2023/03/19 - 過去の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の金鯱賞[G2]、チューリップ賞[G2]、フィリーズレビュー[G2]、中山牝馬ステークス[G3]のレース回顧はこちらをご覧ください。
次週、中京競馬場ではG1競走高松宮記念が行われます。
そこから大阪杯[G1]、桜花賞[G1]に皐月賞[G1]と競馬ファンが待ちに待った、春のG1ロードの開幕です。
今週は春の天皇賞[G1]の前哨戦となる阪神大賞典[G2]を筆頭に、スプリングステークス[G2]、フラワーカップ[G3]、ファルコンステークス[G3]と土日で4重賞競走が行われます。
どのレースも本番に向けて、重要な1戦となりますので、各馬の力関係や仕上がり具合をしっかりチェックしていきたいと思います。
過去10年間のデータをもとに阪神大賞典の傾向を探っていきましょう。
今年の阪神大賞典は、この馬に注目しています!
うま泉教授の阪神大賞典、末脚が強烈なこの馬から狙います。
ここでお知らせです!
うま泉教授ツイッターを行っています。
今週行われる重賞競走、スプリングステークス[G2]、フラワーカップ[G3]、ファルコンステークス[G3]の予想はツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
知っていると土日競馬が楽しくなるような情報を公開していますので、遊びにきてフォローして貰えると嬉しいです。
ブログとツイッターを併用して頂ければ、土日の競馬が今以上に面白くなると思いますので、うま泉教授のツイッター、よろしくお願いします。
まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アイアンバローズ | 牡6歳 | 57 | 上村洋行 |
アケルナルスター | 牡4歳 | 56 | 清水英克 |
アフリカンゴールド | セ8歳 | 57 | 西園正都 |
エブリワンブラック | 牡6歳 | 57 | 武幸四郎 |
サンレイポケット | 牡8歳 | 57 | 高橋義忠 |
シロニイ | 牡9歳 | 57 | 池江泰寿 |
ジャスティンパレス | 牡4歳 | 57 | 杉山晴紀 |
ゼーゲン | 牡8歳 | 57 | 堀宜行 |
ディープボンド | 牡6歳 | 58 | 大久保龍志 |
ノーチカルチャート | 牡7歳 | 57 | 奥村豊 |
ブレークアップ | 牡5歳 | 58 | 吉岡辰弥 |
ボルドグフーシュ | 牡4歳 | 56 | 宮本博 |
メイショウテンゲン | 牡7歳 | 57 | 松永昌博 |
メロディーレーン | 牝7歳 | 55 | 森田直行 |
ユーキャンスマイル | 牡8歳 | 57 | 友道康夫 |
昨年は1番人気のディープボンドが優勝し、春の天皇賞[G1]でも2着と好走しました。
阪神大賞典をステップに春の天皇賞へ臨んだ馬は、過去10年間で30頭中10頭、馬券圏内に好走しており、本番とも繋がりの大きい重賞競走といえます。
その理由の1つに、昨年までは京都競馬場の改装工事の為、普段は京都競馬場行われる春の天皇賞が阪神競馬場で行われていたということがあると思います。
京都競馬場の改装工事も終了し、今年は4月22日から京都開催がスタート、2週目となる4月30日に春の天皇賞が行われます。
淀の坂越えが復活した今年はどんな競馬になるのか、今までのデータが通用するのか、注意する必要があると思います。
過去のデータから阪神大賞典の傾向を探っていきたいと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 7-0-1-2 | 70.0% | 70.0% | 80.0% |
2番人気 | 1-2-1-6 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
3番人気 | 2-1-3-4 | 20.0% | 30.0% | 60.0% |
4番人気 | 0-2-1-7 | 0.0% | 20.0% | 30.0% |
5番人気 | 0-3-2-5 | 0.0% | 30.0% | 50.0% |
6番~9番人気 | 0-2-1-37 | 0.0% | 5.0% | 7.5% |
10番人気以下 | 0-0-1-16 | 0.0% | 0.0% | 5.9% |
今回記載しているデータは、阪神大賞典の過去10年間のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。
過去10年で1番人気が7勝と圧倒的な力を見せており、二桁人気が馬券圏内に好走したのは、2019年に3着したロードヴァンドール(牡6歳)の1頭だけで、なかなか穴馬が台頭するのが難しい重賞競走といえます。
春の天皇賞[G1]の前哨戦ということでメンバーが揃うということもありますが、よーいドンの短距離戦に比べ、長距離戦は紛れが少なく力通りに決まりやすい傾向が強いといえます。
無理に穴を狙うよりは、点数を絞って人気サイドを厚く買う方が、馬券的には正解かもしれません。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 4-3-3-10 | 20.0% | 35.0% | 50.0% |
5歳 | 4-4-3-18 | 13.8% | 27.6% | 37.9% |
6歳 | 2-3-3-21 | 6.9% | 17.2% | 27.6% |
7歳以上 | 0-0-1-28 | 0.0% | 0.0% | 3.4% |
上記のデータは過去10年間の年齢と成績をまとめたものです。
7歳馬が馬券圏内に絡んだのは2013年に3着したフォゲッタブルの1頭だけで、過去9年間は1頭も絡んでいません。
データを見ても分かるように、若い世代の活躍が目立っており4歳馬の複勝率は50%と非常に高い数値を残しています。
長距離戦はスタミナ勝負になることが多いので、ピークを過ぎた馬は割り引きが必要かもしれません。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 0-0-2-8 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
先行 | 10-7-4-28 | 20.4% | 34.7% | 42.9% |
差し | 0-3-6-25 | 0.0% | 8.8% | 26.5% |
追い込み | 0-0-0-6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
データを見て驚いたのは、過去10年間の勝ち馬10頭は全て先行馬、前残りの傾向が強いのは長距離戦の特徴ですが、これほどデータが偏っているとは思いませんでした。
逃げ馬が勝てないのは、先行馬に目標にされてしまうので、4コーナーや直線の入り口では競り掛けられ、スタミナを消耗してしまうのが原因だと思います。
過去10年間で追い込み馬が馬券圏内に1頭も絡んでないことからも、直線だけでまとめて差し切るのは難しく、追い込み馬も4コーナーでは前に取り付けるような器用なタイプでないと好走は難しいようです。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ステイゴールド | 4-0-0-3 | 57.1% | 57.1% | 57.1% |
キズナ | 2-0-0-0 | 100% | 100% | 100% |
ハーツクライ | 1-4-0-13 | 5.6% | 27.8% | 27.8% |
ディープインパクト | 1-2-2-6 | 9.1% | 27.3% | 45.5% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
伝統の長距離G2ということもあり、スタミナ血統のステイゴールド産駒やハーツクライ産駒が好成績を収めています。
うま泉が注目しているのはディープインパクト産駒、瞬発力に優れたタイプを多く輩出している産駒です。
昨年のレースで最速の上りをマークしたのはディーポンドの34秒6、阪神大賞典は芝3000mで行われる長距離戦ですが、スタミナの消耗戦というよりは、上り3ハロンでいかに速い上りが使えるかという勝負になります。
今年の同じような展開になると睨んでいるので、瞬発力に優れた馬が多いディープインパクト産駒に注目しています。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
春の天皇賞を見据えたメンバーが揃った今年の阪神大賞典、実績のある馬にとってはココをステップに本番へといるローテーションだが、実績のないものにとってはココで結果を残さなければ、本番への出走が難しくなってきます。
また3000mを超えるG2競走となるとは、春は阪神大賞典[G2]、秋はステーヤーズステークス[G2]の2レースしかないので、本番よりもココを勝ちたいという馬もいると思います。
各馬がどのような思惑でレースに挑むのか、馬券検討する際は力関係も大切ですが、こういった陣営の思惑などにも目を向けてみると、思わぬ好結果に繋がることがあるので注意していきましょう。
OYAYUBI競馬で無料予想として提供されていた金鯱賞の馬券が3連複で大的中していました♪
OYAYUBI競馬(https://www.oyayubikeiba.jp/)
【3/12結果】
3連複 1-10-12 ⇒4,420円 的中!
1人気と3人気と6人気で決着しているという結果ながら、3連複で4,420円の払い戻しが出ていて、2人気のマリアエレーナが飛んだのがこの高配当の決め手となっています♪
レースの展開はスローペースからの上がり勝負だから、中京の2000mの重賞で良馬場開催だということを考えると、かなり特殊な流れだった印象なんだけど…
OYAYUBI競馬の無料予想は、直線を向いた時に団子状態となっているのを見越してか、内枠で推奨しているのは馬券に絡んだアラタ1頭だけで、マリアエレーナを消しているんだよ♪
例年のようなペースを刻むのであればマリアエレーナなんか絶対に消せない持ち味を持っているし、スローの上がり勝負になることをわかっていたかのような推奨の仕方をしています!ロンスパ戦に強い人気馬を選んでいるのは自分から動き出せる可能性があるヤマニンサルバムのみ…
推奨している5頭を見ても、ただ人気から選んだような突飛な馬がおらず、完璧にハマった無料予想と言えるんじゃない?今週は4つも重賞があるし、OYAYUBI競馬の無料予想には期待しても良いかも!
■本命馬⇒ボルドグフーシュ
■穴馬⇒サンレイポケット
■対抗馬⇒ジャスティンパレス
◎①ボルドグフーシュ
○③ジャスティンパレス
▲⑬ディープボンド
△⑧アイアンバローズ
△⑦ブレークアップ
△②ユーキャンスマイル
△⑨ゼーゲン
☆④サンレイポケット
◆3連複フォーメーション
1頭目:①
2頭目:③⑬
3頭目:③⑬④⑧⑦②⑨
合計点数:11点
◆3連単フォーメーション
1着馬:①
2着馬:③⑬④⑧
3着馬:③⑬④⑧⑦②⑨
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:③⑬
2着馬:①
3着馬:③⑬④⑧⑦②⑨
点数:12点
合計点数:36点
本命馬はボルドグフーシュです。
デビューから10戦して【3,2,3,2】と安定感のある走りをしており、芝2200m以上のレースでは【2,2,2,0】と馬券圏内を外したことがありません。
クラシック最後の一冠となる菊花賞では、後方から捲り気味に上がっていき、直線で勝ち馬をハナ差まで追い込みましたが、惜しくも2着と惜敗しました。
前走の有馬記念でも、3コーナーから一気に捲っていく脚は強烈で、強靭なスタミナを持っているボルドグフーシュだからこそできる芸当だと思います。
今回からコンビを組む川田騎手も調教で騎乗し好感触を得ており、ハンデ56キロならココでも好勝負になると見て本命馬にしました。
逆転候補の1頭目はジャスティンパレス、前走の有馬記念は7着に敗れましたが、実績のある阪神なら走りが違うはず、輸送で体が減ることもないので、菊花賞のような走りが期待できるとみて逆転候補の対抗馬にしました。
もう1頭はディープボンド、一昨年、昨年の連覇中で今年勝てば3連覇、近走は思うような成績が残せていませんが、スタミナ勝負となる長距離戦なら侮れない1頭なので、この馬も逆転候補の対抗馬として挙げておきます。
レース終了後に更新する予定。