2022/09/21 - 過去の【本命・対抗馬予想】
こんにちわ、うま泉です。重賞競走をいろいろな角度から紐解く、うま泉教授の知っておきたい競馬のツボ!過去のデータを中心に、予想する上で必ず押さえておきたいポイントを、分かりやすく解説。また競馬予想サイトの無料情報を元にした予想も、紹介していきたいと考えています。
目次
先週の重賞競走、ローズステークス[G2]、セントライト記念[G2]のレース回顧はこちらをご覧ください。
次週は中山の最終週、待ちに待った秋のG1シリーズが開幕、中山の芝1200mを使った電撃6ハロン戦、スプリンターズステークス[G1]で行われます。
その前に今週は古馬のG1競走へのステップレースとなるオールカマー[G2]が行われます。
特に牝馬は2015年にオールカマーをステップにエリザベス女王杯[G1]を制したマリアライトの年から、有力馬がオールカマーを使うようになり、今年も三冠牝馬のデアリングタクトが参戦します。
各馬がどのような思惑を持ってトライアル競走に臨むのか、今後のG1競走を占う上でも重要な1戦になると思うので注目です。
10年間のデータをもとにオールカマーの傾向を探っていきましょう。
ここでお知らせです!
私、うま泉教授がツイッターを初めました。
今週行われる重賞競走、神戸新聞杯[G2]の予想はツイッターで公開します。
週末の競馬予想に役立つ調教情報、気になる新馬や未勝利戦の情報もツイートしています。
知っていると土日競馬が楽しくなるような情報を公開していますので、遊びにきてフォローして貰えると嬉しいです。
ブログとツイッターを併用して頂ければ、土日の競馬が今以上に面白くなると思いますので、うま泉教授のツイッター、よろしくお願いします。
まずは出走表から、見ていきましょう。
馬名 | 性齢 | 負担重量 | 厩舎 |
---|---|---|---|
アドマイヤアルバ | セ7歳 | 56 | 堀内岳志 |
ウインキートス | 牝5歳 | 54 | 宗像義忠 |
ヴェルトライゼンデ | 牡5歳 | 56 | 池江泰寿 |
キングオブドラゴン | 牡5歳 | 56 | 矢作芳人 |
クリスタルブラック | 牡5歳 | 56 | 高野文雅 |
クレッシェンドラヴ | 牡8歳 | 56 | 林徹 |
ジェラルディーナ | 牝4歳 | 54 | 斉藤崇史 |
ソーヴァリアント | 牡4歳 | 56 | 大竹正博 |
テーオーロイヤル | 牡4歳 | 56 | 岡田稲男 |
デアリングタクト | 牝5歳 | 54 | 杉山晴紀 |
バビット | 牡5歳 | 56 | 浜田多美雄 |
フライライクバード | 牡5歳 | 56 | 友道康夫 |
ロバートソンキー | 牡5歳 | 56 | 林徹 |
昨年は16頭立てで行われ、1枠1番ウインマリリンが制し、2着にも1枠2番のウインキートスが入り、白い帽子が1、2着となりました。
昨年は16頭立てでもペースが速くならず、1000m通過が1分0秒7のスローペースでした。
今年は登録の時点で13頭、中山の芝コースはスタミナが問われるタフなコースですが、オールカマーも先行馬には注意したいと思います。
過去のデータからオールカマーの傾向を探っていきたいと思います。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 2-2-1-5 | 20.0% | 40.0% | 50.0% |
2番人気 | 3-2-1-4 | 30.0% | 50.0% | 60.0% |
3番人気 | 1-3-3-3 | 10.0% | 40.0% | 70.0% |
4番人気 | 1-1-0-8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
5番人気 | 2-1-0-7 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
6番~9番人気 | 1-1-4-34 | 5.0% | 12.5% | 17.5% |
10番人気以下 | 0-0-1-50 | 0.0% | 0.0% | 2.0% |
今回記載しているデータは、過去10年間のオールカマーのデータ(2014年は新潟競馬場で開催を含む)を元に作成しています。
上記のデータは過去10年間に出走した馬の人気と成績をまとめたものです。
データをみると5番人気に以内の馬が馬券圏内に好走しやすく、その中でも1番人気~3番人気の馬は複勝率が50%を超えており、上位人気が強い重賞レースということがいえると思います。
素直に上位人気馬を中心に買うのも1つの手ですが、高配当を狙うのであれば、人気薄の馬を狙うよりは、4番人気、5番人気の頭から買う馬券(馬単、三連単)、または上位人気馬の裏返しなどが、馬券的にも高配当に繋がるような気がします。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 4-5-3-14 | 15.4% | 34.6% | 46.2% |
5歳 | 5-3-5-36 | 10.2% | 16.3% | 26,5% |
6歳 | 1-2-1-28 | 3.1% | 9.4% | 12.5% |
7歳以上 | 0-0-1-33 | 0.0% | 0.0% | 2.9% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の年齢と成績をまとめたものです。
過去10年間で馬券圏内に好走している馬は、5歳馬が半数に近い13頭好走しており、これに続くのが4歳馬の12頭となります。
しかしパーセンテージでみると、連対率では4歳馬(34.6%)の方が5歳馬(16.3%)と2倍以上の数値を残しており、複勝率でも大きく上回っています。
昨年は1着ウインマリリン、2着ウインキートスは共に4歳牝馬、今年も4歳馬が中心のレースになるような気がします。
脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 1-1-0-8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
先行 | 5-7-7-34 | 8.5% | 10.6% | 14.9% |
差し | 4-2-3-31 | 3.8% | 7.7% | 19.2% |
追い込み | 0-0-0-37 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の脚質と成績をまとめたものです。
脚質は4コーナーの位置で決めており、逃げ(1番手)、先行(2番手~5番手)、差し(6番手~10番手)、追い込み(11番手以下)と定め、4コーナーの位置取りから最終的にどのような結果になったのかをまとめたものです。
秋の中山競馬は今週で3週目、先週の雨の影響もあり、そろそろ外の差し馬が伸びてきそうな感じがしますが、データを見る限りでは先行馬優位の傾向は変わらない感じがします。
データを見て気づくと思いますが、過去10年間で4コーナーで10番手以下にいた追い込み馬は、1頭も馬券圏内に好走していません。
末脚が鋭い馬でも追い込み一辺倒では厳しいということが、データから見て取れると思います。
逆に逃げ馬も目標にされてしまうのか、先行馬が優位の割には思ったほど好成績ではありません。
先行馬なら2、3番手、差し馬なら中団で折り合えるような馬が好走しやすいということがいえると思います。
種牡馬 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 2-5-2-15 | 8.3% | 29.2% | 37.5% |
ステイゴールド | 2-0-2-18 | 9.1% | 9.1% | 18.2% |
ハーツクライ | 0-2-1-8 | 0.0% | 18.2% | 27.3% |
上記のデータは過去10年間に出走した馬の種牡馬の成績をまとめたものです。
勝ち負けを問われると少し不安もありますが、馬券圏内ということであれば、ディープインパクト産駒の安定感は信頼がおけます。
うま泉が注目してるのはハーツクライ産駒、現役のディープインパクトに初めて土をつけた馬です。
ハーツクライ産駒の特徴は粘り強さと勝負根性、ゴール前の接戦に強く、産駒も勝負根性に優れた馬が多いので、中長距離の消耗戦では力を発揮します。
有馬記念[G1]は中山の芝2500m、オールカマーは芝2200mですが、同じ中山コースということもあり、一発狙うならハーツクライ産駒が面白いと思っています。
本日はうま泉がお勧めする注目馬を紹介します。人気馬から穴馬まで、展開を左右する馬や高配当の立役者となる馬など、レースのカギを握る馬を紹介していこうと思います。
今年は13頭立てとなりそうなオールカマー、是が非でも逃げたいバビットに対し、行く馬がいないなら逃げたいキングオブドラゴンという先行争になりそうです。
先行馬は比較的揃っていますが、バビットに競り掛けてまで逃げようとは思わないと思うんで、逃げるバビットとよりも2番手、3番手の馬がどのくらいのペースで走るのかが、ペースを見切る大きなポイントになりそうです。
3コーナーから強気に捲りに行くような馬がいなければ、ペースは平均で流れ、直線は瞬発力勝負になってくるような感じで考えています。
ある程度、前々で競馬ができて、速い上りのできる馬には要注意です。
ウマ生活が無料予想として公開していたローズSの3連単予想が万馬券で的中していました♪
ウマ生活(https://www.saikyo-keiba.net/)
【9/18結果】
3連単 8-6-9 ⇒17,780円 的中!
中京の2000mという舞台で本命にしているのがアートハウスで、もう1頭軸で予想しているのがセントカメリアなんだけど、能力通りに推奨出来ている完璧な予想だと思います♪
うま吉はエグランタインを本命としていて、残念ながら3着だったけど、追走に苦労していた分終いに止まってしまったとはいえ、勝ったアートハウスも折り合いを欠く場面があったし、後ろから迫ってきたらまた伸びていたからね!着差以上に完勝といえるものだったし、強い馬を素直に評価出来ているのは素晴らしいことだと思います!
セントカメリアは惨敗してしまったけど、位置取りが悪くなってしまったからキレる脚を使えないこの馬にとっては致命的なもの…この舞台は抜群に合うし、前付け出来ていたら圏内争いは濃厚だったと思います♪エグランタインを3着で組み込んでいるのも文句のつけようがないね!
無料予想サイトって重賞とかは特にそうなんだけど、人気になっている馬ばかりを軸に推奨したりするところも多い中で、ウマ生活の予想は本命は人気馬だけど実は実力をしっかり精査出来ているからうま吉も胸を張ってオススメできる予想サイトだよ♪
■本命馬⇒ソーヴァリアント
■穴馬⇒ジェラルディーナ
■対抗馬⇒ヴェルトライゼンデ
◎④ソーヴァリアント
○⑤ヴェルトライゼンデ
▲⑧デアリングタクト
△⑩テーオーロイヤル
△⑪キングオブドラゴン
△①ロバートソンキー
△③ウインキートス
☆②ジェラルディーナ
3連単フォーメーション
1着馬:④
2着馬:⑤⑧②⑩
3着馬:⑤⑧②⑩⑪①③
点数:24点
3連単フォーメーション
1着馬:⑤⑧
2着馬:④
3着馬:⑤⑧②⑩⑪①③
点数:12点
合計点数:36点
ソーヴァリアントが本命馬です。
復調気配の見えてきデアリングタクト、流れに乗って末脚勝負ならアッサリ勝っても不思議はないが、自分から勝ちに行く競馬で勝てるかどうか、まだ本来の走りに比べると8割程度なので、今回は逆転候補の対抗馬にしました。
本命馬はソーヴァリアント、重賞1勝の上り馬ですが前走のチャレンジカップ[G3]の内容が良く、2番手から直線で先頭に立つと持ったまだで抜け出し、そのまま後続に3馬身半の差を付け快勝しました。
2番手からメンバー最速の末脚(33秒9)を使ったのも評価でますが、今年の夏競馬でも馬券に絡んでいたヒートオンビート(七夕賞2着)、スカーフェイス(函館記念3着)、マイネルウィルトス(函館記念2着)を子供扱いしたのだから、持っているポテンシャルはG1級といっても過言ではないと思います。
今回は休み明けになりますが、前週、当週と美浦のウッドコースで好時計をマークしており、仕上がりも良いので期待できると思います。
また今鞍上に川田騎手を起用していることからも、陣営の意気込みも感じられるので、まだまだ上が目指せるという点でソーヴァリアントを本命馬にしました。
もう1頭の逆転候補はヴェルトライゼンデ、ホープフルステークス[G1]で2着、日本ダービー[G3]で3着と、クラッシック路線でも活躍してきた実力馬、特にスタミナを要する力のいる馬場が得意で、中山の実績を含めこの馬も逆転候補の対抗馬にしました。
レース終了後に更新する予定。