2023/06/25 - 過去の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、ユニコーンステークスの血統やデータ、予想などはこちらをご覧ください。
春のG1競走もいよいよクライマックス、今週はグランプリ宝塚記念が阪神競馬場の芝2200mで行われます。
現役最強馬のイクイノックスが参戦を表明、リベンジを狙う有馬記念3着のジェラルディーナを筆頭に、天皇賞(春)を制したジャスティンパレス、スタミナ自慢のディープボンド、皐月賞でイクイノックスを倒しているジオグリフが出走してきます。
上半期、春の総決算に相応しいレベルの高い戦いになりそうなので、うま泉も楽しみでなりません。
第64回宝塚記念、ヒーローとなる馬はどの馬か注目の大一番です。
過去10年間のデータをもとに宝塚記念の傾向を探っていきましょう。
今年の宝塚記念は、この馬に注目しています!
うま泉教授、宝塚記念はこの馬から狙います。
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まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アスクビクターモア | 牡4歳 | 58 | 田村康仁 |
イクイノックス | 牡4歳 | 58 | 木村哲也 |
ウインマイティー | 牝6歳 | 56 | 西園正都 |
ヴェラアズール | 牡6歳 | 58 | 渡辺薫彦 |
カラテ | 牡7歳 | 58 | 辻野泰之 |
ジェラルディーナ | 牝5歳 | 56 | 斉藤崇史 |
ジャスティンパレス | 牡4歳 | 58 | 杉山晴紀 |
ジオグリフ | 牡4歳 | 58 | 木村哲也 |
スルーセブンシーズ | 牝5歳 | 56 | 尾関知人 |
ダノンザキッド | 牡5歳 | 58 | 安田隆行 |
ディープボンド | 牡6歳 | 58 | 大久保龍志 |
ドゥラエレーデ | 牡3歳 | 53 | 池添学 |
ブレークアップ | 牡5歳 | 58 | 吉岡辰弥 |
ブローザホーン | 牡4歳 | 58 | 中野栄治 |
プラダリア | 牡4歳 | 58 | 池添学 |
ボッケリーニ | 牡7歳 | 58 | 池江泰寿 |
ミクソロジー | 牡4歳 | 58 | 辻野泰之 |
モズベッロ | 牡7歳 | 58 | 森田直行 |
ユニコーンライオン | 牡7歳 | 58 | 矢作芳人 |
ライラック | 牝4歳 | 56 | 相沢郁 |
昨年は2番人気のタイトルホルダーが2番手から抜け出し、天皇賞(春)に続きG1競走2連勝を成し遂げました。
6番人気の快速馬、パンサラッサが逃げたことでペースがハイペースになり、直線は瞬発力よりもスタミナや持久力が問われるレースとなりました。
今年の出走予定馬を見ると、ハナに拘るタイプが見当たらないので、昨年のようにスタミナや持久力よりも、瞬発力が問われるような流れになりそうです。
現役最強馬イクイノックス、どんな走りをみせてくれるのか注目です。
過去のデータから宝塚記念の傾向を探っていきたいと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 2-2-1-5 | 20.0% | 40.0% | 50.0% |
2番人気 | 3-0-2-5 | 30.0% | 30.0% | 50.0% |
3番人気 | 2-0-0-8 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
4番人気 | 0-0-2-8 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
5番人気 | 0-3-0-7 | 0.0% | 30.0% | 30.0% |
6番~9番人気 | 3-3-2-32 | 7.5% | 15.0% | 20.0% |
10番人気以下 | 0-2-3-48 | 0.0% | 3.8% | 9.4% |
今回記載しているデータは、宝塚記念の過去10年間のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。
データを見ると1番人気、2番人気が複勝率50%と好成績を残しているものの、6番人気~9番人気の複勝率が20%、10番人気以下の馬が9.4%と人気薄も馬券圏内に突っ込んできているので、一筋縄ではいないG1競走ということがいえると思います。
馬券的には軸馬は安定感のある1番人気、2番人気の馬から探し、相手候補(2着候補)やヒモ(3着候補)は伏兵を狙うのが、データ的に好結果に繋がると思います。
二桁人気の馬も過去10年間で5頭絡んでいるので、データ的に2年に1度絡むのであれば、穴馬を積極的に狙っていけるG1競走だといえると思います。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4歳馬 | 3-1-5-28 | 8.1% | 10.8% | 24.3% |
5歳馬 | 7-4-5-37 | 13.2% | 20.8% | 30.2% |
6歳馬 | 0-4-0-25 | 0.0% | 13.8% | 13.8% |
7歳以上 | 0-1-0-23 | 0.0% | 4.2% | 4.2% |
上記のデータは過去10年間の年齢と成績をまとめたものです。
データをみると4歳馬、5歳馬の2強という感じになっています。
過去10年間は全て4歳馬か5歳馬が勝っており、6歳馬、7歳馬の勝ち馬が出てないので、馬券的にも6歳以上の馬は穴馬候補という考えて方で良いと思います。
データを見ると5歳馬が過去10年間で7勝、勝率、連対率、複勝率と全ての項目で4歳馬を上回っています。
今年の出走馬を見ると、現役最強馬と言われるイクイノックス、春の天皇賞を制したジャスティンパレスなど、4歳馬が上位人気を占めると思いますが、データ的には5歳馬も侮れない存在ということは覚えておいた方が良いと思います。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1-2-2-5 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
先行 | 7-4-3-33 | 14.9% | 23.4% | 29.8% |
差し | 2-2-5-42 | 3.9% | 7.8% | 17.6% |
追い込み | 0-2-0-33 | 0.0% | 5.7% | 5.7% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
データを見ると逃げ・先行馬の強さが目立つと思います。
阪神競馬場というと直線に急坂があり、また直線も長いコースなので、イメージ的には差し・追い込み馬が優位に思えますが、データはまったく逆の結果を示しています。
もしかしたら、阪神競馬場は直線が長く急坂があるタフなコースなので、各ジョッキーの仕掛けどころが難しく、3、4コーナーでなかなか仕掛けられず、ペースが落ち着きやすい傾向が強いのかもしれません。
4コーナーで10番手以下から直線で差し切ったのは2016年のマリアライト1頭だけ、前残りが強く、先行馬が潰れにくい展開になることは覚えておいた方がいいかもしれません。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
キングカメハメハ | 2-1-0-15 | 11.1% | 16.7% | 16.7% |
ディープインパクト | 1-2-5-26 | 2.9% | 8.8% | 23.5% |
ドゥラメンテ | 1-0-0-1 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
エピファネイア | 0-0-1-2 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
勝ち馬は2016年のマリアライトの1頭しか出ていませんが、複勝率は23.5%と馬券に絡んでいる馬が多く、安定感をかうのであればディープインパクト産駒から狙うのが良いと思います。
うま泉が注目しているのはキングカメハメハ産駒、スピードや瞬発力が必要なのは分かりますが、最後の急坂でもバテないパワー型の産駒に注目しています。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
過去データを見てみると、先行馬の好走が目立つように、ペースが落ち着く傾向が強く出ています。
今年のメンバーを見ても、積極的に逃げようという馬は見当たらず、大外枠のユニコーンライオンや3歳馬のドゥラエレーデが先手を主張するかどうかといった感じ、内枠で好スタートを切る馬がいれば、その馬が主導権を握る可能性も出てきます。
週末に雨が降らず、良馬場での競馬になるのであれば、経済コースを通ってこれる内枠の馬には注意したいと思います。
オッズが割れていたからこそ3連複のボックス馬券の良さが存分に出た予想だったと思います~
ウマニキ(https://www.umaniki.jp/)
【6/11結果】
3連複 2-15-17 ⇒4,830円 的中!
うま吉もジャスティンカフェを本命にはしていたんだけど、稍重の馬場で開催できたとはいえ、ずっと雨が降ったりやんだりして特殊な馬場状態だったことと、そもそも相手選びが非常に難しいメンバー構成でもあったから、なるべく手広く抑えたくなるようなレースだったでしょ?
無料予想で点数が多くなってしまうと、それこそ利用しづらくなる中でウマニキは3連複で推奨している重賞の馬券は必ず10点以内に抑えつつ、他にない組み立てをしてくれるから、盲点となるような決着になってもウマニキでは当たっているということも良くあります♪
荒れた今年の中山記念でも2万円を超える払い戻しをわずか10点で的中しているし、今回も馬場を考えるとなかなか選びづらいルージュエヴァイユを相手に推奨しているのが素晴らしいと思います!
ここに来てグンと調子を上げてきたウマニキの無料予想…みんなもぜひ参考にしてみてね!
■本命馬⇒イクイノックス
■穴馬⇒ブレークアップ
■対抗馬⇒ジャスティンパレス
◎⑤イクイノックス
○⑨ジャスティンパレス
▲⑪ジェラルディーナ
△⑧ヴェラアズール
△③ダノンザキッド
△④ボッケリーニ
△②カラテ
☆⑭ブレークアップ
◆3連複フォーメーション
1頭目:⑤
2頭目:⑨⑭
3頭目:⑨⑭⑪⑧③④②
合計点数:11点
◆3連単フォーメーション
1着馬:⑤
2着馬:⑨⑭⑪⑧③
3着馬:⑨⑭⑪⑧③④②
点数:30点
3連単フォーメーション
1着馬:⑨
2着馬:⑤
3着馬:⑭⑪⑧③④②
点数:6点
合計点数:36点
本命馬はイクイノックスです。
現役最強馬のイクイノックス、今回は初めての58キロ、さらに関西圏のレースで輸送も始めてということで、輸送でのトラブルや馬体重減など、いつも通りの力が出せるのか中間の動きを見ていました。
しかし直前の追い切りでは、栗東のCWを長めの6ハロンから追われ、3頭併せで楽々と先着、ラスト1ハロンも11秒3と文句のつけようがない走りをしていたので、春のグランプリも死角なしとみてイクイノックスを本命馬にしました。
逆転候補の1頭目はジャスティンパレス、春の天皇賞を勝っているのでステイヤーに見られがちですが、中距離でも長距離でも自分のペースで走れれば、終いは切れるタイプなので、ここでも好勝負になると思っています。
本命馬のイクイノックスよりも前で競馬ができるので、ペースが落ち着いてしまった時は、そのまま押し切る可能性もあるとみて逆転候補に挙げました。
いつもならもう1頭逆転候補を挙げるのですが、逆転候補はジャスティンパレス1頭だけにして、その分2着候補を広く抑えたいと思います。
2着候補で面白いのが穴馬として挙げたブレークアップ、前走の天皇賞(春)は直線でジリジリと伸びていましたが勝ち馬ほど切れる脚がなく4着、昨年秋にアルゼンチン共和国杯を勝っているように、2000m~2500mの距離ならもっと切れる脚が使えるので、前で残るならこの馬と見て2着候補に抜擢しました。