2023/01/15 - 過去の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、中山金杯[G3]、京都金杯[G3]、シンザン記念[G3]、フェアリーステークス[G3]のレース回顧はこちらをご覧ください。
新春の競馬が終り今週から小倉開催がスタート、土日は東西で重賞競走が行われ、中京競馬場では伝統のG2競走、日経新春杯[G2]が行われます。
今年飛躍を求める古馬が集結、ここから春のG1競走を目指す馬もいるので、しっかりとチェックしていきたいと思います。
過去10年間のデータをもとに日経新春杯の傾向を探っていきましょう。
今年の日経新春杯、うま泉はこの馬に注目しています!
うま泉教授の日経新春杯、トップハンデでもこの馬から狙います。
ここでお知らせです!
うま泉教授ツイッターを行っています。
今週行われる重賞競走、愛知杯[G3]、京成杯[G3]の予想はツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
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まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アフリカンゴールド | セ8歳 | 58 | 西園正都 |
イクスプロージョン | 牡5歳 | 57 | 杉山晴紀 |
ヴェルトライゼンデ | 牡6歳 | 59 | 池江泰寿 |
ヴェローナシチー | 牡4歳 | 54 | 佐々木晶三 |
キングオブドラゴン | 牡6歳 | 55 | 矢作芳人 |
サンレイポケット | 牡8歳 | 58 | 高橋義忠 |
ダンディズム | 牡7歳 | 55 | 野中賢二 |
ハヤヤッコ | 牡7歳 | 58.5 | 国枝栄 |
ブラインドランド | 牡7歳 | 54 | 高野友和 |
プラダリア | 牡4歳 | 56 | 池添学 |
プリマヴィスタ | 牡6歳 | 54 | 矢作芳人 |
モズナガレボシ | 牡6歳 | 55 | 荒川義之 |
ヤマニンゼスト | 牡4歳 | 55 | 千田輝彦 |
ロバートソンキー | 牡6歳 | 57 | 林徹 |
昨年は3番人気の4歳馬ヨーホーレイクが、中団から34秒4の末脚で差し切り重賞初勝利を飾りました。
2着にも4歳馬のステラヴェローチェが入り、4歳馬のワンツーフィニッシュとなりました。
日経新春杯のポイントの1つになるのが、現4歳馬(昨年の3歳馬)と古馬との力関係だと思います。
今年はヴェローナシチー(牡4歳)、プラダリア(牡4歳)、ヤマニンゼスト(牡4歳)の3頭が出走を予定、昨年と同じように今年も4歳馬が上位を独占するのか注目です。
過去のデータから日経新春杯の傾向を探っていきたいと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 3-4-0-3 | 30.0% | 70.0% | 70.0% |
2番人気 | 3-1-0-6 | 30.0% | 40.0% | 40.0% |
3番人気 | 1-0-1-8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
4番人気 | 0-1-5-4 | 0.0% | 10.0% | 60.0% |
5番人気 | 0-2-0-8 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
6番~9番人気 | 2-0-3-35 | 5.0% | 5.0% | 12.5% |
10番人気以下 | 1-2-1-56 | 1.7% | 5.0% | 6.7% |
今回記載しているデータは、過去10年間の日経新春杯のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。
過去10年の勝ち馬を見てみると、1番人気が3勝、2番人気が3勝と人気馬の活躍が目立ちます。
複勝率に目を向けてみても、3番人気には少し劣りますが、1番人気が70%、2番人気が40%、4番人気が60%と高い数値を残しています。
ガチガチの銀行レースというわけではありませんが、穴馬同士で100万馬券というのも難しい重賞ということがいえます。
馬券的には人気馬⇒穴馬という狙い目が、的中への近道になるかもしれません。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 8-3-0-18 | 27.6% | 37.9% | 37.9% |
5歳 | 1-4-5-27 | 2.7% | 13.5% | 27.0% |
6歳 | 1-3-5-33 | 2.4% | 9.5% | 21.4% |
7歳以上 | 0-0-0-42 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の年齢と成績をまとめたものです。
過去10年間の勝ち馬を見てみると、半数以上の8頭が4歳馬です。
近年では2021年のショウリュウイクゾが5歳馬ですが、昨年のヨーホーレイク、2020年のモズベッロ、2019年のグローリーヴェイズと4歳馬の強さが目立ちます。
勝率は27.6%、複勝率は37.9%と非常に高く、今年はヴェローナシチー、プラダリア、ヤマニンゼストの3頭がエントリー、4歳馬ならどの馬にも注目する価値がありそうです。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1-1-1-7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
先行 | 4-2-6-34 | 8.7% | 13.0% | 26.1% |
差し | 4-6-3-38 | 7.8% | 19.6% | 25.5% |
追い込み | 1-1-0-41 | 2.3% | 4.7% | 4.7% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
過去10年の勝ち馬10頭の内、先行馬が4頭、差し馬が4頭、中団で脚を溜めるタイプが好走に繋がるようです。
中京競馬場は改装後、直線の入り口に坂ができ、パワフルなコースへと変貌したので、先行馬に厳しいコースかと思いましたが、データを見ると思ったよりも前が残るという印象を受けました。
距離も2200mとペースも落ち着きやすい距離なので、逃げ・追い込みといった極端なレースをするよりも、好位で脚を溜めるタイプが好走しやすいよです。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 3-1-2-20 | 11.5% | 15.4% | 23.1% |
キングカメハメハ | 2-0-1-9 | 16.7% | 16.7% | 25.0% |
マンハッタンカフェ | 0-2-1-6 | 0.0% | 22.2% | 33.3% |
ゴールドアリュール | 0-1-2-1 | 0.0% | 25.0% | 75.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
芝では絶対的な種牡馬といえるディープインパクト、さらにパワフルな中京コースだけにキングカメハメハ産駒も好成績を残しています。
うま泉が注目しているのはマンハッタンカフェ産駒、2017年2着のシャケトラ、2014年に2着、2015年に3着したアドマイヤフライトがこれに当たります。
産駒はスタミナ豊富なステイヤーが多く、上手く先行できれば怖い存在になると思います。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
開催が進むにつれて、内側の馬場が痛み外差しがきまるようになってきた中京開催、しかし年明けの京都金杯では、内目を通った馬が上位を独占しており、展開次第ではまだまだ前残りが期待できる馬場だということがいえると思います。
日経新春杯のメンバーを見てみると、有力馬のほとんどが差し馬で、お互いを牽制し合って仕掛けが遅れるようなら、人気薄の先行馬が高配当の立役者になる可能性があるとみて注目しています。
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■本命馬⇒ヴェルトライゼンデ
■穴馬⇒キングオブドラゴン
■対抗馬⇒ロバートソンキー
◎②ヴェルトライゼンデ
○③ロバートソンキー
▲④ハヤヤッコ
△⑪イクスプロージョン
△⑧ヴェローナシチー
△①ヤマニンゼスト
△⑨プリマヴィスタ
☆⑩キングオブドラゴン
◆3連複フォーメーション
1頭目:②
2頭目:③④
3頭目:③④⑩⑪⑧①⑨
合計点数:11点
◆3連単フォーメーション
1着馬:②
2着馬:③④⑩⑪
3着馬:③④⑩⑪⑧①⑨
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:③④
2着馬:②
3着馬:③④⑩⑪⑧①⑨
点数:12点
合計点数:36点
本命馬はヴェルトライゼンデです。
当初は4歳馬を中心に予想を組み立ていましたが、週末の雨で土曜日の馬場状態は重馬場、どこまで回復するか分かりませんが、瞬発力よりもパワーが必須のレースになると思います。
昨日行われた愛知杯も、上位5頭は1コーナーで5番手以内にいた馬で、外から伸びてきた馬は1頭もいなかったので、日経新春杯も前残り必死、先行力のある馬が好勝負になると思います。
本命馬のヴェルトライゼンデは、前走のジャパンカップで3着と好走、上位に入着した馬のほとんどが後方からの差し馬だったにも関わらず、5番手から3着に粘り込んだ内容は評価ができると思います。
4走前のアメリカJCC[G2]は不良馬場で2着と好走、荒れた馬場を苦にせず、先行力もあるので、59キロとトップハンデを背負わされましたが、粘り込むとみて本命馬に抜擢しました。
逆転候補の1頭目は中京巧者のロバートソンキー、この馬も荒れた馬場を苦にしないタイプで、直線は無理に外に出さず、内を突っ込んでくれば逆転可能とみて、対抗馬に抜擢しました。
もう1頭はハヤヤッコ、3走前の函館記念[G3]は中団から内に切れ込み差し切り勝ち、重馬場で内に突っ込んでいけるのはこの馬の武器で、今の馬場に合っていると思い逆転候補の対抗馬に抜擢しました。
レース終了後に更新する予定。