2022/03/27 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、阪神大賞典[G2]、スプリングステークス[G2]、ファルコンステークス[G3]、フラワーカップ[G3]のレース回顧はこちらをご覧ください。
待ちに待った春のG1競走が今週からスタートします。
今週は春のスプリント王決定戦となる高松宮記念[G1]が中京競馬場で行われます。
瞬き厳禁の電撃6ハロン、まずは高松宮記念の出走予定馬からみていきましょう。
続いては過去10年間のデータから高松宮記念の傾向を探っていきます。
今年の高松宮記念、うま泉はこの馬に注目しています!
最終結論、先行力のあるこの馬から狙います。
ここでお知らせです!
私、うま泉教授がツイッターを初めました。
今週行われる重賞競走、日経賞[G2]、毎日杯[G3]、マーチステークス[G3]の予想はツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
知っていると土日競馬が楽しくなるような情報を公開していますので、遊びにきてフォローして貰えると嬉しいです。
ブログとツイッターを併用して頂ければ、土日の競馬が今以上に面白くなると思いますので、うま泉教授のツイッター、よろしくお願いします。
まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
ヴェントヴォーチェ | 牡5歳 | 57 | 牧浦充徳 |
エイティーンガール | 牝6歳 | 55 | 飯田祐史 |
カイザーメランジェ | 牡7歳 | 57 | 中野栄治 |
キルロード | セ7歳 | 57 | 田村康仁 |
クリノガウディー | 牡6歳 | 57 | 藤沢則雄 |
グレナディアガーズ | 牡4歳 | 57 | 中内田充正 |
サリオス | 牡5歳 | 57 | 堀宜行 |
サンライズオネスト | 牡5歳 | 57 | 河内洋 |
シャインガーネット | 牝5歳 | 55 | 栗田徹 |
ジャンダルム | 牡7歳 | 57 | 池江泰寿 |
ダイアトニック | 牡7歳 | 57 | 安田隆行 |
ダイメイフジ | 牡8歳 | 57 | 森田直行 |
トゥラヴェスーラ | 牡7歳 | 57 | 高橋康之 |
ナランフレグ | 牡6歳 | 57 | 宗像義忠 |
ファストフォース | 牡6歳 | 57 | 西村真幸 |
メイケイエール | 牝4歳 | 55 | 武英智 |
ライトオンキュー | 牡7歳 | 57 | 昆貢 |
レイハリア | 牝4歳 | 55 | 田島俊明 |
レシステンシア | 牝5歳 | 55 | 松下武士 |
ロータスランド | 牝5歳 | 55 | 辻野泰之 |
昨年は雨が降る重馬場と馬場コンディションが悪かった高松宮記念、香港スプリントで初のG1制覇となったダノンスマッシュが、勢いそのままに国内G1も初制覇しました。
過去10年間で1番人気に勝利したのは、2013年のロードカナロアと2016年のビッグアーサーの2頭という波乱含みのG1競走です。
春の長雨の影響で馬場コンディションが悪くなることもあり、一筋縄ではいかない難しいレースといえるかもしれません。
現在1番人気は5連敗中、今年こそは1番人気が勝つのか、それとも波乱になるのか、毎週行われるG1競走に勢いをつける意味でも、しっかり仕留めていきたいレースです。
過去のデータから高松宮記念の傾向を探っていきましょう。
前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
シルクロードS | 4-2-2-22 | 13.3% | 20.0% | 26.7% |
阪急杯 | 3-3-3-37 | 6.5% | 13.0% | 19.6% |
オーシャンS | 1-2-4-58 | 1.5% | 4.6% | 10.8% |
香港スプリント | 1-0-1-0 | 50.0% | 50.0% | 100% |
阪神カップ | 0-1-0-6 | 0.0% | 14.3% | 14.3% |
今回記載しているデータは、過去10年間の高松宮記念のデータを元に作成しています。
過去10年の勝ち馬を見てみると、10頭中8頭がトライアルを使っていることが分かると思います。
高松宮記念は3月の最終週に行われるG1競走、まだまだ寒い時期のレースだけに、長い休み明けので、1200mを勝ち切るのは難しいようです。
G1実績のある馬でも、トライアルを1度使っている馬の方が、休み明けの馬よりも好走する確率が高くなるので、各馬のローテーションはしっかりとチェックした方が良いでしょう。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 2-1-3-4 | 20.0% | 30.0% | 60.0% |
2番人気 | 3-4-0-3 | 30.0% | 70.0% | 70.0% |
3番人気 | 2-2-3-3 | 20.0% | 40.0% | 70.0% |
4番人気 | 1-0-1-8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
5番人気 | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
6番~9番人気 | 1-2-0-37 | 0.0% | 5.0% | 7.5% |
10番人気以下 | 0-1-3-85 | 0.0% | 1.1% | 4.5% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。
データを見ても分かるように、過去10年間の勝ち馬10頭のうち7頭が3番人気以内の馬、人気馬が強いレースということが分かると思います。
馬券圏内(3着以内)に好走した30頭のうち半数の20頭が3番人気以内の馬で、複勝率を見ても分かるように、3番人気以内の馬は複勝率が60%以上と高い数値を残していますが、4番人気になると複勝率20%まで落ちてしまいます。
人気馬の中に中穴、大穴といった伏兵が突っ込んで高配当となるパターンが多いので、穴馬もしっかり見極めないと点数ばかり増えてしまうので注意が必要です。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 3-2-4-30 | 7.7% | 12.8% | 23.1% |
5歳 | 5-2-3-36 | 10.9% | 15.2% | 21.7% |
6歳 | 1-6-3-34 | 2.3% | 15.9% | 22.7% |
7歳以上 | 1-0-0-49 | 2.0% | 2.0% | 2.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の年齢と成績をまとめたものです。
複勝率をみると、4歳馬、5歳馬、6歳馬が20%前後の数値を出して横一線に並んでいることが分かると思います。
しかし勝率を見てみると、過去10年で5歳馬が5勝しており、一歩抜け出していることが分かると思います。
新勢力の4歳馬に注目が集まり勝ちですが、スプリンターとして完成された5歳馬が狙い目ということが言えると思います。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1-0-1-8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
先行 | 6-3-3-34 | 13.0% | 19.6% | 26.1% |
差し | 3-2-5-39 | 6.2% | 10.2% | 20.4% |
追い込み | 0-5-1-68 | 0.0% | 6.8% | 8.1% |
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
データを見ると、どの位置からでも馬券圏内に好走する傾向出ていますが、勝ち星を見ると追い込み馬は過去10年間で1頭も勝てていないことが分かると思います。
直線に急坂ができタフなコースになっても、追い込み一辺倒では勝ちきれないということがいえると思います。
前々で競馬できる馬の方が、後方から追い込んでくる馬よりも、馬券圏内に好走する可能性が高いといっても過言ではないと思います。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
アドマイヤムーン | 2-2-1-6 | 18.2% | 36.4% | 45.5% |
キングカメハメハ | 1-2-1-6 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
ダイワメジャー | 1-1-1-10 | 7.7% | 15.4% | 23.1% |
ロードカナロア | 1-0-1-4 | 16.7% | 16.7% | 33.3% |
上記のデータは過去10年間の高松宮記念に出走した馬の種牡馬と成績をまとめたものです。
データを見ると、アドマイヤムーン産駒やキングカメハメハ産駒の好走が目立ちます。
うま泉が注目しているのはロードカナロア産駒、マイル戦で活躍する馬を多く輩出しており、スピードに優れた馬が多い印象を受けます。
昨年勝ったダノンスマッシュがロードカナロア産駒で、切れるタイプの差し馬は要注意です。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
枠順が確定し、今年こそ勝ちたいレシステンシアが4枠7番、人気の一角グレナディアガーズは大外枠の8枠18番に入りました。
うま泉が注目しているのは最内枠の1枠1番に入ったサリオスです。
スプリント戦だけに3、4コーナーで外を回されると、直線で伸びを欠く可能性が出てきてしまうので、内枠に入ったのは好材料といえると思います。
1200mは今回が初めてになりますが瞬発力はG1級、ペースに戸惑わなければ鬼脚で突っ込んでくる可能性があるので注目しています。
土曜日の中山1Rを無料予想で提供していた的中TOWNから、高配当の素晴らしい的中が飛び出しました!
的中TOWN(https://tekichu-town.com/)
【3/5結果】
ワイド 5-13-15 ⇒20,620円 的中!
このレースは前走馬券内が2頭しかいないレースで、その内の1頭が単勝オッズ1.4倍に推されているような1着は銀行レースのような感じだったけど、メンバー的には相手がかなり難しくて、初戦の馬もいれば長欠明けの馬もいて、力関係の把握がかなり難しい1戦だったんだよね!
結果的には圧倒的に人気を集めた馬は勝利したけど、2着と3着には9人気と12人気の馬が入線して大荒れの結果…的中TOWNは全16頭の中から4頭推奨してワイドのボックス馬券を提供していて、前走馬券内の2頭と、その荒れる要因となった2頭をピンポイントで当てていて、完全的中を果たしています!
もちろんメンバーレベルが低調だったというのもあるにはあるんだけど、この2頭は前走凡走かつ人気にもなっていなかったような馬だし、追い切りでも目立って変わり身を感じたような馬でもなかっただけに、なぜこれほどまでにピンポイントで的中できたのかわからないレベルで素晴らしい予想だったと思います。
3連複でも馬連でも3連単でも何をどうアレンジしても馬券は的中しているだろうし、たったの4頭の推奨でこれだけ完璧な予想を見せられるとちょっと今週も期待したいレベルだよ♪
■本命馬⇒レシステンシア
■穴馬⇒トゥラヴェスーラ
■対抗馬⇒グレナディアガーズ
◎⑦レシステンシア
○⑱グレナディアガーズ
▲①サリオス
△⑭ダイアトニック
△③シャインガーネット
△⑧ジャンダルム
△②ナランフレグ
☆⑬トゥラヴェスーラ
3連単フォーメーション
1着馬:⑦
2着馬:⑱①⑬⑭
3着馬:⑱①⑬⑭③⑧②
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:⑱①
2着馬:⑦
3着馬:⑱①⑬⑭③⑧②
点数:12点
合計点数:36点
今年もレシステンシアを本命馬にします。
昨年ほどではないものの、今年も週末に雨が降り馬場コンディションが悪い中での レースになりそうです。
馬場コンディションが悪くなると、スピードや瞬発力だけではなくパワーも必要になってきます。
本命馬のレシステンシアは重馬場だった昨年で2着と好走、大外枠だった事を考えると勝ちに等しい内容だっといえると思います。
昨年秋はスプリングステークス[G1]で2着、暮れの香港スプリトでも2着しており充実期を迎えています。
馬場コンディションが悪いので何が起きるか分かりませんが、勝利に一番近い馬とみて本命馬にしました。
逆転候補の1頭目はグレナディアガーズ、良馬場馬で大外枠でなければ、こちらを本命馬にしていました。
大外枠なので被されなくていいのは好材料ですが、外を回されるのは少し厳しいかと思っています。
前走は1頭だけ次元の違う末脚で追い込んでおり、大外枠なので割り切った競馬ができれば、まとめて差し切る力を持っているので逆転候補の対抗馬にしました。
もう1頭はサリオス、こちらもキレが自慢の差し馬で、多少は馬場が悪くなりますが、コースロスなく内を回れるのは好材料です。
上手く馬群を捌ければチャンスがあると思って、こちらも逆転候補に抜擢ました。
今週は土日で4つの重賞競走が行われました。
日曜日に中京競馬場で行われたG1競走、高松宮記念から振り返りましょう。
1番人気に支持されたのは昨年2着のレシステンシア、単勝オッズ2.2倍の1番人気にでした。
レースは1番人気のレシステンシアがハナを奪って逃げる展開になりました。
前半600mが33秒4、ペース自体はそこまで速い流れではありませんでしたが重馬場だったので、先行した馬は思った以上にスタミナを消耗してたようです。
直線に入ると逃げていたレシステンシアが苦しくなり、後方から追い込み馬が殺到してきます。
残り200mでも何が抜け出してくるのは分からない展開でサイトに内から抜け出したのは8番人気の2番ナランフレグ、ゴール前で5頭が横並びになりましたが、首の上げ下げを制してG1初制覇を成し遂げました。
2着には5番人気の9番ロータスランド、3着には17番人気の10番キルロードが入り、三連単は278万超えの特大の万馬券決着となりました。
うま泉が軸馬にしたレシステンシアは6着、スタートも押していかないとハナが切れなかったので、やっぱりプラス18キロは少し重かったのかもしれません。
中山競馬場ではダートの重賞競走マーチステークスが行われました。
1番人気に支持されたのは重賞競走で好走しているヒストリーメーカー、単勝オッズ5.0倍の1番人気でした。
レースは5番人気のアイオライトは先手を奪って逃げました。
前半の1000m通過が1分0秒9、平均ペースでしたが常に競り掛けられ、息の抜けない流れになりました。
レースは3コーナーから一気にペースアップし、逃げるアイオライトに4頭が並びかける展開、直線に入ると12番人気のケンシンコウが抜け出し後続を突き放しに掛かります。
残り200mで勝ったかと思われましたが、大外一気で伸びてきたの2番人気に12番メイショウハリオ、先に抜け出したケンシンコウをゴール前で捉え、1着でゴール板を通過しました。
2着には12番人気の10番ケンシンコウ、3着には3番人気の6番ブルベアイリーデと1番人気の11番ヒストリーメーカーが同着となり、三連単の万馬券が2つとなりました。
うま泉が軸馬にしたアイオライトは13着、楽に逃げられるかと思いましたが、終始マークされる厳しい展開になってしまったのが痛かったです。
ここでお知らせです!
うま泉教授はツイッターを公開しています。
次週のダービー卿チャレンジトロフィー[G3]の予想はツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
知っていると土日競馬が楽しくなるような情報を公開していますので、遊びにきてフォローして貰えると嬉しいです。
ブログとツイッターを併用して頂ければ、土日の競馬が今以上に面白くなると思いますので、うま泉教授のツイッター、よろしくお願いします。
それではレース回顧に戻りましょう。
土曜日は中山で日経賞が行われました。
1番人気に支持されたのは、昨年の有馬記念[G1]で5着と好走したタイトルホルダー、単勝オッズ1.6倍の1番人気でした。
レースは1番人気のタイトルホルダーが、押して押して先手を奪い、そのまま主導権を取る形となりました。
前半1000mの通過が1分3秒5秒というスローペース、馬場状態が稍重だったので超スローというより、平均よりも少し遅いぐらいペースになると思います。
直線に入ると好位で折り合いを付けていたヒートオンビートが外から、内からは4番人気のボッケリーニに差を詰めてきます。
残り200mでも先頭はタイトルホルダー、後続馬が差を詰めてきますが、内外からの強襲をクビ差抑え、1番人気の11番タイトルホルダーが重賞3勝目を飾りました。
2着には内から差を詰めた4番人気の6番ボッケリーニ、3着は外から追い込んだ2番人気の7番ヒートオンビートが入り、三連単4,080円の決着となりました。
うま泉が軸にしたタイトルホルダーが1着、2着候補のボッケリーニ、対抗馬のヒートオンビートがはり、人気サイドの決着となりましたが的中をお届けすることができました。
阪神競馬場では出世レースと言われる毎日杯が行われました。
1番人気に支持されたのはデビューから2戦2勝のドゥラドーレス、単勝オッズ2.1倍の1番人気でした。
レースは4番人気のピースオブエイトとハナを切って逃げました。
前半1000mの通過が59秒6の平均ペース、10頭が一塊となってレースが流れていきます。
3コーナーから徐々にペースが上がり、4コーナーの勝負所でさらにペースアップ、直線の追い比べとなりました。
残り200mで先頭に立っていたのは逃げたピースオブエイト、2番手から9番人気のベジャールが差を詰め、外から1番人気のドゥラドーレスを勢いよく追い込んできます。
しかし最後まで差は詰まらず、4番人気の4番ピースオブエイトが1着でゴール板を通過しました。
2着には2番手から追走していた9番人気の7番ベジャール、3着に1番人気の1番ドゥラドーレスが入り、三連単は12万超えの高額万馬券決着となりました。
うま泉が軸にしていたドゥラドーレスは3着、ペースが速くなった3コーナーで進路が塞がれ、4コーナーも包まれて追い出しが遅れてしまい、今回はレースの流れに乗れなかったのが痛かったです。