2021/01/04 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
2020年の有馬記念はクロノジェネシスの春秋グランプリ制覇で幕を閉じました。
うま泉が推奨したフィエールマンは、折り合いが上手く付かなっかったのが、痛かったといえる。
スタートで煽って後方になったのは仕方なかったが、道中は掛かるのをルメール騎手が上手くなだめていた。
それでいてクビ、クビの3着なら、上手く折り合っていたら粘れたかもしれない。
ペースが緩かったので内枠の馬がゴチャついていたが、勝ったクロノジェネシスが一番スムーズな競馬をしていた。
2着に突っ込んできたサラキアは、覚悟を決めて直線大外に持ち出したことが正解だった。馬場の良い所を走ったので、直線1頭だけ差し脚が違っていた。
レース後の各馬の上りを見て貰うと分かると思うが、荒れた馬場を通った馬はみな36秒台、直線で大外に持ち出したサラキアだけが35秒台の末脚で上がっている。
開催終盤の馬場はこれくらい違うということを覚えておくと、年明けの中山開催の予想に役立つだろう。
ラッキーライラックやカレンブーケドール、昨年3着のワールドプレミアも、もっと外に持ち出せば、直線の伸びも変わっていたかもしれない。
それでは【中山金杯】の話に入ろう。まずは出走予定の馬をみていこう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アールスター | 牡5歳 | 56 | 杉山晴紀 |
ウインイクシード | 牡6歳 | 56 | 鈴木伸尋 |
ヴァンケドミンゴ | 牡4歳 | 56 | 藤岡健一 |
カデナ | 牡6歳 | 58 | 中竹和也 |
ココロノトウダイ | 牡3歳 | 53 | 手塚貴久 |
コスモカレンドゥラ | 牡4歳 | 54 | 田中博康 |
ショウナンパルディ | 牡4歳 | 54 | 松下武士 |
シークレットラン | 牡4歳 | 54 | 田村康仁 |
ダーリントンホール | 牡3歳 | 53 | 木村哲也 |
テリトーリアル | 牡6歳 | 56.5 | 西浦勝一 |
ディープボンド | 牡3歳 | 56 | 大久保龍志 |
ナイママ | 牡4歳 | 54 | 武藤善則 |
バイオスパーク | 牡5歳 | 57 | 浜田多実雄 |
ヒシイグアス | 牡4歳 | 54 | 堀宣行 |
マイネルサーパス | 牡4歳 | 56.5 | 高木登 |
マイネルファンロン | 牡5歳 | 55 | 手塚貴久 |
マウントゴールド | 牡7歳 | 56 | 池江泰寿 |
ミラアイトーン | 牡6歳 | 56 | 菊沢隆徳 |
リュヌルージュ | 牝5歳 | 52 | 斉藤崇史 |
ロードクエスト | 牡7歳 | 56 | 小島茂之 |
ロザムール | 牝4歳 | 52 | 上原博之 |
「一年の計は元旦にあり」というように、金杯は最初の重賞競走ということもあって、今年の運試しとして注目されている重賞競走。
昨年は2番人気のトリオンフが2番手から抜け出して勝ち、三連単は2番人気→6番人気→11番人気で決まり、10万7,910円の万馬券決着となった。
近年の傾向としては、2019年のウインブライト、昨年のトリオンフと2年連続でトップハンデの馬が勝っている。
また昨年は1着~3着まで、6歳馬が独占したのも見逃せない。
競馬ファンにとって、一年の計は金杯にあり。
今年最初の重賞をどの馬が制するのか!
データや血統から中山金杯を紐解いていきたいと思います。
昨年は10番人気のテリトーリアルが3着に突っ込み、三連単は10万超えの万馬券となった中山金杯。
ハンデ戦ということもあって、過去10年間で10番人気以下の馬が3頭絡んでおり、荒れる重賞というイメージがる。
今年もトップハンデはカデナの58キロに対し、リュヌルージュとロザムールが一番軽い52キロ。
高配当の要素がいろいろと盛り込まれており、年明けの運試しとして楽しみなレースといえるだろう。
ここではデータを用いてレースを客観的に見ることで、今まで見えなかった特徴が浮かび上がってくるので、予想する前の予習として参考にして欲しい。
距離 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
距離延長 | 2-6-2-53 | 3.2% | 12.7% | 15.9% |
同距離 | 7-4-8-59 | 9.0% | 14.1% | 24.4% |
距離短縮 | 1-0-0-15 | 6.3% | 6.3% | 6.3% |
上記の表は過去10年間に出走した馬の前走レースの距離と中山金杯での成績をまとめたものです。
同距離というのは前走で中山金杯と同じ距離(2000m)のレースを使っていた馬をさしていて、距離延長は中山金杯よりも前走レースで短い距離(1800m以下)のレースを使っていた馬、距離短縮は長い距離(2200m以上)のレースを使っていた馬ということになる。
過去10年間の勝ち馬10頭中、半数以上の7頭は、前走レースで中山金杯と同じ2000mのレースを使っている。
面白いのはタフな中山コースなだけに、長距離を使っていた距離短縮組が好成績を残しているかと思ったが、意外にも同距離の次に成績が良いのは距離延長組となる。
距離短縮組で勝っているのは、2018年のセダブリランテス。既に重賞勝ちのある実績馬なら狙ってみてもいいが、条件戦からの上り馬では厳しいかもしれない。
斤量 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
53kg以下 | 0-0-1-22 | 0.0% | 0.0% | 4.3% |
53.5kg~55kg | 2-4-3-48 | 3.5% | 10.5% | 15.8% |
55.5kg~57kg | 5-4-4-52 | 7.7% | 13.8% | 20.0% |
57.5kg以上 | 3-2-2-5 | 25.0% | 41.7% | 58.3% |
まずは勘違いしないように説明しておこう。
競馬用語で「負担重量」「斤量」「ハンデ」といわれるものは、すべて同じものを差しているので、間違いないようにしよう。
例えば斤量が56キロの馬を、負担重量56キロ、ハンデ56キロと言ったりする。
上記の表は過去10年の出走馬の斤量と成績を示したものとなる。
ハンデ戦なので負担重量の軽い馬が強そうに思えるが、意外にも一番好成績なのはハンデ57.5キロ以上の馬だった。
斤量が重いということは過去に実績があるということなので、中山金杯は勢いよりも実績を重視する方が大事ということがいえるだろう。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ステイゴールド | 3-2-0-14 | 15.8% | 26.3% | 26.3% |
キングカメハメハ | 2-0-1-7 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
ジャングルポケット | 0-2-0-2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
上記のデータは過去10年の中山金杯に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものである。
タフな中山競馬場には、豊富なスタミナを仔に受け継ぐステイゴールド産駒が好成績を残している。
その他ではキングカメハメハ産駒やジャングルポケット産駒など、長距離血統の産駒が活躍する傾向にあるようだ。
ちなみにディープインパクト産駒は【0-0-1-10】と、タフな中山コースに産駒も苦戦を強いられている。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介しようと思います。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していきます。
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 1-1-3-13 | 5.6% | 11.1% | 27.8% |
2枠 | 2-4-0-12 | 11.1% | 33.3% | 33.3% |
3枠 | 3-0-2-14 | 15.8% | 15.8% | 26.3% |
4枠 | 2-1-1-16 | 10.0% | 15.0% | 20.0% |
5枠 | 0-1-1-18 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
6枠 | 2-2-3-12 | 10.5% | 21.1% | 36.8% |
7枠 | 0-0-0-20 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
8枠 | 0-1-0-22 | 0.0% | 4.3% | 4.3% |
まずは上記のデータを見て貰おう。
これは過去10年間の枠番(枠順)と成績をまとめたものである。
過去10年間で5枠、7枠、8枠に勝ち星が無く、特に7枠、8枠といった外枠の好走率が非常に低いという結果が出ている。
1枠~4枠を内枠、5枠~8枠を外枠と考えるなら、過去10年の勝ち馬10頭中8頭は内枠から出ていることになる。
今年も内枠に入った馬には、注意した方が良いだろう。
鬼勝ち馬券情報局は会員の満足度を徹底的に重視し、会員の満足度を「信頼」「実績」「結果」で応えてくれる競馬サイトだよ♪
今登録すれば東西金杯の激アツ予想が無料プレゼントされるよ!試してみるなら今がチャンスだよo(^-^)o
12月26日の土曜日に配信された無料情報☆中山11Rのホープフルステークス[G1]で、ワイド3点をパーフェクトで仕留めていたから紹介するね(^-^)/
レースは2番人気のランドオブリバティが競走中止となる波乱の展開。勝ったのは1番人気に支持された10番のダノンザキッド、好位の4番手からメンバー最速の上りで抜け出し、そのまま押し切って1着☆2着には2番手から粘り込んだ3番人気1番オーソクレース、3着には後方から追い込んだ4番人気の2番ヨーホーレイクが入ったよ(^_^)/
馬券もワイドで【1-10、310円】、【2-10、590円】、【1-2、860円】のパーフェクト的中だね!収支もしっかりプラスになっているし、無料情報の当たるサイトは信頼できるよね(^^)v
今なら東西金杯の激アツ予想が無料プレゼントされるよ!この機会に無料情報から試してみてみるのもアリだよねd(^_^)
■本命馬⇒ヒシイグアス
■穴馬⇒ロザムール
■対抗馬⇒ショウナンパルディ
◎⑨ヒシイグアス
○⑤ショウナンパルディ
▲⑪ディープボンド
△⑭ヴァンケドミンゴ
△③ココロノトウダイ
△⑰バイオスパーク
△⑮ダーリントンホール
☆⑫ロザムール
3連単フォーメーション
1着馬:⑨
2着馬:⑤⑪⑭③
3着馬:⑤⑪⑭③⑰⑫⑮
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:⑤⑪
2着馬:⑨
3着馬:⑤⑪⑭③⑰⑫⑮
点数:12点
合計点数:36点
人気を集めそうな馬が外枠に入ったことで、今年は高配当の匂いがする中山金杯。
一年の計は金杯にあり!今年最初の重賞競走は、叩き良化型のヒシイグアスに期待する。
デビュー当初から期待されていた馬だったが体調面が弱く、連続してレースが使えないことから出世が遅れていた。
前走のウェルカムステークス(3勝クラス)は、好位の5番手から33秒台の末脚で抜け出し快勝、中山コースも【2-2-0-1】と得意としているので期待が持てる。
今回は前走よりも1キロか軽い54キロ、最終追い切りも3頭併せでしっかり先着しているので、2021年の中山金杯はヒシイグアスを軸にする。
逆転候補は明け4歳馬の中で、今の力のいる中山の馬場が一番合うディープボンド。好枠に入った先行馬ショウナンパルディも侮れない。
近走充実しているヴァンケドミンゴ、最短コースを走れるココロノトウダイが2着候補。
穴馬は逃げるロザムール、ショウナンパルディが譲ってくれるか分からないが、穴を狙うなら追い込み馬では無く前残りを狙う。
勝つだけの力は持っているが、プラス2キロの57キロで大外枠に入ってしまったバイオスパーク。ダービー以来の7ヶ月半振りのレースとなるダーリントンホールは、3着候補の押さえとする。