2020/12/19 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
朝日杯の前に、阪神ジュベナイルフィリーズを振り返っておこう。
ゴール前に4頭が殺到する大混戦を制したのは白馬のソダシ、無傷の4連勝で阪神ジュベナイルフィリーズを制し2歳女王に輝いた。
ハナ差の2着には、うま泉が推奨したサトノレイナス。3着にも逆転候補として取り上げた6番人気のユーバーレーベンが突っ込んできていたので、非常に悔やまれる一戦となった。
レースは好スタートからハナを奪った10番人気のヨカヨカが逃げる展開、ポールネイロンやエンシンヒテンも前にいたが、ハナを奪うというよりは上手く折り合おうとしていた。
展開は予想した通り、1000m通過が58.7秒の平均ペース。馬群も一段となって直線の叩き合いとなった。
詳しい内容が気になる方は、うま泉教授の【阪神ジュベナイルフィリーズ】2020 競馬予想をご覧ください。
勝ったソダシは前走のアルテミスステークスと同じように、先行策から上手く流れに乗って抜け出し、ゴール前に猛追されるも何とかハナ差押さえ、1着でゴール板を通過した。
差し切れなかった2着サトノレイナスの誤算は、直線に入ってから残り200mまで前が壁になって追えなかったことだろう。
追い出してからもソダシの外に持ち出せば差せたかもしれなかったが、内から差すのは厳しくハナ差まで追い詰めた所がゴールだった。
注目馬のコーナーで絶好の穴馬とお伝えしたユーバーレーベンは、メンバー最速の末脚で突っ込んで3着。前走は前残りの展開に泣いただけで、見事な巻き返しをみせてくれた。
出遅れて後方からの競馬になったメイケイエールが4着。大外を回ってココまでくるのは力のある証拠、マイル以上の距離もこなせそうなので、今後が楽しみ馬といえる。
翌年の桜花賞で、この順位がどう変わるのか、注目していきたいと思う。
それでは【朝日杯フューチュリティステークス】の話に入ろう。まずは出走予定の馬をみていこう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アスコルターレ | 牡2歳 | 55.0 | 西村真幸 |
カイザーノヴァ | 牡2歳 | 55.0 | 矢作芳人 |
グレナディアガーズ | 牡2歳 | 55.0 | 中内田充正 |
ショックアクション | 牡2歳 | 55.0 | 大久保龍志 |
ジュンブルースカイ | 牡2歳 | 55.0 | 友道康夫 |
スーパーホープ | 牡2歳 | 55.0 | 藤岡健一 |
ステラヴェローチェ | 牡2歳 | 55.0 | 須貝尚介 |
テーオーダヴィンチ | 牡2歳 | 55.0 | 岡田稲男 |
ドゥラモンド | 牡2歳 | 55.0 | 手塚貴久 |
バスラットレオン | 牡2歳 | 55.0 | 矢作芳人 |
ビゾンテノブファロ | 牡2歳 | 55.0 | 小桧山悟 |
ピンクカメハメハ | 牡2歳 | 55.0 | 森秀行 |
ブルースピリット | 牡2歳 | 55.0 | 中内田充正 |
ホウオウアマゾン | 牡2歳 | 55.0 | 矢作芳人 |
マーチリリー | 牝2歳 | 54.0 | 杉浦充徳 |
モントライゼ | 牡2歳 | 55.0 | 松永幹夫 |
レッドベルオーブ | 牡2歳 | 55.0 | 藤原英昭 |
ロードマックス | 牡2歳 | 55.0 | 藤原英昭 |
昨年は単勝オッズ2.0倍に支持されたサリオスが、1000m通過が57.2秒というハイペースを3番手から抜け出し、2歳のマイル王となった。
今年のメンバーを見てみると、新潟2歳ステークス[G3]を勝ったショックアクション。サウジアラビアRC[G3]のステラヴェローチェ、京王杯2歳ステークス[G2]のモントライゼにデイリー杯2歳ステークス[G2]のレッドベルオーブと、各重賞ウイナーが集結し世代のトップを決めるに相応しいメンバーが揃ったといえるだろう。
阪神ジュベナイルフィリーズは3連勝の2頭を中心に、そこに絡んでくる馬を見つける方向で予想を立ててきたが、朝日杯フューチュリティステークスは3勝馬が1頭もいないので、各重賞のレベルや横の比較を把握しないと、仕留めるのが難しいレースになりそうだ。
まずは地の利を知ることが大切なので、阪神競馬場の芝1600mのコースをおさらいしておこう。
2006年のコース改修が行われ、阪神競馬場の3、4コーナーは従来のコース(内回り)と新しく作られたコース(外周り)が存在する。
朝日杯フューチュリティステークスが行われる阪神の外周り芝1600mは、1週前に行われた阪神ジュベナイルフィリーズと同じコース。
内馬場の傷み具合やジョッキーのコース取りなどは、阪神ジュベナイルフィリーズのレースを見直すと分かりやすいだろう。
コース的な特徴を挙げておくと、外周りコースの直線は470m以上あり、ゴール前200mには高低差2.4mの急坂が待ち構えている。
またスタート位置から3コーナーまで直線が400m以上あるので、先行争いが激しくなることが少ないのも特徴といえるだろう。
今までの話で判断すると、逃げ馬、先行馬に不利なコースのように聞こえるだろう。
確かにスピードで押し切ろうとする馬には、阪神の外周りコースは厳しいコースといえるが、自分のペースで走ると強い馬にとっては、ペースが落ち着きやすいので好都合といえるだろう。
それでは今週も過去のデータや血統を基にして、朝日杯フューチュリティステークスの本命馬に対抗馬、そして穴馬を掘り下げていくので、うま泉の講義にしっかりとついてきて欲しい。
昨年はデビューから3連勝で挑んだサリオスが噂に違わぬ強さを見せつけ快勝、翌年のクラシックでも注目を集める存在となった。
今年もサリオスのような、クラッシックで注目される馬が現れるか、過去10年のデータを基に傾向や対策を考えてみたいと思う。
レースを客観的に見ることで、今まで見えなかったレースの特徴が浮かび上がってくるので、予想する前の予習として参考にして欲しい。
出走回数 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1戦 | 1-0-0-3 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
2戦 | 4-3-3-24 | 11.8% | 20.6% | 29.4% |
3戦 | 3-4-2-38 | 6.4% | 14.9% | 19.1% |
4戦 | 1-3-4-38 | 2.2% | 8.7% | 17.4% |
5戦以上 | 1-0-1-30 | 3.1% | 3.1% | 6.3% |
「キャリア(出走回数)と成績」の表は過去10年の朝日杯フューチュリティステークスで馬券圏内(3着以内)に好走した30頭の出走回数を調べたものになる。
先に伝えておくが、朝日杯フューチュリティステークスは2013年まで中山競馬場で行われていたレース。
2014年から現在の阪神競馬場で行われるようになったので、データも2010年から2013年は中山のデータ、2014年から2019年は阪神のデータとなるので注意して欲しい。
それではキャリアの話に戻ろう。安定して結果を出しているのはキャリア2戦から4戦の馬といっていいだろう。
勝ち馬で例外が2頭いるが、キャリア5戦で勝ったのは2012年のロゴタイプ。2012年は中山競馬場で行われていて、現在のように阪神競馬場で行われるようになった2014年以降で、キャリア5戦以上の馬は勝っていない。
逆にキャリア2戦で勝利したのは2015年のリオンディーズ。新馬戦を勝った1勝馬が、2番人気に支持されるほど高く評価されていた。
今年も1勝馬が登録しているので、この馬が上位人気になるようなら注意した方がいいかもしれない。
前走着順 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
前走1着 | 10-5-8-61 | 11.9% | 17.9% | 27.4% |
前走2着 | 0-2-1-23 | 0.0% | 7.7% | 11.5% |
前走3着 | 0-0-1-7 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
前走4着 | 0-1-0-6 | 0.0% | 14.3% | 14.3% |
前走5着 | 0-0-0-8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走6着以上 | 0-2-0-28 | 0.0% | 6.7% | 6.7% |
これは過去10年で3着以内に好走した30頭の前走着順を表にしたものである。
朝日杯フューチュリティステークスの過去10年の勝ち馬10頭は、10頭全てが前走1着になっていることが分かると思う。
2着、3着に好走する馬も、前走、馬券圏内(3着以内)に好走していた馬だということに気付くと思う。
予想を立てる基本的なコンセプトとして、前走の着順が4着以下(着外)からの巻き返しは難しいと考えていいだろう。
今年の出走予定馬で前走1着の馬は10頭いる。注目馬のコーナーで触れるが、気になる人は各自で調べてみるといいだろう。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 3-1-2-4 | 30.0% | 40.0% | 60.0% |
キングカメハメハ | 1-2-0-4 | 14.3% | 42.9% | 42.9% |
阪神の外周りコースの長い直線では、瞬発力を発揮する仔が多く輩出されるディープインパクトの活躍が目立つ。
2014年のダノンプラチナ、2016年のサトノアレス、2017年のダノンプレミアムと3頭の勝ち馬を出している。
2014年から阪神競馬場で行われるようになった朝日杯フューチュリティステークス、2014年以降の6年で3頭の勝ち馬を出しているので、注目した方がいいだろう。
ディープインパクト産駒に負けない成績を残しているが、キングカメハメハ産駒。
2015年に勝ったリオンディーズの種牡馬。キングカメハメハの血を引くホウオウアマゾンにも注目しておきたい。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介しようと思います。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していきます。
今年の朝日杯フューチュリティステークスは、先週の阪神ジュベナイルフィリーズと違って3勝馬が1頭もいない混戦状態。重賞を勝っている馬が3頭いるが、どの馬にもチャンスがあるレースといっていいだろう。
そこで今回は、いろいろな展開から見えてくる穴馬を探してみようと思う。展開1つで馬券に絡んでくるので、注意しておいた方がいいだろう。
今回は3頭の穴馬を紹介してきたが、展開によって狙える穴馬も変わってくる。
朝日杯フューチュリティステークスを制して、2歳マイル王に輝くのは人気馬がそれとも穴馬か、土曜日の朝までには最終結論を公開しますので、楽しみにしていて欲しい。
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■本命馬⇒レッドベルオーブ
■穴馬⇒テーオーダヴィンチ
■対抗馬⇒ホウオウアマゾン
◎⑧レッドベルオーブ
○⑬ホウオウアマゾン
▲⑤ドゥラモンド
△⑮ロードマックス
△⑭モントライゼ
△⑯スーパーホープ
△⑫ジュンブルースカイ
☆⑨テーオーダヴィンチ
3連単フォーメーション
1着馬:⑧
2着馬:⑬⑤⑮⑨⑭
3着馬:⑬⑤⑮⑨⑭⑯⑫
点数:30点
3連単フォーメーション
1着馬:⑬
2着馬:⑧
3着馬:⑤⑮⑨⑭⑯⑫
点数:6点
合計点数:36点
枠順が確定し今年の朝日杯フューチュリティステークスをどう紐解けばいいのか、いろいろと考えてみた。
簡単にいってしまうと、阪神の芝1600mのデイリー杯2歳ステークスをレコードで勝ったレッドベルオーブが、同じだけ走ってしまえばココも勝ってしまう。
レースをよくみると、レッドベルオーブはスタート直後に掛かってしまい、3コーナーまで鞍上の福永騎手とケンカしていた。
息の入らなかった前走でも、34.0秒の脚で内から差し切ったのだから、能力は相当なものだといっていいだろう。
問題は、今回折り合うのかということ?
朝日杯もデイリー杯2歳ステークスと同じように緩い流れになる可能性が高いので、折り合いに苦労することは間違いないだろう。
ただ苦労したとしても前走のような脚が使えるし、仮に折り合ってしまったら突き抜ける可能性まで考えられる。
逆転候補をいろいろと考えてみたが、高配当を狙うならアタマからではなく2着、3着のヒモ荒れを狙う方がいいだろう。
1頭だけ逆転候補として挙げておくのがホウオウアマゾン。新馬戦からマイルに拘っているだけに、この距離に自信をもっているんだろう。
前走のデイリー杯2歳ステークスは休み明けでプラス12キロの馬体重、これでレッドベルオーブとアタマ差の競馬をしたのだから、仕上がっていればもっと際どいレースになるだろう。
注目馬のコーナーで紹介したドゥラモンドは内も狙えるし、外を回るだけのスタミナを備えており、鞍上の武騎手がどう乗るか注目の1頭。
前残りだった京王杯2歳ステークスで、後方から追い込んできたロードマックス。展開次第では藤原英昭厩舎の親子丼も馬券的には面白い。
最後に挙げるのはテーオーダヴィンチ、阪神の芝1600mの未勝利で上り33.9秒で差し切っており、瞬発力勝負になればチャンスが出てくる。
人気がないので思い切って内を突いたら、1番人気からでも魅力的な馬券になるだろう。