- ☆サトノレーヴ(堀宣行厩舎)
- キーンランドカップを勝利してここに挑んでくる馬だね♪トップレベルが揃いも揃ったハイレベルな1戦となるけど、正直に言うと結果を求められる1頭だと思います!1200mではデビュー戦に使ったマイルからの距離短縮かつ初めての古馬との1戦でペースに戸惑いがあったことで勝ち切ることは出来なかったけど、それ以降は一度も負けていないという圧巻の成績の持ち主で、レースぶりにも隙がないんだよね!好位を取れるセンスの良さと持ち前のスピード能力の高さで速いペースを追走していても溜めが利くし、抜群の手応えで直線に向いて2~3番手集団から前半に無理をしなかった差し馬並の上がりでまとめてくるんだから、この馬のレースプランどおりに運べて力負けしてしまうというのはちょっと考えづらいかな!前走でパフォーマンスをひとつ上げてみせたレーン騎手が継続騎乗してくれるというのも心強く、勝利に1番近い1頭だと思います♪
- 追ってから一瞬で反応してギアチェンジ出来る加速の速さは言うまでも無いんだけど、楽に位置を取れていることで直線まで仕掛けを待てることで、たとえ本質的に長く脚を使えなかったとしても直線が短いコースだと最後までバテて止まることが無いんだよね!過去に甘くなっているように見えたレースはすべて、早めに抜け出して先頭に立つとソラを使っていただけで、レーン騎手が跨った前走はそういう面を見せずに最後まで頑張れていたでしょ?調教からも他馬を気にしないようになっていたから精神面の成長もあったのかもしれないけど、かなりの大型馬が少し間隔が空いていた前走を叩いてさらに動きが良くなってくるようであれば、スムーズに運ばれると他の馬は太刀打ち出来ないかもしれません♪
- 懸念点を挙げるとするならば、速い時計での決着になった時にどうかというところがあります!高速決着となった春雷Sでもきっちり1着をもぎ取っているけど、道中は促しながらの追走でペースに戸惑う場面があったし、メリハリをつけての組み立てが出来ていないせいで全体的にジリっぽい伸び脚を見せていました♪好位を楽に取れてこそのタイプだから、前半に刻むラップがあまりに速いと良さは活かしにくいかもしれないね!
- 1週前の追い切りは美浦のウッドコースで5ハロン63.3秒、ラスト1ハロン11.2秒を馬場の真ん中辺りを通って馬なりで計時してきました!通ったところや馬場状態を考えればとんでもない数字なんだけど、前半から最後まで全くリズムが乱れることなく楽な感じでこれだけ動けていて本当に言葉がないね…ただ、パフォーマンスが低調だった阪急杯のレースの時に初めて見せていた、舌を出してしまう面が出ていたのは気になります!集中力を欠いているようなフットワークにはならず、僚馬をパスしても最後まで止まる面を見せなかったからおそらく大丈夫だとは思うけど、最終追い切りではこの面を特に注目しておきたいかな♪
- ☆ママコチャ(池江泰寿厩舎)
- セントウルSで2着入線してここに挑んでくる馬だね♪昨年のこのレースの覇者で、走法や気性面、特徴から合わないと思った渋った馬場で行われた高松宮記念を除けば1200m戦では未だに連を外したことがありません!前走は待望の良馬場でやれたとはいえ、実質59kgというかなりキツイ斤量を背負っていた上に、調教の動きからも休み明け感を多少感じる内容ではあった中で中京の1200m戦でフルゲートの大外枠に入ってしまったことで、勝ち負けは厳しいと思って相手候補に留めてしまったんだけど、引っかかり気味でも行かせる鞍上の好騎乗もあって、勝ちに等しい高いパフォーマンスを披露していました!使って上向いてくるのは間違いないし、昨年この舞台で下したマッドクールとナムラクレアが今年の高松宮記念でワンツーフィニッシュしているように、良馬場でやれれば当然連覇も視野に入ってくる1頭だと思います♪
- 何度も紹介してきた馬だけど、持ち味を再度おさらいしておこう!追走時のフォームとトップフォームにほとんど差がないワンペース気味の走りをしているタイプで、沈み込むようなストライドの質を終始披露しているおかげで、仕掛けてから最高速に到達するまでが異様に速いという特徴を持っています♪1200mの流れだとテンから速い脚を求められるから、その部分で勢いに乗って体の動きを作りやすく追ってからモタモタすることもありません!1400mだと折り合いに苦労して無理に抑え込む組み立てを見せていたけど、メリハリをつけてあげても自身のフォームを披露するまでに逆に時間が掛かるし、加速するのに手間取っている内に余力がなくなって終いに甘くなっちゃうんだ!オーバーペース気味でもこの馬のリズムで早めに動き出した方がパフォーマンスが高いから、その良さをテン乗りで引き出してくれた川田騎手との相性の良いタッグに戻るのもプラスだと思います♪
- この馬の良さはやっぱりそのトップスピードの持続力にあるし、一気に交わされる前走のような展開でなければしぶとく脚を使って二枚腰を使えるから、もし仮にサトノレーヴと一騎打ちの様相を呈すとしてこの馬が勝利するのであればサトノレーヴよりも前めで競馬をしてシンプルに自分から早めに動き出して直線を迎えるまでに脚を使わせている立ち回りをしたいところだね!ただ、ちょっと分が悪いというか昨年は急坂でバッタリ止まり気味ではあったし相手が難なくついてきたら良い目標にされてしまうでしょ?後ろからというタイプではないから、持ち味的な相性はあまり良くないと思います…もちろん両者が100%の力を発揮した場合に限るけどね♪
- セントウルS組だし、間隔が詰まっていることもあって1週前の追い切りは坂路でキャンター程度でとどめていて、先日の日曜に57秒台で終いにサッと12秒台のラップをマークしているくらいだよ!レース後は比較的すぐに乗り出せているし、この日曜に刻んだ時計のラップの質を見てもスムーズにギアを上げてこの馬らしいスピードの乗せ方が出来ているように感じます♪まあ状態が良い時は機敏なフットワークで軽い脚捌きを見せる馬だから、最終追い切りではその辺りに注目したいところかな!1週前は映像も無いし調教から言える部分はこれくらいだね!
- ☆オオバンブルマイ(吉村圭司厩舎)
- キーンランドカップで3着入線してここに挑んでくる馬だね♪前走が初めての1200m戦だったし、海外帰りの初戦でそう動きも良いイメージはなく、追走に苦労しそうなのに最内枠を引いてしまったことで立ち回れずに後方から外を回すしかないと判断して相手にも推奨しなかったけど、まさしく見立て通りの展開とレースプランになったにも関わらず、4角出口で小回りに対応出来ていないモタつきを見せながら、直線だけの競馬で外からとんでもない勢いで伸びてきたでしょ?上がり3ハロンは2位にコンマ4秒差をつける33.2秒という最速タイムを叩き出したけど、実質トップスピードで走れた直線部分の約260mだけであの上がりは次元が違うと言わざるを得ないかな!この馬の決め手であれば前掛かりの展開になれば、上記2頭すらもまとめてごぼう抜き出来ると判断しています♪
- 2戦目の京王杯2歳Sで勝利を収めた時からこの馬のフットワークの質を高く評価していて、トップフォーム時の軽さや柔らかみを感じるストライドの良さは非常に良いスピードを引き出せると思っていました♪それでいて追ってからはピッチの利いた回転の速い脚捌きを見せて瞬時に加速も出来るし、良馬場で時計が出やすい硬い馬場の方がパフォーマンスは上がるはず!それを考えれば3歳時初戦から前走までの間に挑んだ5戦全てでこの馬向きの馬場状態ではなかったんだよね!馬体重を増やして成長していた前走ではパワフルなフットワークを見せたけど、本質的には軽い馬場が合いそうで野芝オンリーのスピードコースである中山のこの舞台は絶好だと思います♪
- 溜めれば溜めるほど良い末脚を使えるし、追走時のフォームは割と硬めで小さいストライドで走ってくるタイプで、前走くらいメリハリをつけて上げた方がパフォーマンスは上がると思います!展開に左右されてしまうけど、本番でも騎乗する武豊騎手が1200mで使える脚を測れたのは好都合で、中山1200mで最後までギリギリ脚を使える範囲で今回はタイミング良く仕掛けてくれるんじゃないかな!時計が速くなった時にどうかという点はあるけど、続けて同じ距離に使えることでこの馬のスピードなら道中に追走に苦労することはないと思います♪パワフルになったとはいえ急坂はそんなに良い印象はないって感じだね!
- 1週前の追い切りは栗東の坂路で4ハロン52.0秒、ラスト2ハロン12.3-11.9秒を強めに追って計時してきました!以前は坂路の追い切りだと体を起こして走るのに苦労してリズムが崩れながら登坂することも多かったけど、今はもう別馬のような体幹の強さを見せています♪多少右にモタれる面はコントロールが利く範囲で全然許容範囲レベルだし、追ってからジワジワと体を沈ませる準備をしながらも自身はキッチリ加速も出来ていて、小脚を器用に使えそうな印象すら受けました!使った上積みでグンと締まってきたから、これを経た最終追い切りでどういった動きを見せるのか非常に楽しみな1頭です♪
スプリンターズステークスの好調教馬ピックアップ♪
スプリンターズステークスのうま吉の追い切り評価はこのようになりました♪
SS評価
オオバンブルマイ
ルガル
S+評価
サトノレーヴ
トウシンマカオ
ピューロマジック
S評価
マッドクール
ママコチャ
今回はこの中から…ルガルを紹介します!
ルガル【杉山晴紀厩舎】
栗東 坂路 53.1 38.2 24.1 11.8 馬なり
高松宮記念で10着入線してここに挑んでくる馬だね♪圧倒的なパフォーマンスを見せたシルクロードSの時からもともと良く見せていた調教の動きがまたさらにグンと良化しているように感じたし、続く前走でもさらに上積みが見込める洗練された質の高いフットワークが出来ていたから軸として期待した1頭なんだけど、レース中に膝を骨折していたようで直線では全く伸びることが出来ていなかったね!最後まで走りきれているし、6ヶ月半ほどでG1に出走することを考えれば軽微なものだったのは間違いないかな♪調教の動きも相変わらず抜群です!
1週前の追い切りは栗東の坂路で4ハロン50.9秒、ラスト2ハロン11.9-11.7秒を強めに追って計時してきました♪時計は出ているけど、動きとしてはそう良い印象があったわけではなくて、トップスピードに入るとストライドが伸びてワンペース気味のリズムになってしまう面が出なかったのは評価出来たとしても、加速段階のピッチの利いた走りをしている部分の脚捌きが若干窮屈であまり完歩が伸びていないように見えたんだよね!いつもならトップフォームに入っていない”のに”これだけの時計をマークしている…という評価をするんだけど、骨折明けを考慮すると骨折した部分を気にしてしまって本来の走りを出来ていないという可能性もあるから、強めに負荷を掛けてもいたしどちらかと言えばそっち寄りのイメージで捉えていました♪
それを経た最終追い切りでは上記の時計を馬なりでマークしていたんだけど、抜群の動きを見せたシルクロードSの時とフットワークのリズムやストライドの大きさも遜色なく、体幹もブレることのない安定した走りでラクラクと登坂出来ていました♪シャドーロールを着けていたから、脚元が見えなくしたことでポジティブな影響があったのかもしれないけど、この雰囲気ならいきなりからでも勝ち負けに期待出来ると思います!高松宮記念の時よりも良く見えるくらいのデキだね♪
スプリンターズステークスで激走する!うま吉渾身の穴馬を紹介♪
ヴェントヴォーチェ【牧浦充徳厩舎】
昨年の高松宮記念で8着入線してここに挑んでくる馬だね♪怪我明けの1戦だし、1年6ヶ月ぶりの実戦がいきなりのG1ということでルメール騎手が跨るとしてもあまり人気になりそうにないんだけど、得意の中山なら十分やれると見ています!前走は3角で内にモタれてしまって、鞍上も自分が下手に乗ってしまったと言っていたけど、硬さが出やすい馬で調教の動きも毎回違って見えてきたほど状態の良し悪しでパフォーマンスが変わるタイプだし、不良馬場で内の悪いところを選択しながらノメる面も見せていたから、それを考えれば結果もそう悪いものではなかったと思います♪調教での動きもレースでポジティブな変化がありそうな良いフットワークだったし、巻き返してくるんじゃない?
中山ではロードカナロアのレコードにコンマ1秒に迫るタイムで圧勝した経験もあるし、洋芝でも函館ではあるけれど前が総崩れしてしまうような流れの中で好位から追ってしっかり加速して完勝した経験もあるように、ハイペース適正は高い上にそういう流れでも追ってひと脚が使えるギアチェンジ能力の高さが売りなんだよね!体が使えない状態でペースが速くなると追走に脚を使ってしまうだけで、ペースに関わらずリズム良く追走出来れば終いに確実に良い瞬発力を披露出来ます♪他馬を気にしてしまうような幼さもあって乗り難しいから、重賞の2戦で跨ってどちらも勝利を挙げているルメール騎手に変わるというのは思った以上にプラスだと思います♪
当週の追い切りは栗東の坂路で4ハロン53.6秒、ラスト2ハロン12.9-12.5秒を馬なりで計時してきました!1週前も含めて長欠明けを感じさせないほどの筋肉の質をしているし、緩さも一切無いどころか以前よりもむしろ体幹がしっかりとしてブレのない走りが出来ています♪問題の硬さなんだけど、窮屈でピッチの利いた走りにならず一貫して柔らかみのあるストライドでトビをゆったり見せるほどで、それでいて以前と同様のスピードを出せているから、休み明けで厳しい~というよりもグンと良化しているという印象の方が強かったよ!一発あっても驚け無い1頭だね♪
うま吉のスプリンターズステークスの見解♪
■本命馬⇒ルガル
■穴馬⇒ヴェントヴォーチェ
■注⇒オオバンブルマイ
◎⑬ルガル
◯⑫サトノレーヴ
▲①オオバンブルマイ
△②トウシンマカオ
△③ウインマーベル
△⑤ナムラクレア
△⑥ママコチャ
△⑦マッドクール
☆⑮ヴェントヴォーチェ
3連単軸2頭マルチ
軸:⑫⑬
相手:①②③⑤⑥⑦⑮
点数:42点
ルガルとサトノレーヴの2頭軸マルチで勝負します♪
今年のシルクロードSで見せた圧倒的なパフォーマンスが4歳になって走りがグッと良くなった成長によるものだったのに、レース後の検査で骨折が判明した前走の内容だけでここまで人気が出ないのは底を見せていない馬の中では妙味がありすぎる1頭だよ♪調教の動きも抜群だったし巻き返しに期待出来ると思います!
もう1頭の軸は流石にサトノレーヴかな!強い相手にも負けていない強みというのもあるし、レーン騎手が残りの短期免許の日数を捨ててまでこの馬だけに騎乗しにくるでしょ?キーンランドCで跨ってキッチリ結果を出して特徴や能力の高さを把握した上でのこの1鞍だけの来日は、よほど勝つ自信がないとそういう考えに至らないと思います♪
今回は9頭推奨する形となったけど、底を見せていない馬が多すぎるんだよね~笑。ママコチャやトウシンマカオ、ウインマーベルはそれこそ馬も変わり身を見せた後のレースに限れば良馬場でスムーズに運べれば負けていない実績の持ち主…
ナムラクレアとマッドクールは追い切りからは絶好調とは言えないデキに見えるけど、昨年のスプリンターズSと今年の高松宮記念とで連続して上位争いを演じた2頭と現時点でのスプリント実績は短距離カテゴリの1位と2位と言っても過言ではありません!
オオバンブルマイも初の1200mだった前走のパフォーマンスを考えれば展開次第ではそれらをまとめて交わしさる脚力もありそうで、どの馬もそれぞれ違った持ち味と強みがあって甲乙つけがたい素晴らしいメンバー構成だと感じています!
相手は多くなったけど、ルガルとサトノレーヴの2頭が馬券に絡む場合はもっと点数を増やして良いくらいの配当になるから今回はこの買い目で勝負だね♪
【PR】今週末オススメの競馬予想サイト
うま吉がお届けする、今週末の競馬の買い目の参考に出来る競馬予想サイトの紹介コーナー!
今回紹介するのは…【えぶり】です!
土日の両日ともに提供された無料予想が完全的中!どのレースも”完璧な買い目”で無料情報とは思えないほどの高額の払い戻しをゲット!
ひとつずつ紹介していくと長くなってしまうからあれだけど、基本的には人気馬同士の組み合わせに見えるでしょ?圧巻だったのはオールカマーの予想だね♪
レーベンスティールが軸として推奨されているのは当然とは思うけど、10人気のアウスヴァールとの組み合わせを一番厚く購入することを推奨しているんだ!
展開的にも条件的にもスローになりやすい舞台だし、リズムよく逃げることが出来たアウスヴァールのパフォーマンスの高さを素直に信頼して見事に読み切っての的中…
全て推奨通りに購入していれば、合計で2万円の馬券代が120,160円と10万円を軽く超える配当になっていました♪
LINEから予想を閲覧出来るっていうのも良いね!
【えぶり】を見る
目的別に無料予想を探す