2022/12/04 - 過去の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ！過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、ジャパンカップ[G1]、京阪杯[G3]、京都2歳ステークス[G3]のレース回顧はこちらをご覧ください。
今週は秋のダート王決定戦、チャンピオンズカップ[G1]が中京競馬場のダート1800ｍで行われます。
ダートのG1競走は芝のレースと違って、トライアル競走が交流重賞や地方の重賞競走だったりもするので、横の比較が難しく予想をするのが難解なレースといえます。
過去10年間のデータをもとにチャンピオンズカップの傾向を探っていきましょう。
今年のチャンピオンズカップ、うま泉はこの馬に注目しています！
うま泉教授のチャンピオンズカップ、中央の軽いダートならこの馬から狙います。
ここでお知らせです！
私、うま泉教授がツイッターを初めました。
今週行われる重賞競走、ステイヤーズステークス[G2]、チャレンジカップ[G3]の予想はツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
知っていると土日競馬が楽しくなるような情報を公開していますので、遊びにきてフォローして貰えると嬉しいです。
ブログとツイッターを併用して頂ければ、土日の競馬が今以上に面白くなると思いますので、うま泉教授のツイッター、よろしくお願いします。
まずは出走表から、見ていきましょう。
| 馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
|---|---|---|---|
| オーヴェルニュ | 牡6歳 | 57 | 西村真幸 |
| クラウンプライド | 牡3歳 | 56 | 新谷功一 |
| グロリアムンディ | 牡4歳 | 57 | 大久保龍志 |
| ケイアイパープル | 牡6歳 | 57 | 村山明 |
| サクラアリュール | 牡7歳 | 57 | 村山明 |
| サンライズノヴァ | 牡8歳 | 57 | 音無秀孝 |
| サンライズホープ | 牡5歳 | 57 | 羽月友彦 |
| シャマル | 牡4歳 | 57 | 松下武士 |
| ジュンライトボルト | 牡5歳 | 57 | 友道康夫 |
| スマッシングハーツ | 牡6歳 | 57 | 新谷功一 |
| タガノビューティー | 牡5歳 | 57 | 西園正都 |
| テーオーケインズ | 牡5歳 | 57 | 高柳大輔 |
| ノットゥルノ | 牡3歳 | 56 | 音無秀孝 |
| ハピ | 牡3歳 | 56 | 大久保龍志 |
| バーデンヴァイラー | 牡4歳 | 57 | 斉藤崇史 |
| ラーゴム | 牡4歳 | 57 | 斉藤崇史 |
| レッドガラン | 牡7歳 | 57 | 安田隆行 |
| レッドソルダード | セ4歳 | 57 | 奥村豊 |
昨年は1番人気のテーオーケインズが、好位の5番手からメンバー最速の末脚を使い、2着以下に6馬身以上をつける圧勝劇でした。
今年も昨年と同じようにJCBクラシック[Jan1]をステップに、チャンピオンズカップ[G1]連覇を狙っています。
今年も圧勝劇となるのか、それとも新たなダート王が現れるのか注目のG1競走です。
過去のデータからチャンピオンズカップの傾向を探っていきたいと思います。
| 人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 2-3-0-3 | 25.0% | 62.5% | 62.5% |
| 2番人気 | 2-0-0-6 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
| 3番人気 | 0-3-3-2 | 0.0% | 37.5% | 75.0% |
| 4番人気 | 1-0-0-7 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
| 5番人気 | 0-0-1-7 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
| 6番～9番人気 | 2-2-1-27 | 6.3% | 12.5% | 15.6% |
| 10番人気以下 | 1-0-3-49 | 1.9% | 1.9% | 7.5% |
今回記載しているデータは、過去8年間のチャンピオンズカップ[G1]のデータを元に作成しています。
上記のデータは過去8年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。
中京競馬場で行われた過去8年間、1番人気は2勝2着3回と連対率も62.5%と非常に高い数値を残しています。
ただ上位人気が強いという訳ではなく1番人気だけが抜けた強さを示しており、2番人気以下となると、どの人気も勝率が良いと複勝率が悪かったり、複勝率が良いと勝率が悪かったりと不安の残る数値になっています。
軸馬を選ぶなら1番人気が良いと思いますが、逆をいえば伏兵の台頭も十分期待できるG1競走ということがいえると思います。
| 年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 3歳 | 2-1-0-10 | 15.4% | 23.1% | 23.1% |
| 4歳 | 2-0-1-27 | 6.7% | 6.7% | 10.0% |
| 5歳 | 2-2-3-20 | 7.4% | 14.8% | 25.9% |
| 6歳 | 2-4-2-20 | 7.1% | 21.4% | 28.6% |
| 7歳 | 0-1-2-24 | 0.0% | 3.7% | 11.1% |
上記のデータは過去8年間に出走した馬の年齢と成績をまとめたものです。
複勝率を見てみると、1番良い数値を残しているが6歳馬の28.6%で、これに続くのが5歳馬の25.9%です。
勢いのある若い世代よりも完成された5歳馬、6歳馬の方が馬券に絡みやすいということがいえると思います。
逆に勝率に注目すると、1番良い成績を残しているのが3歳馬で、過去8年間で2頭の勝ち馬を出しています。
安定感を買うのであれば古馬を狙うのが良いと思いますが、ダート界を背負えるようなら3歳馬がいれば、成長力を買って狙ってみるのも良いと思います。
| 脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 0-0-2-6 | 0.0% | 0.0% | 25.0% |
| 先行 | 4-4-7-23 | 10.5% | 21.1% | 39.5% |
| 差し | 2-1-0-35 | 5.3% | 7.9% | 7.9% |
| 追い込み | 2-3-1-37 | 4.7% | 11.6% | 14.0% |
上記のデータは過去8年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ（1番手）、先行（2番手～5番手）、差し（6番手～10番手）、追い込み（11番手以下）と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
かつての中京競馬場は、ローカル競馬場らしいスピード重視の競馬場でしたが、2012年にリニューアルオープンした中京競馬場は、直線の入り口から坂ができたことでスタミナも必要とされる競馬場になりました。
しかし過去8年間の勝ち馬のうち4頭が先行馬、複勝率も39.5%と非常に高く、チャンピオンズカップに関していえば、先行力は大きな武器になると思います。
| 種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ゴールドアリュール | 2-2-1-12 | 11.8% | 23.5% | 29.4% |
| キングカメハメハ | 2-1-0-9 | 16.7% | 25.0% | 25.0% |
| フレンチデピュティ | 1-0-1-1 | 33.3% | 33.3% | 66.7% |
| ケイホーム | 0-0-2-1 | 0.0% | 0.0% | 66.7% |
上記のデータは過去8年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
うま泉がチャンピオンズカップで注目しているのは、ゴールドアリュール産駒です。
芝のディープインパクトと産駒に匹敵するほど、ダートでは産駒が好成績を残しており、2013年のゴールドドリーム、2019年のクリソベリルと過去8年間で2頭の勝ち馬を輩出しています。
ゴールドドリームやクリソベリルは、その時代の最強といわれるダート馬で、ゴールドアリュール産駒は、そういった大物を輩出する傾向があるので注意が必要です。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
中京競馬場は2013年にリニューアルオープンして、今のようならパワフルなコースに生まれ変わりました。
翌年の2014年からチャンピオンズカップ[G1]が中京競馬場で行われるようになり、今年で9年目を迎えます。
中京競馬場で行われるG1競走は、春に行われる芝の短距離G1、高松宮記念[G1]と秋に行われるチャンピオンズカップ[G1]の2レースだけです。
当然、中京巧者の馬にとっては年に一度の大勝負、気合の入る一戦となるので注意したいと思います。
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■本命馬⇒テイオーケインズ
■穴馬⇒ハピ
■対抗馬⇒グロリアムンディ
◎⑫テイオーケインズ
○①グロリアムンディ
▲⑨ノットゥルノ
△⑤ジュンライトボルト
△⑩クラウンプライド
△④スマッシングハーツ
△②サンライズホープ
☆③ハピ
◆3連複フォーメーション
1着馬：⑫
2着馬：①③
3着馬：①③⑨⑤⑩④②
合計点数：11点
◆3連単フォーメーション
1着馬：⑫
2着馬：①③⑨⑤
3着馬：①③⑨⑤⑩④②
点数：24点
3連単フォーメーション
1着馬：①③
2着馬：⑫
3着馬：①③⑨⑤⑩④②
点数：12点
合計点数：36点
本命馬はテーオーケインズです。
昨年はJBCクラシック4着から参戦し、2着以下に6馬身以上の差をつけての快勝、テーオーケインズの時代がきたと思わせるほどの強さでした。
今年も昨年と同じローテーションで参戦、前走のJCBクラシックを勝っていることからも調子の良さが伺え、昨年と同じ力が出せる状態に仕上がっていると思います。
テーオーケインズが重賞競走で馬券圏外になったのは、大井の東京大賞典（6着）、金沢のJBCクラシック（4着）、サウジアラビアのサウジカップ（8着）、大井の帝王賞（4着）の4レース、地方競馬や外国の深いダートで負けており、スピードを要する中央の軽いダートなら、信頼度が増すことは間違いないと思っています。
少しスタートに難のある馬ですが枠順は6枠12番、後入れの偶数番に被されない外枠なら、いつも通りの力が出せれば今年も勝ち負けになるとみて本命馬にしました。
逆転候補を挙げるならダートで底をみせいない馬を狙いたいと思っています。
1頭目は絶好枠を引いたグロリアムンディ、ダート路線に変更し4連勝でオープン入り、前走の宝塚記念は記念出走と考えれば本気で勝ちに来るのはこのレース、鞍上にムーアを配したのも好材料、ジャパンカップのように内々を上手く突ければ逆転まであると思っています。
もう1頭も大久保龍志厩舎のハピ、こちらは3歳の新鋭、2走前のシリウスステークスでは内を上手く突いての2着、人気馬が勝ちを意識して早めに仕掛けるようなら、一発あるとみて逆転候補に抜擢しました。
レース終了後に更新する予定。
