2025/08/02 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉教授です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週からスタートした夏の新潟開催、2週目となる今週は新潟競馬場の名物レースともいえる、直線1000mの重賞競走アイビスサマーダッシュが行われます。
コーナーのない直線1000mのスピードレース、スピード自慢が勝つのか、それともトップスピードを維持できる持久力のある馬が勝つのか、瞬き厳禁の電撃5ハロンの競走です。
後でも紹介しますが、コーナーを回る普段の競馬とは、レースも展開も異なるので注意が必要です。
芝は内回りと外回りコースがあり、外回りコースは一周2223mと日本の競馬場の中で最長、外回りの直線658.7mも東京競馬場よりも130mぐらい長く、こちらも日本の競馬場の中で最長となります。
最大の特徴はこの直線を生かし直線1000mの競馬を可能にしているところ、4コーナーから更に直線を伸ばし、コーナーの無い直線1000mのレースを実現しています。
直線1000mの競馬だと「よーいドン」のスピード競走のように思いがちですが、実は非常に奥が深く、データや血統を絡めながら、その辺も解き明かし勝ち馬を導いていきますので、最後までお付き合いいただければと思います。
昨年のアイビスサマーダッシュ、血統やデータ、予想などはこちらをご覧ください。
まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
ウイングレイテスト | 牡8歳 | 58 | 和田勇介 |
エランティス | 牝5歳 | 55 | 杉山晴紀 |
オリアメンディ | 牝7歳 | 55 | 南田美知雄 |
カフジテトラゴン | 牝6歳 | 55 | 武英智 |
カルロヴェローチェ | セ5歳 | 57 | 須貝尚介 |
キタノブレイド | 牡6歳 | 57 | 萱野浩二 |
クムシラコ | 牡7歳 | 57 | 千葉直人 |
コラソンビート | 牝4歳 | 55 | 加藤士津八 |
シュラフ | 牝3歳 | 53 | 佐藤吉勝 |
ショウナンハクラク | 牡6歳 | 57 | 松下武士 |
シロン | 牝6歳 | 55 | 小栗実 |
スコーピオン | 牡4歳 | 57 | 武藤善則 |
テイエムスパーダ | 牝6歳 | 56 | 小椋研介 |
デュガ | セ6歳 | 57 | 森秀行 |
ニシノコニャック | 牡6歳 | 57 | 伊藤大士 |
ニシノトキメキ | 牝5歳 | 55 | 小手川準 |
ピューロマジック | 牝4歳 | 55 | 安田翔伍 |
ファロロジー | 牝6歳 | 55 | 中館英二 |
ブーケファロス | 牡5歳 | 57 | 清水英克 |
マジカルガール | 牝5歳 | 55 | 本間忍 |
モズメイメイ | 牝5歳 | 56 | 前川恭子 |
昨年は3番人気のモズメイメイが好スタートから飛び出し、ゴール前、3頭の大接戦を制して重賞3勝目のゴールとなりました。
2着にはトップハンデの59キロを背負った2番人気のウイングレイテスト、3着には8番人気のテイエムスパーダが入り、三連単は万馬券での決着となりました。
勝ったモズメイメイの55秒3、上り3ハロンは32秒8と普段見慣れない数値で上がっているので、差したのかなと思い勝ちですが、先行して粘り込む競馬で勝っています。
ラップタイムを見てみると、2ハロン目と3ハロン目が10秒台のラップを刻んでおり、スタート直後と4ハロン目、5ハロン目は11秒台のラップとなっています。
うま泉教授はこのラップタイムにアイビスサマーダッシュポイントある考えています。
馬の能力を計る時に、まず高速となる前半3ハロンのスピード競走に対応できるトップスピードの高さ、そして残り2ハロンを11秒台のラップが刻める持続力、これが新潟の直線1000mに対応できる馬だと思います。
前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
韋駄天S | 4-7-1-35 | 8.5% | 23.4% | 25.5% |
CBC賞 | 3-0-1-14 | 16.7% | 16.7% | 22.2% |
葵ステークス | 1-1-0-1 | 33.3% | 66.7% | 66.7% |
北九州記念 | 1-0-1-3 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
函館スプリント | 0-1-1-9 | 0.0% | 9.1% | 18.2% |
上記のデータは過去10年間の前走レースと成績をまとめたものです。
過去10年間のデータを見てみると、韋駄天ステークス組が4勝、これに続くのがCBC賞組の3勝です。
今年からCBC賞の開催日が変更されたことを考えると、韋駄天ステークス組の強さがより目立って見えます。
3歳馬なら葵ステークス、古馬なら函館スプリントや北九州記念、上り馬なら韋駄天ステークスと、各馬の比較が難しいレースですが、まずは各馬の力関係を確認することが的中への第一歩だと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 5-2-0-3 | 50.0% | 70.0% | 70.0% |
2番人気 | 1-5-0-4 | 10.0% | 60.0% | 60.0% |
3番人気 | 1-1-1-7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
4番人気 | 0-0-2-8 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
5番人気 | 0-0-0-10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6番~9番人気 | 3-2-4-31 | 7.5% | 12.5% | 22.5% |
10番人気以下 | 0-0-3-73 | 0.0% | 3.9% | 3.9% |
上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。
データを見ると1番人気が過去10年間で5勝、連対率も70%と非常に高く、荒れそうなレースに見えますが、思っている以上に1番人気の強さが目立ちます。
ただ6番~9番人気の馬が過去10年間で3勝しており、一概に人気馬が強いとはいえず、穴馬の台頭もあるのが悩ましいところです。
近3走をみると1番人気は馬券圏内にも入っておらず、もしかしたら、アイビスサマーダッシュの傾向が変わりつつあるのかもしれません。
1番人気の強さが目立つという話をしましたが、高額の万馬券を狙うなら1番人気を外して考えるのもアリだと思います。
単勝オッズ | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1.0倍~2.9倍 | 3-2-0-1 | 50.0% | 83.3% | 83.3% |
3.0倍~4.9倍 | 2-2-1-4 | 22.2% | 44.4% | 55.6% |
5.0倍~9.9倍 | 2-4-2-18 | 7.7% | 23.1% | 30.8% |
10.0倍~19.9倍 | 1-1-3-28 | 3.0% | 6.1% | 15.2% |
20.0倍~49.9倍 | 2-1-2-35 | 5.0% | 7.5% | 12.5% |
50倍以上 | 0-0-2-50 | 0.0% | 0.0% | 3.8% |
上記のデータは過去10年間の単勝オッズと成績をまとめたものです。
単勝オッズ1.0倍~2.9倍は過去10年間で6頭いて馬券圏外に敗れたのは1頭だけ、複勝率も80%と高く、十分信頼できる数値だと思います。
人気のデータの所で1番人気の強さを話しましたが、オッズを見て1.0倍~2.9倍であれば、信頼度は高いと思っていいと思います。
単勝オッズ3.0倍以上の馬を見てみると、単勝オッズ3.0倍~9.9倍と単勝オッズ10.0倍~49.9倍に分けられるような感じがします。
ただ馬券圏内に好走した馬の数を見てみると、単勝オッズ3.0倍~9.9倍が13頭、単勝オッズ10.0倍~49.9倍が10頭とそこまで大きな差は感じられないんで、圧倒的な1番人気がいなければ、思い切った穴狙いが可能な重賞競走ということがいえると思います。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3歳 | 1-1-1-6 | 11.1% | 22.2% | 33.3% |
4歳 | 3-1-0-22 | 11.5% | 15.4% | 15.4% |
5歳 | 4-5-5-34 | 8.3% | 18.8% | 29.2% |
6歳 | 0-2-3-38 | 0.0% | 4.7% | 11.6% |
7歳以上 | 2-1-1-36 | 5.0% | 7.5% | 10.0% |
上記のデータは過去10年間の年齢と成績をまとめたものです。
データを見ると複勝率では3歳が33.3%と一番好成績を上げていますが、今年は3歳馬の出走がないので、度外視して良いと思います。
勝ち馬に目を向けてみると、5歳馬が過去10年間で4勝、これに続くのが4歳馬の3勝、意外なのは2017年のラインミーティア(8番人気)、2022年に勝ったビリーバー(7番人気)は7歳馬、高年齢だからといって侮っていると痛い目にあうので、軸馬ではなく相手やヒモを探す時は年齢は気にしないでも良いと思います。
またアイビスサマーダッシュは直線1000mという特殊なレース、スタートダッシュやゲートの出が悪ければ、それだけで致命傷にもなりかねない短距離競走、馬券的にも馬単や三連単といった着順をキッチリ当てる馬券よりも、ワイドや三連複のような馬券で攻める方が好結果に繋がるような気がします。
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 0-0-2-16 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
2枠 | 1-1-0-16 | 5.6% | 11.1% | 11.1% |
3枠 | 0-0-1-18 | 0.0% | 0.0% | 5.3% |
4枠 | 1-1-0-18 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
5枠 | 1-2-1-16 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
6枠 | 1-3-2-14 | 5.0% | 20.0% | 30.0% |
7枠 | 2-1-2-20 | 8.0% | 12.0% | 20.0% |
8枠 | 4-2-2-18 | 15.4% | 23.1% | 30.8% |
上記のデータは過去10年間の枠番と成績をまとめたものです。
直線1000mのレースを見たことがある人は分かると思いますが、馬はラチを頼って走るので、アイビスサマーダッシュは内と外に分かれて走ることが多くなります。
新潟開催が進むと内枠の馬場が痛んでくるので、ほとんどの馬が外枠に寄ってはしるので、アイビスサマーダッシュは外枠が優位ということがいえます。
注意することがあるとすれば、ほとんどの馬が外枠に寄っていくので、外ラチを頼って先行できる馬はコースロスなく走れるのですが、差したりする馬にとっては外に馬が密集するので、抜け出すときに前が塞がったりというアクシデントに巻き込まれる可能性があるので注意が必要です。
データを見ても過去10年間で8枠が4勝、昨年勝ったモズメイメイは外枠の7枠、外枠から先行できる馬は優位になるので、覚えておいた方が良いと思います。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 2-6-0-2 | 20.0% | 80.0% | 80.0% |
先行 | 4-2-6-36 | 8.3% | 12.5% | 25.0% |
差し | 1-2-1-42 | 2.2% | 6.5% | 8.7% | 追い込み | 3-0-3-48 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
上記のデータは過去10年間の脚質と成績をまとめたものです。
脚質はスタートしてから1コーナーまでの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
データを見ると、スタートしてから1ハロンで先頭に立っている馬が2勝、2着6回、複勝率も80%と非常に高い数値を残しています。
軸になる馬はハナを切れるようなスピードのある馬、トップスピードの持続力がある先行馬で良いと思います。
ただ勝ち馬をみてみると、過去10間で追い込み馬が3勝しており、控えたからといって勝てないというわけではないので、気を付ける必要があると思います。
騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
M・デムーロ | 2-1-0-2 | 40.0% | 60.0% | 60.0% |
石川裕紀 | 2-0-0-3 | 40.0% | 40.0% | 40.0% |
杉原誠人 | 1-0-2-4 | 14.3% | 14.3% | 42.9% |
鮫島克駿 | 0-2-0-0 | 0.0% | 100% | 100% |
松岡正海 | 0-2-0-0 | 0.0% | 100% | 100% |
西村淳也 | 0-0-2-1 | 0.0% | 0.0% | 66.7% |
上記のデータは過去10年間の騎手と成績をまとめたものです。
うま泉教授が注目しているのは石川裕紀騎手と杉原誠人騎手、石川裕紀騎手はオールアットワンス2021年と2023年で勝利、杉原誠人騎手はビーリバーで2022年に勝利、そのビリーバーとレジーナフォルテを馬券圏内に導いています。
他にもライオンボスで2連対の鮫島克駿騎手、一昨年のトキメキ、昨年2着のウイングレイテストで2着している松岡正海騎手など、直線1000mの走り方を知っていると思います。
1000m戦なので鞍上の駆け引きなど無いように思えますが、一瞬の判断が勝敗を分けるレースなので、得意としているジョッキーは要注意です。
調教師・厩舎 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
中館英二厩舎 | 2-0-0-1 | 66.7% | 66.7% | 66.7% |
角田晃一厩舎 | 2-0-0-1 | 66.7% | 66.7% | 66.7% |
和田正一郎厩舎 | 1-2-0-3 | 16.7% | 50.0% | 50.0% |
森田直行厩舎 | 1-1-2-5 | 11.1% | 22.2% | 44.4% |
上記のデータは過去10年間の調教師と成績をまとめたものです。
直線1000mの重賞競走はアイビスサマーダッシュだけですが、それでも得意としている厩舎があるのは少し驚きでした。
上記に挙げた4つの厩舎はどの厩舎も複勝率が40.0%を超えているので、出走させてきていたら注目して良いと思います。
軸馬にとは言いませんが、相手やヒモに付け加えておけば、思わぬ高配当にありつけるかもしれません。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
マクフィ | 2-0-0-1 | 66.7% | 66.7% | 66.7% |
サクラバクシンオー | 2-0-0-1 | 66.7% | 66.7% | 66.7% |
バトルプラン | 1-2-0-2 | 20.0% | 60.0% | 60.0% |
モンテロッソ | 1-0-1-1 | 33.3% | 33.3% | 66.7% |
アドマイヤムーン | 0-1-2-8 | 0.0% | 9.1% | 27.3% |
ヴァンセンヌ | 0-0-2-1 | 0.0% | 0.0% | 66.7% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
直線1000mの重賞競走だけに、スピードに優れた種牡馬が好成績を残しています。
うま泉教授が注目しているのはアドマイヤムーン産駒、父のアドマイヤムーンは2007年にドバイデューティーフリーで初G1制覇、その年の宝塚記念[G1]、ジャパンカップ[G1]を制し、その年の年度代表馬にもなった種牡馬です。
父の実績からすると中長距離が得意のように感じますが、産駒の傾向を見てみるとスピード馬が多いので、マイル以下の短距離戦で活躍しているイメージがあります。
上記に挙げた種牡馬はどれもスピードに定評のある種牡馬なので、出走している馬がいれば注目してみると、高配当の立役者になってくれるかもしれません。
的中率が高いというのが魅力のひとつだった横綱ダービーの無料予想は荒れやすい夏競馬の時期で配当も妙味十分だね♪
横綱ダービー(https://yokodabi.jp/)
【7/26~27結果】
3連複 2-4-8 ⇒8,080円 的中!
ワイド 9-12 ⇒6,800円 的中!
ワイド 4-14,4-8 ⇒45,850円 的中!
完全的中を果たした土曜日の予想に関しては、ヒモ荒れした新馬戦での3連複と堅く決まった札幌の未勝利戦で2点中1点的中ということで、回収率はどちらも100%そこそこという横綱ダービーの無料予想らしい内容…
もちろん利益を出しているからそれはそれで凄いんだけど、圧巻だったのは日曜の中京1Rで開催された障害未勝利戦で叩き出した配当だね!
これも1人気と2人気が連に絡んだ決着となっているから、3連単とかは万馬券にすらなっていないのに、軸にした2人気との組み合わせに選んだたった2頭の相手がどちらも馬券に絡むという完璧な予想を披露♪
3着入線したのは単勝オッズで46.1倍と全く人気になっていなかった馬で、それをしっかり相手として選んでいるのは文句のつけようがないね♪
選んだ3頭だけで決まっているように何の馬券種を購入しても的中しているから、ここに来て調子を上げてきた横綱ダービーの無料予想でアッと驚く高配当にめぐりあえてもおかしくないと思います!
■本命馬⇒テイエムスパーダ
■穴馬⇒コラソンビート
■対抗馬⇒ブーケファロス
◎⑬テイエムスパーダ
○⑮ブーケファロス
▲⑥ピューロマジック
△⑩ウイングレイテスト
△⑮モズメイメイ
△⑤クムシラコ
△②ニシノコニャック
☆⑧コラソンビート
◆3連複フォーメーション
1頭目:⑬
2頭目:⑮⑧
3頭目:⑮⑧⑥⑩⑮⑤②
合計点数:11点
◆3連単フォーメーション
1着馬:⑬
2着馬:⑮⑧⑥⑩
3着馬:⑮⑧⑥⑩⑮⑤②
点数:24点
◆3連単フォーメーション
1着馬:⑮⑧
2着馬:⑬
3着馬:⑮⑧⑥⑩⑮⑤②
点数:12点
合計点数:36点
本命馬はテイエムスパーダです。
スタートが上手ではないので、いつもスタートしてから追い出すように先頭に立つテイエムスパーダ、しかし持ち前の加速力やスピードはG1級と言えるものを持っていて、2022年のスプリンターズステークスでは4番人気に支持されました。
前走の韋駄天ステークスも、躓くようなスタートから立て直し一気に先頭、2着以下に3馬身以上の差をつけ勝ちタイムは55.5秒、タイム的に物足りなくも感じますが、小雨まじりの稍重の馬場を考慮すれば上々の内容だったと思います。
上手くスタートできるか気になる点もありますが、それを補う加速力とスピード、昨年3着のリベンジが可能とみて本命馬にしました。
逆転候補の1頭目はブーケファロス、差す競馬を得意としていた馬が前走の安達太良ステークスでは好位2番手からの競馬で2着、脚質に幅が出たのは好材料、1000m戦で前がやり合う展開なら出番があるとみて、逆転候補の1番手にしました。
もう1頭は穴馬に挙げたコラソンビート、阪神ジュベナイルフィリーズ3着の実績があり、2歳の時は京王杯2歳ステークスを制覇、マイルよりも短距離の方が合っており、1000m戦は初めてですが、一発があるならこの馬と見て逆転候補に抜擢しました。