2022/09/11 - 過去の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、セントウルステークス[G2]、京成杯オータムハンデ[G3]、紫苑ステークス[G3]のレース回顧はこちらをご覧ください。
ひと昔前までは春の女王が、本番前のステップレースとして使っていたローズステークスですが、近年は本番へ直行するローテーションがトレンドということもあり、トライアルレースは文字通り、本番出走の為の熾烈な権利取りの場となっています。
今年も例外ではなく、春に2冠を達成したスターズオンアースは、軽度の骨折を含め早々と秋華賞へ直行することがきまりました。
その為、今年のローズステークスは重賞勝ち馬が1頭もいない大混戦、どの馬が本番への権利を掴むのか、予想するのが非常に難しいレースになっています。
10年間のデータをもとにローズステークスの傾向を探っていきましょう。
今年のローズステークス、うま泉はこの馬に注目しています!
ローズステークスは、春の実績を信じてこの馬から狙います。
ここでお知らせです!
私、うま泉教授がツイッターを初めました。
今週のセントライト記念[G2]の予想は、ツイッターで公開します。
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まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アートハウス | 牝3歳 | 54 | 中内田充正 |
ヴァンルーラー | 牝3歳 | 54 | 吉岡辰弥 |
エグランタイン | 牝3歳 | 54 | 笹田和秀 |
サリエラ | 牝3歳 | 54 | 国枝栄 |
セントカメリア | 牝3歳 | 54 | 高野友和 |
パーソナルハイ | 牝3歳 | 54 | 矢作芳人 |
ヒヅルジョウ | 牝3歳 | 54 | 岡田稲男 |
ブルトンクール | 牝3歳 | 54 | 新開幸一 |
ベリーヴィーナス | 牝3歳 | 54 | 鈴木孝志 |
マイシンフォニー | 牝3歳 | 54 | 松永幹夫 |
ミナモトフェイス | 牝3歳 | 54 | 清水久詞 |
メモリーレゾン | 牝3歳 | 54 | 長谷川浩大 |
ラリュエル | 牝3歳 | 54 | 矢作芳人 |
ルージュリナージュ | 牝3歳 | 54 | 宗像義忠 |
ロマンシングブルー | 牝3歳 | 54 | 渡辺薫彦 |
昨年は4番人気のアンドヴァラナウトが中団から、33秒8というメンバー最速の末脚を見せ、1着でゴール板を通過しました。
2着には逃げた12番人気のエイシンヒテンが入り、三連単は11万超えの万馬券決着となりました。
冒頭でも述べたように近年のローズステークスは荒れる傾向が強く、今年は重賞勝ちの馬が1頭もいない大混戦、どの馬にも権利取りのチャンスがあるので、難解なレースになりそうです。
また今年も昨年と同じように、中京競馬場の芝2000mで行われるので注意が必要です。
過去のデータからローズステークスの傾向を探っていきたいと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 4-1-1-4 | 40.0% | 50.0% | 60.0% |
2番人気 | 1-2-2-5 | 10.0% | 20.0% | 50.0% |
3番人気 | 1-0-2-7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
4番人気 | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
5番人気 | 1-0-0-9 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
6番~9番人気 | 2-3-2-33 | 5.0% | 12.5% | 17.5% |
10番人気以下 | 0-4-3-54 | 0.0% | 6.6% | 11.5% |
今回記載しているデータは、過去10年間のローズステークスのデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。
データをみると1番人気(複勝率60%)、2番人気(複勝率50%)と上位人気の馬の強さが目立ちますが、6番人気~9番人気(複勝率17.5%)、10番人気以下(複勝率11.5%)と高いので、伏兵の台頭には気を付けたところです。
データから馬券を検討するなら、勝ち馬は上位人気の馬、2着、3着は伏兵の穴馬を狙うのが良いと思います。
前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
オークス | 7-3-3-38 | 13.7% | 19.6% | 25.5% |
桜花賞 | 0-0-0-4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
NHKマイル | 0-0-0-4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
500万下 | 3-3-2-21 | 10.3% | 20.7% | 27.6% |
1000万下 | 0-2-5-12 | 0.0% | 10.5% | 36.8% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の年齢と成績をまとめたものです。
過去10年間の内、7年間は前走でオークスを使っていた馬が勝っているので、軸馬はオークス組が狙い目だと思います。
その他では条件戦を勝ってきた馬、上り馬が狙い目で、1勝クラス(500万下)を勝った馬の複勝率27.6%、2勝クラス(1000万クラス)なら複勝率36.8%とオークス組に優る数値を残しているので、伏兵はこの辺りから狙うのがオススメです。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1-4-1-4 | 10.0% | 50.0% | 60.0% |
先行 | 4-1-2-40 | 8.5% | 10.6% | 14.9% |
差し | 2-2-6-42 | 3.8% | 7.7% | 19.2% |
追い込み | 3-3-1-42 | 6.1% | 12.2% | 14.3% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
データをみると4コーナーで先頭に立っていた馬の60%が馬券圏内に好走しています。
一見、先行優位のように見えますがデータをよく見てみると、先行馬のデータはそれほど高くなく、差し馬・追い込み馬ので成績を変わりありません。
昨年も12番人気のエイシンヒテンが逃げて2着と馬券圏内に好走しています。
ハナを切って逃げる馬は要注意ですが、基本的には差すタイプの馬ほうが馬券圏内に好走しやすいと思った方が良いと思います。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 7-4-4-25 | 17.5% | 27.5% | 37.5% |
キングカメハメハ | 2-0-1-7 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
ハーツクライ | 1-1-1-5 | 12.5% | 25.0% | 37.5% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
過去10年間で7頭の勝ち馬を輩出しているディープインパクト産駒、複勝率も37.5%と高く、他の種牡馬よりも一歩抜け出しているのが分かると思います。
脚質のデータでもお伝えしたように、ローズステークスは差し馬・追い込み馬が台頭しやすいレース、ディープインパクト産駒の瞬発力が生きるレースということがいえると思います。
また開幕2週目に行われ馬場状態も良いので、ディープインパクト産駒の瞬発力がさらに生きるような気がします。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
ローズステークスを仕留めていくうえで、大切な条件になりそうなのが中京競馬場の馬場状態だと思います。
開幕週に行われたセントウルステークスを少し振り返ってみましょう。
詳しいレース回顧はこちらをご覧ください。
レースは1番人気のメイケイエールがレコードで勝ちするのですが、前半600mの通過が32秒5のハイペース、レコードタイムがでるほどの流れですから、前半から凄く速いペースでレースが流れていたことが分かります。
ペースだけ考えれば、当然、直線は差し馬・追い込み馬が伸びてくるのだろうと思いますが、2着に入ったのは勝ったメイケイエールよりも前で競馬をしていたファストフォースでした。
3着には追い込んできたサンライズオネストが入りますが、4コーナーでは外へは出さず、直線も内に切り込んでの3着、逆に外を回った2番人気のソングラインは、3ハロン33秒1の末脚(メイケイエールに次ぐ2番目)で追込ますが、5着まで押し上げるのが精一杯でした。
簡単に現在の中京競馬場の馬場をいうと、前残りの馬場で尚且つ、インコースの芝の状態も良いので、コーナーでコースロスなく走れる馬の方が、直線で余力ができるので伸びてくるとうま泉は分析します。
今週のローズステークスも、差すタイプよりも前に行って粘り込むタイプの方が、穴馬として魅力があると思っています。
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1分6秒2というとんでもないレコード決着になったレースで、圧倒的な1人気に推されたメイケイエールがしっかりと結果を残したんだけど、相手がヒモ荒れしたから割と高配当がついています♪
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ボンボヤージは凡走してしまったけど、相手に選んでいる馬は全て掲示板入線していて文句のつけようがないほど素晴らしい予想だったと思います!フヤセルの無料予想はこれくらいの精度のものが最低5つは無料予想として提供されるから、みんなもぜひ参考にしてみよう!
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■本命馬⇒アートハウス
■穴馬⇒ルージュリナージュ
■対抗馬⇒セントカメリア
◎⑧アートハウス
○①セントカメリア
▲⑥サリエラ
△④パーソナルハイ
△⑩マイシンフォニー
△⑦メモリーレゾン
△⑤ラリュエル
☆⑭ルージュリナージュ
3連単フォーメーション
1着馬:⑧
2着馬:①⑥⑭④
3着馬:①⑥⑭④⑩⑦⑤
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:①⑥
2着馬:⑧
3着馬:①⑥⑭④⑩⑦⑤
点数:12点
合計点数:36点
アートハウスが本命馬です。
どの馬にも一長一短があり重賞勝ちが1頭もいないという大混戦、さらに週末は台風の影響で馬場状態も不安定、どの馬が勝っても不思議ではないような状況になりそうです。
そんな混戦状態、春の実績馬から入るか、夏に力を付けてきた上り馬を狙うか、迷うところですが、うま泉は春の実績を重視してアートハウスを本命馬にしました。
前走のオークス(芝2400m)は好スタートから3番手をキープし、直線でも外に出して後方から馬を待つだけの余力があり、残り200mで失速し結果的には7着に敗れましたが、2000mぐらいなG1級相手でも好勝負できる力があるとみています。
新馬戦と2走前の忘れな草賞を勝っているように、芝2000mはアートハウスが得意としている距離、また勝った2勝は全て休み明けということを考えると、馬券的にも次走の秋華賞よりも、休み明けのココが狙い目だと思っています。
調教の動きも1週前に長めらか負荷をかけ、ラスト1ハロンを11.0秒と抜群の伸び脚を見せており、休み明けでもしっかりと仕上げる厩舎なので、力が出せる状態になっていると思うので本命馬にしました。
逆転候補の1頭目絶好枠を引き当てたセントカメリア、今週は雨予報なので何とも言えませんが、前残りの馬場状態でコースロスなく走れる馬の方が直線で伸びてくるので、内々で脚が溜められるセントカメリアを逆転候補の対抗馬に抜擢しました。
もう1頭はサリエラ、まだまだ粗削りながらも2連勝は能力のある証、荒れた馬場が気にならなければ、纏めて差し切る力を持っているので、サリエラも逆転候補にしました。
先週は土日月の3日開催で、2つの重賞競走が行われました。
日曜日の中京では秋華賞[G1]の前哨戦となる、ローズステークス[G2]が行われました。
1番人気に支持されたのは、前走のオークス[G1]で7着となったアートハウス、単勝オッズ2.7倍の1番人気でした。
レースは内枠を引いた5番人気のパーソナルハイが、外から先行してくるラリュエルやベリーヴィーナスを制してハナを奪いました。
前半の1000m通過が1分0秒2、開幕2週目にしてはスローな流れ、各馬は脚を溜めて勝負所の3、4コーナーに入ります。
4コーナーでも馬群は比較的縦長で、各馬は直線の追い比べに備え、じっくりと脚を溜めていました。
直線に入ると逃げるパーソナルハイを2番手で追走していたらラリュエルが捉えて先頭、1番人気の8番アートハウスはその外に持ち出し、外からはメモリーレゾンにヒヅルジョウ、さらに外からルージュリナージュも追い込んできます。
残り200mで1番人気の8番アートハウスがラリュエルを捉えて先頭、内から伸びてきた7番人気の9番エグランタイン、中を突いて伸びてきた2番人気のサリエラ、外からは6番人気の7番メモリーレゾンも脚を伸ばします。
残り100mで1番人気の8番アートハウスが抜け出し、エグランタイン、サリエラが猛追しますが、先頭でゴール板を通過しました。
2着には中を割って追い込んできた2番人気の6番サリエラ、3着は内から追い込んだ7番人気の9番エグランタインが入り、三連単は万馬券での決着となりました。
うま泉が本命馬にしたアートハウスが1着、7番人気のエグランタインはノーマークでした。
ここでお知らせです!
うま泉教授はツイッターを公開しています。
次週の神戸新聞杯[G2]の予想はツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
知っていると土日競馬が楽しくなるような情報を公開していますので、遊びにきてフォローして貰えると嬉しいです。
ブログとツイッターを併用して頂ければ、土日の競馬が今以上に面白くなると思いますので、うま泉教授のツイッター、よろしくお願いします。
月曜日の中山では、菊花賞[G1]のトライアル競走、セントライト記念[G2]が行われました。
1番人気に支持されたのは、日本ダービー[G1]3着のアスクビクターモア、単勝オッズ2.6倍の1番人気でした。
レースは前走のラジオNIKKEI賞を逃げた2着した9番人気のショウナンマグマが、スタートから気合を付けて先行し、レースの主導権を握りました。
前半1000mの通過が1分0秒2、タイム的にはスローペースですが、馬場状態が稍重なので、思ったよりもスタミナを消費する展開になりました。
4コーナーに入ると2番手で仕掛けのタイミングをみていた7番人気のセイウンハーデスが動き出し、その外を突いて1番人気の7番アスクビクターモアも上位に上がっていきます。
直線に入ると1番人気のアスクビクターモアが先頭に立ち、中から4番人気のオニャンコポン、外から3番人気のガイアフォース、大外からは2番人気の1番ローシャムパークも追い込んできます。
残り200mで先に抜け出したアスクビクターモアとマークしていたガイアフォースの一騎打ち、クビの上げ下げの接戦になりましたが、最後は外の9番アスクビクターモアがアタマ差抜け出し、1着でゴール板を通過しました。
2着には1番人気の7番アスクビクターモア、3着には外から追い込んだ2番人気の1番ローシャムパークが入り、三連単は人気サイドの決着となりました。
うま泉が本命馬にしたアスクビクターモアは4着、休み明けだったので先行するのに少し苦労していたので、それがなければゴール前はもっと接戦になったと思います。