.8% 18.9% 24.3%
ステイゴールド 1-2-0-12 6.7% 20.0% 20.0%
エピファネイア 0-2-1-1 0.0% 50.0% 75.0%
キングカメハメハ 0-0-2-9 0.0% 0.0% 18.2%

上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。

芝3000mの菊花賞だけにスタミナ血統のステイゴールド産駒、また長距離でペースが落ちるので、直線で瞬発力が生きるディープインパクト産駒が一歩抜けた成績を残しています。

この2頭の産駒は要注意なのですが、うま泉が注目しているのは、パワーとスタミナを兼ね備えたエピファネイア産駒です。

エピファネイアは2013年の菊花賞馬、古馬になってからは2014年のジャパンカップ[G1]を制しています。

実績は芝2400m以上のレースですが、芝2000mぐらいの中距離戦でも好走しており、距離はどんな距離でこなすタイプです。

瞬発力よりも長く良い脚を使うタイプなので、菊花賞のような持久戦は得意だと思うので期待しています。

安定した末脚が魅力のヴェローナシチー!

☆ヴェローナシチー(佐々木晶三厩舎)
ヴェローナシチー
8戦して着外になったのは、前走の神戸新聞杯[G2]の5着だけで、それ以外は馬券圏内(3着以内)に好走しています。
父のエピファネイアと同じように中団から差す競馬を得意としており、ゴール前で確実に伸びてくる末脚が魅力です。
展開が向かないと届かないので出世は遅れましたが、持久力戦となる菊花賞では、前が潰れる展開も期待できるので、面白い存在になると考えています。
血統からも距離延長は間違いなくプラスになると思うので、穴馬として期待しています。
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うま泉教授の秋華賞、注目馬!

本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。

金曜日に枠順が確定し、日本ダービー[G1]3着のアスクビクターモアは7枠14番、前哨戦の神戸新聞杯[G2]を勝ったジャスティンパレスは8枠17番、セントライト記念[G2]を勝ったガイアフォースは1枠1番となりました。

今年も昨年同様、阪神競馬場で菊花賞が行われますが、スタートしてからゴールまで6つコーナーを回るレースですので、できるだけ経済コース(内側)を走れるほうが、ゴール前の伸びにも繋がると思います。

昨年3着に好走した6番人気のディヴァインラヴは、中団の内で脚を溜めていたので、今年も内枠の差し馬は注意しておいた方が良いでしょう。

瞬発力が魅力のプラダリア!

☆プラダリア(池添学厩舎)
プラダリア
過去2勝の勝ち鞍は全て芝2400mと中長距離を得意としているプラダリア、2走前の日本ダービー[G1]は瞬発力で劣りましたが、ダービー上位馬が菊花賞であれば、ゴール前の勝ち負けに顔を出してきてもおかしくないと思っています。
好位からの競馬を得意としており、長く良い脚を使うというよりは一瞬の切れ味で勝負タイプなので、仕掛けどころが難しくなりますので、型にハマれば直線で突き抜けてもおかしくないと思っています。
青葉賞[G2]や日本ダービー[G1]でも内で脚を溜める競馬をしており、菊花賞で引き当てた2枠3番は狙い通りの枠だと思います。
折り合いの付く馬なので芝3000mの距離も大丈夫、内で脚を上手く溜めれば、ゴール前でアッと言わせる能力を秘めているので注目しています。

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うま泉教授の菊花賞の買い目!

■本命馬⇒ガイアフォース
■穴馬⇒ディナースタ
■対抗馬⇒アスクビクターモア

◎①ガイアフォース
○⑭アスクビクターモア
▲④ボルドグフーシュ
△③プラダリア
△⑰ジャスティンパレス
△⑪ドゥラドーレス
△⑤ヤマニンゼスト
☆⑬ディナースタ

◆3連複フォーメーション
1着馬:①
2着馬:⑭⑬
3着馬:⑭⑬④③⑰⑪⑤
合計点数:11点

◆3連単フォーメーション
1着馬:①
2着馬:⑭⑬④③
3着馬:⑭⑬④③⑰⑪⑤
点数:24点

3連単フォーメーション
1着馬:⑭⑬
2着馬:①
3着馬:⑭⑬④③⑰⑪⑤
点数:12点

合計点数:36点

本命馬はガイアフォースです。

デビュー戦は小倉の芝1800m、3番手からの競馬で2着に粘り込みますが、この時の勝ち馬は後にダービー馬となるドウデュース、レベルの高い新馬戦で2着しており、この頃から能力の高さを見せていました。

3歳の春に2勝を挙げますが、クラシックには間に合わず、秋緒戦となった前走のセントライト記念[G2]、今までは2、3番手から粘り込む競馬をしていましたが、今回は中団に控える競馬、3コーナーから外を回って進出し、メンバー最速の34秒7で差し切ったのは、強い競馬だったと思います。

枠番もコースロスなく走れる1枠1番、セントライト記念で残り600mから仕掛けたように自分から動けるタイプなので、4コーナーまでに直線で包まれないようなポジションがキープできれば、G1制覇が近づいてくると思います。

父キタサンブラックと同じように、菊花賞で花開く馬だと信じてガイアフォースを本命馬にしました。

逆転候補の1頭目は日本ダービー3着のアスクビクターモア、ダービーは2番手を追走し4コーナー逃げ馬を捕まえに行く強気の競馬で3着、普通なら後続の仕掛けを待ってから追い出すところですが、自分から前を捕まえに行くのはスタミナに自信のある証拠だとうま泉は思います。

今回は7枠14番と外枠になりましたが、内で前が詰まるよりは、内の出方を見ながらポジションが取れる外枠の方が競馬がしやすいはず、ダービーと同じように菊花賞も先に抜け出す競馬をすると思うので、後続の馬がバタつくようならそのまま押し切る力を持っているので、逆転候補の対抗馬にしました。

もう1頭は穴馬に推奨しているディナースタ、札幌で2連勝してきた上り馬ですが、この馬、1勝クラス、2勝クラス共に向こう正面で一気に捲り、そのまま押し切るという競馬で連勝してきました。

芝2600mのレースで向こう正面から捲るのだから、相当なスタミナの持ち主、さすがにG1競走では向こう正面からは行かないと思いますが、上手く捲り切れるようなら、大仕事をする魅力を感じるので、この馬を逆転候補の対抗馬に抜擢しました。

うま泉教授のレース回顧!

レース終了後に更新する予定。

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