2021/01/30 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週は中山競馬場ではアメリカジョッキーズクラブカップ[G2]。中京競馬場ではフェブラリーステークスのトライアル競走となる東海ステークス[G2]が行われた。
両レース共に雨の影響を大きく受け、不良馬場でのレースとなった。
ココまで馬場が悪化してしまうと、馬の力関係も大切だがこのコンディションを上手く利用した馬が、馬券に絡んでくることが多くなる。
まずは東海ステークスから振り返ろう。
ダートは水たまりが見えるほどの不良馬場、好スタートからハナを切ったのは1番人気のインティ。
馬場が悪いので2、3番手で相手のペースに合わせるよりも、ハナを切って自分のペースでレースを進めたいという鞍上の狙いだろう。
しかし誤算だったのは、他馬も同じことを考えており、1コーナーに入る時は4頭の馬が併走、2コーナーでグンと加速して先手を奪ったがペースを落とすことができず、1000m通過が59.3秒というハイペースでレースが流れてしまった。
その為、逃げ馬・先行馬は速いペースに付き合わされ、レースの流れに乗れたのは中団で待機していた馬という展開になった。
直線で苦しくなったインティは後退し、3番手から抜け出してきたオーヴェルニュが、馬場を苦にする感じも無く、そのまま力強く伸びて1着でゴール。
2着には中団で流れに乗ったアナザートゥルース、3着には後方から追い込んだメモリーコウが入り、三連単は24万4,160円の高配当決着となった。
勝ったオーヴェルニュは馬場を気にしてないようだったので、本番のフェブラリーステークスも、雨が降るようなら面白い。
12着に敗れたインティは、不良馬場と展開に泣いた1戦だった。良馬場なら巻き返してくることは間違いないので、本番は伏兵として注意したい。
今度はアメリカジョッキークラブカップの話をしよう。
中山競馬場も雨の影響で不良馬場のコンディション。走ると蹴った後ろ脚から、泥が飛ぶほど馬場状態は悪化していた。
私が本命馬に推奨した3番人気のヴェルトライゼンデは、中団で脚を溜め4コーナーでは大外をブン回っていたが、最後まで脚色は衰えず2着でゴール板を通過した。
勝ったのは対抗馬(逆転候補)に推奨していたアリストテレスが入り、三連単1万4,640円の的中をお届けすることができました。
推奨した8頭が1着~6着まで独占していたので、予想を含め馬券の参考にして頂けたのではないかと思います。
詳しい内容はうま泉教授の【アメリカジョッキークラブカップ】2021をご覧ください!
それでは【根岸ステークス】の話に入ろう。まずは出走予定の馬をみていこう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アヴァンティスト | 牡5歳 | 56 | 西浦勝一 |
アディラート | 牡7歳 | 56 | 須貝尚介 |
アルクトス | 牡6歳 | 59 | 栗田徹 |
サブノジュニア | 牡7歳 | 59 | 堀千亜樹 |
シュウジ | 牡8歳 | 57 | 須貝尚介 |
ステルヴィオ | 牡6歳 | 58 | 木村哲也 |
スパーダ | 牡6歳 | 56 | 加藤士津八 |
スマートセラヴィー | 牡5歳 | 56 | 矢作芳人 |
スマートダンディー | 牡7歳 | 56 | 石橋守 |
スリーグランド | 牡4歳 | 55 | 高橋義忠 |
タイムフライヤー | 牡6歳 | 57 | 松田国英 |
ダイメイフジ | 牡7歳 | 56 | 森田直行 |
テーオーヘリオス | 牡9歳 | 56 | 梅田智之 |
テイエムサウスダン | 牡4歳 | 55 | 飯田雄三 |
デザートストーム | 牡7歳 | 56 | 西浦勝一 |
ドリュウ | 牡6歳 | 56 | 土田稔 |
ニューモニュメント | 牡5歳 | 56 | 小崎憲 | ハイランドピーク | 牡7歳 | 56 | 土田稔 | ブルベアイリーデ | 牡5歳 | 56 | 杉山晴紀 | ヘリオス | セ5歳 | 56 | 寺島良 | メイショウテンスイ | 牡4歳 | 55 | 南井克己 | ヤマニンアンプリメ | 牝7歳 | 55 | 長谷川浩大 | ルッジェーロ | セ6歳 | 56 | 鹿戸雄一 | レッドルゼル | 牡5歳 | 56 | 安田隆行 | ロイヤルパールス | 牡6歳 | 56 | 湯窪幸雄 | ワンダーリーデル | 牡8歳 | 56 | 安田翔伍 |
フェブラリーステークス[G1]のトライアル競走として位置づけされている根岸ステークス[G3]
距離が1400mということもあり、マイル以下の距離を得意とするスピード馬が、このレースをステップに本番のフェブラリーステークスに向かう。
昨年は初ダートながら3番人気に支持されたモズアスコットが、後方から一気の差しを決め優勝。その勢いのまま連勝でフェブラリーステークスを制している。
今年もモズアスコットのような馬が現れるのか、注目のトライアル競走といっていいだろう。
昨年は初ダートだったモズアスコットが、ダートの猛者を一掃しての勝利。続くフェブラリーステークス[G1]も制し、芝ダートのG1制覇という偉業を成し遂げた。
スピード自慢の馬たちが根岸ステークス[G3]をステップにして、フェブラリーステークスへ向かう馬も多い。
2012年のテスタマッタ(根岸ステークス、3着)、2016年のモーニン(根岸ステークス、1着)、2018年のノンコノユメ(根岸ステークス、1着)、昨年のモズアスコット(根岸ステークス、1着)と4頭の勝ち馬を輩出しており、本番とも関係が深い。
このレースが初ダートとなるマイルチャンピオンシップの覇者ステルヴィオ。昨年のモズアスコットと同じように、ココを勝ってフェブラリーステークスの主役となるのだろうか?
データと血統から根岸ステークスを紐解いていこう。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 2-2-0-8 | 16.7% | 33.3% | 33.3% |
5歳 | 3-4-1-23 | 9.7% | 22.6% | 25.8% |
6歳 | 4-2-3-34 | 9.3% | 14.0% | 20.9% |
7歳以上 | 1-2-6-62 | 1.4% | 4.2% | 12.7% |
上記の表は過去10年間の年齢と成績をまとめたものである。
過去10年間で勝ち星が一番多かったのは6歳馬の4勝、これに続くのが5歳馬の3勝となっている。
ここで注目したいのはパーセンテージ。勝ち星が一番多いなら6歳馬が勝率も連対率もトップかと思ったが、勝率も連対率も4歳馬がトップの数値を叩き出している。
6歳馬まで本命馬として狙っても良いと思うが、迷った時は若い世代の馬を選ぶようにした方が、好結果に繋がる可能性が高いといえる。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 0-0-0-10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
先行 | 2-5-2-37 | 4.3% | 15.2% | 19.6% |
差し | 3-4-4-42 | 5.7% | 13.2% | 20.8% |
追い込み | 5-1-4-37 | 10.6% | 12.8% | 21.3% |
上記の表は過去10年間の脚質と成績をまとめたものである。
デーを見ると分かるように、差し馬、追い込み馬の台頭が目立つと思う。
根岸ステークスは1400mと息の入らない短距離戦、それに加え直線が500m以上ある東京コースということもあって、逃げ馬や先行馬には苦しい展開になるようだ。
過去10年のうち、半数の5頭は4コーナーで10番手以下に位置取っていた追い込み馬。
今年も追い込みの競馬になるのか、しっかりと見極める必要がありそうだ。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ゴールドアリュール | 1-1-1-6 | 11.1% | 22.2% | 33.3% |
ネオユニヴァース | 1-1-0-4 | 16.7% | 33.3% | 33.3% |
プリサイスエンド | 1-0-1-2 | 25.0% | 25.0% | 50.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものである。
ゴールドアリュール産駒やネオユニヴァース産駒など、ダートに強い血統が上位を占めていた。
今年出走予定の馬の中にゴールドアリュール産駒やネオユニヴァース産駒の馬がいるか探してみたが、どちらの産駒の馬も登録していなかった。
今度はデータの範囲を少し広げ、東京競馬場のダート1400mで行われるレースに出走している馬の種牡馬を調べてみた。
すると面白いデータが浮かび上がってきた。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ゴールドアリュール | 40-34-30-375 | 8.4% | 15.4% | 21.7% |
クロフネ | 35-42-32-363 | 7.4% | 16.3% | 23.1% |
サウスヴィグラス | 27-31-32-341 | 6.3% | 13.5% | 20.9% |
キングカメハメハ | 26-24-30-237 | 8.2% | 15.8% | 25.2% |
ヘニーヒューズ | 21-15-15-116 | 12.6% | 21.6% | 30.5% |
パーセンテージを見てみると、名立たるダート産駒を押さえてトップの数値を叩き出しているのがヘニーヒューズ産駒。
ヘニーヒューズはアメリカ産の馬で、主にダートの短距離で活躍し、G1競走を2勝、2着3回という成績を残している。
日本では2016年に根岸ステークス、フェブラリーステークスと連勝したモーニン。ニュージランドトロフィーやユニコーンステークスを制したワイドファラオなどがいる。
芝ダート問わず、短距離で活躍する馬を多く輩出しているヘニーヒューズ。産駒が東京ダート1400mを得意としているなら、根岸ステークスで狙ってみる価値はあるだろう。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介しようと思います。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していきます。
データの所でも紹介したように、根岸ステークスは東京の長い直線を生かした追い込み馬の活躍が目立つレース。
2012年のシルクフォーチュンや2017年のカフジテイクは、最後方から追い込み、直線で10頭以上の馬を差し切って勝利している。
今年も差し馬、追い込み馬が活躍するのかと思いながら出走表をみていたが、メンバーをみると逃げ馬不在でペースが落ち着きそうなので、思ったよりも追い込みが届かないのではないかと考えている。
となると穴馬を狙うなら、差し馬や追い込み馬ではなく逃げ馬や先行馬。
一般的に追い込み馬が強いと思われているレースなので、逃げ馬や先行馬は配当的にも魅力がある。
万馬券UMAは競馬情報の超一流の精鋭陣が集結。競馬は投資となり実益となるという言葉をモットーに、その道のエキスパート、最強の馬券師チームが提供する競馬サイトだよ♪
今週登録すると土日の無料情報に加え、3000円分のポイントがプレゼントされるよ!登録は無料だから、試してみるなら今がチャンスだよ(^^)v
1月24日の日曜日に配信された無料情報のアメリカJCC[G2]!三連複で高配当を仕留めていたから紹介するね♪無料情報で重賞レースを配信するなんて太っ腹のサイトだよね!
週末の雨で不良馬場で行われたアメリカJCC。レースは10番人気のジェネラーレウーノのスローペースで逃げる展開、馬場の良い所を上手く走ってきた1番人気の9番アリストテレスが直線で先頭に立ち、そのまま押し切ってゴール♪2着には大外をブン回って追い込んだ3番人気の4番ヴェルトライゼンデ、3着には後方から追い込んだ6番人気の8番ラストドラフトが入り、三連複5,000円の的中だね(^o^)
1点1000円推奨で三連複5,000円の的中、払い戻しは5万円になるね!無料情報で当たるサイトは信用できるよねd(^_^)
今週登録すると土日の無料情報に加え、3000円分のポイントがプレゼントされるよ!登録は無料だから、この機会に無料情報から試してみるのもアリだよねd(^_^)
■本命馬⇒レッドルゼル
■穴馬⇒スマートセラヴィー
■対抗馬⇒デザートストーム
◎③レッドルゼル
○⑮デザートストーム
▲⑩メイショウテンスイ
△⑫テイエムサウスダン
△⑤ブルベアイリーデ
△⑥タイムフライヤー
△⑯ステルヴィオ
☆⑧スマートセラヴィー
3連単フォーメーション
1着馬:③
2着馬:⑮⑧⑩⑫
3着馬:⑮⑧⑩⑫⑤⑥⑯
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:⑮⑧
2着馬:③
3着馬:⑮⑧⑩⑫⑤⑥⑯
点数:12点
合計点数:36点
まずは取捨選択の難しいステルヴィオについて見解を述べよう。
年が明けて6歳になるステルヴィオ、3歳の秋にマイルチャンピオンシップ[G1]を制して以後は、2年以上勝ち星から遠ざかっている。
昨年は京王杯スプリングカップ[G2]で2着、2走前のスワンステークス[G2]も2着に好走し、能力の衰えは感じられない。
しかし今回はハンデ58キロを背負っての初ダート、さらに大外枠と乗り越えなければならない壁が多く、私としては押さえとして評価に留めた。
ステルヴィオのダート適性がどれくらいあるのか分からないが、仮に昨年のモズアスコットのように、あっさり勝ってしまうのであれば、本番もステルヴィオ中心で大丈夫だろう。
私の根岸ステークスの本命馬はレッドルゼル。
3歳時は先行する競馬が多かったから、古馬になってから押さえる競馬に徹して、前走のカペラステークス[G3]では2着と好走している。
ダート1400mは【4-3-0-2】と得意にしている距離で、東京コースも【1-1-0-0】と相性が良いので、根岸ステークスはレッドルゼルにとって絶好の舞台といえる。
コースロスの少ない内枠を引けたのも好材料で、直線で包まれなければ好勝負になると期待している。
穴馬として狙っているのがスマートセラヴィー、注目馬のコーナーで話したように、今年は逃げ馬不在でペースが落ち着く可能性があるので要注意。
その他では55キロで出走できる4歳馬のメイショウテンスイとテイエムサウスダンを、相手候補として狙っている。