2022/06/26 - データと血統で当てる!うま泉教授の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、ユニコーンステークス[G3]、マーメイドステークス[G3]のレース回顧はこちらをご覧ください。
今週は上半期の総決算、グランプリ宝塚記念が阪神競馬場で行われます。
過去10年の勝ち馬のうち4頭が牝馬、2019年のリスグラシュー、2020年、2021年と連覇したクロノジェネシスと、牝馬にとって相性の良いG1競走です。
今年は3頭の牝馬か出走を予定、実力のある牝馬には要注意です。
10年間のデータをもとに宝塚記念の傾向を探っていきましょう。
今年の宝塚記念、うま泉はこの馬に注目しています!
宝塚記念は年度代表馬の力を信じてこの馬から狙います。
ここでお知らせです!
私、うま泉教授がツイッターを初めました。
今週行われる重賞競走、マーメイドステークス[G3]の予想はツイッターで公開します。
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まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アイアンバローズ | 牡5歳 | 58 | 上村洋行 |
アフリカンゴールド | セ7歳 | 58 | 西園正都 |
アリーヴォ | 牡4歳 | 58 | 杉山晴紀 |
ウインマリリン | 牝5歳 | 56 | 手塚貴久 |
エフフォーリア | 牡4歳 | 58 | 鹿戸雄一 |
オーソリティ | 牡5歳 | 58 | 木村哲也 |
キングオブコージ | 牡6歳 | 58 | 安田翔伍 |
ギベオン | 牡7歳 | 58 | 藤原英昭 |
グロリアムンディ | 牡4歳 | 58 | 大久保龍志 |
サンレイポケット | 牡7歳 | 58 | 高橋義忠 |
ステイフーリッシュ | 牡7歳 | 58 | 矢作芳人 |
タイトルホルダー | 牡4歳 | 58 | 栗田徹 |
ディープボンド | 牡5歳 | 58 | 大久保龍志 |
デアリングタクト | 牝5歳 | 56 | 杉山晴紀 |
パンサラッサ | 牡5歳 | 58 | 矢作芳人 |
ヒートオンビート | 牡5歳 | 58 | 友道康夫 |
ヒシイグアス | 牡6歳 | 58 | 堀宜行 |
ポタジェ | 牡5歳 | 58 | 友道康夫 |
マイネルファンロン | 牡7歳 | 58 | 手塚貴久 |
メロディーレーン | 牝6歳 | 56 | 森田直行 |
今週は上半期の総決算、宝塚記念が阪神競馬場の芝2200mで行われます。
昨年は1番人気のクロノジェネシスが4番手から抜け出し、2着以下に2馬身半以上の差を付け快勝しました。
宝塚記念は開催の最終週に行われるイメージですが、今年も昨年と同じように阪神開催は、先週と今週の2週間しか行われません。
今年も高速馬場での宝塚記念となりますので注意が必要です。
過去のデータから宝塚記念の傾向を探っていきましょう。
前走レース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
天皇賞(春) | 4-3-2-30 | 10.3% | 17.9% | 23.1% |
大阪杯 | 2-1-1-10 | 14.3% | 21.4% | 28.6% |
ドバイSC | 1-1-2-6 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
クイーンE2世 | 1-1-0-4 | 16.7% | 33.3% | 33.3% |
鳴尾記念 | 1-3-1-15 | 5.0% | 20.0% | 25.0% |
目黒記念 | 1-0-1-13 | 6.7% | 6.7% | 13.3% |
今回記載しているデータは、過去10年間の宝塚記念のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去10年間に出走した馬の前走レースと成績をまとめたものです。
過去10年のデータを見ると2012年のオルフェーヴル、2013年、2014年のゴールドシップ、そして2018年のミッキーロケットと、前走、天皇賞(春)を使っていた馬が4頭勝って、複勝率をみても23.1%と高い数値を残しています。
ただパーセンテージをみると大阪杯組も負けておらず、複勝率では28.6%と春の天皇賞組を上回ります。
春の天皇賞組は距離が1000mと一気に縮まるので、その時の着順を鵜呑みにしないで、中距離の競馬に対応できる馬なのか検討する必要があると思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 3-2-1-4 | 30.0% | 50.0% | 60.0% |
2番人気 | 2-1-2-5 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
3番人気 | 2-0-0-8 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
4番人気 | 0-0-1-9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
5番人気 | 0-2-0-8 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
6番~9番人気 | 3-3-3-31 | 7.5% | 15.0% | 22.5% |
10番人気以下 | 0-2-3-47 | 0.0% | 4.1% | 10.2% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。
勝ち馬をみると3番人気までチャンスがありそうですが、複勝率で判断すると1、2番人気以外は横一線という感じです。
うま泉が注目しているのは6番人気~9番人気の伏兵馬で、複勝率が22.5%と3番人気~5番人気を上回る成績を残しています。
10番人気以下の馬も勝ち負けは厳しそうですが、複勝率は10.2%と高い数値を残しているので、2着、3着の馬は穴馬を積極的に狙ってみても良いと思います。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 3-1-6-29 | 7.7% | 10.3% | 25.6% |
5歳 | 7-5-4-36 | 13.5% | 23.1% | 30.8% |
6歳 | 0-3-0-24 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
7歳以上 | 0-1-0-22 | 0.0% | 4.3% | 4.3% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の年齢と成績をまとめたものです。
過去10年の勝ち馬は4歳馬と5歳馬で、宝塚記念は若い世代が活躍するG1競走と考えて良いと思います。
その中でも5歳馬は抜けいて、4歳馬で勝ったのは連覇したゴールドシップとクロノジェネシス、それと3冠馬のオルフェーヴルの3頭だけです。
4歳馬で勝つ馬は並みのG1馬ではないので、4歳馬から狙うなら、その馬の力量を確認しての方が良いと思います。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1-2-2-5 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
先行 | 6-4-3-32 | 13.3% | 22.2% | 28.9% |
差し | 2-2-4-46 | 3.7% | 7.4% | 14.8% |
追い込み | 1-2-1-39 | 2.3% | 7.0% | 9.3% |
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
データをみると逃げ馬・先行馬の強さが目立ちます。
昨年2着のユニコーンライオン、2019年2着のキセキ、3着に残ったキタサンブラックやヴィルシーナも逃げて馬券に絡んでいます。
最近の4年間は、4コーナーで5番手以内の先行馬が勝っており、先行馬の方が差す馬より勝ち負けになりやすいということは覚えておいた方が良いと思います。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ステイゴールド | 3-0-0-12 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
キングカメハメハ | 2-2-0-16 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
ディープインパクト | 1-2-5-25 | 3.0% | 9.1% | 24.2% |
ハーツクライ | 1-1-1-13 | 6.3% | 12.5% | 18.8% |
上記のデータは過去10年間の宝塚記念に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
データをみると瞬発力に優れるディープインパクト産駒よりも、ステイゴール、キングカメハメハといったパワー型の産駒が好成績を残しています。
阪神競馬場は直線が長く、ゴール前に急坂があり、タフなコースとしても知られているので、このような結果になるのかもしれません。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
今年の宝塚記念のポイントの1つとして挙げられるのが馬場状態だと思います。
今年は昨年と同じように、6月19日から阪神開催が2週間だけ行われ、4日目となる日曜日に宝塚記念が行われます。
いつもだと阪神開催の後半に行われるので、馬場が痛みはじめ、パワーのいる阪神コースがさらにパワフルになるといった傾向がみられる。
しかし今年は馬場状態が良いので、過去のデータを参考にするなら、昨年のデータを参考にするのが良いと思います。
昨年は4番手から競馬をしたクロノジェネシスが勝ち、2着にはハナを切って逃げた7番人気のユニコーンライオンが残りました。
また掲示板(5着以内)に名を連ねた馬は、全て5番手以内で競馬をしていた馬で、差した馬の中で最先着したのは6着のミスマンマミーアでした。
昨年は頭数が13頭で、ペースもスローペースに落ち着いたので極端な前残りの競馬になりましたが、今年も先行馬には注意する必要があると思います。
コース形態的に荒れにくいで有名な東京競馬場で、土曜日唯一100万馬券が飛び出して大荒れとなったメイン競走のスレイプニルSをHELPは無料予想で大的中していました♪
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【6/18結果】
複勝 6 ⇒630円 的中!
10人気→9人気→6人気で決着し、3連単の配当が120万円を超える配当となったこのレースを、HELPは単勝オッズ30倍で9人気だったサクラアリュールに注目して、見事複勝馬券を的中!上位人気は総じて馬券外だったから、複勝のオッズではかなりの高配当となる6.3倍の払い戻しをゲットだね♪
サクラアリュールに関しては、正直妙味がありすぎた馬で、直近3戦のうちの2戦が芝で凡走していて、唯一のダート重賞では見どころのない10着だったけど、昨年のこのレースで3着入線していたし、長丁場でこそ持ち味が活きる馬ではあったから、能力を考えれば低すぎる評価だったんだ!
前残りの展開で唯一後方から差し込んできた馬だったから展開が向いていないにもかかわらず勝ちに等しい競馬を披露していて、このメンバーの中では実力上位だったし、それをしっかり見逃さずに推奨しているHELPの予想能力も素晴らしいね♪
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■本命馬⇒エフフォーリア
■穴馬⇒ポタジェ
■対抗馬⇒ディープボンド
◎④エフフォーリア
○⑮ディープボンド
▲①オーソリティ
△⑥タイトルホルダー
△⑧ステイフーリッシュ
△⑩ヒシイグアス
△⑦デアリングタクト
☆⑱ポタジェ
3連単フォーメーション
1着馬:④
2着馬:⑮⑱①⑥
3着馬:⑮⑱①⑥⑧⑩⑦
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:⑮⑱
2着馬:④
3着馬:⑮⑱①⑥⑧⑩⑦
点数:12点
合計点数:36点
エフフォーリアが本命馬です。
今年はスタートから注目の宝塚記念、内枠を引いたタイトルホルダーは、先手を奪って自分のペースで逃げたい所ですが、パンサラッサが譲ってくれるとは思えません。
逆にパンサラッサも自分のペースでハナを切りたい所ですが、内にタイトルホルダーがいる以上、ハイペース覚悟でハナを切りに行くと思います。
馬場が良いとはいえ、前に行く馬が速くなるのであれば軸馬は差せる馬と考え、エフフォーリアを本命馬にしました。
前走の大阪杯は、初の長距離輸送にプラス6キロの馬体重、522キロは少し重い印象を受けました。
さらにゲートにぶつかるアクシデントあり、精神的にもレースに集中できる状態ではなかったと思います。
今回も阪神競馬場でのレースですが長距離輸送も2回目、初の58キロも500キロ以上ある馬格なら苦にならないと思います。
昨年、天皇賞でコントレイルにグランアレグリア、有馬記念でクロノジェネシスを撃破した力を信じて本命馬にしました。
逆転候補の1番手はディープボンド、昨年の有馬記念はエフフォーリアの2着に敗れましたが、エフフォーリアよりも2キロ重かったことを考えれば、今回は同斤なので逆転する可能性は十分あると思っています。
もう1頭はポタジェ、前走は好位の内で競馬をしましたが、本来は切れるタイプの追い込み馬、前が速くなれば前走の再現があるとみて逆転候補の対抗馬に抜擢しました。
今週は上半期の総決算、宝塚記念が阪神競馬場で行われました。
1番人気に支持されたのは大阪杯で9着と敗れたエフフォーリア、単勝オッズ3.3倍の1番人気でした。
レースは内から好スタートを切ったタイトルホルダーが先手を伺いますが、外からパンサラッサが並びかけ、そのまま先頭に立ち主導権を奪いました。
2番手にはタイトルホルダー、その後ろにアフリカンゴールドとディープボンドが続き、1番人気のエフフォーリアは中団の内で脚を溜めています。
ラップタイムを見ると先行争いが2コーナーまで続き、向こう正面は少し落ち着き、3コーナーからまたペースアップするという厳しい流れでした。
直線に入ると、逃げるパンサラッサを捉えてタイトルホルダーが先頭に立ち、中からヒシイグアスにディープボンド、外からデアリングタクトが伸びてきます。
1番人気のエフフォーリアはその後ろから追いかけますが、なかなか前と差が縮まりません。
残り200mでタイトルホルダーが抜け出し、ヒシイグアスとデアリングタクトた差を詰めますが、その差は縮まらず、2番人気の6番タイトルホルダーが第63回の宝塚記念を制しました。
2着には5番人気のヒシイグアス、3着には追い込んだ4番人気のデアリングタクトが入り、三連単は万馬券での決着となりました。
うま泉が本命馬にしたエフフォーリアは6着、状態は悪くなかったと思いますが、消耗戦のようなレース展開になってしまったので、直線で伸びていましたが前との差が詰まるほどではありませんでした。
昨年勝ったクロノジェネシスは上り34秒4の末脚でしたが今年のタイトルホルダーは36秒1、起伏の激しいラップだったので、道中で動いた馬はみな直線で一杯になり、直線まで脚を溜めていた馬が伸びる、そんな宝塚記念だった思います。
ここでお知らせです!
うま泉教授はツイッターを公開しています。
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週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
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