2023/04/30 - 過去の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
重賞競走、マイラーズカップ[G2]の血統やデータ、予想などはこちらをご覧ください。
春の最強ステイヤー決定戦となる天皇賞(春)が、今年は改装工が完了した京都競馬で行われます。
昨年はタイトルホルダーが2着以下に7馬身以上の差をつけ快勝しました。
今年は連覇を狙っての参戦、どの馬がタイトルホルダーの逃走を阻止するのか注目です。
まずは過去10年間のデータをもとに天皇賞(春)の傾向を探っていきましょう。
今年の天皇賞(春)は、この馬に注目しています!
うま泉教授の天皇賞(春)はこの馬から狙います。
ここでお知らせです!
うま泉教授ツイッターを行っています。
先週はアンタレスステークス[G3]の予想を公開し、大本線で三連単5,330円の的中をお届けしました。
今週行われる重賞競走、青葉賞[G2]の予想はツイッターで公開します。
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まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アイアンバローズ | 牡6歳 | 58 | 上村洋行 |
アスクビクターモア | 牡4歳 | 58 | 田村康仁 |
アフリカンゴールド | 牡8歳 | 58 | 西園正都 |
エンドロール | 牡4歳 | 58 | 青木孝文 |
サンレイポケット | 牡8歳 | 58 | 高橋義忠 |
シルヴァーソニック | 牡7歳 | 58 | 池江泰寿 |
ジャスティンパレス | 牡4歳 | 58 | 杉山晴紀 |
タイトルホルダー | 牡5歳 | 58 | 栗田徹 |
ディープボンド | 牡6歳 | 58 | 大久保龍志 |
ディープモンスター | 牡5歳 | 58 | 池江泰寿 |
ディアスティマ | 牡6歳 | 58 | 高野友和 |
トーセンカンビーナ | 牡7歳 | 58 | 加藤征弘 |
ヒュミドール | セ7歳 | 58 | 小手川準 |
ブレークアップ | 牡5歳 | 58 | 吉岡辰弥 |
ボルドグフーシュ | 牡4歳 | 58 | 宮本博 |
マテンロウレオ | 牡4歳 | 58 | 昆貢 |
メロディーレーン | 牝7歳 | 56 | 森田直行 |
昨年は2番人気のタイトルホルダーが後続に7馬身以上の大差を付けて快勝、次走のグランプリ宝塚記念[G1]も制し、その実力を示しました。
中央競馬のG1競走の中でも最も長い3200mでの競走なので、直線はスタミナ勝負の持久戦になりやすい傾向があります。
また昨年、一昨年は阪神競馬場で行われていましたが、ようやく改装工事が終わり今年は京都競馬場でのレースとなります。
復活した淀の坂越え、各ジョッキーも仕掛けのタイミングが難しいと思います。
新しい京都競馬場で行われる天皇賞(春)、どんなレースになるのか今から楽しみです。
過去のデータから天皇賞(春)の傾向を探っていきたいと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 3-3-0-4 | 30.0% | 60.0% | 60.0% |
2番人気 | 5-0-1-4 | 50.0% | 50.0% | 60.0% |
3番人気 | 1-2-1-6 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
4番人気 | 1-1-4-4 | 10.0% | 20.0% | 60.0% |
5番人気 | 0-0-0-10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6番~9番人気 | 0-2-2-36 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
10番人気以下 | 0-2-2-73 | 0.0% | 2.6% | 5.2% |
今回記載しているデータは、天皇賞(春)の過去10年間のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間の人気と成績をまとめたものです。
全体的にみても天皇賞(春)は上位人気馬が強いレースといっても良いと思います。
勝ち馬を見ると過去10年間で5番人気以下の馬は勝っておらず、4番人気が勝ったのも2014年のフェノメノの1頭だけで、勝ち馬の大半は1番人気か2番人気です。
3200mという長丁場のレースだけに、小細工無しの力勝負になることが多く、伏兵が2着、3着に突っ込んでくることはあっても勝のは上位人気、馬券的にも人気馬→伏兵馬という馬券が中心になると思います。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 4-2-4-28 | 10.5% | 15.8% | 26.3% |
5歳 | 5-4-1-41 | 9.8% | 17.6% | 19.6% |
6歳 | 1-3-2-33 | 2.6% | 10.3% | 15.4% |
7歳以上 | 0-1-3-35 | 0.0% | 2.6% | 10.3% |
上記のデータは過去10年間の年齢と成績をまとめたものです。
過去10年間のデータを見てみると、6歳馬、7歳馬が馬券に絡むこともありますが、中心は4歳馬と5歳馬になると思います。
昔から昨年の菊花賞で好走した馬が、翌年の春の天皇賞で好走する傾向が強く、今年の4歳馬は世代的にも強い世代なので、侮れない存在になることは間違いないと思います。
1つ注意することがあるとしたら、それはコース形態、京都競馬場の改装工事が終わり、今年から京都競馬場で行われます。
2度に渡る淀の坂越え、昨年や一昨年以上に前残りの傾向が強くなりそうなので、人気が無くても先行馬は要注意の存在になると思います。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 4-0-1-5 | 40.0% | 40.0% | 50.0% |
先行 | 4-8-7-28 | 8.5% | 25.5% | 40.4% |
差し | 1-2-2-43 | 2.1% | 6.3% | 11.6% |
追い込み | 1-0-0-60 | 1.6% | 1.6% | 1.6% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
過去10年間で4コーナーで先頭に立っていた馬が4勝しており、昨年の優勝馬タイトルホルダーもスタートからハナを奪い、そのまま押し切っています。
ただスタートからハナを切って逃げきったのは、昨年のタイトルホルダーと2016年のキタサンブラックの2頭だけで、残りの2頭は4コーナーで先頭に立ち押し切っています。
言い方を換えれば、4コーナーまでに先団に取り付ける脚を持っているかということが大切で、差し馬・追い込み馬でも早めに押し上げ、4コーナーで5番手以内ぐらいまで来ていれば、勝つチャンスがあるということです。
とはいえ先行できるといことは、春の天皇賞においては大きなアドバンテージになりますので、どの馬が逃げるのか、先行争いが激しくなるのかなど、先行馬の動向はしっかりと把握しておく必要があると思います。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ステイゴールド | 4-1-1-11 | 23.5% | 29.4% | 35.3% |
ディープインパクト | 3-2-2-20 | 11.1% | 18.5% | 25.9% |
ハーツクライ | 0-5-2-16 | 0.0% | 21.7% | 30.4% |
キズナ | 0-2-0-0 | 0.0% | 100% | 100% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
3200mの長距離戦だけにステイゴールド産駒やハーツクライ産駒など、スタミナや勝負根性に優れた種牡馬が好成績を残しています。
うま泉が注目しているのは、瞬発力に優れるディープインパクト産駒です。
3200mの長距離戦なのでスタミナが問われるのは間違いないのですが、それだけで好走するのは難しく、直線で他馬を抜き去るだけの瞬発力がないと、上位進出は難しいようです。
さらに今年から元に戻って京都競馬場でのレースとなります。
先週からスタートした京都開催、馬場状態も非常に良いので、切れるタイプの馬は注意しておいた方が良いと思います。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
昨年の菊花賞馬が天皇賞(春)で活躍することが多く、2016年のキタサンブラック、2018年のフェノーメノ、2021年のタイトルホルダーなどが存在します。
今年は菊花賞馬よりも2着馬のボルドグフーシュ、3着のジャスティンパレスの方が人気になりそうですが、この2頭を抑えたかったアスクビクターモアも侮れない存在であることは間違いありません。
さらに2022年の菊花賞は3分2秒4のレコードタイムでの決着、スタミナだけではなくスピードも問われた一戦だっただけに、改装工事が完了した今の京都競馬場に合っているので、スピードが問われる流れになったときは要注意です。
前回は惜しくも無料予想の9週連続はならなかったんだけど、先週はすぐに予想の精度を取り戻して完全的中で挽回をしてきました♪
neos(https://www.neoskeiba.jp/)
【4/22結果】
ワイド 3-5 ⇒340円 的中!
ワイド 1-3 ⇒400円 的中!
1番人気の馬が単勝オッズで1.6倍に推されるような圧倒的な人気を集めたレースで、その馬を軸としてワイドで提供したたった2点の馬券のどちらもを的中させるという素晴らしい結果だったね♪
推奨している3頭の馬が全て馬券に絡むという完璧な予想だったし、上位人気のみで決着していると言っても、唯一馬券外に飛んだ3.7倍で2人気に推されたレッドベルアームは推奨していないのも見どころのひとつだよ!
勝ったゲヴィナーは、ポテンシャルが高いとしても2年ぶりのレースでなかなか手を出しづらいし、2着だったレオンバローズもこのクラスでは掲示板がやっとという成績だったから、どちらか一方を選べたとしても手広くいかなかれば両方選べない中で、3頭中3頭が好走するというのはさすがのneosといったところかな!
今週も無料予想を的中させて、引き続き8週連続的中を超える新記録を打ち立ててくれると思います♪
■本命馬⇒ボルドグフーシュ
■穴馬⇒ブレークアップ
■対抗馬⇒タイトルホルダー
◎⑬ボルドグフーシュ
○③タイトルホルダー
▲①ジャスティンパレス
△⑥アスクビクターモア
△⑯シルヴァーソニック
△⑦ディープボンド
△⑪ディアスティマ
☆⑫ブレークアップ
◆3連複フォーメーション
1頭目:⑬
2頭目:③⑫
3頭目:③⑫①⑥⑯⑦⑪
合計点数:11点
◆3連単フォーメーション
1着馬:⑬
2着馬:③⑫①⑥
3着馬:③⑫①⑥⑯⑦⑪
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:③⑫
2着馬:⑬
3着馬:③⑫①⑥⑯⑦⑪
点数:12点
合計点数:36点
本命馬はボルドグフーシュです。
週末の雨の影響で、日曜日の朝の段階で京都競馬場の芝コースは稍重、どこまで回復するかによって、スピード重視の馬から入るか、スタミナ重視の馬から入るか、非常に迷うことになるだろう。
朝のレースを見る感じでは、内枠の馬場は悪くなっておらず、内側を走れる馬はコーナーワークで有利になることは変わらないと思います。
人気上位の馬でどの馬を軸にするか迷いましたが、安定感を買ってボルドグフーシュを本命馬にしました。前走の阪神大賞典こそ、勝ちに行く競馬で早めに仕掛た分、上手く内で立ち回ったジャスティンパレスに勝たれてしまいましが、ここ3走の芝2500m以上のレースの安定感は抜群といえると思います。
暮れの有馬記念で2着しているように、荒れた馬場でも苦にせず走れ、前走のような良馬場でも走れるので、今の馬場に適していると思います。
これはどの馬にもいえることなのですが、京都競馬場でのレースは初めてなので、直線で間に合わない可能性も考えられますが、馬券圏内にくる馬という観点で考えたら、オッズ的にも一番妙味があるのはこの馬だと思っています。
逆転候補の1頭目はタイトルホルダー、長距離戦で圧倒的な勝ち方ができるのはスタミナが豊富な証拠、この馬がハナを主張するれば、誰も競り掛けて来ないと思うし、馬場状態が重馬場までいけばこの馬を本命馬にする予定でした。
もう1頭はブレークアップ、前走の阪神大賞典ではハンデ58キロを背負いながらも3着と好走、残り200mから伸びていたことからもスタミナ面での不安はなく、先行力があるのは京都競馬場向きなので、一発があるならこの馬とみて逆転候補の対抗馬に抜擢しました。